SAO <少年が歩く道>   作:もう何も辛くない

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ボス戦に入れませんでした。(汗)










第12話 直前会議

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第二層到達から六日。第一層突破にかかった二週間という期間に比べると、異様にすら思えるほどのスピード。だがキリト曰くベータテストでは三日で突破したというのだからこれでも遅いのだろう。

 

ケイのパーティーを含めて四十六人。フルレイドには二人達していないが、これまた第一層と比べると十分マシな数字といえるのではないだろうか。今、彼らは第二層のボス部屋の前にいる。そう、今日は第二層フロアボス討伐戦が行われる日なのだ。

 

 

「皆、注目してくれ!ギルド<ドラゴンナイツ>リーダーのリンドだ!一番最初にボス部屋に到達したパーティーの代表として、俺が第二層フロアボス討伐レイドのリーダーを務める事になった!よろしくな!」

 

 

ドラゴンナイツのリーダー、リンドがボス部屋の扉前に立ち、爽やかなポーズをとりながら演説をしている。している、のだが…、如何せんディアベルの時のような爽やかさが感じられない。本人はディアベルの様にと努力しているのだろうが、ドラゴンナイツと並ぶ勢力を持つアインクラッド解放軍との争い様と普段の戦闘指揮を見ていると、どうもディアベルには及んでいないように感じる。

 

指揮官の能力というのは、多かれ少なかれ他プレイヤーにも影響する。そして、懸念はそれだけではなかった。

 

 

「なーにがギルド<ドラゴンナイツ>や。ギルドなんてまだ結成できひんやろ。それもたかだか三時間早く着いただけで偉そうに…」

 

 

「先に着いた方が討伐戦の指揮を執る。そういう約束だったろ?」

 

 

リンドに眼を飛ばしながら詰め寄るキバオウ。そしてそんなキバオウを見下ろし、どや顔を披露しながら言い返すリンド。もう一つの懸念というのは、二大勢力の代表であるこの二人の不仲だ。

 

討伐戦の最中、何らかの方針の違いで二人がすれ違わなければいいが、という懸念をケイは持っていた。

 

それと…、本当に、本当に下らない事ではあるのだが…もう一つ、小さな懸念がある。

 

 

「よぉ、やはりあんた達も来ていたんだな」

 

 

「あ…、エギルさん、だっけか。第一層のボス戦以来だな」

 

 

「あーさんなんて付けなくていいさ。エギルって呼び捨てにしてやってくれ」

 

 

ケイが隣に立つ懸念の正体を横目で見遣った直後、背後から話しかけてくる人影が覗く。振り返ると、そこには笑みを浮かべた巨大な背丈を誇る人物。そう、エギルが声を掛けてきた。

ケイ達を代表して、キリトが一歩前に出てエギルと会話を始める。

 

 

「…おい、何かあそこの二人、ぎすぎすしてないカ?」

 

 

「…まぁ、ちょっと…色々あってな」

 

 

キリトとエギルが、こちらを…アスナを横目で見るケイとケイからそっぽを向いて拗ねているように見えるアスナの二人を見遣って苦笑を浮かべる。

 

そう、このケイとアスナの状態が、ケイの最後の懸念だ。ケイとアスナがこんな風になってしまったのは、理由がある。

 

 

「えっと…、お二人さん、そろそろ仲直りしたら…」

 

 

「仲直り?別に喧嘩なんてしてないわよ。『たまたま』、『一時的に』、『仕方なく』組んでるコンビが喧嘩なんてできるほど仲良いはずがないでしょ?」

 

 

「…」

 

 

ケイとアスナの仲を取り成そうとするキリトの言葉に、アスナがそっぽを向いたまま、冷たい声質で返事を返す。そしてそんなアスナの声を聞いて、ケイは両目を閉じ、口を半開きにさせて苦笑を浮かべる。

 

そして、ケイは一昨日…強化詐欺の真相を暴いた次の日の事を思い返す。

 

あれは、ケイのパーティーとアルゴ、そしてネズハと一緒にある場所へと向かっていた時のことだった。そのある場所とは、とあるエクストラスキルを入手するためのクエストを受けられる場所。

 

そう、その場所にネズハを連れて行ったということは、ネズハは鍛冶スキルを捨てる覚悟を決め、チャクラムを使って勇者として戦う決意を固めたのだ。

 

そのネズハが習得しなければならないエクストラスキルを得るために必要なクエストを受けに、ケイ達は移動していたのだが…その最中、ネズハの口から出てきた問いかけが、ケイとアスナの間に微妙な空気が流れるきっかけとなってしまった。

 

 

『ケイさん、アスナさんとはいつからお付き合いされているのですか?』

 

 

