DARK SOULS The Encounter World【旧題:呼び出された世界にて】   作:キサラギ職員

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雪に埋もれたエス・ロイエス

 旅立つときがやってきた。

 アッシュは身支度を簡単に整えていた。不死は食わず飲まずで生きてゆける存在だ。自身が篝火である今、もはや必要なものといえば装備品くらいなもので、他のものは持ち歩く必要性さえなかった。ただし、傍らについてくる少女は別だが。

 アッシュの火はますます強さを失いつつあった。火を失ったとき、アッシュは全てを失うことになるだろう。世界を救う以外の使命を失った男が、世界を救うことができなくなったら。もはや死ぬことも生きることもできない亡者に成り果てる他に無かった。

 だからこそシャナロットが傍にいる必要があったのだ。火守女は常に火を守るもの。例え篝火が歩いたとしても付いていくものだ。最も本人が拒絶すれば別だったが――。

 シャナロットは拒絶しなかったのだ。

 

 「いいよ。アッシュの傍にいてあげる」

 

 と儚げに笑って見せたのだった。もともとの記憶が蘇ってきたのか、堅苦しい棘のある口調が無くなっていた。本来は快活で無邪気な性格だったのだろうが、この世界での経験もあってか年頃の娘らしい性格になっていた。とはいえ鉄火場に踏み込もうかという時に躊躇わず頷いてみせるのは、度胸があるのか。それとも、火に吸い寄せられる夏虫が如きか。

 娘が行くといい始めれば当然のことながらルイーズも行きたがっていた。騎士アルトリウスに憧憬を抱いた身。付いていきたい気持ちは山々だったが――村を守らねばならない。隠蔽の術と森の秘匿性によって世界でも数少ない安全地帯かつアルトリウスが恩を受けた場所なのだ。防衛要員として残るしかなかった。

 同じく、キアランとデュラも残ることになった。キアランは相手が主に人間であった。少なくとも人のサイズに近い相手が仮想敵として訓練を積んできた身。竜やらの相手は厳しいと自ら引いたのであった。デュラは――霧に飲まれたとはいえ市民を殺害することはこれ以上できないと言い切った。最後にシフはアルトリウスの命によって残ることになった。森という環境においてシフという優秀な狩人の右に出るものはいない。自分を受け入れてくれた獣人達を守って欲しいと命令を下したのだ。

 アッシュ、レイム、アルトリウス、そしてシャナロットが霧の中へと向かうこととなったのだ。

 寝静まった夜に荷物を纏めた四名が村の入り口へと集合しつつあった。アッシュは眠さのあまり目を擦るシャナロットを胸に抱いて歩いていた。

 すやすやと眠るお姫様の横顔は宝石のように美しかった。

 

 「………」

 

 そういえば。微かに記憶が蘇り始める。

 田園風景の中を歩いていたときのこと。ぐずつく我が子を胸に抱えていたような。あれは確か――。

 思い出せなかった。それが自分の記憶であること自体確かではなかった。誰かの記憶かもしれない。アッシュは思考の穴に蓋をした。思い出すだけ無駄だ。むなしさだけが心を揺らすから。

 

 「アルトリウス様」

 「ルイーズか」

 

 アルトリウスは眠りこけたシフの傍らで焚き火を見つめていた。不死人が得るという火ではなく、通常の火であった。森で捕まえた得物を串焼きにして食べた痕跡が焚き火にあった。

 よい夜だとアルトリウスは空を仰いだ。

 ルイーズは一礼をすると背を向けて歩き始めた。腰の剣が微かに輝いていた。

 

 「御武運を」

 「あぁ、任された。貴公も幸運を」

 

 森の影から白服を纏った乙女が現れた。白いフード付きのゆったりとした装束を纏い、けれど腰から剣をぶら下げた相反する様相。例えるならば雪のような美しい女性であった。平素の鎧を脱いだキアランであるとアルトリウスは数秒間わからなかったらしく、居心地悪そうに焚き火の調子を見ていた。

