ラブライブ!~化け物と呼ばれた少年と9人の女神の物語~   作:そらなり

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どうも、そらなりです。

今回で、Aパート分が終わります。

今回は前書きでやらせてもらいます。新しくお気に入り登録をしてくださった星騎士さんありがとうございました!

さて、μ'sの精いっぱい頑張っている姿を見ていってください!


素朴な疑問

 いきなり部室のドアが開いたと思ったら急いできたと思われるとある人物がやってきた。

穂乃果「あ、にこ先輩」

 穂乃果が急に空いたドアを見るとそこにいたのはアイドル研究部部長のにこだった。

 

 そして慌ててきたにこは今疑問に思っていることを聞いた。

にこ「取材が来るってホント!?」

 今まで経験のないそれでいてアイドルらしいことができる機会に胸を躍らせていたのだろう。だからここまで必死になってきたのだ。

 

 空也はにこの問いにあっさりと答える。

空也「えぇ、というか来てます」

 そしてそこから始まるのはにこのキャラ披露だった。それを満場一致で無視して中庭へと向かった。

 

 

 

 

 

 中庭にやってくると先に連絡していた花陽と真姫がいた。

 

 手早く花陽のことを撮ろうということで花陽にカメラを向けているのだが、

花陽「たっ助けて……」

 いっこうにインタビューに答える様子はなかった。

 

 そんな花陽の姿を見ていた空也は、

空也「緊張しなくていいんだぞ。リラックス、リラックス」

 見ていられなくなり簡単なアドバイスを出した。

 

 そして希は花陽を安心させるために説明をする。

希「編集するから時間は気にしなくていいし」

 編集をするから時間はかかってもいい。それは今の花陽にはとても心の軽くなる言葉だった。

 

 しかし後輩が迷惑をかけてはいけないと思っている花陽は、

花陽「でっでも……」

 希の申し出を受けようか迷ってしまう。

 

 そこで空也は時間をそれほどかけないようにある提案をする。

空也「そうだな……。じゃあ凛と真姫とも一緒ならいいか」

 それは花陽も安心できて時間の心配もいらなくなる提案だった。

 

 花陽もその提案なら快く受け入れてくれる。

花陽「はい。それなら……」

 

 花陽が許可してくれたことで恥ずかしがっていた真姫もなんとか取材に顔を出してくれるということになった。

希「まずはアイドルの魅力について聞いてみたいと思います。では花陽さんから」

 そして1年生3人に希が質問をしていく。まずは花陽からだ。

 

 急に話を振られたことで少し戸惑ってしまう花陽だが、

花陽「え? えっと、その……」

 

 そんな花陽の性格を知っている凛からサポートが飛んできた。

凛「かよちんは昔からアイドル好きだったんだよね」

 少し質問の答えとあってはないような気がするがそれでも今の花陽にとっては話題を少し変えられるきっかけとなった。

 

 そして花陽はこの質問に対してははっきりと胸を張って言える。

花陽「はい!」

 今の今まで自信なさげだった彼女とは思えないほどはっきりと答える。

 

 希もはきはきとしゃべる花陽に合わせて話題を変える。

希「それでスクールアイドルに?」

 魅力からなぜスクールアイドルになったのかという今のμ's全員が答えやすい質問に。

 

 それをこたえようとした花陽なのだが、

花陽「はっはい。えっと……、うぷぷぷぷ」

 突然カメラのほうを見ながら笑いだしてしまう。

 

 その変化にいち早く気が付いた真姫はすぐに前に出てカメラのレンズを手でふさぐ。

真姫「ちょっと止めて」

 

 その行動を見て空也は真姫の見ているほう、空也の後ろの方を見た。

空也「あぁ、穂乃果。何やってんだよ」

 すると穂乃果が口をとんがらせるような変顔をして花陽のことをじっと見ていた。

 

 そして空也に気が付かれた穂乃果はその変顔をやめて、

穂乃果「いや~、緊張してるみたいだからほぐそうかなって思って」

 自分の変顔をしていた理由を空也たちに話した。

 

 真姫は穂乃果のほかに花陽のことを笑わせてようとしていた人物に話しかける。

真姫「ことり先輩も」

 それは穂乃果の隣にいたことりだった。

 

 そしてそのことりの顔にはひょっとこのお面が付いており、

ことり「頑張っているかね」

 少し声色を変えて1年生たちに話しかける。

 

