DARK SOULS The Encounter World【旧題:呼び出された世界にて】   作:キサラギ職員

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Vanguard

 あれはよくないものだとこの場の誰もが理解したが、行動に移せるものはごくわずかであった。

 王都を統べる位の高いもの。詰め所で暇をもてあます衛兵達。そして、アッシュたち。

 しかし彼らは異常なまでの霧の濃さによって行動を制限されるばかりか――混乱の渦の中に叩き込まれることになる。

 

 「あれは一体……?」

 

 デュラの仕事場の屋上へと駆け出したアッシュは絶句した。巨大な樹木の壁とでも称すべき物体が湾岸地帯へ突っ込んでいるのを見てしまったからだ。視線をずらしていくと市民達が恐怖の表情を浮かべて物体を指差しているのが見えた。神に祈るもの。武器を取り叫ぶもの。一目散に逃げていくもの。反応はさまざまであったが、一様に直感していたであろう。敵わないのだと。

 例えるならば竜巻や津波に等しい。災害をどうして殺すことができるというのか。

 けれどアッシュはすぐに行動に移していた。愛用のありふれたロングソードを握り締めて視線を研ぎ澄ます。服のすそが俄かに燃え上がると、体中から火の粉があがって大気中に溶けていく。偉大なソウルを宿した体が燃え上がる様子は神秘性に満ち溢れていた。

 後を追いかけてきたシャナロット、キアラン、デュラの面々があっけに取られたように湾岸地帯に聳え立つ壁を見上げた。

 距離で言えば絶望的に遠いというわけではないにも関わらず、全貌が霞んで細部まで観察できない。霧という障害物が物体によって吐き出されているなど誰もが理解できなかった。

 街中の鳥たちが狂ったように飛び回っていた。一目散に物体へ飛びぬけていくのが大多数であったが、一部が正気を失ったのか壁に衝突し、あるいは窓ガラスを破壊していた。

 

 「こわい……」

 

 シャナロットが思わずアッシュの袖を掴むと背後に隠れた。頭をアッシュが撫でる。

 

 「上位者か……? いや、しかし」

 

 困惑の色を隠すどころか冷静な言葉を吐くのはデュラであった。同等の存在と合間見えたことがあるような口ぶりであった。

 上位者。

 獣の対極たる彼らは宇宙、海、影、人知の及ばぬ領域に潜んでいる。街中に潜む不気味な巨人。海から来る白い巨体。子守の影。知識を授かり発狂した愚かな蜘蛛のなりそこない。歪な月の支配者。かつて上位者と人の営みの痕跡を発見したビルゲンワースは地底遺跡に宇宙を見た。狂乱染みた探求の末に見捨てられた星の娘とめぐり合ったのだという。そして、星の彼方に神秘を追求する聖歌隊へと繋がっていったのだ。

 

 「岩の大樹……というわけではなさそうだ」

 

 腕を組み、蜂のように眼光を鋭くするのはキアランであった。多くの魔物と死闘を繰り広げてきた彼女でも見たことの無い相手らしかった。

 

 「グウィンの後継者アッシュよ。貴公……あれがなにかわかるか?」

 

 キアランがアッシュに問いかける。自分より後の時代の人間らしいことがわかっていたので、もしかすると未来では物体がありふれているのかもしれないと考えたのか。

 アッシュが首を振ると、ロングソードを鞘に納め、唸った。アッシュの記憶の中で合致するのは岩の大樹であった。遠い昔。グウィン以前の世界は灰色の樹木と竜によって占められていた。大樹が動くなどありえなかったが、唯一の近似するものはそれ以外に無かった。

 

 「わからない。嫌な予感がする。皆、すぐに支度をしよう。戦の予感がするのだ」

 

 応、と声が上がった。

 この場の戦士たちに共通することはただひとつ。

 無辜の市民を守ること。

 騎士は誓いを胸に。暗殺者は自らの誇りにかけて。愚かな灰の男は哀れな獣の住民たちを脳裏に。

 もっとも、唯一シャナロットだけは怯えるばかりであったが。

 

