東方明輝伝〜第一部〜   作:超奏

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投稿遅れて(ry)

幻想時空伝も早くあげるからオタスケクダサイ!ベジータ王ォ!







玲「本編どーぞ!」


第8話 鈴琶まさかのパワーアップ!?見せろ!全力魔装!

前回のあらすじ

 

遂に玲と鈴琶が(藍をスルーして)激突!

 

玲は序盤、魔装3倍で苦戦する。しかし妖夢に見せなかった5倍にまで倍率を上げ、2連続のスペル発動で形成逆転。

 

あと妖夢が(ry)

 

 

 

 

 

そして玲を追ってきた霊夢・咲夜・魔理沙は玲にスルー('ω' )))≡3ーッされた藍と(半ば押し付けられるように)対峙する。

 

はてさてこの先どうなりますことやら

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現在の戦況

 

玲:魔装状態(5倍)

 

鈴琶:通常状態

 

…鈴琶やや劣勢

 

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幽々子「うぅん…」

 

幽々子が目を覚ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢「あっ!幽々子様!大丈夫ですか!?」

 

幽々子「ええ。妖夢こそ大丈夫?傷だらけよ」

 

妖夢「私は大丈夫です。あの人が助けてくれましたから」

 

 

 

幽々子「…不思議な人ね。ただ優しいだけでなく強いなんて。多分、実力は霊夢と同レベルかそれ以上よ…」

 

 

幽々子は驚きを隠せないといった表情をしている。

 

 

 

 

ふと、妖夢は嬉しそうな顔で幽々子を見た。

妖夢「…幽々子様」

 

幽々子「 何?嬉しそうな顔して」

 

妖夢「昨日、玲さんに……………

 

 

 

…いや、何でもないです」

 

幽々子「そう。(良かったわね…妖夢。)」

 

 

こんな会話を交わす満身創痍の二人であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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鈴琶「く…くそったれめ………まさかこんな奴相手に手間取るとは……」

 

玲「どうする?まだやるか?」

 

 

 

 

 

 

 

玲の魔装を5倍まで引き上げ、戦況は好転した。しかし鈴琶はまだ、戦意を無くしてはいない。

 

 

 

 

鈴琶「…手間取ると言っただけだ。貴様を倒せんとは言ってはいない」

 

玲「じゃあ本気を見せてみろよ。僕もそろそろ本気でやってやる」

 

 

 

 

 

 

 

鈴琶「…ふふふ…生意気な奴だ。では見せてやろう。俺の全力の一撃を!!!」

 

そう言うと鈴琶は空高く飛び、左手を突き出し霊力を溜め始める。尋常ではない膨れ上がり方をする鈴琶に、玲もスペルを準備する。もちろん全力のスペルだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

{ゴゴゴゴゴ…}

 

 

 

不意に、鈴琶はスペルの向きを妖夢や幽々子のところに向ける。

 

 

 

鈴琶「これで貴様は避けられんぞ!避ければ……分かるな?」

 

玲「…チッ」玲は小さく舌打ちをしてスペルの射線上に入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴琶「喰らえ!!!これが俺の霊弾だ!!!」[バッ]

 

鈴琶は特大のエネルギーボールを撃った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ゴォォォォォォ…]

 

 

玲は右手をエネルギーボールに向け、それを左手で支えてスペル宣言をする。

 

玲「光符{シャインブラスター}!!!」[ドッ]

 

 

 

玲も巨大レーザーで迎撃した。

 

 

 

 

幽々子「…!あれ…魔理沙のマスタースパークとほぼ同じか…それ以上!?」

妖夢「(なんて人…あの時はほんの肩慣らし程度だったということなの!?)」

 

 

 

 

 

 

 

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[ゴオオオオオオオオオオ!!!]両者の全力がぶつかり合う。互角だ。

 

玲「なんて奴だ…まだこんな力があったなんて…っぐ」

鈴琶「くそっ!押しきれない!なんなんだあいつは!!!…こうなったら!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴琶は右手を掲げこう叫ぶ。

鈴琶「これならどうだ!!!霊装!!!」[バチバチッ!!!]

 

するとそこら辺に浮かんでいた冥界の魂が鈴琶に集まり、紫色の鎧を形成していく。

周囲にはスパークが走り、変身の強大さを示す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「!!!あいつ…!(まさか、幽々子が言ってたのは…これのことか…これを使う時に霊力の反応が…)

 

………ぐっ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲は予想外の力に少し押される。

 

玲「あれは…僕の魔装とそっくりだ!!!」

 

どうやら魔装と同じく戦闘能力を増大出来るようで、玲自身も驚いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴琶「ふふふ…冥界中の霊力によって俺は更に強くなった!!!このまま一気に行かせて貰うぞ!」[グッ]

 

鈴琶はさらに力を入れ始める。

 

鈴琶「はあああああああああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

玲はかなり後ろまで押される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢「玲さん…玲さん!?」幽々子「大丈夫よ、あの人なら、ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「ぐっ、うう…押さ…れ………」

 

玲は思い出した。

あの頃は強い兄におんぶに抱っこだった。

 

 

 

 

 

 

でも今は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「………………て」

 

 

僕がやらなきゃ。

[ゴゴゴゴゴ…]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「…たまるか!!!!!!」

 

[ドッ!]

