博麗の神主?夢だろただの   作:ぬんちゃくティッシュ

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☆東方project 二次創作です
☆キャラ崩壊はあってないようなものさ!
☆オリキャラ入っちゃってるよ…!
☆自分なりの捉えで書いてますから暖かくゆっくりしていってね


全ての始まりは終わりの始まり
事の経緯。納得は全ての後で


………ここは?古い神社?周りは妙に暗い雰囲気を漂わせている木々が群がり、神社には人の気配さえ感じない。

 

「…誰か、いないのか?」

 

よく考えても見ると、こんな暗い中に天井穴が空いてて賽銭箱には苔が生えてるような神社に人がいるわけもなく…

 

「まぁ、何で俺はここにいるのか謎になってくるんですけども…」

 

小さいことは気にしないのだ。小さいのか?

それはさておき…、声を上げても返事が無いから入っても文句は言われないだろう。など愚かな考えだと自虐しながら、神社の正面の開き戸に手をかけた。すると…

 

「………!?何だ!?」

 

いきなり目の前が真っ白になった。先程の暗界の中からはあり得ないような閃光だ。俺は死んだのか?手は合わせとこう。いただきます!…違う違う…。死ぬ間際までこうなのか…俺は…。

 

 

「…はぁ!…はぁ…はぁ…」

 

すごい勢いで目が覚めた。…夢か。よく出来た夢だったな。

 

「それは夢だと思う?」

 

「うお!!」

 

次々なんなんだ?呪われてんのか俺は?

とりあえず声がした方向に向いてみる。そこには…空間を裂いて異空間(?)から半身だけ出しているBB…お姉さんがいた。決して爆弾発言はしてません。してませんとも!

 

「驚かしてご免なさいね。私は八雲紫。一種一体のスキマ妖怪よ」

 

妖怪だぁ?でも強ち嘘では無さそうだ。現に異空間なる所から体を出してるもんこのオバサン。

 

「……」

「あら、驚く素振り見せないのね?」

 

「リアクションに疲れた」

 

それもそうだろう。変に妙な夢を見て腹筋運動以上に素早く起き上がったらいきなり知らない声が聞こえるんだもん。

 

「まぁ…そっちの方が、かえって要件に入れるわ。単刀直入に言うわね。私と一緒に来て」

 

「…はぁ?」

 

な、何言ってんだこの人…いや妖怪さんは。突然現れたら私と一緒に来て、なんて、新手の誘拐?ようかい、じゃなくて、ゆうかい、だったのね。

 

「そいうの間に合ってるんで…、お出口はあちらになります。さようなら」

 

「少しはワケを聞こうって気はないの?」

 

「見るからに怪しい奴から事情を聞こうなんて思うかよ普通…」

 

「とにかく黙って聞いて!」

 

俺の意思はないがしろにされる程軽いのか?この誘拐犯にとっては。まぁ言い忘れてたけど、俺今年で高校2年だぜ?誘拐って年じゃない気もするが…

そんなことは御構い無しに話を進める自称スキマ妖怪さん。

 

「あなたには本当は黙って付いてきて欲しかったけど、少しだけ事情を話すわ。心して聞いてね?」

 

「うぃす」

 

本当は短くして欲しいが、あまりにも真面目な目なもんですから抗えなかったんですな。

 

「私は、こことは異界の、幻想郷、と言う場所から来たの。そして、その幻想郷とこの世界では陸続きではあるのだけど、強い結界で隔離される場所なの。此処まで良いかしら?」

 

「良いと思いますか?ぜんっぜん整理が着かないけど、いわゆる、この世界にその…幻想郷とか言うのが、何かバリアみたいなもので守られて存在してる…と言うこと?」

 

「ぴんぽーん♪だいせいかーい♪♪」

 

ガキだと思われてんのか?俺…そんなに子供っぽいかな?童顔とは言われるけど…

 

「続けるわね。その幻想郷の結界なんだけど、その世界の神社の巫女が守ってるの。妖怪や外来からの攻撃も含めてね。でも、その巫女が悪いことに守ることに乗り気ではなくてね、その守りを放棄してる所も見かけるのよ」

 

そんな奴に守らしてんのか?と突っ込みたいところだがそんな野暮なことはしないでおこう。

 

「そこで、隠れた力を持った者を外から連れてこよう。がこの事の経緯。そして、その隠れた力を持った者…それがあなたよ」

 

な、何言ってんだこの人…いや妖怪さんは(2回目)。

 

「俺に隠れた力を?それは何かの間違いだろう?」

 

「それを確かめるために、一緒に来て」

 

すると、俺の足元にそのスキマが…。

 

「幻想郷にようこそ、渡瀬慶…いや、幻想郷では風籟寺弘鑾と名乗りなさい」

 

「ふうらいじ…ぐらん?」

 

否応なしに幻想郷に連れてこられた渡瀬慶、および弘鑾(グラン)は目を疑った。

 

「…ここは?」

 

「これが幻想郷。人間と妖怪と神が共存する奇跡の世界。改めて、幻想入り、おめでとう」

 

何か勝手に話を進められて、どういう原理か全く分からないスキマに落とされて、出てきたところは見たこともないところで幻想入りおめでとう?頭痛くなって来たぞ…

 

「ところで、俺の隠れた力ってのはどうしたら分かるんだ?」

 

一番…かどうかは分からないが、気になってはいる。隠れた力とは?と言うか分からないと困るんだけど…何しに連れてこられたかマジで分かんなくなっちゃうじゃん!

 

「…(ニヤッ)」

 

「…!」

 

紫が手を掲げると、大きなエネルギー玉が姿を見せる。

 

「簡単な事よ。これをあなたにぶつけるのよ」

 

「オニアクマー!」

 

「残念だけど、鬼でも、悪魔でもなく、妖怪ね」

 

「真面目に訂正してんじゃねぇ!」

 

と言い争うも空しく、エネルギー玉はこちらに目掛けて飛んでくる!

 

「……!」

 

                  続く




初めて書きました。皆さんどうでした?つまらないものと思いますが、これからも出していこうと思っているので、よろしくお願いいたします!

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