いつの日か…   作:かなで☆

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外伝【暁】~小南の瞳に映るもの~

 大きな満月が夜を静かに照らしていた。

 高い場所に位置するイタチの西アジトは、崖の淵から少し奥まった洞窟。

 ここを目に映せるのは翔をはばたかせて高く飛翔する力を持つ者のみだろう。

 

 それゆえか特に結界を張るでもなく、洞窟の中では水蓮がもうすぐ戻るであろうイタチと鬼鮫のために、鍋から良い香りをたたせている。

 

 さほど煙も湯気も立っていないが、普段野営では避けるものだ。

 このアジトならではの物であろう。

 

 それを背に感じながら、その身を崖の淵ギリギリに置き、小南は夜に穴をあけたような大きな月を見上げていた。

 脳裏には先ほどまでの出来事が繰り返しよみがえり、その隙間を縫うように、自身の過去が割って入ってくる。

 

 

 『この世界から争いをなくして、平和を作るんだ』

 

 弥彦の声が聞こえる。

 

 『誰も悲しむことのない世界を』

 

 どんなに辛くとも、決して希望を失わなかった弥彦の瞳。

 

 『血の雨にぬれるこの里を、世界を照らす希望の光』

 

 いつでも前を向いていた。

 

 『それが【暁】だ』

 

 ぎゅっと固く瞳を閉じる。

 だれもが無理だと笑うであろう大きなその夢を、弥彦は本気で目指した。

 バカがつくほどまじめで、素直で、まっすぐで。

 そして、太陽のように明るくあたたかかった。

 

 だが彼は死に、長門は悲しみに染まり、自分たちは描いていた形とは違う道を歩いている。

 

 

 『そんなのはあなたが描いていた形じゃないはずよ』

 

 

 ザギに向けてアゲハが放った言葉が小南の胸を締め付けた。

 

 弥彦が求めていた形から大きく外れてしまったこの道。

 

 その先には何が待つのだろう…

 そう長くはない長門のその命が消えた後。自分はどこにいるのだろう…

 何を見、何を感じ、何を求めるのだろうか…

 

 一つも答えを見つけられぬままの小南に、冷たい風がまとわりついた。

 「体が冷えますよ」

 背中にかけられた柔らかい声にゆっくりと振り返る。

 ニコリと向けられた笑みは、今日の疲れを残してはいるものの、月の光の中美しく輝いていた。

 その身にまとう血の色をした雲も、別の物に見える。

 

 …やはり染まらぬか…

 

 形を変えた今の暁の闇に、彼女もまた染まって行くのだろうかと、水蓮と出会った時にそんなことを思った。

 だが、先ほどの闇重い戦いを終えた今も、水蓮は自分のように今の暁に色を染めてはいない。

 

 出会ったあの時から、小南にはすでにそれが分かっていたのかもしれない。

 

 【やはり】と感じた自分に、小南は胸の内で小さく笑った。

 そうは思いつつも結局それがなぜなのかは少しも分からない。

 

 この世界には何も答えはないのか…

 

 水蓮を見つめたまま思いにふける小南に、水蓮は何かを感じたのか、改めて静かに微笑んだ。

 その笑みには、やはり弥彦の姿が重なって見える。

 「暁の…」

 「え?」

 弥彦の姿をうっすらと見せる水蓮からその言葉がこぼれ、小南はドキリとした。

 「暁の外套ってすごいですね」

 水蓮は羽織っていた外套を身からはずし、ふわりと広げる。

 「さっき炎に触れたのに、全然焼けてない」

 穴に落ちた時の事を言っているのだろう。

 小南は「ええ」とうなづく。

 「特に火に対しては防御力が強く作られているから」

 「そうなんですか」

 再び袖を通そうとくるりと体を反転させた水蓮に、小南は目を細めた。

 「髪が…」

 「髪?」

 身を包みなおして水蓮は振り向きながら自身の髪を確かめる。

 一つにまとめていた髪の先が、いくばか焼けていた。

 「あ、さっき落ちた時に…。またあとで適当に切ります」

 特に気にした風でもなく笑う。

 「座りなさい」

 小南が目でそばにあった切り株を指した。

 「え?」

 「整えてあげるわ」

 水蓮は一瞬戸惑いを見せるが素直に従った。

 

 シュッ…シュッ…と、クナイで髪をそぐ音が夜の中に鳴る。

 

 「記憶をなくしていたらしいわね」

 手を止めぬままの言葉に水蓮は「はい」と小さく答えた。

 「大体は思い出しましたが、あいまいなところもあります」

 イタチに言われている通りに答える。

 「そう」

 しばしの沈黙が落ち、小南がまた静かな声で問う。

 「過去を失うというのはどんな感じ?忘れてしまうというのは…」

 

 もしそうできたなら、それは心を救うのだろうか…

 

 