 その2人の様子を見ていた真姫は呆れながら普段は言わないようなことを言った。

真姫「まったく。これじゃあμ'sがどんどん誤解されるわ」

 

 その真姫の言葉を聞いた穂乃果は素直にうれしくなった。

穂乃果「おぉ! 真姫ちゃんがμ'sの心配してくれた!」

 それは素直にμ'sの心配をしてくれたからだ。

 

 空也もそのことに気が付いており、

空也「素直になれたってとこかな」

 なかなか素直になれきれない真姫の成長に少しうれしくなっていた。

 

 その真姫本人は自分の言ったことをようやく理解して、

真姫「べっべつに~⁉」

 恥ずかしくなったのかそっぽを向いている。その顔はトマトのように赤かった。

 

 珍しい真姫の表情を撮ろうとカメラを向けた空也なのだが、

真姫「って撮らないで!」

 カメラに向かって顔を赤くした表情を向けてくれた。

 

 

 

 

 その後今まで撮った映像を見ながら、

凛「でも確かにこれまで撮った分だけ見るとちょっとね~」

 凛が言ったようにこの映像だけではアイドルということはわからないだろう。

 

 しかしそれも当然いつものことをやっていないのだから。

空也「ならいつもの練習風景ならいいんじゃないかもともとそっちが本命なんだし」

 そう言って空也は屋上に行くことを提案した。

 

 空也の言葉に納得した真姫は、

真姫「そうね」

 髪の毛をいじりながら楽しそうに答える。

 

 そして海未の言葉をきっかけに、

海未「それでは、早速屋上に行きましょうか」

 全員が屋上に向かうことになった。

 

 空也も壁に寄りかかっていた自分の体を起こし

空也「そうだな」

 そう言って屋上へとみんなと一緒に向かった。

 

 

 

 

 

 そしてダンスの練習をするために訪れた屋上では、空也が前でカウントを取り全体の様子を見ていた。

空也「1,2,3,4,5,6,7,8。花陽、ちょっと遅い」

 動きに自信のない花陽はまだ周りを見て踊ってしまっている。

 

 花陽も自分のやっていることはわかっているので、

花陽「はっはい!」

 踊っている中しっかりと返事をする。

 

 そして今度は逆に自信を持ちすぎている凛に注意をする。

空也「凛は逆にちょっと早い」

 運動神経がいいので回りより早く動けてしまう凛は少し回りと合わせられるようにならなくてはならない。

 

 そして注意を受けた凛は、

凛「はい!」

 短くそして素直にそのミスを受け入れた。

 

 その注意されている2人を見ていたにこは、

にこ「ちゃんとやりなさいよ~」

 部長としていうのだが、

 

 それは空也によってさえぎられてしまう。

空也「にこ先輩。まだステップミスってますよ」

 長い間一人でやってきたにこはまだ周りの動きにあっていない独学のステップをしてしまっていた。

 

 にこは今まで注意してくれる存在がいなかったこともあり、

にこ「わかってるわよ~」

 そう言いながらも少しうれしそうだった。

 

 そして恥ずかしがってしまう真姫は少し動きが小さくなってしまっていた。

空也「真姫。もっと大きな動きで!」

 空也が気付き真姫に伝える。

 

 真姫も練習中なので、

真姫「はい!」

 普段よりも素直に答える。

 

 そして今度は海未に変化がみられる。

空也「海未はちょっと硬いぞ~」

 このメンバーの中で一番恥ずかしがりやな海未は動きがとても不自然になってしまう。

 

 しかし、海未はそれを克服しなければならない。

海未「わかりました」

 なので真姫同様に素直に空也の指示を受け入れた。

 

 ダンスも終わりに近づいてくると全体的に疲れてきたようだ。

空也「穂乃果。へばってんのか」

 その中でも一番動く量の多い穂乃果の動きに疲れが見えるようになっていた。

 

 空也に注意された穂乃果はその言葉で、

穂乃果「まだまだ~」

 さっき以上にはきはきとした行動でやる気をアピールした。

 

 しかし何も悪いところだけというわけではない。

空也「ことり。先のステップ忘れるな」

 空也が見ているとことりが今までできなかったステップを間違えることなくできるようになっていた。

 

 空也が言ったことによって自分も理解したことりは、

ことり「うん!」

 ダンスをしながら最高の笑顔になる。

 

 空也は全体を見ながらカウントのリズムを変えずに、

空也「ラスト。決めるぞー」

 いよいよダンスの最後が見えてきた。

 