 キアランは左手に握った何かを投げて寄越すと隣に腰掛けた。

 アルトリウスが受け取った。

 

 「お守りだ。闇を祓うような効力は無いが」

 「ありがたく頂戴する」

 

 お守りにアルトリウスが目を落とす。かつて自分が受け取った品に良く似ていた。ウーラシール市街地で転戦していた時に紛失してしまったものと。首にかけると、鎧の中に仕舞い込んだ。

 キアランは焚き火の前で膝を抱えて俯いていた。黙ってさえいれば、腰の武器さえなければ、森に住むという精霊を彷彿とさせる凛とした佇まいであった。ひとたび武器を取れば有象無象を血に染め上げるなど、初対面の人間は見抜けまい。

 

 「オーンスタインは……どうなったのだ」

 

 キアランがぽつりと呟いた。アルトリウスが勝利したことは知っていても場面を見たわけではなかったからだ。

 アルトリウスは火掻き棒で焚き火の薪の位置を弄りつつ低い声を震わせた。

 

 「彼は―――……霧に飲まれた。いや、王都を手中に収めつつある黒竜に支配されていた。私が手を下した」

 「最期はどうだった」

 「謝罪してきたよ。らしくもなく。彼は最期まで騎士だったと胸を張って言える」

 「そうか………」

 

 アルトリウスは、自らの剣に手を這わせた。闇の従者ダークレイスを狩るための武器には、神聖な力以外の何かが住み着いていた。輝ける太陽の象徴。雷の温かさが。オーンスタインは死んでいない。アルトリウスと共に生き続けるのだ。

 古代、戦友の亡骸からソウルを取る行為は餞(はなむけ)とされていた。

 キアランが目元を擦るとアルトリウスの肩を叩き背中を向けた。

 

 「死ぬなよ。死んだら許さんぞ」

 「一度は死んだ身だ。二度目の死も覚悟している」

 「死なないと言い切るものじゃないのか」

 「私は不死じゃないからな」

 

 ふん、とキアランが鼻を鳴らすと歩き去っていく。

 去り行く背中にアルトリウスが拳を突き上げた。

 

 「ばか者が」

 

 別れの言葉はついにアルトリウスには届かなかった。

 仮に届いていたとしても彼は笑うだけだろうが。

 

 

 

 

 

 「ナドラよ」

 

 騎士レイムは一人村の外れで月を仰いでいた。

 剣に宿った力に語りかける。姿こそ失えど闇の仔はあり続けていた。

 この世界に呼び出された理由はなんなのだろう。自分は英雄たる器に無い。何物かが自分を選び出したのだろうか。とすれば、役割を果たさねばならない。

 闇の仔ナドラは答えない。隣にあり続けることだけが望みなのだ、レイムが死のうが気にしまい。共に運命を辿ることを選ぶのだから。

 この世界の月は無機質だとレイムは思った。

 

 「………」

 

 レイムは沈黙した。騎士アルトリウスがいる。遠い時代の薪の王もいる。あらゆる世界と時代から召喚されたものたちがいるのだ。時代、世界、あるいは並行した違う世界。

 ならば、“あの男”もやってきているのではないか?

 人を救うのはやぶさかではないが―――あの男と決着をつけられるならば――。

 結果的に世界を救えればよし。自分が死んでもよし。負けても良いだろう。

 王に放逐された際に“あの男”と決着は付かずじまいであった。この世界に呼ばれた理由があの男との因縁に決着を付けるためであったとするならば、望むところだ。

 

 ふと見上げてみた。美しいはずの月が吼えているように思えた。

 そんなはずはないと浮かんだ疑念を拭い去る。

 

 

 

 

 かくして召喚された勇者達は各々の使命を果たすために旅に出た。

 旅に出なかったものたちにも魔の手が迫っているなどとは知らずに。

 一人の男だけが、それを察知していた。

 

 

 

 

 

 「貴公」

 「なにかな」

 

