東方明輝伝〜第一部〜 作:超奏
アスパラガス「ブロリー…一体どうしたと言うんだ…
まさかカカロット…
カカロットの潜在パワーによってブロリーの気がコントロールの壁を乗り越え始めたのいうのか……
もしそうだとしたら、私のこれまでの苦労が………
何もかもおしまいだ」
つぎの日……
カカロト「ベジータ、出かける必要はねぇぞ。
伝説のスーパーサイヤ人はここにいるんだ。
パラガス!ベジータに教えてやれ!
ブロッコリーがそのスーパーサイヤ人だってな!」
ベジータ「あらすじがぁ………」
ブロッコリー「なんで俺達がいるんだぁ…これは東方とドラゴンボールのクロスオーバー……違う………」
ブロッコリー「俺は悪魔だぁ!!!(唐突)」
玲「駆逐してやる」パラガス「滅相もございません」玲「だが断る」
玲「妙符{天下無双の計}」
れいのてからエネルギーはがでた!
パラガス「door!!!???」
パラガスは後ろ回りをした!!!
※あらすじを知りたい人は前回のやつ見てね()
あと今回シリアス回だから(´>ω∂`)☆
前回のあらすじ!!!
妖夢との修行。
見た感じではほぼ互角。
玲の使ったスペル「魔装」とは………
そして彼の思い出す過去が……
ゆかりん「いつもこうすればいいのに」
うpぬし「だが断る」
玲「血祭りに上げてやる」
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{シュウウウウウウ……}
妖夢は何が起こったかが理解出来ていなかった。
確かに妖夢のスペルが直撃したはず…だった。
しかし妖夢の手に刀は握られていなかった。
玲が弾き飛ばしたのである。
右指二本で。
妖夢「………!」
玲に大した変化は見られなかった。
{シュインシュインシュインシュイン...}
玲の体から銀色のオーラが出ていた事を除けば。
先程とは比べ物にならない位に戦闘力が高まっている。
玲「これが僕の本気だ……全力で、来い」
そう言って玲は再び距離をとる。
妖夢も我に返り、再び構え直す。
その時、玲の頭にふと思い出した事があった。
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それは、玲が帝国内で暮らしていたときのこと……
悪ガキ①「悔しかったら殴り返して見ろや、出来損ないが」
悪ガキ②「やっちまおうぜ」
{ガッ!!!バキッ!!!}
玲の鼻から血が出る。
玲「うぅ……」
悪ガキ③「お前の兄貴は凄いのにお前ときたら……呆れた」{グッ}
髪の毛を掴まれる。
玲「………っ」
悪ガキ①「んん~??どうしたのかな~??出来損ない君♡」
そいつは玲をまた殴りつけた。
はずだった。
悪ガキ①「んぎゃぁぁぁぁあっ!!!???」
玲「??????」
拳を抑えて喚く。玲には何か何だか良く分からなかった。
悪ガキ②「こいつ!よくm」
??「こらーーー!!!またあんた達玲を!!!」
悪ガキ③「うげっ、タイミングの悪い時に…おい逃げるぞ!」
悪ガキ三人衆は逃げていった。
もっともそのうちの一人は喚いてばっかりだったが。
??「大丈夫?」
その少女は息を切らしていた。
~シーンチェンジ~
少女と玲は街の壁上に座っていた。
玲「……ごめんな」
??「いいよ。悪いのは玲じゃないんだし」
玲「……やっぱ弱いのが悪いのかなぁ……」
玲はひときわ大きなため息をつく。
??「そんな事無いよ!さっき凄い技使ってたじゃん」
玲「?」
??「私もよく分かんなかったけど、玲が凄く強くなった気がしたんだ、あれは一体……?」
玲「実は僕も良く分からないんだ。兄貴なら何か知ってるかもな」
そう言って玲は立ち上がる。
玲「もしそれが本当だったら、お前も守っていけるかもしれないな……」
??「それでこそ玲だよ。」{ギュッ}
玲は後ろから少女に抱きしめられる。
??「自分に自信を持って。玲。あなたは出来損ないなんかじゃない。少なくとも私はそう思う」
玲「…いつも有難うな。」
僕は………………絶対に負けない。負けられない。
兄貴の足を引っ張らない為にも。
この国を守る為にも。
そして、こいつを守っていく為にも。
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そのはずだったのに
そうしなければならなかったのに
やっぱり僕は出来損ないだった
あの時言ったことは只の自惚れに過ぎなかった
そんな自分が、
大嫌いだ
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オリジナルスペカ()説明
強符「魔装」
実は幻想郷に来る前に自力で会得していた。(さっきの悪ガキ①が玲をもう一度殴った後に喚いていた理由はこれ)
自分の身体を魔力で覆う事で身体能力だけでなく攻撃力・防御力・スピード等が全て倍加出来る。
言っちゃえば戦闘力倍加スペル(界〇拳とか言っちゃいけない)
特徴としては銀色のオーラを帯びる事。
妖夢のスペルを弾いた時は恐らく3倍(界〇拳)
元ネタはマギから。
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~白玉楼~
幽々子「…にしても、玲君って凄いわね。妖夢と互角以上に渡り合うなんて。そう思わない?紫。」
紫「あら、ばれちゃったかしら?」
紫と呼ばれた人物は可笑しそうに笑う。
幽々子「当たり前よ。何年の付き合いだと思ってるの?」
紫「それもそうね。
………………あの子だけでも…生きてて良かった…」
幽々子「…?」
幽々子は事情を汲みかねていた様であった。
紫「まぁその話は置いておくわ。ところで……
藍がここに来てないかしら?」
幽々子「…確か貴方の式だったわね。見かけていないわ。…その式が呼び出した妖怪らしきものならさっき玲君が倒してたけど」
紫「……それは鳥のようなものだった?」
幽々子「そうよ。たしかあれに瘴気がどうとかって言ってたわ。」
紫「………何ですって!?
………………参ったわね…………私でも霊夢でも…………手に負えないかもしれない…………」
幽々子「紫。この異変が彼女の仕業なら、止める方法はあるの?」
紫「一応はね。
……私の経験から言うと、多分その瘴気は負の感情が固まったものね。
最悪の場合、藍が死ぬか………それよりももっと残酷な結末が待ってるわ…」
紫は玲をじっと見つめた。まるで彼の過去を見透かしているかの様に。
紫「………賭けるしか無い」
幽々子「?」
紫「……玲君に…………」
幽々子「………」
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玲「ぐ……くっ……」
妖夢「?」
妖夢は心配そうに玲を見つめる。
玲は、スペルを発動してから何一つ動かず、喋らない。
ただ時折身体が小刻みに震えていた。
妖夢「……玲さん、一体どうしたんで…「止めだ」えっ!?」
玲はスペルを解除する。
玲「……理由は言えない……けど……
………僕はここから出ていくよ」
そう言って、驚く妖夢を後目に玲は、何処かへ歩いて行った。
……玲君何処に行っちゃうんでしょうか………
そして妖夢はどうするのか!?
更にそろそろ第1章が幕を開けるZE☆
紫の言ってたことが後に活きてきます
※弾幕ごっこ?やめちゃったんですよね
次回 「第6話 もういっかい」
次回までゆっくり待っててね!!!