やはり俺の彼女は可愛すぎる。   作:Never Say Never

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八幡・凛「私たちの始まりの日!」

3,4年前 

side凛

この前また男子に告白された。

あの人たちは私の何を知ってるの?よくあれで告白しようと思えるよ・・・

女子も女子でくだらないことしか考えてないし・・

なんで中身を知らないのに告白なんかできるのか知りたい・・・・

はぁ。誰か私渋谷凛を見てくれる人いないかなぁ?

 

凛「ってハナコ!」

 

いま私は飼い犬のハナコの散歩に来てるのだが、このハナコ人にほとんどなつかない。

私の家族にしか懐いてないんじゃないかな。

そしてそのハナコが急に走り出して…誰かにぶつかった?

 

???「っわ、なんだって犬か・・・飼い主どこ行ったんだ?」

凛「ごめんなさい!その犬私のです!」

???「そうかあんたの犬か。ま、気をつけてな。それじゃさよなら」

 

私の家族以外にハナコが懐いたとこ初めて見たよ

年は私と同じくらいかな。

ちょっと目が怖かったな。

でも、あの人のあの目は今まであってきた人とは違って、なにか物事の本質を見抜けそうな目をしてたんだけどな。あの人となら仲良くなれたかも。

 

 

 

 

 

Next Day

side凛

また、昨日の人と会えないかな?と、思いながら散歩してると

凛「あ!!」

 

昨日のひとだ。どうしよう声かけようかな。それとも、このまま散歩に誘うか・・・・よし、散歩に誘おう!!

 

凛「あの、すみません」

???「はい?」

凛「昨日うちの犬が、体当たりしてすみませんでした。」

???「ああ、昨日の・・全然大丈夫ですよ。」

凛「ここで会ったのも何かの縁ですしこのまま一緒に散歩しませんか?」

???「いや、でも悪くないですか?」

凛「いや、大丈夫です。この子も嬉しそうだし」

ハナコ「わんわん!!」

???「わ、わかりました。」

凛「私は、渋谷凛、中学2年だよ。」

???「比企谷八幡。俺も中学2年です。」

凛「同い年だし敬語やめようか。」

八幡「いや、でも初対面だし。」

凛「ダメ?」

八幡「わかりま、、、わかった」

凛「よろしく八幡。あ、八幡も名前で呼んでね。」ニコッ

八幡「お、おう。わかった。よろしく、り、凛」

凛「連絡先交換しようよ。八幡とならなにか気が合う気がするんだ。いいよね?」ニコッ

八幡「いやでも、それはさすがに」

凛「ダメ?」ウルウル

八幡「わ、わかった。じゃあこれに打ち込んどいて」

凛「え、私が打ち込むの・・・・・・・・はい、これからも遊ぼうね?」

八幡「・・・・・わかった。」

 

 

 

 

 

 

私と八幡の関係、まぁ私の八幡に対する感情が変わっただけだけど、私と八幡の関係が変化したのはあの日。

 

side凛

今日はこれから、八幡と遊ぶために、駅前で待ち合わせしてるんだけど

 

モブ「お嬢ちゃん、今から俺たちと遊ばない?」

凛「いや、今待ち合わせしてるから」

 

一時間も早く着いちゃった。そのせいで、まためんどくさいのに絡まれてる。

 

モブ「いいじゃん、カラオケとか行こうぜ。」

モブ「てか、まだ来てないんだろ。いいじゃんかよ。」ガシッ

 

てか、無理やりつかんできたよ。

 

凛「もうやめて!!」ドンッ

 

無理やりつかんできたから反射的に手を出してしまった。

 

モブ「おい!女だからって調子乗んな!!」バシンッ

 

痛ッ!!h、はたかれた!!ま、まずいこのままじゃ、誰か助けて・・・!!!

そんなことを思ったら急に目の前に誰かが来てくれた。

 

凛「八幡…?」

八幡「お前ら俺の凛になにしてくれてんの?」

 

 

 

side八幡

あ、まずい。凛がナンパされてるよ。つーか、あいつ早く来すぎだろ。俺もだけど。

てか、どうしよ。土下座でもするか。

それとも、凛には悪いが彼氏の振りするか。どうしy

オイ、アイツイマナニシタ?リンノコトナグッタノカ?