 三名の戦士が旅立っていった。成功するだろうか。失敗するだろうか。どちらにせよ、あとは祈るばかりだ。

 煙草を燻らす男を前に完全武装したキアランが現れた。

 二名は共に村の奥にある井戸の前にいた。あたりは森ばかりが広がっていた。空に座する月は恐ろしく大きく、銀色に輝いていた。

 キアランは腕を組んだまま、かつ灰色の男には目も向けずに歩む。井戸につくと体重を預け月を仰いだ。

 

 「なぜ嘘をついたのだ」

 「なんのことかな」

 「とぼけるなよ。住民を傷つけたくないなどと」

 

 キアランは剣呑な眼光をデュラに向けた。触れれば切れる抜き身の刀のような鋭利な視線がデュラの覆われた目元を打つ。人は嘘を付くときに必ずしも真を心に隠すものだ。キアランは、僅かな動揺と言葉のぶれから真を推し量るだけの技量を持っていた。

 デュラが口元を緩めると、燻らせているはずの煙草を胸ポケットにねじ込んだ。火を付けず咥えていただけらしい。肩をすかせると空を仰ぐ。

 

 「――――……貴公は宇宙(そら)が好きかね?」

 「藪から棒に………好きだが。人の趣向など訊ねて何がしたいのだ」

 

 月は大きく、星は満天。森の木々の隙間から覗く空の下でデュラの表情は晴れなかった。

 煌く星々と月。背景には大銀河の一部が空を横切る様があった。デュラの住んでいた街は蒸気機関が吐き出す煤で空も霞んでみえたものであるが、蒸気どころか科学のかの字も無いこの世界の空は遮るものが一切無かった。まさに心奪われるような空はしかし灰色の男にとって恐怖でしかなかった。

 

 「私は嫌いだね。特にあの月が」

 「言わんとすることがわからん」

 「私は鼻が良いといったな」

 「あぁ」

 

 デュラは森に輝く赤い瞳の群れを見遣った。それは理性を失った獣の群れであった。

 歓迎すると言わんばかりに一礼すると帽子のつばを深く押し込んだ。

 

 「今宵の月は少々臭う。揃いも揃って獣臭い連中がうようよとな……」

 「ふん、わかったぞ。そういうわけか」

 

 揺れる赤い瞳にキアランが無言で剣を引き抜いた。なるほど、デュラが残った理由がわかった。唯でさえ少ない戦力を二つに分断するのだ、最大戦力たる彼らのいない村を守るには“鼻”の利く自分が残ったほうがいいと考えたのだろう。

 しかし、疑問は残る。もし鼻が利いたとしても――どうしようもない強大な敵が襲撃してきたらどうするつもりだったのか。

 訊ねるとデュラが虚無的に笑った。

 

 「足掻くな、運命を受け入れろ」

 「受け入れるつもりはない」

 

 キアランは両手の剣を胸元で交差させると、息を吐いた。清浄な森の大気がこれから穢されることが残念でたまらなかった。

 

 「貴公ら……死に急ぐこともあるまいに!」

 

 キアランは波のように襲い来る獣の群れに対し、刃を腰に戻すや、ナイフを投げつけた。

 

 

 

 

 雪原にて。

 

 「寒いな」

 「ああ………アッシュ。貴公は寒くないのではないか」

 

 アッシュは頷いた。腐っても最初の火を受け継いだ身。雪原程度で寒気は感じなかった。

 

 「私を焚き火に見立てて休息してみるか?」

 「よしてくれ」

 

 アッシュが口元を緩めつつ提案すると、アルトリウスがげんなりした声を上げて首を振った。

 一行は果てしなく続く雪原を歩いていた。霧をくぐったかと思いきやいきなり雪原が広がっていたのだ。いつまでも広がりを見せる雪原のところどころには建築物の残骸が転がっていた。もとい、埋もれてしまっていたのだ。アノールロンド様式に見られる独特な尖塔があるかと思えば、太陽の光を彷彿とさせるレリーフのついた橋もあった。