 その様子を少し離れてみていた希は、

希「かれこれ1時間ぶっとうしでダンスを続けてやっと休憩。全員息は上がってるが文句を言うものはいない」

 録画用のナレーションを入れながらその練習を見ていた。

 

 練習が終わってカメラのことが気になった真姫が希のほうにやってくる。

真姫「どう?」

 タオルで汗を拭きながらすっきりとした顔で何とも気持ちよさそうにしていた。

 

 そして聞かれた内容に希は素直に答える。

希「さすがに練習だと迫力が違うね。やることはやってるって感じやね」

 希が最初に感じたこと、それは知識がない自分でもやるべきことをやっている、それだけ本気で取り組んでいることが分かる練習であった。

 

 空也はμ'sに関係した人しか知らないことを取材に来た希に告げる。

空也「まぁ一応アイドルに詳しいにこ先輩に、俺の知り合いのアイドルから練習法を教えてもらって体力は出来上がってるので踊りだけなんですけど相当きついですよ」

 基本こういうことは言わないほうがいいのだが不思議と希には言ってもいいような気がしていた。

 

 でもそれを聞いた希は空也にある疑問が浮かんだ。

希「なんで踊ってない空也君が分かるの?」

 それはダンスをしているところを見たことのない希には知りえないことだった。

 

 そして空也はその理由を話す。

空也「みんなにダンスの振り付けを教えるのに俺自身が踊ってますから、結構疲れますよ。それにダンスは趣味でもありますから。ちょっとアップやって見ますか?」

 振り付けを考えているからには自分がその動きができなければならない。出なければ教えられないからだ。

 

 μ'sの練習に希を誘おうとした空也だが、

希「いや、今日はやめとくわ。また今度誘ってな?」

 希は何かを考えているようでその時の空也の提案を断った。

 

 希の変化に気が付いた空也もそこまで強制することではないので、

空也「そうですか。わかりました。またいつか」

 簡単に引き下がるが先ほどの希の言葉から今日じゃない違う日に参加する意思があるということ意味していることの空也は気が付いていた。

 

 さらに希には気になったことがあった。

希「それより、アイドルと知り合いなん?」

 それは空也の知人関係のことだった。

 

 希に聞かれたことも今回も何も偽らずに希に伝える。

空也「えぇ、それもまたいつか教えますよ」

 しかし、ここで空也が考えたことは先ほどの希の言葉と同じだった。

 

 先延ばし。希から言い出したことながらそれを利用して必ずいつか希に話すことをそれは示していた。

希「そう。じゃあ約束ね」

 また希もそのことに気が付いていた。だからここで約束をする意味があったのだ。

 

 空也もその約束を受け入れる。

空也「はい」

 

 希は最後に希が今の練習を見て一番気になったことを空也と真姫に訊ねる。

希「それと、練習って普通リーダーが指揮するものじゃないの?」

 それは空也が練習を指揮していたことで気になった疑問。

 

 真姫も言われて初めて思いついたようで、

真姫「そっそれは……」

 その場で言いよどんでしまう。

 

 しかしそれでも空也はそのことを理解していた。

空也「まぁ、あいつには向かないしな。リズム取りならまだしもみんなに指示まで出すとなると……」

 空也が言うように人には向き不向きがある。穂乃果に関してはリズムをとるだけならできるかもしれないが全体を見ることがリズムを取りながら行うのは難しい。そう結論付けた最初のメンバーである4人は全員が練習できるように空也がそう言った練習を考えるようになったのだ。

 

 

 

 

 

 部活の練習も終わり希が穂乃果の家を取材したいということで穂乃果の実家である穂むらに穂乃果と空也と希、そして最初から手伝いをしてくれた凛の4人で行った。

 

 店に入って穂乃果が自分の母親に説明すると大急ぎで家のほうに入って行った。

高坂ママ「そういうことは早く言ってよ」

 事情を聴いた穂乃果の母親はすぐさま取材の準備に入った。

 

 慌てている自分の母親を見ている穂乃果は少し呆れながら、

穂乃果「生徒会の人だよ~。家族にちょっと話聞きたいってだけだから、そんなに気合い入れなくても……」

 そう伝えるのだが、

 

 親にも事情があるようで、

高坂ママ「そういうわけにはいかないの」

 こういうところで手を抜くわけにはいかなかった。

 