 「そうですね…」

 実際に記憶を失っていたわけではなく水蓮は返答に迷ったが、自身の名前を思い出せなかった時の感覚を途切れ途切れに伝える。

 「なんだか、とても寂しくて。悲しくて。まるで自分がそこに存在していないような、ひどく心細い感じでした」

 「そう」

 

 結局は同じなのかと、小南は低い声を落とした。

 

 それでも、また問いかける。

 「過去を変えたいと、思ったことはないの?」

 

 自分は何を聞いているのだろう…

 何を求めているのだろう…

 

 問いかけてすぐに、小南は自嘲の笑みを浮かべた。

 それでも、その問いを取り消せず、水蓮の言葉を待つように黙した。

 「あります」

 先ほどとは違うしっかりとした口調だった。

 「何度もあります」

 ほんの少し覗き込むと、水蓮の瞳の中で寂しげな光が揺れた。

 「だけど、なぜか今にたどり着くんです」

 浮かべられた切ない笑みに、小南の手が止まった。

 「どんなに違う過去を想像してみても、いつもなぜか今いるこの場所にたどり着くんです。だからやめました。過去を想像することを。結局過去は変える事が出来ないから」

 「そう」

 

 確かにそうだ…

 

 小南は胸中でつぶやいた。

 

 力がなければ弥彦は暁を作らなかったのか…

 

 先ほどアゲハの話を聞いてそう思った。

 

 死ななくてすんだのかと…

 

 

 それはどちらも違う。

 

 そうであっても、きっと彼は立ち上がっただろう…

 

 平和のために…

 

 そして自分と長門を命を懸けて守っただろう…

 

 その死を受けて、自分たちは…

 

 

 

 確かにそうだ…

 

 

 

 もう一度心でつぶやく。

 

 なぜかは分からない。

 わからないが、水蓮の言うように今いるこの場所にたどり着く。

 実際には違ったかもしれない。

 だけど、やはりそれも水蓮の言うように、今更過去は変えれないゆえだろう。

 それが分かっているからこそ、今この場所にたどり着いてしまうのだ。

 「そして未来も」

 ぽつりと夜の中に落とされたその言葉に、小南の体がピクリと揺れる。

 「私には、この先に待つ未来を変える事も出来ない」

 

 それは、水蓮自身の事ではなくイタチの事であることを、小南はすぐに悟った。

 

 自身も同じだからだ。

 

 イタチも、長門も、そう遠くはない【死】から逃れることはできない。

 

 「私には、過去も未来も変える力がない」

 先ほど語った過去もイタチの事なのであろうと、小南は水蓮の想いの深さを感じ取る。

 愛する者のそれは、自身の物より大きい。

 「だから」

 少し頼りなかった声に、一気に力が入った。

 「私は今を変えていきたい」

 

 トク…

 

 小南の鼓動が揺れた。

 「今を?」

 「はい」

 水蓮は少しだけ振り向いて微笑んだ。

 「自分がいなかった今とは違う今を作りたい。自分がいるからこそ作れる今を」

 

 トクン…

 

 先ほどより強い波打ち。

 

 『今を変えてゆくんだ。未来のために』

 

 過去に聞いた愛する者の声が響いた。

 「今…」

 「はい」

 うなづいて正面を向いた水蓮の髪をキュッと握り、小南は再びクナイを静かに動かす。

 

 そうか。今…

 

 心の中でつぶやいた小南の目の前には、弥彦の背中が見えていた。

 

 なぜ、水蓮に弥彦が重なるのか…

 

 なぜ、同じ状況にいて同じ衣に身を包む水蓮と自分が違って見えるのか…

 

 その答えは、そこにあったのだ。

 

 平和溢れる未来を目指していた弥彦。

 彼はその未来を見据えながらも、今を大切にしていた。

 水蓮と同じように。

 

 だが自分は、変えられぬ過去に縛られ、どうなるのかわからない未来に怯えていただけだ。

 

 そのどちらにも答えはないというのに。

 

 

 シュッ…

 

 静かなその音の後

 

 ポタ…

 

 小南の持つクナイの上で雫が音を立てた。

 

 自分がいるからこそ作れる今。

 

 それは、具体的には何なのかまだわからない。

 しかし、それを見つけるために生きること。それは十分な支えとなる。

 

 長門のそばで、今を生きてゆこう。

 

 小南はたった一粒落ちた雫に誓った。

 

 「…終わったわ」

 

 気持ちを落ち着かせて、小南はなぜか名残惜しさを感じながら水蓮の髪から手を離した。

 「ありがとうございます」

 振り向き笑った水蓮の髪はずいぶん短くなり、肩の少し下で揺れた。

 そこにやはり重なる姿に目を細め、小南は「似合うわ」と柔らかく言った。

 その小南を見て、水蓮は少し驚いたような顔をした。

 目の前で浮かべられている表情に、小南は思う。

 