 探求者を名乗った男ならば勘付いたかもしれない。古き混沌に飲み込まれた街の成れの果てであると。混沌はついに火を失い、しかし荒れ狂う冷気は行き所を失い国を覆い尽くしてしまった。エス・ロイエスと呼ばれた場所は歴史上から姿を消してしまっていたのだ。

 歴史の遺物を歩くは、アッシュとシャナロットとアルトリウスそしてレイムであった。

 先頭を行くアッシュはシャナロットを背中に乗せて歩んでいた。これでもソウルで肉体を変異させて来た身。底無しの体力が女子一人を担いでひたすら歩くことを可能にしていた。

 続くはアルトリウスであった。曰く“透明になれる”外套を羽織っていた。透明どころか黒一色に青と金を凝らした外套は雪原ではひたすらに目立っていた。彼はこれをグウィン王より授かったと語った。使いどころが無かったらしく仕舞い込んでいたらしい。

 最後尾のレイムは剣を背中に差し、何も身に着けずに歩いていた。

 

 「しかしレイム殿は寒くないのか」

 「あぁ。私の鎧は―――……人肌程度には温かい」

 

 含みを持たせた言い方であった。

 レイムの鎧は言わば闇の仔の棲家である。故に温かく、たとえ雪原の中でも着用者を凍えさせることはなかった。剣と鎧そして肉体に宿ったナドラの思念はおよそ尋常ではない力をもたらすのだ。例え外見上まともに見えたとしても。

 

 「羨ましいな。ならばシャナロットを背負ってくれるとありがたい」

 「断る。彼女は火守女となったのだろう。貴公の荷だ」

 「冗談のつもりだったのだが」

 

 アッシュの提案をレイムがにべも無くはねつける。

 シャナロットがアッシュの首を掴み取った。頬を膨らませてご機嫌斜めの様子である。

 

 「私のこと捨てちゃうの?」

 「冗談だ。冗談冗談。決して捨てないよ。許して欲しい」

 「……ふんっ」

 

 シャナロットがそっぽを向いた。アッシュは火そのものであり、シャナロットは火守女である。近づけば近づくほどに火の力が交互を暖めてくれる。丁度暖炉にひたるように、シャナロットは暖を取ることができていた。でなければ雪原を軽装備で渡れるはずが無いのだから。

 果てしなく続くように思われた雪原に変化があった。前方に石造りの門が見えてきたのだ。見れば雪原だったように見えたそれは地平線を横断するような全長を誇る城壁のような巨大構造物であった。

 

 「門の先が王都なのだろうか」

 

 アッシュが唸った。王都ラグズバードにも似たような門があったからだ。

 するとアルトリウスが白い吐息を漏らしつつ横に並んだ。

 

 「いいや、私の推測になるが……霧をくぐったら雪原だった。王都ラグズバードは雪の降るような場所じゃない。すると、既にここは――」

 「ラグズバードというわけか。何があってもおかしくないということだな。とりあえず門を通ってみよう。異存はないか」

 

 否の声が上がることはなかった。

 雪原をしばらく進んでいくと門の元に到達することができた。が、門は門でも開ける為の設備が一切見当たらないのだ。岩を削って扉の形にしているとでも言わんばかりの無表情を貫く門を前に一行が困り果てて上を仰いでいた。

 アルトリウスが壁の僅かな凹凸に手を掛けると、登ろうとした。凹凸が都合よく上まで付いているわけも無く滑落し、空中で壁を蹴り着地と同時に後方に転がって衝撃を殺す。間者さながらの身の軽さにシャナロットが驚嘆の息を漏らした。

 

 「だめだ。登れない」

 「破壊するというのは」

 

 レイムが提案するも二名が首を振ることで否決した。

 岩の壁は恐ろしく分厚そうに見えた。三人がもてうる最大の力を込めれば破壊することはできるだろうが、数日どころか一週間は要するであろう。おまけに門の向こう側が目的地と限らない。骨折り損の儲け無しになりかけなかった。