目を丸くしてケイはネズハへと振り返り、アスナは顔を真っ赤にして振り返ったと同時に、『付き合ってませんっ!』と即座に否定する。キリトは苦笑を浮かべ、アルゴがニハハハと爆笑する中、ネズハはさらにこう言い放った。

 

 

『え、でも…。お二人はよく一緒に行動されてる場が目撃されてますし、攻略組の中ではお二人が付き合っているというのは常識になってるんですけど…』

 

 

アスナは色々と驚きすぎたのか、何も言うことができず。しかしここで何も言い返さないというのはそれが事実だと認めるという事になってしまう。ケイは慌てて口を開き、こう言って否定したのだ。

 

 

『それは…、えと、あれだ!たまたま!一時的に!仕方なく組んでるだけであって…』

 

 

この言葉が、微妙な空気を流す決定的な分岐となるものとなってしまった。

 

 

『へぇ』

 

 

『!?』

 

 

言い訳にも似た言葉をネズハに言った直後。ケイの隣にいたアスナから絶対零度の視線が射し込んでくる。この瞬間からここまで、ケイとアスナは会話という会話もすることなく、今日という日を迎える事になったのだ。

 

 

「…そりゃぁまあ、何というか」

 

 

「ま、よくある痴話げんか?みたいなもんだと考えてくれ」

 

 

「…」

 

 

ケイが回想している中、こちらが反応しないことをいいことにキリトとエギルが好きかって話している。

 

おい、そろそろ止めといた方がいいぞ。アスナのレイピアがお前らに向けられる前に止めておけ。ま、口に出して忠告はしてやらないがな!

 

 

「ところで、これが本題なんだが…。お前ら三人、俺のとこのH隊に入ってくれないか?ちょっとトラブルがあって、三人しかいないんだ」

 

 

「え…、何かあったのか?」

 

 

エギルのパーティーは、ちょうど一レイド上限の六人で組まれていたはずだ。それなのに、半分の三人しかボス戦に参加することができない。

 

 

「…」

 

 

理由は、大体予想ができた。それを、ケイが口にすることはなかったが。

 

 

「じゃあ、お言葉に甘えて…。二人もいいよな?」

 

 

「…」

 

 

キリトがこちらに視線を向けながら聞いてくる。アスナは無言で頷き、ケイは悩むような素振りを見せてから口を開いた。

 

 

「二人はエギルのパーティーに入っててくれ。悪いけど、俺は…」

 

 

「<ビーター>。…だからか?」

 

 

「っ…、そうだ」

 

 

キリトとアスナにエギルのパーティーに加わるように言ってから、ケイは断りの返事を入れようとする。だが、ケイの言葉は途中で遮られ、さらに遮ったエギルにケイが言おうとした言葉を言われてしまう。

 

ケイはエギルの問いかけに、こくりと頷いて答えた。すると、エギルは笑みを浮かべて頭を振りながら口を開く。

 

 

「そんな風に呼んで非難してる奴らはごく一部さ」

 

 

「…そうなのか?」

 

 

「あぁ。あんたは表に中々顔出してこなかったから知らないだろうけど、ほとんどの奴らはあんたのおかげで助けられたって感謝している。…俺だってその一人だ。あんたがいたら、百人力だ」

 

 

ケイに歩み寄り、手を差し出しながら言うエギル。ケイは一度視線を床に落として…、すぐにエギルの顔を見上げる。手を伸ばし、エギルの手を握り返しながらケイは言った。

 

 

「じゃあ…、俺も、よろしく頼んますわ」

 

 

「あぁ。期待してるぜ」

 

 

ニヤリと笑みを浮かべながらプレッシャーをかけてくるエギルに、ケイもまたにやりとした笑みを返す。

 

 

「それで、H隊の役回りは?」

 

 

そんな二人のやり取りを見守っていたキリトが、エギルに問いかける。

 

 

「取り巻きMobの掃討だとさ。ボス担当はA~F隊で、リンド派とキバオウ派で独占されてる」

 

 

「取り巻きってまさか…、<ナト・ザ・カーネルトーラス>か!?あれは中ボスクラスだぞ!?それをたった二隊だけで…」

 

 

第二層のフロアボスの名前は、<バラン・ザ・ジェネラルトーラス>。だがその本ボスと一緒に出てくる取り巻きが、中ボスクラスの強さを持つ<ナト・ザ・カーネルトーラス>だ。

 

本来、中ボスクラスのモンスターは最低でも三レイド分の人数で臨むのが通常の討伐方法なのだが…。

 

 

「で、もう一隊は?」

 

 

「あぁ、それなら…」

 

 

「ナト大佐担当のH隊は、卿らか?」

 

 

ケイが、取り巻きのナト…省略して、ナト大佐を担当するもう一レイドを問いかけ、エギルが答えようとする。その直後、すぐ近くからかかる声が聞こえてきた。

 

