やはり俺の彼女は可愛すぎる。   作:Never Say Never

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今回はあまり修正点なしです。


第2章 〜修学旅行編〜
修学旅行編 その1


奉仕部

八幡「今日も暇だな」

雪乃「そうね。でも、依頼が来ないということは、この学校としてはいいことよ」

結衣「そうだけど、やっぱ依頼が来ないつまらないよ!」

八幡「ま!このまま依頼が来なければあと少しで解散ということで。小町の待つ家へ一刻も早く帰りたい!」

雪乃「流石シスコンね、八幡」

結衣「ヒッキーそうゆうのって死亡フラグっていうんだよ!」

八幡「まぁな」

雪乃「流石に来ないわよ。そんなタイミングy

コンコン

結衣「ノックってことは」

八幡「平塚先生ではない、つまり」

雪乃「依頼ね。私が一番フラグというものをたててたみたいね。どうぞ」

ガラガラ

戸部「すみません!お願いします!!」

葉山「やあ」

雪乃「いきなりお願いしますと言われてもなんなのかわからないわ」

 

 

 

 

八幡「なるほど、つまり戸部が海老名さんに修学旅行で告白したいからその手伝いをしろと」

雪乃「端的に言えばそうゆうことね」

結衣「いいじゃん!受けてあげようよ!!」

戸部「マジっすか!ありがとうございます!」

八幡「待て由比ヶ浜。俺はこれは奉仕部の理念に反していると思うぞ」

結衣「えー。ヒッキーいいじゃん」

雪乃「でも、確かにこの依頼は奉仕部の理念には反してると思うわ」

結衣「えー!ゆきのんまで!?」

戸部「そこをなんとか!」

葉山「ヒキタニくんと雪ノ下さん、頼む!」

結衣「ヒッキーにゆきのん受けてあげようよ」

八幡「とりあえず、この依頼を受けるかは俺たち3人で話そうと思うから、決まったらまた連絡するということでどうだ?」

雪乃「ええ。とりあえずそれでいいと思うわ」

結衣「うーー。仕方ないか。ゴメンね戸部っち」

戸部「ういっす。では、お願いします!しつれいしやした!」

葉山「わかった。邪魔したね。じゃあ」

ガラガラピシャッ

結衣「なんでヒッキーもゆきのんも戸部っちの依頼受けてあげないんだし!」

八幡「だから言ったろ。この依頼は奉仕部の理念に反するからだ」

雪乃「ええ。私も同意見よ」

結衣「どこがだし!」

八幡「この部活は自立を促すみたいな部活だぞ。告白はもはや自立を促すことではない」

結衣「うー。でも、そしたら戸部っちがかわいそうだし!」

八幡「あほ。つーかそもそも告白は誰かの助けを借りるべきではないだろう。ま!これは俺の持論だが。それに海老名さんの気持ちはどうなんだよ」

雪乃「流石告白経験者の意見は違うわね。あと海老名さんの気持ちがどうかというのは確かにそうね」

結衣「は?どうゆうこと?」

八幡「海老名さんは戸部のことどう思ってんだよって話だよ。海老名さんが戸部に恋愛感情がないのなら、海老名さんはみんなが見てるなか告白を断らなければならない。そして、みんなに助けてもらった戸部はどう思う。それに断られた時点で、あのグループは崩壊すると思うぞ」

結衣「なるほど。そうゆうことか」

雪乃「とは言っても、この3人じゃ立場が違いすぎるから、それぞれの主観が入ってしまうわね」

八幡「確かにな。俺と雪乃はぼっち同然だし結衣は同じグループのヤツだもんな。確かに助けてやりたい気持ちはわからんでもないが、客観的視点を持つやつなんているのか?結衣の友達はダメだぞ。理由は結衣と同じだが」

結衣「へ?しゅかん?きゃっかんてき?」

八幡「なんで知らないんだよ」

雪乃「あら。あなたの彼女さんがいるじゃない」

八幡「え?凛?でも確かにあいつならな・・」

結衣「え?しぶりんに聞くの?」

雪乃「それがベストだと思うのだけれど」

八幡「仕方ないか。あいつに聞いてみる」

 

 

 

 

 

 

八幡「結論から言うと確かに奉仕部の理念に反するから手伝うまではしなくていいが、見守るくらいなら問題ないでしよ、だそうだ。ただし、さっき俺が言ったリスクの話はしとくべきだと言ってた」

結衣「わかった!」

雪乃「それが一番良さそうね」

結衣「じゃあ明日戸部っち呼ぶね!」

 

