かつての英雄に祝福を!   作:山ぶどう

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第10話 カエル注意報とジジィの実力 

 晴れやかな草原。日差しは暖かく、緩やかな風が気持ちの良い絶好のピクニック日和だ。

 

 そんな中。

 

 

 「ガマブン太よ~~~~~い!!久しぶりだな~~~元気にしとったか~~~!!」

 

 

 ジャイアントトードの群れに向かって爆走する爺さん。

 

 それを俺達は必死に追いかけていた。

 

 「ちょっと待てや爺さ~~~~~~~~~~~ん!!!!」

 

 「戻ってきてお爺ちゃん!!私の経験則から言ってこれは絶対パックンチョされる流れよ!!

 私は詳しいの!奴らは老い先短い老人でも決して容赦しない悪魔のような両生類だわ!!」

 

 「ナルトさんそれは私の役目だ!!カエルの群れに突撃してヌルヌルにされるのは私が適任なんだ!!

 ヌルヌルな老人というのは需要がないんだ!そこはどう考えても女騎士だろう!?」

 

 「ハァハァ・・・・っていうか速っ!ナルじい一体どんな脚力しているんですか!?」

 

 俺達も全力で走っているのに爺さんとの距離は開くばかり・・・

 妖怪かよこのジジィ・・・!

 やがてついに、モンスターであるカエルに接触してしまう爺さん。

 群れの先頭の一際大きいカエルに抱きついて頬ずりしている。

 

 

「ブン太よ~~!!・・・・っと・・随分小さいな・・・・そうか悪い!お前、息子のガマ吉だな?

 すまんすまん俺はてっきり・・・・おろ?・・・・」

 

 超フレンドリーに話しかけている爺さんの頭から、パックンチョ・・・・

 

 そこから丸呑みして美味しそうにモゴモゴしている大カエル。

 

 懸念していた通り・・・・爺さんは喰われたのだった・・・

 

 

 「食われてんじゃねぇ~~~~~~!!」

 

 「え?・・・大丈夫よね?距離がだいぶ遠いいけど・・・間に合うわよね?」

 

 「ぜぇ・・・・ハァハァ・・・くっ・・・このままでは逃げられる・・・」

 

 「ヤバイです!ここから爆裂魔法を放ちましょう!!」

 

 「やめろ、爺さんまで吹き飛ぶぞ!!」

 

 カエルが爺さんを咀嚼しつつ群れから離れて、ピョンピョンと後方に下がる。

 あいつ他のカエル達を盾にして逃げる気だ!

 やけに大きいと思ったら群れのボスらしい。

 取り巻きのカエルたちもここを通さんとばかりに陣取っている。

 

 やばい・・・このままだと本当に逃げられる・・・爺さんが消化される!

 

 「めぐみん!とりあえず邪魔なカエル達に爆裂魔法を!!」

 

 「わ、分かりました!我が爆裂魔法で退路を・・・あいたっ・・・・」

 

 爆裂魔法を詠唱しようとするめぐみんの頬に猫パンチをかますクラマ。

 

 「必要ない・・・・温存しておけ」

 

 そう言ってめぐみんの肩から飛び降り、風のような速さで草原を駆け抜けるクラマ。

 

 一気にカエルの群れへと躍り出ると

 

 「火遁・狐火!」

 

 クラマの九本の尾から激しい炎がほとばしり、九匹の炎の獣に姿を変えたそれがカエル達に一斉に襲いかかった。

 

 カエルの腹を爪で引き裂き、牙で容易く食いちぎる獣たち。

 

 全滅するまで十秒も掛からなかった。

 

「マジかよ・・・あいつ・・・」

 

「・・・すごい・・・すごいわ!クラマたん!」

 

「えー、なにあれ怖い・・・ただの喋る愛玩動物じゃなかったんですね・・・・」

 

「・・・やっぱり、これからは敬語を使ったほうが良いだろうか・・・・」

 

 

 焼け焦げたカエルの死骸を踏みつつ、一気に駆け抜ける。ボスカエルはもうすぐそこだ。

 

 爺さんを救出するべく足を速める俺たちを尻目にクラマのやつは座り込んでアクビまでしている。

 コイツは爺さんのことが心配じゃないのか?