そう認識した瞬間からだが勝手に反応していた。

やったことは覚えてるけど体が勝手に動く。

 

八幡「お前ら俺の凛になにしてくれてんの?」

モブ「はあ?おまえなんだy」ゴフッ

 

とりあえず、凛に触れていた奴らをはがし、リーダー格の男を気絶させるまでタコ殴りにしていたにした。

 

モブ「てめえ、ふざけんな!」

 

うるさい。先に手を出したのはお前らだ。しかも凛に・・・・

だからお前らが悪いんだ。

気づいたら、あいつ等のほとんどを再起不能にしていた。

 

八幡「おい」

モブ「ひ、ひっ」

八幡「こいつら連れて、さっさと消えろ」

モブ「わ、わかった」

 

あいつらが消えるとこを確認したら、急に疲れがきて、目の前が真っ暗になった。

 

 

 

 

 

side凛

あいつらに、捕まった時、もうだめだと思った。でも、来てくれた。助けに来てくれた。

 

凛「は、八幡」

八幡「お前ら俺の凛になにしてくれてんの?」

 

俺の凛

そう聞いた瞬間体の底が熱くなるのが分かった。

八幡は結局あいつらのほとんどをボコボコにしてしまった。かっこよかった。見惚れてしまった。

 

凛「あ、八幡!!」

 

よかった。寝てるだけみたい。どうしよう。仕方ない私の家に行くか。タクシー使って

でも、八幡が私の家に・・・・

いきなりすぎたかな?

でも、そう考えただけで嬉しかった。

 

 

 

私の家の私の部屋に八幡を運ぶことに成功した。

今は膝枕をしている。 最初恥ずかしかったけどあいつらのせいでデートチャラになったんだからこれくらいしても問題ないよね!

普通の時もかっこいいけど、寝てるときの八幡はなんか可愛い。

そんなことを思いながら膝枕していると気づいたら八幡の頭をなでていた。

その時やっと気づいた。さっき助けてもらった時に芽生えていたこの感情に。私は八幡に恋してるのだと。

俺の凛と言われたときとてもうれしかった。八幡のすべてがいとおしい。

そうして、八幡の顔を見ていると、無意識にキスをしてしまった。

キスをした瞬間に、体に電流が走ったような感じがしてしまった。

そして、軽いキスだけでは満足できなくなって、もう一回した。今度は舌も入れて八幡を味わうように。

 

凛「大胆………すぎるかな?」

 

そんなことを何回か繰り返してると、そのまま寝てしまった。

 

 

 

side八幡

ん、ここはどこだ。っておいいいいいいいい!!なんで凛に膝枕されてんの??つーか凛寝てるし。

起こすのも悪いし、このまま寝かせとくか。つーかここどこだ?

なにがあったんだっけ?えーと。あ。俺とんでもないこと言ってた?

やばい死にたいよぉ。うん。キモいな

 

凛「ん、」

 

凛が起きたみたいだ。

 

 

凛「は、八幡!?お、起きてたの?」

八幡「お、おう。さっきな」

凛「起こしてくれえればよかったのに」

八幡「いや気持ちよさそうに、寝てたからさ」

凛「そ、そう。あ、あと駅の時はありがと。」

八幡「いや、俺が行くのが遅かったのが悪いんだしさ」

凛「いや、私が行くのが早すぎただけだし。それ関係なくても嬉しかったし」ニコッ

八幡「お、おう」

 

今の笑顔はやばいだろ。反則だろ。可愛すぎる

 

八幡「・・・・・・・」

凛「・・・・・・・・」

八幡「時間だし今日はもう帰るわ」

凛「う,うん。明日もう一回デー、、お出かけしない?」

八幡「わかった」

俺はわかってしまった。

なんだろうな。

いつから芽生えていた感情なのだろうか。

俺は渋谷凛という女の子に恋をしていると。そう分かった瞬間体が熱くなり逃げるように帰った 。

 

 

 

side凛

あの日から何回もデートをしているともう感情が抑えきらなくなってしまった。もう限界。だから私は今日八幡に告白する。

今日も洋服を見たり、映画に行ったり、いつも行く場所に行ってたけどなぜか今日は緊張する。

そして、今日のデートも終わりに近づいてきた。

凛「ねえ八幡。今日さ話したいことあるから、静かなところにいこ?」

八幡「わかった、俺も話したいことがある」

そうして私たちはある丘の上まで上がってきた。

凛「きれいなところだね。」

八幡「そうだな」

凛「・・・・・・」

八幡「・・・・・」

八幡「凛、話したいことって?」

凛「うん。

私ね。よく告白されるんだけど、その男子たちが外見だけで告白してくるのがむかついてたんだ。

なんで内面を知らないのに告白できるのかがよくわかんなかった。でもね、八幡は違った。私の内面を見てくれてるって思った。私、渋谷凛を見てくれてるって思った。嬉しかった。初めて会った時からこの人なら、私をわかってくれるかもって思った。私がナンパされたとき、体張ってまで助けてくれたでしょ?あの時に気づいたんだ。

私、渋谷凛は比企谷八幡さんのことが大好きです。私と付き合ってください!!」

 

少し沈黙。

ダメかな?

