東方明輝伝〜第一部〜 作:超奏
てかパソコン触りてぇ
勉強疲れ(ry)
前回のあらsノヽ⌒*(゚∀。)*⌒ ノヽウェイwwww
玲「復活なんてさせない」
妖夢「しょんぼリーです…」
幽々子「…(気絶している)」
魔理沙「解せぬ」
咲夜「解せぬ」
藍「解せぬ」
霊夢「出オチ感ぱないわね」
鈴琶「強靭☆無敵☆最強ォ☆」
漢「藍との戦闘シーン全カットなんてサイテー」
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玲は、男によって体力を戻してもらい、再び鈴琶に挑みかかっている。
しかし、実力に差がある事は明白だった。
玲「……今まで全力じゃなかったのかよ…この野郎……」
ラッシュを難無く避ける鈴琶に玲は悪態をつく。
鈴琶「……失せろ!」[ズアッ!]
鈴琶は霊気を開放し玲を吹き飛ばした。
鈴琶「俺の邪魔をするなぁ!!!」{連爆「霊機関砲」}
鈴琶は片手を突き出し、機関銃よろしく霊力の弾を連射する。
玲「ぐっ…くそ…動けない…っ」[ガガガガガガ…]
玲は防御一辺倒でなかなか攻めに行けない。
それは、玲の戦闘能力向上の為のスペルに原因がある。
玲「………今動けば……魔装が………」
魔装は、自身の魔力を展開させてあらゆる戦闘能力を倍加させる技。
そのはっきり言ってチート的な能力の裏にデメリットとして、魔装が壊れたりすればたちまち力を喪うことがあった。
風船を想像して頂ければ分かり易いだろう。
今は気を最大限にまで張り詰めて、防御している状態を解いて突撃などしようものなら、魔装は間違いなく壊れ、最悪死に至る。
玲はそれを知っている為、動けない。
しかしこのままでもじわじわと体力が削られていく。
霊夢「博麗の巫女を…舐めないでくれる?改符{夢想封印・改}」
霊夢の声とともに数十個ほどの霊弾が鈴琶に襲いかかり、命中して爆発を起こした。
[ドカーン!!!]
それによって玲は弾幕から開放される。
玲「霊夢!大丈夫なのか!?」
霊夢「ええ。あんなので私がくたばる訳無いでしょう?」
玲「……流石……!」[ザッ]
玲は片膝をつく。蓄積したダメージ量があまりにも多い為だった。
霊夢「貴方こそ…あれだけの弾幕を食らって倒れてないって…なかなか凄いわよ」
玲「…………当たり前だ」
玲は幻想郷に来る前に戦ったあの黒色の化物を思い出す。
あの時よりは幾分倒しやすい相手であると感じていた。
…それでも今は手も足も出ないが。
そうしている内に鈴琶は煙の中から現れる。
鈴琶「……くそっ………!!!」
玲「あいつ……まだまだ余力を残してるな…2人でかかっても微妙だな正直…」
霊夢「…でも…妖夢さえ動いてくれれば………って思ってるでしょ?」
玲「あぁ。(妖夢…どうして動いてくれないんだ……!!!幽々子が危ないっていうのに………)」
そんな感情を胸に、玲は霊夢と共に鈴琶に向かって行った。
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魔理沙「なぁ、こんなので大丈夫か?」
男「…満開にさえさせなければ大丈夫だったはず。だからこれでいいんだ。」
魔理沙と男は蕾を片っ端から墜していく。
咲夜は先程の闘いでかなりのダメージを負ったため休んでいる。
藍と幽々子は並んで寝かされている。
魔理沙「あんた…一体何者なんだ?藍を一撃で倒して…さっきの話からして玲の事を知っているし…それになんであいつにだけ敬語なんだ?」
男「………またおいおい話すよ。今は話すべき時じゃない」
魔理沙「ったく…つれない奴だぜ」
男「(玲君…期待しています。祐様が貴方に渡したあの力に目覚める時を…!もう本当に私の手にも負えなくなりましたからね…)」
その時、真っ黒な光が辺りを覆った。
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私を起こすのは誰?
なんで私の身体があそこにあるの?
どうして死ななきゃいけなかったの?
分からない
分からない
だから私は私を取り戻す
そしたらまたあの日々に戻れるかな
最悪の事態に突入する。
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[ボァァァァァ…………]
玲「!?」
玲はその寒気のする気に振り向く。
そこには、真っ黒な人…いや…子供……いや………
西行寺幽々子がいた。
霊夢「…………玲?」
玲は冷汗を流していた。
霊夢「………玲!!!」
玲「!ごめん…」
霊夢「一体どういう事!?なんで?魔理沙達が蕾を片っ端から落としてたじゃない!!!」
霊夢は真っ青になって叫ぶ。
鈴琶「………!」
張本人の鈴琶ですら、真っ青な顔で攻撃を止めてしまっていた。
それほど迄に、あの少女は恐ろしく見えた。
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男「やはり……膨大な霊力を注がれたのが不味かった…」
魔理沙「おい!なんか西行妖から真っ黒いのがでてきたぞ!あれって……!」
男「……もう1人の西行寺幽々子。恐らく自害する前のだ。」
魔理沙は激しく動揺した。彼女から溢れる邪気に…
魔理沙「……足が……動かない……!!!」
恐怖で足がすくんでしまう。
男「……だがスペルくらいなら撃てる筈だ。絶対に彼女を幽々子本体に触れさせるな!」
魔理沙「……わ…わかったのぜ!」
男は2丁の拳銃を。
魔理沙は全身に伝わって来る恐怖を必死で堪えながら八卦炉を構えた。
男「玲さん!!!霊夢!そいつは後です!まず幽々子本体に彼女が近づかない様にして下さい!」
玲はその声に首を縦に振って答えた。声を出す気力は無かった。
だって。
その少女はかつて戦ったあの小型の化物と酷似していたから。
しかし、彼の持つ短剣は彼の思いとは正反対に激しく輝き始めていた。
妖夢「………また光ってる…」
妖夢はちらりと玲を見て呟いた。
しかし依然として動かなかった。
もう疲れたよパトラッシュ…
男の設定どーしよ…
勉強いやや…(殴)
妖夢「次回![第11話 とある主の憂鬱]」
玲「違う」
次回…_:( _ ́ω`):_
「第11話 最悪の鬼ごっこ!?迫り来るもう一人の幽々子」