 

 「なにやってんだよクラマ!さっきの技でカエルの腹を引き裂いてくれ!俺たちじゃあの大カエル相手じゃ手間取っちまう!」

 

 焦りを含んで怒鳴りつけるとクラマは全く緊張感のない顔で

 

 「あいつを心配するだけ無駄無駄。どうせカエルの腹の中でうたた寝でもしているんだろう。

そろそろ自分で出てくる頃だと思うぜ」

 

 

 え~?・・・・それは爺さんを信頼しすぎじゃないかな・・・

 まぁ、俺たちより断然付き合いの長いコイツが言うことなんだから、そうなのかもしれないが・・・

 今の爺さん、ボケジジィモード入っちゃってるからなぁ・・・・

 普段は頼もしい爺さんだが、こういう時は危なっかしくてしょうがない。

 

 「ダクネス!とりあえず俺たち二人で突っ込むぞ!」

 

 「ああ!・・・この私を無視するとは忌々しいカエルめ!ぶっ殺してやる!」

 

 剣を掲げて大カエルに向かって突撃する俺とダクネス。

 こんだけデカイカエルなんだ、きっとノーコンなダクネスの剣技でも当てられるはず。

 

 「む・・・・まずい!」

 

 クラマの妙に焦った声が響き。

 それと同時に今まさにカエルに剣を振り下ろそうとする俺たち二人の胴体に何かが巻き付き、勢いよく後ろに引き寄せられる。

 

 みるみるうちに爺さんを飲み込んだカエルが遠ざかっていく。

 

 なんだ・・・・・何事だ・・・!

 

 

 「口寄せの術!!」

 

 

 ・・・ズドンッ・・・!!

 

 ボスガエルを内側から木っ端微塵に吹き飛ばし、それが現れた。

 

 突如出現した薄紫色の毒々しい巨体が地面を大きく震動させる。

 

 先程まで俺達が追いかけていた大カエルが可愛く見えるくらいの・・・

 

 山のようなデカさの超大型カエルがたたずんでいた。

 

 「ふぅ・・・・間に合ったか・・・・」

 

 安堵のため息を吐くクラマ。

 長く伸びたクラマの尾が俺たち四人の胴体に巻きついて宙に浮かせている。

 コイツが助けてくれなかったら今頃俺達はあの巨大カエルの下敷きになっていたのか・・・・・

 悪寒で冷たくなる背筋に身を震わせながら、その規格外な生物を見上げる。

 

 「あ~、ついウトウトしちまったってばよ・・・・めぐみんの言っていた通り、お前らの中って良い感じに温いんだなぁー。今度一回飲み込んでみてくれってばよう。」

 

 

 「勘弁してくれ、溶けるぞホント。それで・・・ナルトの爺様よう・・・口寄せされるまでの間隔がずいぶんと長かったんだが・・・・・

 ここって・・・どこよ?」

 

 「どこって、異世界?」

 

 「・・・・・は?」

 

 巨大カエルの上でそいつと仲良さそうにおしゃべりしているナルトの爺さん。

 へー・・・この世界って、カエルも喋るんだー・・・・・はははは・・・・

 

 「あわわわわわわわわわわ」

 

 「はわわわわわわわわわわわ」

 

 「わー、大きいー・・・カエルの唐揚げ何年分ですかねぇ・・・・これ・・・実家に送ってあげたら喜ぶだろうなぁ・・・」

 

「・・・な、なんて・・・巨体・・・・さ、流石に・・・・無理だ・・・・わ・・私でも許容できない範囲というものが・・・・

 ・・・・こんなのにヌルヌルにされたら死んでしまう!・・・・ハァ・・・ハァ・・・・でも・・・・・試してみる価値はあるか・・・・?」

 

 俺とアクアは脂汗を流しながらブルブルと震え、めぐみんは虚ろな目でブツブツと呟いている。そして、ダクネスはこんな時でも平常運転。

 

 クラマは山のようなカエルを一気によじ登って爺さんを叱りつけている。その間、暇を持て余したカエルが興味深そうにこちらを見下ろした。

 

 正直、超、怖いです・・・・

 

 ゲームなんかでお馴染みの召喚魔法というやつだろうか・・・・だとしたら敵なんかもういないから早く送り返して欲しい。

 

 このサイズのカエルは本当にシャレにならないんだ。

 

 「あれぇ、おかしいなぁ・・・・術を解除したのに・・・・戻らないってばよ・・・」

 

 首をかしげる爺さん。巨大蛙は途方にくれたようにいつまでも佇んでいた。

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

 

 「本当にゴメンなガマゴロウ・・・・俺のせいでこんなことになっちまって・・・」

 

 

 結局、口寄せした蝦蟇五郎を元の「妙木山」の蛙の里へ送り返すことはできなかった。

 本来なら時間切れや、術の解除で容易く送り返すことができるはずなのだが。ここに来たことで時空間の繋がりが完全に途絶えている。

 どうやら向こうの世界からこちらの世界へ来ることはできても、それは一方通行でこちらから向こうへ帰ることはできないらしい。

 口寄せの契約に従い、生物、物質をこちらへ呼ぶことは出来ても、元の場所へ戻す術が破壊されてしまうのだ。

 

