東方明輝伝〜第一部〜   作:超奏

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更新遅れました☆(^q^)

すみません!

あと今回で序章は終わりになります

では本編どうぞ!!!


第5話 もういっかい

前回のあらすじ!!!

 

玲君まじでどうしちゃったの………

 

 

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僕は忘れられない。

 

 

 

 

君のその笑顔を。

 

 

 

 

君のあの言葉を。

 

 

 

 

 

君と見たあの景色を。

 

 

 

 

あの約束を。

 

 

 

 

 

………最期が想像に難くない兄貴や…他の皆とはまた違う。

 

 

 

 

でも…………

 

 

 

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「どこに行くの?」

 

玲はその声に聞き覚えがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「………もしや…八雲……紫殿ですか?」

 

紫「……そうよ。久しぶりね」

 

 

 

玲「………何故ここに!?」

 

紫「それはこっちの台詞よ」

紫はクスリと笑う。

 

紫「私、これでも今はこの幻想郷の管理人よ。貴方がどうやってここに来たかは大体解るわ。ところで…

 

どこに行くの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲は顔を顰める。

玲「……何処かに………」

 

 

 

紫「場所を言わないのも、貴方らしいわね。

…あの戦いを乗り越えたとはいえ、元の部分は変わってないんだもの」

 

 

 

 

 

 

玲「…嫌なんです」

紫「…大事な人が自分の目の前で殺されるのが?

 

 

 

…その中で自分だけ生き延びてしまったことが?」

 

 

 

玲「…!!!」

 

紫「……私だって同じ思いをしたわ。貴方、私の能力はご存知でしょう?」

 

 

 

玲「…確か、スキマを操る能力でしたよね。もしかしてそれでここに?」

 

 

 

 

紫「…………ええ。生きてここに来た事への罪悪感に何度も何度も苛まされた。

 

 

今だってそう。

 

 

でもね…生きて…生きて生き抜く事って…悪いことじゃない。

 

それに………{あいつ}がまだ倒されていないなら…生き残りの私たちが、率先して守らないといけないわ。

 

 

 

 

ここで出逢えた、大事な人たちの為にも…」

 

 

 

これを聞き、玲は何か思い出したのか俯いて顔を険しくする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「……大事な…人……?そんな人なんて……」

 

 

 

 

紫はふっと優しく笑う。

 

 

 

 

紫「もし…今はそう思えなくてもね…

 

 

 

貴方を必要とする人が…絶対にいることを忘れちゃ駄目よ。

 

その為にも私は、貴方に強くあって欲しい。

 

過去から逃げずに、でも、忘れること無く生きて欲しい。」

 

 

 

 

 

玲「紫殿…」

 

紫「…あ、そうそう。今回の異変の件なんだけど…

 

 

 

 

 

 

 

藍を、宜しくね。」

 

玲「!?紫殿!それは…」

言い終わらない内に、紫はスキマの中に消えた。

 

 

 

玲「………有難う……ございます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢「あ、いたいた!何処に行ったかと思ったら……」

 

玲「……」

 

妖夢「急の事だったから心配したんですよ。さ、帰りましょう。」

妖夢は玲に近づく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

{ギュッ}

妖夢「ふぇ!?いきなりどうしたんですか!?」

玲「もう一度…約束させてくれ…」

妖夢「約束…?」

 

 

彼女はいきなりの事だったので少しあがっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「僕はもう二度と負けない。逃げない。皆やお前を守り抜く為に…」

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢「…玲…さん…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言い終わると玲は妖夢を放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢はかなり顔を赤らめており、うpぬしから見たら凄く可愛らしい表情d(デデーン☆)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※空気を読まないうp主はこの世から消し去られました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「何なんだぁ今のはぁ…?」

 

妖夢「あはは…」

 

 

玲は某超野菜人1を遥かに凌駕する伝説の超野菜人ブロッコリーみたいになっていたw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「ごめんな、いきなり抱いたりして」

 

妖夢「別に構いませんよ。ただ……ちょっと恥ずかしかったです…//」

満更でもなさそうだ。

 

 

玲はそれを見てクスッと笑う。

 

妖夢「笑わないでくださいよ///」

 

 

 

 

しかしそのうち妖夢もつられて笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「さて帰るか!!!」

妖夢「ですね!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢はその時玲の剣が淡く光っていた事に気付いていた。

 

 

 

 

 

温かくて、それでいて闇を切り裂くような輝き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは紛れもない、覚醒の兆し。

 

そしてそれは伝説の始まり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~序章 完 ~

 




祐「遂にあいつも……か

おっと!!!次回予告だぜ!」



次回!!!遂に新章突入!

第6話「第2の冥界異変勃発!?1人の少年と狐と」



あと活動報告も読んでくれると嬉しいです(๑•̀ㅁ•́ฅ✧







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