 

 

 アッシュの予感はまさに的中していたと言えよう。

 霧から雲霞の如く複数の目玉を持つ巨人が現れ始めたのだから。褐色がかった分厚い皮膚。筋肉と脂肪に包まれた並みの建物を凌駕する体躯。握る棍棒は街路樹のように太く重い。立ち向かう槍衾と矢を易々と突進で潰しては地面の染みを増やしていく存在。

 さらには泥を煮詰めたような巨人までもが出現していた。顔の無いそれが歩くたびに家屋が踏み潰され、人々が命を落とす。色の無い霧によって生命を貪欲に吸い上げては自らのものにしていくのだ。

 彼らは災いの先触れとして出現する人類の敵であり、世界を拡散に導くものである。故に巨人らはこう呼ばれるのだ。拡散の尖兵と。

 王都の守りを固める衛兵達は絶望的な戦いを強いられていた。槍も矢も通さぬ分厚い皮膚の巨人が仲間を数人まとめて馬ごと棍棒で磨り潰す場面を目撃して、絶望しない兵士などいない。まして巨人の数が無尽蔵であるならば、逃げ出してしまいたい衝動に駆られるだろう。

 しかし逃げ場は無かった。王都を包み込む深い霧が彼らの方向感覚を奪い去っていた。あろうことか理性までも。霧に包まれたものは風邪を引いたようにうずくまり、しまいには正気を失い人々に次々襲い掛かり始めるのだ。隣にいる兵士がいつ自分に牙を剥くかもわからない恐怖。既に統制は失われていた。

 

 「糞……応援はまだか!?」

 「隊長が死亡した! お前が指揮をとれ!」

 

 棍棒でひき肉にされた隊長の様子を見ていた男が、副隊長たる男の肩を小突き怒鳴った。

 大勢の衛兵達の槍を受けながらも怯むことなく突き進む化け物を前に、隊長になった男は背中を向けて逃げ出そうとした。

 正面に別の巨大な足があった。衝突し、地面に転がる。慌てて姿勢を起こそうとした男は別の巨人に踏み潰された。

 

 キアランは王都で一番高い寺院の塔へ登っていた。僅かな凹凸に手をかけては猿か何かのように。尖塔へ足をかけると本塔の窓の淵に飛びつき、さらに上へ上へ。頂上へたどり着くのに要した時間は茶を嗜む間よりも短かったであろう。

 見事な金糸で装飾された青い装束。優しい表情を湛えた白磁の仮面。象牙の髪の装飾。左右に象徴的な二振りを携えた姿。ここにいるのは年頃の女性たるキアランではない。戦士キアランであった。

 装備を取りに戻るのにデュラに同行して貰った後にすぐに行動に移したのだ。キアランはたとえ相手が何であれ無辜の市民が殺傷される場面を見過ごしておけるだけ残忍なものではなかった。

 腰に剣をぶら下げたまま、自らも塔からぶら下がる。腕力で体を持ち上げると、寺院の塔の頂点から遠景を望む。双眼鏡を取り出すと、霧の彼方に霞む巨大な樹木の集合物に焦点を合わせた。

 

 「見れば見るほどにわからんな……闇の化け物でもない。神でもない。あれは……なんだ?」

 

 樹木を大量に結合させたような物体と表現する他に無い姿が映りこんで来る。害意は感じなかったが、明らかに霧はその物体から発せられていた。ニトの瘴気のように明白に死という概念を孕んでいるわけではない。入眠際に錯覚する白い残像のように、幻覚そのもののようにあやふやで、しかし明白に存在を検知できる不気味なもの。霧がいかなる害をもたらすのはキアランにはわからなかったが、霧から現れた怪物共が市民を殺傷していることは理解できた。

