分岐点 こんごうの物語   作:スカルルーキー

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こんにちは

今回は、haruGamesJPさんの「艦これの世界に迷い込んだ自衛隊 」のコラボ編です





番外編2 増援部隊艦隊が来ちゃった ぽい?2

早朝、泊地艦隊が出撃の受け、いずも艦内も緊張の度合いを増していた。

 

いずもは、艦隊指揮官席に座り、腕を組んで、作戦内容を色々と考え、瞑想ている。

 

無意識に、

「まず、B-17はこんごう達とF-35で瞬殺よね」といい

「問題はこの艦艇群か?」と唸りながら、

「由良おばあさまたちに相手をしろというのは無理があるし、うう、仕方ないか、

F-35で対艦ミサイル攻撃を仕掛けて、残存兵力はこんごうとひえいで仕上げるしかないわね」と

呟いていたが、その時、

 

通信員が、困惑しながら、

「副司令、先日パラオを出港した 佐藤艦隊から通信です」と通信文を渡した。

 

そこにいは

“パラオからミッドウェイ方面へ1000㎞地点に深海棲艦の上陸部隊を発見、対処について、指示願う”という内容との電文。

 

そしてもう一枚の電文をみて、いずもは絶句した。

“新型護衛艦 ゆら建造 必要ならそちらへ送る、但し艦娘不在”と書かれていた。

 

電文を見て、一瞬考え、

「なっ、なんですって、護衛艦ゆら! 艦娘不在ってまさかうちの司令に艦長やらせる気」

 

そう言うと、

「絶対だめ、由良の方向音痴は熊野さん以上よ、防大のカッター競技じゃ、あらぬ方向へ操船してチームは毎回最下位 皆に迷惑かけまくったのよ」とまくし立て、

「ただで、なくても世話が焼けるのにこれ以上悩みを抱え込むのは御免です」

 

そう言うと、

「大体あの人は、防衛省の運用課でデスクワークしてるはずなのに、演習艦隊の指揮官なんか拝命するから、こんな事になるのよ、あのまま本省にいれば私だって今頃、ちゃんと結婚できてたはずなの!」

 

「うう」と唸るいずも

 

急激にいずもCICの空気が怪しくなってきた

 

近くにいた砲雷長が

「ふっ、副司令、返信は?」と恐る恐る聞くと、

 

いずもは落ちつきを取り戻し、

「この新しい深海棲艦の上陸部隊は 佐藤艦隊に対応を一任しましょう」

「司令に報告は?」と砲雷長が聞いたが

「私から、後でしておくわ、どちらにしても1000㎞も離れていれば、此方の作戦行動範囲外よ」

 

「それと、もう一つの電文の内容は “護衛艦 ゆらの件、ご厚意は有難いですが、当方では現行兵力で対応可能なので、当方では不要です”と返信して」

 

砲雷長は

「よろしいのですか?」

「仕方ないわよ、精神同調も適性者検査も受けていない司令を乗せるわけには行きません、

向こうで有人艦として運用してもらうしかないわね」

 

「はあ、分かりました、通信! 電文作成!」と通信隊員妖精を呼び、電文を作成し、

デジタル通信で送信した

 

いずもは 最初の電文を見ながら

「ミッドウェイ方面って、しなのさん達一体どこへいくつもなのかしら?」

 

そう思いながら、思考を自らの作戦へ切り替え、静かに、作戦開始の時を待っていた。

 

 




こんにちは

スカルルーキーです
今回の番外は、いずもさん”あわてる”ですね

護衛艦 ゆら
う〜ん、どんな艦なんでしょうね

では

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