 

次の日

 

戸部「こんちわーっす!」

葉山「どうなったのかな?」

八幡「結論から言うと、手伝うという依頼は受けれないが、見守るという形での依頼なら受けるとなった」

戸部「それで充分っす!あざーす!」

八幡「待て!戸部。お前も充分わかってると思うが、振られた時のリスクだ。言い方が悪いかもしれないが、俺たちが見てる状況で振られるとかもしれないということ。あと断られたあとのあのグループの雰囲気だな。それがリスクだがそれで構わないなら受けるぞ。まぁもっとも後者は俺たちは関係ないがな」

戸部「それで問題ないっす!お願いします!」

結衣「戸部っち頑張ってね!」

葉山「ありがとう!君たちは僕たちのグループに入ってくれるということでいいのかな?」

八幡「仕方ないがそれでかまわん」

戸部「では、修学旅行ではお願いします!」

 

 

 

 

 

 

後日346プロ

凛(八幡修学旅行10月21日〜23日って言ってたなぁ。私も八幡と旅行行きたいなぁ)

武P「渋谷さん。今度の仕事なのですが、テレビのレポーターとしてトライアドプリムスの3人で京都に行ってもらいます」

凛「うん」

凛(京都かぁ。八幡も修学旅行で京都行くっていってたなぁ)

武P「泊りがけの仕事となるので、一応早めに連絡をしておきます」

凛「泊まり?うん、わかった。いつ?」

武P「えっとですね。10月の21日22日23日です」

凛「・・・・・・・・」

武P「ど、どうしました?渋谷さん?」

凛「10月21日〜23日まで京都で仕事・・?」

武P「ええ。家の用事がありましたか?でしたら他の

凛「いや!違うよ!!!!」ガタッ

武Pビクッ

武P「どうされました?」

凛「プロデューサーちょっと待ってて」

武P「は、はぁ」

凛 プルプル ア、モシモシ? ハチマン?

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

武P「あ、どうされました。渋谷さん」

凛「泊まるとこってどこ?」

武P「は、はあ。ホテルとなりますが、それがどうかされましたか」

凛「京都の〇〇ってとこじゃダメ?」

武P「構いませんが、どうかされましたでしょうか」

凛「ま、まぁね。加蓮と奈緒には言ってあるの?」

武P「はい。既に伝えてあります。3人で同じ部屋でよろしいですよね?

凛「うん。プロデューサーも来るの」

武P「ええ。おそらく隣の部屋になるかと。では、予約を取ってまいりますので」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

武P「予約を取って来ました。しかし、なるほどそうゆうことでしたか」

凛「バレちゃった?」

武P「比企谷さんでしたか」

凛「う、うん」

武P「一応アイドルということはホテルの方に伝えておきましたので。あのお二人には」

凛「うん。話すつもり。そろそろ加蓮と奈緒にも話しておかなきゃなって思って」

武P「なるほど。分かりました。しかし、向こうではばれないようにお願いしますよ」

凛「うん!」

凛(八幡!ビックリさせてあげる!)

 

 

 

side総武高校

修学旅行1日目

八幡(戸部は海老名さんに頑張って近づこうとしていることはこっちからもわかる。おそらく海老名さんも気づいているのだろう。露骨にではないが、さりげなく距離を置いている)

結衣「ヒッキー。戸部っち頑張ってるんだけどね」

八幡「おそらく海老名さんは戸部のやつに気づいてんだろ。だからなんかやな予感しかしない」

 

 

葉山「翔このまま頑張れ!」

戸部「そうっしょ!まだまだこれからっしょ」

八幡(ま!無理だと思うがな。はぁ、やだなぁいゃな予感しかしない!小町か凛助けて〜)

プルルルル

彩加「ホテルの電話だねどうしたんだろう」

葉山「はい。モシモシ。比企谷さん?はいわかりました。ヒキタニくん、フロントからでなんか電話を変わってくれだそうだ」

八幡「はい。お電話変わりました。比企谷です」

従業員『お客様から比企谷さんを呼んで欲しいとご連絡がありましたので、1266号室までお越しください』

八幡「は、はぁ。わかりました」

従業員『では、失礼します』

ガチャ

彩加「どうしたの?」

八幡「いや、なんか部屋に来て欲しい人がいるらしいから行ってくる」

彩加「なんでフロントどうしたんだろうね?」

八幡「だよな」

彩加「まぁいっか!八幡いってらっしゃい!!」ニッコリ

八幡(可愛い!!小町並みの可愛さ凛には劣るけど)

八幡「お、おう。行ってくるな」

 

 

ホテルロビー

八幡(でも、1266号室ってうちの高校じゃない。誰だ?)