 たぶん今自分は、笑っているのだろうと。

 

 それがどういった感覚なのか、思い出せない。

 ゆえに、今自分がどんな表情をしているのかは分からない。

 だが、目の前にいる水蓮の瞳の中に、かつて弥彦の瞳の中にいた自分が見えたような気がした。

 

 「…あ…」

 不意に水蓮が空を見上げ、取り巻く空気が一層柔らかく、穏やかに変わって行く。

 まだ姿は見えないが、イタチと鬼鮫が戻って来たのだろうと小南もそちらを見る。

 「やっぱり」

 水蓮が小さく笑んだ。

 「デイダラとサソリも一緒です」

 先の戦いですっかり目覚めたらしい感知能力が、その二人の存在をもしっかりととらえている。

 その力は組織にとっても十分役に立つだろう。

 しかし小南はそれをまるで記憶から消すように蓋をした。

 「水蓮」

 静かに名を呼ぶ。

 「はい」

 同じように静かに答えた声。

 小南は水蓮を見つめ、ゆっくりとした口調で言った。

 「あなたは本拠地には近寄らない方がいいわ」

 「え?」

 戸惑う水蓮からスッと目をそらし、再び空を見上げて小南はもう一言静かに伝えた。

 「そうしなさい」

 少しの間を置き、水蓮は小南の隣で空を見上げて答えた。

 「はい」

 

 月の明かりが二人を包み込む。

 

 いつもは冷たく感じるその光をなぜかあたたかく感じながら、小南はほんの少しだけ水蓮を見た。

 

 まだ彼女は汚れていない…

 

 イタチと鬼鮫を争いへと送り出すことが、その身を、心を闇に染めることだと受け止めてはいるが、まだその手は血にぬれてはいない。

 

 そんな水蓮を彼らは守ろうとしている。

 水蓮を汚すまいとその方法を探し、選びながら。

 二人の行動はそれを物語っていた。

 

 そして、それは自分も同じだったのだろうと、そう思う。

 

 知らぬうちにイナホを守っていた自分。

 それは二人の弟を守ろうとするイナホに、幼いころの自分を重ねていたからだと思っていた。

 だが、それだけではなかった。

 イナホを守ろうとする水蓮を守っていたのだ。

 

 彼女を闇に染めまいと無意識に。

 そして今も、水蓮をマダラに近寄らせてはならないとそう感じている。

 

 

 それは水蓮が…

 

 

 小南のその思考が、月の中に浮かんだ影に遮られた。

 「戻ってきましたね」

 心底ほっとした表情の水蓮に、小南はうなづきを返した。

 小さく手を振って迎え入れる水蓮の後方に、デイダラの作った鳥が舞い降りる。

 「戻りましたよ」

 軽い口調で地に降り立った鬼鮫のもとへ水蓮が駆けてゆく。

 その隣にイタチも降り立つ。

 「ただいま」

 「お帰りなさい」

 小南はその様子を黙って見つめる。

 

 

 送り出した者が戻り「ただいま」と言う。

 そしてそれを「お帰り」と迎える。

 

 そんな当たり前の光景を、いったいいつから見ていないだろう…

 

 じっと3人を見つめる小南の前で、水蓮の放つ穏やかな空気がイタチと鬼鮫を包み込んでいく。

 

 そこには淡い光が輝いて見える。

 

 そしてその光に二人の瞳が照らされているようにも。

 

 ひとたび血に染まってしまえばあの光は失われるだろう。

 

 イタチと鬼鮫はあの光を守りたいのだ。

 

 血の涙にぬれ、闇の中で生きる二人を照らす光。

 

 それはまるで…

 

 「暁…」

 

 水蓮の存在はイタチと鬼鮫にとって、かつて弥彦が、長門が、自分が胸に掲げた【暁】そのもの。

 

 小さくつぶやかれた小南のその言葉を、イタチと鬼鮫だけが捉えていた。

 