 

 

 

 

 

 

玲は特大エネルギーボールを押し返し始める。

 

 

 

 

 

 

そして…

 

 

 

 

玲「…だぁーっ!!!」

 

 

 

 

 

[ギューン!]

エネルギーボールを貫き、それは鈴琶に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[パラパラ…]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲「なんてやつだ…ここまでしないと吹き飛ばせないなんて…」

 

 

 

 

 

 

 

……………やった。僕が、初めて………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢「凄すぎる…あの球を貫くなんて…」

幽々子「……そうね(何か嫌な予感がする)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖夢「(またあの刀が光ってた…あれは一体…?)」

 

 

 

 

 

 

 

戦況

 

玲:魔装状態(フルパワー…およそ8倍)でのスペル{シャインブラスター}

 

鈴琶:霊装状態(強化倍率不明)での特大エネルギーボール

 

 

 

 

 

形勢…?

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霊夢「夢想封印!!!」

魔理沙「マスタースパーク!!!」

咲夜「殺人ドール!!!」

 

 

[ズドーン!!!]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藍「………」[ズバババッ]

藍は無表情で弾幕を撃つ。3人同時のスペルを喰らったあとで。何も無かったように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「……嘘でしょ…あれだけのスペルを食らってまだ…」

 

魔理沙「ピンピンしてやがる。普通ならもうダウンしている筈なのぜ!」

 

咲夜「…痛みを感じないのかしら?それなら納得がいくんだけどね」

 

 

 

霊夢「無駄なおしゃべりをしてる暇があったらスペルを準備して!早く行かないと…」

 

 

魔理沙「ほほう…」

 

霊夢「な、何よ//」

 

魔理沙「いや?何でもないぜ?」

 

 

 

 

この3人は幻想郷内でも有数の実力者だ。

また、藍も然りである。

 

 

こんな会話を交わしながらも弾幕をかわし続けられる辺り、流石である。

 

 

スポポ〇ッチみたく耐久力の高い藍に頭を悩ませる3人であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく撃ち合いが続き、魔理沙が霊夢に頼みごとをする。

 

 

 

 

 

 

魔理沙「くっそ…このままじゃ埒が明かないぜ!霊夢!!!先に行ってくれ!!!私が足止めするから!」

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「…任せたわよ」[ギュン]

 

霊夢は魔理沙の提案を呑み、先…白玉楼を目指す。

 

 

 

 

咲夜「何か作戦があるの?魔理沙」

 

 

 

 

魔理沙「あぁ。まずは…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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?「ほらな。やっぱりあいつはそのままでも充分強いんだ。

…俺の居た世界がちょっと異常だったんだよ。」

 

??「…まだ終わっていませんよ。鈴琶もそうだし、そもそも紫の式神がまだ…」

 

?「解ってる。それにまだ…………………………一番の脅威となりうる西行妖が。」

 

??「先だっての異変のやつですよね。

 

 

 

 

…恐らく彼は冥界に送られてそこで、西行妖の妖気で復活してしまったんでしょう…」

その男性は顔を伏せる。

 

 

 

 

 

?「だが玲の真の実力はあれを遥かに上回るんだ。別に心配しなくてもいい。

 

 

…そうだ、お前は冥界に行け。」

 

 

 

 

??「はぁ、何故…?」

 

?「理由は3つ。一つは万が一の為。二つ目は紅魔館周辺に不審な気らしきものを感じた。三つ目は戦況は事の他良いので居なくても大丈夫という事だ。」

その青年は早口でまくし立てた。

 

 

 

??「1と2はまぁ良いとして、3は酷くないですか?…ほんとに貴方は人遣いが荒いですねぇ」

男性はやれやれといった表情で首を振る。

 

 

 

?「ていう訳だ。因みにこれは命令だからな。頼むぞ。」

 

??「分かりました。…紅魔館で何があったんですか?」

 

?「分からん。だから、お前にはしばらく幻想郷に居てもらう」

 

??「なるほど、調査をしろという訳ですね。了解です。貴方もこれが終わったら来られますか?」

 

 

 

 

それを聞いて青年は顔を暗くして静かに言う。

?「…俺は自分の仕事をしているよ。それに今は彼奴にも会いたくないしな。」

 

??「お会いになられたら宜しいではないですか…?その方が玲君もきっと喜びますよ。」

 

?「いや、今彼奴に無駄に気を動転させるような事はしたくないんだ。」

 

??「まぁ確かに今お会いになっても玲君は混乱するでしょうね。分かりました。では…」

男性は手元の拳銃を腰に差して出発の準備をする。

 

 

 

 

?「あと…紫や幽々子達にも宜しくな。」

 

 

 

 

それを聞いて男性はニコリと微笑み、

??「では、行ってきます。」

とだけ言い、テントから出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??「御島 慶喜 (みしま よしのぶ)ねぇ…可哀想な奴だったよなぁ…」

男性が飛び立っていくのを見送ったあと、青年はしみじみと呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




鈴琶の過去編も出来たら書きたい…

でも記憶喪失だからなー

…はい!玲君が鈴琶を吹っ飛ばして勝利しましたね!(白目)
あと1~2話位でこの章自体は終わる…








と思っていたのか?次連戦で戦うのは春雪異変でたまに見かけるあいつですw


では次回!!「第9話 幽々子危うし!?西行妖の復活を阻止せよ!」


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