結衣「あ、ヒッキー!どうしたの?部屋から出たくなさそうなのに」

雪乃「あら八幡。どうしたの?」

八幡「いや、なんか部屋に来てくれって呼び出されて」

雪乃「八幡を呼び出すなんて誰かしらね。戸塚君は同室だし」

八幡「そうなんだよな」

結衣「部屋はどこなの?」

八幡「1266号室だって」

雪乃「?1266号室ってうちの高校ではないわね」

結衣「うーーん。ますます怪しいね。私とゆきのんも行っていい?」

八幡「いや、誰かわからないから危ないからやめとけ」

雪乃「危ないからこそ行かせられるわけないじゃない」

結衣「そうだよ!やだって言ってもついていくよ!」

八幡「はぁ。わかった。でも、危なくなったらすぐ逃げろよ」

結衣「うん」

雪乃「ええ」

 

 

1266号室前

八幡「ここか」

雪乃「鍵はかかってないようね」

結衣「入る?」

八幡「入るだろ。俺がまず入るから、合図したら来い」

雪乃「わかったわ」

八幡「じゃあ行ってくる」

ガチャ

 

八幡「なんだ、誰もいn

???「八幡!!」ギュッ

八幡「!?」

八幡(なんだ?な、名前で呼ばれた!?ん?この声)

八幡「なんで凛がいるんだ?お前仕事は?」

凛「仕事で京都きたのトライアドプリムスで」

加蓮「ふーん。あんたが凛の・・・」

奈緒「目以外はいいね」

凛「奈緒?」ニッコリ

奈緒「いやいや!見た目の話しね!だから凛おこんないで!怖いよ!」ガクブル

加蓮「うん。人の中を見てくれそうな目だね」

八幡「いや仕事で来たからってなんでここに・・・って、だからあの時ホテルの名前聞いてきたのか」

凛「うん。そうだよ」

結衣「ヒッキー大丈夫?ってしぶりんじゃん!」

雪乃「あら。凛じゃない。どうしてここに?」

八幡「仕事で京都までトライアドプリムスの3人で来てるんだと」

結衣「へー。でもなんでこのホテル?」

八幡「結衣。その下りはさっきやったぞ」

結衣「ほえ?」

加蓮「凛この2人は?」

凛「八幡の同じ部活の子」

奈緒「2人とも可愛いな」

結衣「よろしく!」

雪乃「よろしく」

凛「で、告白の方は?」

八幡「えっとだな・・

カクカクシカジカ

でかなりヤバイ」

凛「うーん。でもリスクの話はしてたから仕方のないことかもね」

奈緒「だいたいリスクなしで告白する方がありえないだろ」

加蓮「うーん。それでも告白するんなら明日あたり?」

八幡「そうだろうな。やな予感が当たらなけりゃいいんだが・・」

凛「そうだね」

加蓮「そうだ!八幡君!なんかちひろさんからドリンク預k

八幡・凛「ドリンク!?」

八幡「やめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめてやめて」

凛「八幡ごめんね」

凛(もう一回やりたいけど)

結衣「ち、ちょっとヒッキーどうしたの?」

雪乃「八幡がここまで動揺するの?一体何が」

凛「えっとね

カクカクシカジカ

で八幡シンデレラプロジェクトのほとんどに追い回されてたの」

結衣「ヒッキー。それ役得じゃない?」

八幡「結衣。お前役得なんてことばしってたのか?」

結衣「ちょ、ヒッキーバカにすんなし!!で、どうなの」

八幡「アホ。考えてみろ。追いかけて来てるの振り払ってそのまま一直線で帰ろうと玄関にいたら、既に回り込まれてるんだぞ。しかも何秒単位で現れる時間読まれてたらしいし」

結衣「うわぁ。かわいそう」

八幡「そんで、薬の効果か切れるまで男子トイレで隠れようと思ってドア開けたら既にアイドルが中にいるんだぞ」

結衣「それは」

雪乃「怖いわね。でもなぜ?」

凛「あの時の私は八幡の考えてること手に取るようにわかったんだよね」

八幡「本当怖かった」

結衣「ひ、ヒッキードンマイ」

雪乃「大変だったわね」




今回奉仕部の2人がいらないという意見を頂いていたのですが、このあとのことも考えると結果的にここでトライアドと奉仕部で顔を合わせていたほうがいいという結論になりました。

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