 そして呆れていた穂乃果は言ってはいけないことを言った。

穂乃果「っというか、化粧してもしなくても…」

 穂乃果がそれを言った瞬間奥の方から箱ティッシュが飛んでくる。

 

 空也は穂乃果に飛んできたティッシュを寸前でキャッチした。

穂乃果「ナイスキャッチ~。助かったよありがと」

 穂乃果は、自分にぶつかるはずだったものを取ってくれた空也に褒めながら感謝する。

 

 感謝はされた空也だがここで空也と穂乃果の中では恒例のいじりが始まる。

空也「どういたしまして。これ以上にバカになられても困るしな」

 空也がそう言って穂乃果のことをいじる。

 

 空也の言葉を聞き反論に出る穂乃果だが、

穂乃果「ちょっと~、それってどういうこと~」

 そう言いながら穂乃果は手足をドタバタさせて怒ってるのは明白だった。

 

 しかしそれも次の空也の言葉でおとなしくなる。

空也「定期試験までもう少しだぞ。勉強してんのか?」

 今の穂乃果には十分すぎるほどの効果を持つ言葉を空也が言った。

 

 その言葉を聞いた穂乃果は先ほどとは態度が変わり、

穂乃果「しっしてません……」

 ショボーンとした表情で落ち込んできた。

 

 そんな姿を見ていられなくなった空也はいじるのをやめて、

空也「はぁ、しょうがねえな。今度の休みにまた来るから勉強すんぞ」

 穂乃果の手助けをすることにした。

 

 穂乃果も空也の言葉を聞いてうれしくなったようで、

穂乃果「は~い」

 うれしいと分かるような声で喜んだ。

 

 やり取りがひと段落着いたのを見計らって希が声をかける。

希「もうええかな?」

 

 希の言葉を聞いた穂乃果は自分の母親が時間がかかるのを理解していたので、

穂乃果「じゃっじゃあ、先に妹紹介するね。雪穂~、いる~」

 先に妹である雪穂を紹介することにした。2階にある雪穂の部屋を開ける。

 

 するとそこにいたのは、

雪穂「もうちょい……。あと一穴!!」

 ベルトをきつく絞めようとしていた雪穂の姿だった。

 

 正直見ていられなかったためすぐ隣の穂乃果の部屋に入ることになった。

穂乃果「すみません。2人ともあんな感じなんで」

 自分の家族の人に見せられない姿を見せてしまったと思った穂乃果は来てくれた凛と希に謝る。

 

 そして空也は希と凛があっていないであろう人の話を振る。

空也「おじさんはやっぱり……」

 空也自身穂乃果の父親の声は片手で数えられるほどしかないことからそのことが気になっていた。

 

 空也の考えに穂乃果が何を言いたいかを察し、

穂乃果「うん。やらないって」

 穂乃果が聞いてきたことを空也に伝える。

 

 インタビューができないことが分かった希は、

希「そう? ここはみんな集まったりするの?」

 さっそく今いる人たちに今気になっていることを聞く。

 

 そのことに凛が答える。

凛「うん。ことり先輩と海未先輩と空也先輩はいつも来てるみたいだよ」

 凛が知っている情報を希へと伝えた。

 

 凛が言ったことから誤解が生まれそうな感じがした空也はすぐさま補足をする。

空也「まぁ、幼馴染だし。それに歌詞はここにあるノートで書いてるから」

 空也の作詞活動は夜遅くならない限り穂乃果の家でやっている。そして夜やるとしてもノートは持ち帰らずに家にあるものだけでやっているためノートはここに置きっぱなしにしている。

 

 そして空也の意外な言葉に希は驚く。

希「え? 家で書いてるんじゃないん?」

 普通はそう思うだろう。基本自宅が一番気が休まるところなのだから。

 

 その問いにも空也は簡単に答える。

空也「いえ、ここで書いています。家には誰もいないのでちょっと集中できないんですよ。それにここならお菓子も出ますし」

 ここで初めて分かったのは空也が一人暮らしてあること、そして空也の癖の一つだった。集中する方法はいろいろあるように、集中できない状況に感じることだって人によってそれぞれなのだ。

 

 そして穂乃果は空也の最後に言ったことの補足をする。

穂乃果「あはは。和菓子ばっかだけど」

 頭をさすりながら少し自虐的に答える。

 

希「ふ~ん。歌詞は空也君が書いてるんだよね?」

 希は今までのことを聞き確認するように空也に訊ねる。

 