 二人は静かに小南を振り返る。

 それと入れ違いにデイダラとサソリが水蓮のもとへと身を下ろした。

 「あーね。任務終了だぜ!うん」

 「派手にやりすぎだ、デイダラ。うるさくてかなわん」

 水蓮はいつもの二人を同じように迎える。

 「あれ?なんかいい匂いすんな」

 鼻を鳴らしながら匂いをたどり、洞窟の中へと足を進めるデイダラに水蓮が続く。

 「夕飯作ってたの。一緒に戻ってくると思ってたくさん作ってあるから、食べて行って」

 「やったぜ!うん」

 足早に中に入るデイダラの後ろで、サソリが水蓮の隣に並ぶ。

 「オイお前。最近作った薬を出せ」

 「なんで?」

 顔をしかめる水蓮に、サソリではなくデイダラが答える。

 「旦那、この間もらったあーねの薬、勝手に売ってたぜ」

 「ええっ!」

 声を上げる水蓮から目をそらし、サソリは小さく舌を鳴らした。

 「ちょっと!勝手なことしないでよ!」

 「有効に活用してやってるんだ。感謝しろ」

 「なんでそうなるのよ!」

 「いいから出せ」

 「いやよ!」

 二人の言い合いにデイダラが口をはさむ。

 「結構法外な値段で売ってたみたいだぜ」

 「ええっ!やめてよ!」

 「余計なこと言いやがって。後で覚えてろよデイダラ」

 「おーこわ…」

 そんな3人のやり取りにイタチがため息を吐く。

 「鬼鮫。どうにかしろ…」

 見つかりにくい場所にあるとはいえ、ああ騒がれては意味がない。

 その意図をくみ取り鬼鮫が「はいはい」と歩を進め、イタチが続く。

 「鬼鮫。イタチ」

 数歩進ませた足がその呼びかけにとまった。

 振り向いた先では小南が水蓮の背を見つめている。

 「なんだ」

 「なんです?」

 小南は少しの沈黙のあと、やはり水蓮を見つめたまま静かに言った。

 「せいぜい大切にしなさい」

 二人が少し目を見開いた。

 小南はくるりと背を向け、もう一言残した。

 「医療忍者は貴重よ」

 イタチと鬼鮫が顔を見合わせる。

 そしてすぐに小南の背に向き直りうなづいた。

 「わかりました」

 「承知した」

 その答えを聞き、小南は振り返ることなく姿を消した。

 

 

 …もう会うことはないだろう…

 

 

 風の中を駆けながら小南は水蓮の姿を思い出す。

 

 此度はマダラに言われ仕方なく任務に出た。

 おそらく自分の力を、そして裏切らぬかを見定めるために。

 

 

 だが、自分はもう二度と長門のそばを離れない…

 

 そしてイタチと鬼鮫は彼女を、あそこへは近づけさせないだろう…

 

 自分も…

 

 

 いまだこの世に残っていたあの光を汚したくない…

 

 

 小南はグッと足に力を入れてスピードを上げた。

 

 

 戻りついた先で、マダラが「どうだった」と低い声で聞いてきた。

 「別に。何もありはしない」

 「あの女はどうだった」

 もう一度重ねて聞くマダラに、小南は目を向けることなく答える。

 「問題はないわ。でも、前線では使えない。知識も経験も足らず危うい」

 「そうか」

 どこか不服そうにマダラがつぶやいた。

 「懸念することはない」

 小南はようやくマダラをその目に映し、静かな口調で続けた。

 「彼女はイタチが(ここ)にいる限り、決して組織を裏切らない」

 「そうか」

 面白そうな口調にかわる。

 嫌悪で眉を動かした小南に、マダラはまた面白そうに言った。

 「お前と同じだな」

 

 違う…

 

 口には出さず、小南は背を向けた。

 確かに、自分も長門が【暁】でいる限り、ここを離れることも、反することもしないだろう。

 だが、彼女は自分のように汚れてはいない。

 

 自分と水蓮は違う…

 

 だけど、もしこれから【今】を見つめて生きてゆくことができたなら…

 

 ほんの少しだけ同じ色をこの身に彩ることを許されるだろうか…

 

 あの日描いた【暁】の光を…

 

 

 「ご苦労だったな」

 微塵も心にない言葉を吐き出すマダラに、小南はほんの少しも振り返らずその場を去る。

 

 そして自分のいるべき場所へと戻った。

 

 そこで待っていた大切な存在の隣に立ち、いつもと変わらぬ表情で小さな声でつぶやくように言う。

 

 「ただいま」

 

 彼は少し驚いた様子を見せたが、それでも小さな声で小南に応えた。

 

 「おかえり」と。

 

 

 この地に降る血の雨は、今日もすべてを濡らしてゆく。

 

 だが小南の瞳には、ほんの少しだけ今までとは違う色が混じって見えた。




いつもありがとうございます(*^_^*)
小南と水蓮…最期はこのような感じになりました…。
もっと今後も絡ませようか…といろいろ考えたんですが、彼女のイメージや空気を壊さないためには、この辺が限度かと思いこの形に…。
これ以上関わると、のちに原作でナルトに会う前に小南が目を覚ましてしまう…と思って
(~_~;)
マダラに反旗を翻しかねない…(-_-;)
いつか違う形で小南の話とか描けたらいいな(*^_^*)
さて、ここまで【秘伝】【真伝】を交えながらオリジナル展開を中心に書いてきましたが、あと数話で原作の2部と重なる予定です。
あぁ…どうなるのか…。
上手く書いていけるか不安はありますが、妄想膨らませて進んでいきたいと思います!
これからもよろしくお願いいたします!

いつも本当にありがとうございます(*^。^*)

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