 仮面の奥で吐息を吸い込む。体中の力を奪い去らんとする霧はしかし、蜂の精神を揺るがすことは叶わない。

 

 「王の刃たるキアランは居ないが……貴様らを葬りたくてたまらん私ならばいるぞ」

 

 目を閉じると、視界という感覚を殺す。仮面の奥で形のよい唇が動いた。手元に小さい杖を取り出すと、自らの足を叩く。最古の暗殺者集団たる彼女は無数の手段を知っている。大衆の面前で殺すこともあれば、毒を盛ることもある。

 飛び降りて殺すこともあるのだ。

 次の瞬間キアランの体は宙に跳んでいた。全てを重力に預けて、跳躍したのだ。地上までの距離は人が蟻かなにかに見えるほどで、間違っても生存できる可能性は無い。というのに、彼女の体は不自然に降下速度を一定に保っていた。

 空中で腰の二振りを抜く。残忍なまでの黄金と霧に紛れる暗色の銀が残像を曳いた。

 腰が抜けて立てず逃げることもできない衛兵は見た。青い影が頭上の霧を引き裂き落下してくる瞬間を。

 

 「――跪け、下郎」

 

 青い声が命じた。

 騎士が巨人の肩へ着地するや、黄金を迸らせる。皮膚を引き裂き頭部がぐらりと傾いだ。

 悠々と怪物の肩から飛び降りたキアランは、踊るように左の黄金を翻すと怪物の脚部を基点に舞った。遠心力を利用して皮を一撃で撫で切ると捲り上がった傷口を銀色の殺意を持って仕上げる。

 首への一撃。脚部の傷口から進入する猛毒によって巨体が倒れこむ。強固たる生命力が巨体を動かさんとしていたが、黄金が頭部へと突き立てられると永遠に静止した。

 巨人が死ぬ。ありえない光景を目撃した衛兵達は白磁の仮面の無表情の奥で何者かが密かに笑うのを聞いた。

 

 「あ、ありがとう……! 君名前は……」

 「しがない……義勇兵だ。貴公。怖気づいている場合ではない。槍を構えろ、矢を放て、魔術師を束にしろ、使える人員をかき集めよ」

 

 キアランは腰を抜かした兵士の手を強引に引き立ち上がらせると、落ちていた槍を拾い押し付けて背を向け駆け出した。

 剣をがむしゃらに振り回す兵士を見た。仲間たちが気の違ったように武器を振り下ろす男を見て慄いている。

 金銀が空間を一閃。武器がはじかれ地面に転がった。

 霧に紛れる青い影は兵士たちの視界から瞬時に遠ざかっていく。

 

 「この霧は……人を蝕むか」

 

 駆け抜ける。賑わいを見せていた大通りは魔女の鍋どころかゴミクズだらけと化していた。横転した馬車。屋台には由来もわからぬ死体が突っ込んでいる。巨人に叩き潰された母親の傍らで声を上げて泣く子供がいるかと思えば、頭を抱えて仲間に攻撃を仕掛ける兵士がいた。

 全てを救うことはできない。ならば敵を殺して安全を確保するのみだ。

 駆けるキアランはデュラから受け取った妙な道具を腰にぶら下げていた。曰く握り、仕掛けを指で引き込むことで輝く光弾を発射できるらしい。連絡を取りたいときはこれを撃てと言われていた。

 キアランの頭上で稲光が轟々と空気を打ち鳴らした。一陣の閃光が射出されるや、霧に痕跡を曳きつつ一点へと収束し、大破壊をもたらす。巨人の上半身がぱっと赤黒い血液へと変換される。鏃は勢いを損なわず別の家屋の屋根を吹き飛ばしようやく止まった。

 アッシュが竜狩りの大弓で狙撃しているのであろう。火の力を継いだ男の一撃は、かつてのグウィンにも引けを取らない破滅的な威力を秘めていた。

 

 「やはり貴公はグウィンの後を継いだのだな……アッシュ。薪の王よ」

 