 そして聞かれた空也は簡単に答える。

空也「そうですよ。なんならもう一曲分ありますから見ますか?」

 後悔していない詩を見せることはあまりやっていいこととは言えないが空也はとりあえず提案してみた。

 

 その提案を希は拒否する。

希「いや、今はええよ。それじゃあ新しいステップを考えたりするのが」

 そしてダンスに関して気になったことを今度は聞く。

 

 その質問に答えたのは凛だった。

凛「それはことり先輩と空也先輩、それと時々海未先輩が」

 μ'sの振り付けの状況を希に明かす。

 

 そしてその時に名前が出てきた空也は、

空也「俺はサポートぐらいだけど」

 凛の説明を補足するように自分のやっていることを希に伝える。

 

 今までの会話を聞いた希は穂乃果に問いかける。

希「じゃああなたは何してるてるの?」

 今までの活動で穂乃果のやっていることが分からなかった希の素朴な疑問。

 

 その聞かれた本人である穂乃果は、今まで自分がやってきたことを振り返る。

穂乃果「ん~? ご飯食べて~、テレビ見て~、ほかのアイドル見てすごいなーって思ったり。あ! もちろん空也君にことりちゃん海未ちゃんの応援もしてるよ」

 最後に思い出した風に答えるもその答えでは何も知らない人なら何もしてないと答えるような内容だった。

 

 希も例外ではなく、

希「そっそれだけ?」

 穂乃果の仕事量の少なさに単純に驚いていた。

 

 穂乃果はそこまで驚かれると思っていなかったのでその驚きに驚いてしまう。

穂乃果「え?」

 

 そして最後に希の思っていた最大の疑問が飛び出す。

希「うち。前から思ってたんやけど、穂乃果ちゃんってどうしてμ'sのリーダーなん?」

 希は穂乃果がリーダーである理由は今まで聞いてきた中での内容からでは思いつかなかったようだ。

 

 穂乃果はその質問が来るとは思いもつかなかったので、

穂乃果「…………」

 ただただ黙っていることしかできなかった。

 




ここまで読んでいただきありがとうございます。

さて、今日8月31日が何の日か知っていますか?

夏休み最後の日? それとも宿題を片づける憂鬱な日?
確かにそういう人もいるとは思いますが今日はなんとこの作品オリジナルの主人公で私の息子のような存在である、時坂空也君の誕生日となります!

誰得な情報かと思いますが空也がまた一つ成長したと思うと私はとてもうれしいです!
そしてここで今日の主役の本人に登場していただきましょう!

空也「俺の誕生日なのに特別回ではないのか…」

そんなこと言ったってしょうがないだろ? 本編の登場人物だってまだなんだから。

空也「そうなんだが…。って何で誕生日に特別回を上げないんだ?」

それは…、本編を進めたほうが呼んでくれる人も楽しめると思ったからと、章を分けたりすると最新ページにすぐ進めないことだってあるでしょ? 最後は、正直間に合わないことはしたくない…。

空也「おい…、まさか最後が本音なわけないよなぁ?」

何言ってんの? 全部本音だよ?

空也「読んでくれている人のことを考えている分本気で怒れない…」

まぁ、そんなことより、空也誕生日おめでとう。これからもよろしくな。

空也「あぁ、あんたがいなければ俺は生まれなかったわけだし、俺をこの世界に生まれさせてくれてありがとな」

空也…。どういたしまして(泣)

空也「おい!? なにないてんだよ!?」

だって正直空也と話すのだって初めてだしそんなこと言われたら泣くだろそりゃ…

空也「あぁ、そっかこっちから声かけることはあったけど対面で話すのは初めてか」

そうだよぉ~(泣)涙止まんないからちょっとこれからよろしく…

空也「全く…。って行っちまったか…。今日の主役にこんなことさせるか普通…」

これから先全部が空也の言葉になります。

さて、この回は今まで見れなかったメンバーの一面を見ることができた回かもな。

真姫が素直になったり、にこ先輩の2つ目のキャラが見れたりってな感じでな。

次回は『カラオケで勝負!』って回らしいな。カラオケか…。久しぶりだな。

それでは、次回も見てくれたらうれしい。俺たちの想いがどれだけ通用するのか見届けてほしいな。




あ、それとそらなりがTwitterを始めたらしい。
https://twitter.com/kuuya_soranari
できればフォローしてくれると嬉しい。あんなんでも俺の第二の親みたいな人だからな。

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