 「爺様よぅ、あんまり気に病むことはねぇよ。俺も度重なる組の抗争に飽き飽きしていたところだ。

 ・・・・一度カタギに戻って一人旅でもしてみてぇと思っていたところさ・・・・その旅先が見たこともねぇ異世界だって言うんだ。

 願ってもねぇ話だぜ・・・・・」

 

 男前に笑う蝦蟇五郎をわしとナルトはやるせない顔で見つめていた。

 

 突如現れた超巨大カエルは冒険者ギルドで結構な問題になってしまったのだ。

モンスターであるジャイアントトードの突然変異だと勘違いされ、遠い街から上級冒険者を呼び寄せての大規模な討伐が計画された。

 噂を聞きつけたワシらはすぐさま冒険者ギルドに駆けつけ事情を説明したところ、

職員たちから厳しいお叱りを受け、蝦蟇五郎の早急な撤去を要求されたのだった。

 

 しかし、こちらから一方的に呼び寄せておいて、勝手な都合で放り出すわけにはいかない。

 どうするか、ナルトと二人で頭を抱えていたところ蝦蟇五郎が一人で旅立つことを宣言したのである。

 

 「しかし、本当に良いのか?この世界にはどんな危険があるかわからねぇ・・・ワシやナルトが一緒に同行したほうが・・・」

 

 「ありがとうよ、クラマの旦那。しかし心配には及ばねぇよ・・・」

 

 飼い蛙を捨てるような罪悪感を覚え、ワシがそう提案すると蝦蟇五郎はゲコゲコと笑って答える。

 

 「ナルトの爺様やクラマの旦那にはもう、大事な仲間がいるんだろう?それを放っぽり出して俺みてぇなヤクザ者に付き合うことはねぇよ・・・

なぁに、またいつでも会えるさ。再契約を交わしたことだし心配もあるめぇ。元の場所へ帰れる目処が立ったら教えてくんなぁ。

 それ以外でも俺の力が必要な時は何時でも呼んでくんなぁ・・・・」

 

 そう言ってワシらに背中を向けてノソノソと歩き出す蝦蟇五郎。漢の背中である。

 

 「ガマゴロウぉぉぉぉぉっぉぉぉ!!」

 

 その背中に号泣しながらしがみつくナルト。色々台無しだった。

 

 

 「え?蛙なのに極道の者なの?なに・・あのVシネマみたいな男気溢れた台詞・・・俺もいつか言ってみたいわー」

 

 「・・・グス・・・なんて健気で良い子なのぉ・・・私、見た目に惑わされて誤解していたみたい・・・

 今度会ったらもっと仲良くしましょ・・・美味しいバッタをご馳走するわ・・・」

 

 「・・・不意打ちで爆裂魔法が決まれば・・・数年分の食料が・・・・我が家の食糧難が改善される・・・・

 だ、ダメです、めぐみん・・・・あれはナル爺の友達・・・友達だから・・・悪魔よ去れ・・・悪魔よ去るのです・・・・」

 

 「あの蛙さんにも敬語で話したほうが良いんだろうか・・・・そのほうがいいよな・・・・あの貫禄だしな・・・舐めた口聞いたらドスでバッサリやられそうだ・・・・」

 

 

 夕日を背に荒野へと歩を進める蝦蟇五郎。遠くなるその背中にはナルトの馬鹿がいつまでも、しがみついて離れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「という、熱い冒険と感動のドラマがあったわけだってばよ」

 

 「・・・・・・・・・・・・・」

 

 いつもの酒場。友人のクリスを相手に今日あった濃い内容の冒険話を語るナルト。なぜか自慢げに。

 コイツ今日は何も良い所がなかったんだけどな・・・最初から最後まで散々皆に迷惑をかけたわけで・・・・

 

 「お昼の超巨大カエル出没警報ってそういうことだったんだ・・・・」

 

 クリスが引きつった顔で周りに視線をやる。

 

 そこにはテーブルいっぱいに並べられた料理をガツガツと勢いよく平らげるパーティメンバーの姿があった。

 

 「本当に濃い・・・・濃い一日だった・・・」

 

 カズマが鳥のターキーを咬みちぎりながら呟く。

 

「・・もぐもぐもぐ・・・・お昼も食べ損なっちゃったからね・・・・お爺ちゃんの奢りだし、エネルギーを限界以上に補給しないと・・・もぐ・・・もぐ」

 

 ハンバーグをを口いっぱいに頬張っているアクア。

 

 「・・・・・今日、私は己の醜さを知りました・・・・煩悩を捨てるのです・・・我が爆裂魔法は私の醜いエゴで放っていいものではない・・・・」

 

哲学的なことを言いながらカエルの唐揚げを親の仇のような目で見ながら味わうめぐみん。

 

「結局、最後までカエルにヌルヌルにされる事態に陥らなかったなぁ・・・・ナルトさんだけずるい・・・・」

 

 いじけるようにシチューを口に運ぶダクネス。

 

 「全く・・・少しは反省しろよ、ナルト。お前さえ突っ走らなければ、あんなカエル如き一瞬で終わったんだからな!