振り向くと、そこには立派な装備とマントを身に着けた集団と、その先頭に立つプレイヤーが。

 

 

(レジェンドブレイブス…)

 

 

彼らを見て、ケイは内心でぽつりと呟く。ケイ達に話しかけてきたのは、紛れもないレジェンドブレイブスのリーダー、オルランドだった。そして、このタイミングで話しかけて、それも先程の問いかけ方から察するに…、恐らくナト大佐担当のもう一隊は、このレジェンドブレイブスなのだろう。

 

 

「卿らとナト大佐を担当するG隊、レジェンドブレイブスだ。エギル殿…でよかったかな?よろしく頼む」

 

 

「あぁ、こちらこそよろしく」

 

 

笑みを浮かべて協力を仰ぐその姿は、どうしても悪事を働くような性根を持った人には見えない。

すると、オルランドは笑みを浮かべたままケイの方に振り向き、続けて口を開いた。

 

 

「卿も、フィールドボス戦には参加していなかったようだが、見事な腕と聞く。それもすでに二つ名をもらうほどの。確か、ビー…」

 

 

「<幻影>」

 

 

第二層に入ってから最前線に台頭してきたレジェンドブレイブスは、ビーターという名の由来をあまり知らないのだろう。そのため、この往来の中で無遠慮にそれを口にしようとしたが、エギルがそれを遮り、何やら不穏に感じる単語を口にした。

 

 

「俺達は、そう呼んでいる」

 

 

「え」

 

 

「…ふむ、なるほど。ファントム殿、我らも卿に負けぬよう尽力致そう」

 

 

「…え」

 

 

何か勝手に呼び名が決められている事に呆然とするケイ。そんなケイの見ている中、オルランドはパーティーメンバーの元へと戻っていく。

 

ケイはオルランドからエギルの方へ視線を向ける。エギルは微笑んでいる。

ケイはエギルからキリトの方へ視線を向ける。苦笑を浮かべている。

ケイはキリトからアスナの方へ視線を向ける。さっきまで話しかけてくんな空気を発してたくせに、こちらから顔を背け、口を手で覆い、ぷるぷる震えている。あれは間違いない、笑いを堪えようと頑張ってる。

 

 

「お前ら…」

 

 

エギルはまだいい。だがアスナとキリト、二人は駄目だ。こいつらは、知っていて黙っていたんだ。どういう理由でかは知らないが…、だが、よくわからない他の人から呼ばれて初めて知るよりも、知ってる人から報される方がまだマシだった。

 

 

「キリト。…後で覚えてろよ」

 

 

「お、俺だけかよ!?アスナだって…」

 

 

「残念だったな。俺の怒りの矛先はお前にしか向いてないんだ」

 

 

「理不尽だぁああああああああ!!!」

 

 

キリトの叫び声が響き渡る中、リンド達、討伐隊の重臣を務めるプレイヤー達が最後の担当調整とボスのスキル確認を行う。そして、綿密な確認を終えると、リンドは扉の方を向き、口を開く。

 

 

「ではっ、今こそ開けよう!俺達の勝利の扉を!」

 

 

リンドの手が扉にかかり、そして今、開けようとする。

 

 

「待ってくれ」

 

 

「…なんだ?」

 

 

その時、扉を開けようとするリンドをエギルが呼び止める。リンドが振り返り、エギルに続きを促す。

 

 

「今回の作戦も、攻略本の内容を前提にし過ぎてないか?第一層の時と同じく、ベータテスト時からの変更点があると、覚悟しておく必要があるんじゃないか?」

 

 

「…もちろんだ。あの過ちを、繰り返すつもりはない」

 

 

確かに、第一層ボス戦の時と同じように、ベータテストからの変更がある可能性はある。…いや、あると考えて間違いない。エギルの問いかけに、リンドは頷きながら答える。

 

 

「なら、撤退の基準を決めておくべきだろう。初回の挑戦で事前情報との相違点が確認できた時点で即時撤退。戦術を練り直してから、再度挑戦。それでいいな?」

 

 

「あぁ…。それでいこう。では…」

 

 

「ちょぉ待ってんか!」

 

 

エギルの撤退基準の案をリンドが受け入れ、改めてボス戦へと望む────ことはなく、今度はキバオウがリンドを止める。

 

 

「今度は何だ!」

 

 

再度ボス挑戦を遮られたリンドは、苛立ちを浮かべながら振り返り、キバオウに詰め寄る、

 

 

「エギルの言う通り、攻略本だよりは確かに危険や。ゆうたら悪いが、あれはボス部屋にも入ったことのない情報屋が書いたものなんやからな。せやから…」

 

 

キバオウはエギルの意見を肯定しながらさらに言葉をつづけ、そして振り返る。

 

 