 感慨深げにつぶやくと、自らに斬りかかってきた衛兵を一撫でをする。煌く剣閃を受け兵士がどうと倒れこんだ。

 

 「……許しは請わん」

 

 呟くと、腰を落とし続く二人目の両足を叩ききって宙に浮かし、暗銀の残滅を腹に突き立てた。

 切っ先を地面に。正気を失った衛兵の体を穿ったまましばし沈黙する。

 死に祈るかのように。

 正気を失ったのであれば放置しておけない。戦闘不能にできるならばそうするだろうが、武器を振り回す相手に手加減はできなかった。

 

 「獣のにおいを感じたと思ったら……女か」

 

 鐘の低音が鳴り響く。

 面を上げたキアランの背後にいつの間にやら目深く帽子を被った長身が佇んでいた。大量の返り血を浴びて装束が真っ赤に染まっていた。

 狩人が口元を歪に歪める。

 

 「デカブツもいいが別の世界の騎士もどき様を狩るのも得難い経験だろうなあ……ククク……ククククク」

 

 狩人がきしんだ金属音を上げて武器を展開した。

 

 

 

 

 

 

 アンカーを大地に突き刺すと矢というには凶悪すぎる長さと重量を誇るそれを番えた。

 竜を射殺すための矢である。竜はもちろんのこと、巨人であろうと無かろうと有象無象の区別無く殺害できる。

 そして知れ。最初の火の足掻きをこめられた一撃は、神代の御伽噺に登場する必殺の槍に匹敵するものであると。

 

 「貴公……良くぞ見えるな」

 「あぁ。“眼”はいいのだ」

 

 デュラの仕事場の屋上。

 手持ちの矢とその他槍やら杭やらをかき集めて並べたその場に男二人と子供が一人いた。到底背負えるような大きさではない矢を数十発は下らない量があたりに並べられている。

 アッシュは底なしの木箱なる道具に無数の武具を収納していた。矢は箱から引き出したのだ。それは空間を無視してものを飲み込むことができる便利な道具であり、戦闘中に引き出して有利に状況を進めようと思えばできるのだが――とにかく気難しいことで知られる。武具を引き出そうとしてなぜかゴミクズが出てくることなど日常茶飯事。下手に手を突っ込むと噛み切られることもある。曰く高名な神が貪欲さのあまりに追放された姿であるという。アッシュは、稀に貴重な品を“食らわれる”こともあり、貪欲の神を信頼していなかった。真の貴重品は信頼できる人物に預けて巡礼の道を行くのが常であった。

 巨人とはいえ距離を離せばゴマ粒が如し大きさとなる。まして建物や霧が遮る中での狙撃は困難を極めるであろう。

 というのにアッシュは寸分の狂いもなくファリスが如き狙撃をし続けていた。今まで吸引してきたソウルの持ち主が狙撃を得意としていたのだろうか。

 準備。アンカーを突き刺し、両足を広げる。

 狙い。目標である巨人の頭部を見据える。想定される軌道を相手の移動先に重ねる。

 構え。弦を引く。

 

 「むぅぅぅん……!」

 

 アッシュが息を吸いこんだ。肺に目いっぱい空気を封じ込める。吐き出すや、火の粉が漏れ出した。

 デュラは灰色の狩装束を身にまとっていた。傍らには今の今まで仕事場の隅で埃を被っていた杭打ち武器が握られていた。何せ銃が存在しない世界である。緊急事態でもなければ複雑な構造の火薬の工房武器を持ち出すことはできなかったのだ。故障でもすれば二度と使えなくなるだろう。

 恐ろしく巨大な強弓を今まさに放たんとしている男を横目に見遣る。月の香りはしないが、煤けた灰のにおいがする男を。由来など知らなかったが、強大な力を有しているであろう男を。

 

 「はぁっ!」

 