ふと八幡の方を見ると八幡は泣いていた。顔を赤くしながら

 

八幡「俺、ひねくれてて学校で友達いないんだよ。でも、俺はそれでいいと思ってた。どうせ、内面を知ろうとしないんだって。でも、凛は違った。凛は俺の内面を知ろうとしてくれた。俺は凛の内面を知ろうとした。凛をナンパから助けたとき、あいつらが凛を殴ったとき初めて俺の中の何かが切れたんだ。凛に恋してるって気付いたのはもう少し後だけどな。初めてだった。俺、比企谷八幡は、この子渋谷凛を助けなきゃって。俺もあの時気づいたんだ。凛となら、俺の探している『本物』になれるかもって。『本物』っていうのがどんなものかわからないけど、凛とそれがどんなものか探したいんだ。

俺、比企谷八幡も渋谷凛さんのことが大好きです。愛してます。こちらこそ俺と付き合ってください!!」

 

凛「本当に?私でいいの?」

八幡「ああ。凛じゃないとダメだ」

凛「私もう離さないよ」

八幡「そんな凛も大好きだ」

凛「ありがとう」

凛「両想いだったんだね。しかも、同じときから。嬉しいよ」

八幡「俺も嬉しいよ。大好きだ、凛」

凛「ねえ、八幡ぎゅってして?」

八幡「わかった」

 

時が止まったようだった。離れたくなかった。それとは別に八幡からしてほしいこともあった。

 

凛「八幡、あのナンパの後私の家で寝てる八幡にキスしちゃったんだ。ごめんね?」

八幡「マジで?でもそんなこと大丈夫だ。気にすんなよ。」

凛「じゃあ、お願いがあるんだけど」

八幡「なんだ?」

凛「八幡からキスしてよ」

八幡「え?」

凛「ダメかな?」ウルウル

八幡「大丈夫だ。俺もしたい」

 

チュッ

 

凛「もっと。もっと。もっとして?」

八幡「お安い御用だよ」

 

 

 

 

 

凛「ありがとうね?八幡」

八幡「こっちこそな」

凛「八幡は高校どこ行くの?」

八幡「総武高校に行こうと思ってる」

凛「じゃあ、私も行くから一緒に勉強しようね?」

八幡「わかった」

 

 

中学3年夏

凛「あのね、八幡。私東京に引っ越すことになっちゃったの」

八幡「え・・・・・まじかよ」

凛「私が東京に行っても、私の彼氏でいてくれる?」

八幡「あたりまえだろ」

凛「八幡、ほんとにごめんね?」

八幡「大丈夫だからもう泣くなって。」

凛「ありがとう」

 

チュッ

 

八幡「!?」

凛「ふふ」

八幡「凛にはかなわないな。じゃあな凛。愛してる」

凛「うん。私も愛してる」

 

 

高校1年春

凛の家

八幡「どうした?家にまで呼んで?」

凛「あのね、アイドルにスカウトされたんだ。昨日」

八幡「おう。すげーじゃねーか。で、やるの?」

凛「やってもいいかな?」

八幡「凛がやりたいんならやってもいいと思うぞ。凛に任せる」

凛「でも、アイドルって恋愛って駄目そうじゃん。だから・・・・」

八幡「俺は凛が凛のやりたいことできなくなるのが嫌なんだ。俺はお前の声が聞ければそれでいい」

凛「そ、そう?」

八幡「おう。彼女のやりたいことやらせないのは彼氏のすることじゃないからな」

凛「ありがとう。わかった。私できるとこまでやってみるよ。だからさ、今日うちに泊まっていかない?最後だし。うち今日家に誰もいないんだ。だから、私の初めてももらってくれると嬉しい・・・・・」

八幡「い、いいのか」

凛「当たり前じゃん。八幡にしかこんなこと言わないんだからね?浮気しないでね?」

八幡「するわけないだろ、浮気なんて。お前こそすんなよ?」

凛「それこそ当たり前じゃん。じゃあキスからして?」

チュッ

 




疲れた………
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