 

 「あんたら………門の向こうにいきたいのかい………」

 「何者だ?」

 

 アッシュはシャナロットをかばうようにして剣を抜いた。轟々と剣が燃え盛り、火の粉が宙を舞う。

 門の周辺にはいくつか岩作りの建物があった。いずれも様式、年代、ばらばらで、統一性が無かったものの、井戸らしき穴を中心に周囲を囲むようにして佇んでいた。声の主はコート・オブ・プレートというチェインメイルと全身甲冑の中間である簡素な鎧に身を包んだ戦士であった。戦士は井戸の傍らの石材に腰掛けて項垂れていた。

 不思議なことに、戦士は輪郭や顔立ちなどの凹凸こそ判別できるのだが、全身が黒く、半透明であった。

 戦士は頭を抱えると震え始めた。

 

 「思い出せない…………俺は……」

 

 戦士の姿が消えていく。亡霊そのものの存在を目にしても四名に動揺は無かった。

 アッシュの守りから抜け出したシャナロットが戦士のいたところへと歩いていく。何も無い。地面を指で擦ってみても、同じ場所に腰掛けてみても。シャナロットが首を振った。

 

 「誰もいないよ」

 「ウーム」

 

 アッシュは剣を鞘に戻した。戦士から敵意は感じられなかった。感じたのは、絶望、郷愁、悲しみ。召喚されてしまったものの末路なのかどうかさえ判断できなかったが、感情だけは読み取れた。自分の名前さえ思い出せないと言わんばかりの、深淵のように深い感情が。

 レイムが同じように直剣を抜き戦士のいた箇所へと歩みを進める。やはり誰もいない。首を振ると、剣の切っ先をぐるりと辺りの家々に向けた。

 

 「周囲を捜索してみるべきだ」

 

 応と声が上がった。

 アッシュは家の片隅に設けられた牛小屋らしき構造物に目をとめた。つい今しがた牛が飼育されていたと言わんばかりに生乾きの糞が積まれており、牛こそいないが鎖に繋がれた首輪が杭から伸びている。懐かしさを感じふらりと歩み寄ってみると、黒い影がいた。影は頭が歪に膨れた異形であった。異形は必死に藁の中に手を突っ込んで何かを探していた。

 アッシュは剣を抜きかけたが、やめた。敵意が無いのだ。抜け殻のようだった。

 

 「誰か、俺の目玉を知らないか……」

 「なんだって?」

 

 異形の影が囁き声で問いかけてくる。

 異形がいくら藁の中を探したところで、藁一本動く様子すらなかった。物体に干渉できないのであろう。 

 

 「水たまりに、落としちまったみたいなんだ………ここはずっと、青白いんだよ…………」

 「訊ねたいのだが、門の向こう側に行く手段を知らないか」

 

 アッシュが問いかけると異形の影は風景に溶けて消えていってしまった。

 困惑を隠せないアッシュの手をシャナロットが握ると見上げてきた。視線が合わさった。

 

 「目を探してあげればいいんじゃない……かな。お礼に門を開けてくれるかも」

 「目玉をか。しかし目玉だぞ………目玉の干物を探すのか……?」

 

 意味がわからんとアッシュがため息を吐く。まさか怪物退治ではなく謎解きから始まるなどとは思ってもよらなかった。

 シャナロットの言葉に頷くと、手を引いて牛小屋の外へと歩いていった。

 先はまだ長い。




【亡霊】
黒く透き通った影。
皆一様に悩みを抱えているようだが……?

【目玉】
石ころ? なんのことだよ(すっとぼけ)

【アルトリウスの外套】
アーサー王伝説の一節から。
姿を消せるという外套。効果は霧の指輪を弱くしたようなもの。
外套を着るような性格でもなかったので仕舞い込んでいた一品。
雪原だと色の関係上凄まじく目立つ。

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