 限界まで引き絞った弦をさらに捻るという手段によって鏃が弾丸と化した。鏃が雷鳴を伴い霧を螺旋状にねじ切って飛翔していく。

 鏃が、巨人――拡散の尖兵の一体の右腕を棍棒もろとも灰に変換せしめた。巨人は絶叫を上げ地面に転がった。

 

 「ううむ……はずしたか」

 「既に死に体だ。次を狙いたまえよ。時にアッシュ。我々はいつキアランを追うべきか」

 

 デュラが望遠鏡から目を離し問いかけた。

 まず、斥候としてキアランが強行偵察を実施。霧を発生させている物体と、敵勢力の分析を行う。万が一危険が生じたときはフレアガンを撃つという手はずであった。

 ―――もっとも。

 デュラは遠方に霞む物体を睨み付ける。

 アレを調べたところで理解が及ぶとも思えないが。

 

 「彼女の合図を待つべきだと思っている。彼女が王の刃であることが真であれば、私の出る幕などないだろうからな。斥候として彼女以上に優秀な戦士は居まい。それにシャナロットを残してはいけない」

 

 アッシュは言うと、椅子に座っているシャナロットを一瞥した。

 彼女はタリスマンを胸に抱えて屋上から下を恐々と眺めていた。逃げ惑う人々。衛兵達が怒号を上げて駆け抜けていく。御者を失った馬車が出鱈目な速度で道路を直進していったかと思えば、霧の彼方に消える。

 デュラが自らの武器を誇示するかのように腕を振った。

 

 「私が守ろうか。貴公は安心して行けばよい。これでも子守は慣れている」

 「渡せんなあ。お姫様を守るのは騎士の誉れなのでな」

 「……貴公案外粋なことを言うのだな。幼い頃読んだ絵本を思い出したぞ」

 

 デュラが感心して拍手の真似事をすると、アッシュが肩を揺らし笑った。

 

 「などと言わないとお姫様は顔を赤くしてくれないのだ」

 「ほう」

 

 二名のいい年した大人が子供の頬を見遣る。赤いりんごがあった。

 アッシュの顔面に鏃が激突する。

 頬を風船にしたシャナロットが投擲したのだった。

 

 「おお、痛いぞ!」

 「和やかなところ申し訳ないが」

 

 デュラが言った。空を指差している。

 

 「赤い信号弾……キアランが危ない」

 

 赤い光が霧のさなかに漂っていた。




【狩人】
いつから味方だと錯覚していた?
瞳の数が多すぎて頭から触手が生えかかっているらしい人。
まだ赤い月は乗り越えてないらしい。
NPCを全員殺してアイテム奪っちゃう系の啓蒙の高さ。

【キアランの魔術】
落下制御。特に熟練した彼女の術は塔の天辺から飛び降りても無事が保障される。

【底無しの木箱】
底の無い木箱。不思議なことに体積を無視して物体を収納できる。
貪欲の神が追放された際に罰を受けこの姿にされたのだという。
しかし使用者よ気をつけたまえ。
貪欲者は常に財産を狙っているのだから。


【火継ぎの直剣】
ごくありきたりな直剣。
火のはじまりからもっとも遠い時代の英雄が担ったという。

人はありきたりなものにこそ思いを託すものだ。
ソウルが人を鍛える代償として呪いをかけるように。




割と話変わりますけどコロコロ装備入れ替える描写ゲーム的過ぎてどうかと思ってるんですよね。
なので貪欲者の木箱は下手に手を突っ込むとちぎられたり妙なアイテム出てきたりするドラえもん仕様(?)と解釈してます。戦闘中もたもた装備を出し始めるのは嫌なので。ということでロングソードは鞘。ダガーは盾の裏。大弓は背中に背負う重装備で挑んでもらってます。
騎士たるもの一つの武具を極めねばという妄執に似た思いのためかアッシュさんはロングソードメインで他はあまり使いたがりません。必要に応じて使うだけで。

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