「一度このボスと戦った事のある奴から、話を聞かん手はないやろ。百聞は、一見に如かずとゆうしな」

 

 

「…」

 

 

横目でケイを見ながら言うキバオウ。キバオウを、目を細めて、内心を見定めようと目を見据え返すケイ。

 

正直キバオウがどういうつもりなのかさっぱりわからない。エギルの言う通り、ケイをビーターと蔑んでいるプレイヤーが少なかったとしても、少ないながらもそういう者は存在している。

 

たとえば、このボス討伐レイドのリーダー、リンド等が。

 

 

「キバオウ!あいつは…」

 

 

「少なくともワイらよりボスに詳しいのは確かやろうが。それとも何や?ジブンの下らん意地でまたディアベルはんのような犠牲を出したいんか?」

 

 

「っ…」

 

 

キバオウの言い方はどうも挑発染みていてどうかとは思うが、言っている内容は的を射ている。犠牲者を0にするためには、手段を選んでいられないのはプレイヤー全員の共通の想いのはずだ。

 

 

「…」

 

 

「…少なくともベータでは、雑魚トーラスと行動パターンは大差なかった」

 

 

しかし、ケイはベータテスターではない。事前で攻略本の情報は得ているものの、ボスと対峙するのは今回が初めてだ。ここで攻略本に書かれた通りだと言えば手早くこの状況から逃れられるのだろうが…、ケイはキリトに目配せをする。

 

やはり、実際にボスを見た事のある者が説明した方がいいだろう。ケイは説明するのが面倒くさいという風を装いながら、頭を振ってキリトに説明してやれと指示を出した、そういう仕草を見せる。

 

キリトはこくりと頷いてから口を開き、説明を始めた。

 

 

「奴のソードスキルもその延長線上を前提として大丈夫だとは思う。ただ、デバフ攻撃を二重に喰らうのだけは避けてくれ。スタンが二重掛けでマヒ状態になる。ベータでそうなったプレイヤーは…」

 

 

あえて、キリトはその続きを口にしなかった。だがそこから続く言葉は容易に想像できる。キリトの説明を聞いていたプレイヤー達は息を呑み、表情を緊張で染める。

 

 

「二発目は絶対回避やな…。それを最優先にすればええっちゅうことやな」

 

 

キバオウがキリトの説明をまとめて改めて確認する。直後、キバオウは体を翻し、リンドの横を通り過ぎてボス部屋の扉に手をかけた。

 

 

「ほんなら、行こか」

 

 

「あっ、おい!リーダーは俺だぞ!?」

 

 

勝手に扉を開けるキバオウの横にリンドが駆け寄り、キバオウの前へと割り込もうとする。

 

 

「そそ、それでは行くぞっ!えいえい、おー!おー…、お…」

 

 

ボス戦を始める直前に、皆に気合を入れようとしたのだろう。掛け声をかけようとしているリンドだったが、プレイヤー達は反応しない。リンドの方を…、リンドの背後にいる何かを見上げて、口を半開きにさせたまま動かない。

 

リンドはプレイヤー達の状態を怪訝に思い、恐る恐る振り返る。

 

プレイヤー達の見上げる先にいるのは、巨大な槌を握る、二体のウシ型モンスター。

 

 

「でっ…、でかっ…」

 

 

第一層のボス、イルファング・ザ・コボルドロードとは比べ物にならないサイズ。それも、片方はただの取り巻きMobという。

 

 

「…怖い?」

 

 

「…そう見える?」

 

 

いつの間にか傍らに来ていたアスナが問いかけてくる。ケイが笑みを浮かべながらアスナの方を見ながら返事を返すと、アスナはケイの目を真っ直ぐに見て口を開いた。

 

 

「ボス戦の間は忘れておいてあげる。でも、ボス戦の後で色々と話を聞きたいからよろしくね。…<幻影>さん」

 

 

「…そういや俺も色々と聞きたい話があるんだよ。<閃光>さん」

 

 

「…何それ」

 

 

「知らぬは本人ばかり…てか?」

 

 

「ちょっと…まさかそれ、私のことを言ってるんじゃないでしょうね」

 

 

傍らのアスナが言うと、ケイもまた反撃といわんばかりに言い返す。そしてケイの言葉に食い付いてきたアスナから、ケイはくつくつと笑いながら視線を外す。

 

 

「突撃ぃー!」

 

 

「遅れるなよ、アスナ!」

 

 

「あなたこそ、足を引っ張らないでね!」

 

 

リンドが号令を出すと同時に、プレイヤー達が一気にボス部屋へとなだれ込んでいく。それに対し、二体のウシ型モンスター、<バラン・ザ・ジェネラルトーラス>と<ナト・ザ・カーネルトーラス>が雄叫びを上げてプレイヤーを迎える。

 

 

 

 

第二層フロアボス攻略戦、開始──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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