 ホントに無駄な労力を使わせやがっ・・・・な、なんだ・・・・お前らどうした・・・・」

 

 ナルトに説教していると、突然恨めしそうな眼でワシを見てくるカズマ達。

 

 「俺らが散々苦労したジャイアントトードをものの数秒で・・・・・」

 

 「クラマたんって・・・・とっても強いのね・・・・きっとこのパーティで一番強いんじゃないかしら・・・・」

 

 「はは・・・獣に負けた・・・・この私が獣に・・・・」

 

 「く・・・クラマさん、今日は情けない姿を見せてすみません・・・騎士としてこれからも精進するのでご指導よろしくお願いします・・・」

 

 今日のワシの活躍がコイツ等のプライドに触れたらしい。面倒くさいやつらだなホント・・・・

 

 だいたい、今のワシをそこまで持ち上げられるのも微妙なんだが・・・・

 

 これでも力が漏れ出さないように封印術式を九つも施している状態だというのに。

 

 「へー!クラマ君ってそんなに強いんだー。」

 

 興味深そうにワシを見つめるクリス

 

 「まぁ、今のコイツが本気出せば星の一つくらい簡単に滅びるってばよ」

 

いきなりぶっちゃけたな、おい・・・

クリスは冗談だと思ったのかケタケタ笑っているが・・・他の四人はなぜ後ずさる・・・信じるなよ・・・事実だけども・・・

 

 「じゃぁ、その相棒であるお爺ちゃんも同じ位凄いんだね?なんの準備もなしにあんな大きなカエルを召喚しちゃうくらいだし。」

 

 悪戯っぽく笑いお茶目にウインクなんかかましちゃうクリス。似合っているからいいけどそこらのブスが同じことをしたら相当痛いだろうな。

 ちなみにこの世界の召喚魔法というものは結構手間がかかって面倒くさい術らしい。

爆裂魔法程ではないが相当な魔力を消費するらしく、召喚獣を従わせるために事前に面倒くさい準備も必要とあって、あまり好んで使う者は少ないとか。

 口寄せの術なら一瞬で呼べるし、あっちじゃ結構お手軽な術なんだがな。

 

 「確かにあんな規格外な生物を召喚した後なのにナル爺はずいぶんピンピンしてますね?」

 

 めぐみんが小カエルの丸焼きをしゃぶりながら首をかしげる。

 

 「ああ、元気すぎて怖いくらいだ。朝のあの爆走といい、魔力値と敏捷値と体力値はお歳なのにかなりのものじゃないか?」

 

 ダクネスが七杯目のシチューにパンを浸しながら言う。

 

 「あ!そうだ爺さん、冒険者カード見せてくれよ。昨日言おうと思ってたのに忘れてた。 

 仲間として爺さんの実力も知っておきたいしな。」

 

 カズマがシャワシャワという奇妙な飲み物に口を付けながらそう提案した。

 

 ああ、ついにこの時が来たか・・・!

 

 ワシはナルトの懐から冒険者カードを抜き取り、テーブルの上を仁王立ちしてそれを掲げる。

 

 「さぁ、目に焼き付けるがいい・・・これがこのボケ老人の実力だ!」

 

 正直、この世界に来てからナルトは侮られすぎだ。

 

 かつては“伝説の双忍”と呼ばれ、恐れられた男がここではただの老人扱い。

 

 最初は新鮮に感じてそう悪い気分はしなかったが、最近は苛立つことが多くなった。

 

 こいつはどこにでもいる老人のような顔でのほほんと笑っていやがるが・・・ワシは腹が立つんだ

 

 こいつを心配するな!労わるな!侮るな!こいつはただのボケ爺ではない!

 

 ナルトの冒険者カードを覗き込み、目を見開いて絶句している仲間たちに告げる。

 

「 こいつは腐っても元火影・・・・最強の忍者だったんだ。

 今だって、その気になりゃあ、噂に聞く魔王軍なんていうふざけた連中をすぐにでも壊滅させられるぜ!」

 

 

 

 なんだって、ワシはこんなに熱くなっているんだ・・・・こいつがどう思われようと別に良いじゃないか・・・・

 

 クソッ・・・・冷静になると、急に恥ずかしくなってきた・・・・

 

・・・チッ・・・・おいナルト!そのニヤケ面を止めろ!咬み殺されたいのか!

 

 

 

 




口寄せは一方通行ですので逆口寄せで元の世界に戻ることはできません。

ナルトに口寄せを使わせたくて少し無理な設定になったかもしれません・・・・


ちなみにガマゴロウはガマ吉の孫です。


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