鈴木悟分30%増量中   作:官兵衛

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第二章四編 黒歴史(モモンガ絶対殺すマン)との遭遇

 

 

 ふう……疲れた。体の疲れは全く無いが、鈴木悟の残滓……というには多すぎるかも知れないが「心」が疲れた。

 

 (強い精神の疲弊を感じる……)

 

「陽光聖典」と名乗る者どもとセバス達が戦っている最中に空に「ビシッ」とヒビが入った所を見ると攻性防壁が働いたようだな。誰かに覗かれようとしていたらしい。慎重に魔法防御を張っておいて良かった。しかし、それだけの事を仕掛けてくる組織・術者が居ると云うことだ。慎重に動かねばな。

 

 (なま)の人間と会った時に、元・人間として、それなりに親愛の情が抱けるかと思ったが、正直微妙な感じだった。犬や猫の様な感覚とまでは言わないが、愛着は持てるものの結局は自分とは違う種族……。 アンデッドだもんな……。俺は。

 

 そう自嘲するかの様に少し笑うとモモンガは白くて長い骨の手のひらを見る

 

 

 ――未だに少し慣れないのだがな……。

 

 

 ナザリックに帰還すると、私たちを待ち構えていたデミウルゴスやアウラに報告書をもらう。「どうか、御身を危険にさらされるような事はお慎み下さい!」と叱られる。

 デミウルゴスとアルベドには今日の行動と大量に仕入れた情報を伝える。

 これからタップリと時間を掛けて捕獲した偽のバハルス帝国兵と陽光聖典という組織の者達から情報を引き出しつつ、今まで以上に斥候による情報収集が必要となるだろう。

 

 

(情報ラインの確立か……。そんな難しいことが俺に出来るだろうか?)

 

 気が重いながらも、まずは大図書館へ向かう。

 図書館のエルダーリッチたちに、村でエンリ少女からもらった王国の文字の教科書を渡し、細かく解読、分析して私や守護者が習得しやすい様な手引書を作るように指示を与える。

 

 そして指輪「リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウン」に触れながら覚悟を決めて、念を込める。

 

 行き先は ――ナザリック地下大墳墓 宝物殿。

 

 広すぎる巨大な部屋の中央には金貨、宝石がとにかく山のように積み重なっている。その山の高さは、10メートル以上もある文字通り金銀宝石の山が山脈のように連なっている。枚数にして、数十億枚ぐらいだろうか。それとももっとあるのだろうか。

 しかも、その山に埋もれるように超一級の工芸品らしきものもある。

 ぱっと見ただけでも黄金で出来たマグカップ、様々な種類の宝石をはめ込んだ王勺、白銀に輝く獣の毛皮、金糸をふんだんに使った精巧なタペストリー、真珠色に輝く角笛、七色に輝く羽製の扇、クリスタル製の水差し、かすかな光を放つ精巧すぎる指輪、黒色と白色の宝石をはめ込んだ何らかの動物の皮で出来た仮面が目に飛び込んできた。

 無論、こんなものはほんの一握りだ。

 この巨大な宝の山の中にはこの程度の芸術品なら、恐らくは数百、いや数千個はあるだろう。

 

 さらに周囲の壁には同程度かそれ以上の宝物が置かれている。

 壁には無数の棚が備え付けられており、そこには黄金の山以上の輝きがあった。

 ブラッドストーンをはめ込んだロッド、ルビーをはめ込んだアダマンティン製の小手、小さな銀の輪にはめ込まれたルビー製のレンズ、まるで生きてるかのようなオブシダンで出来た犬の像、パープルアメジストから削りだしたダガー、ホワイトパールを無数に埋め込んだ小型の祭壇、七色に輝くガラスのような材質で出来たユリの花、ルビーを削りだした見事な薔薇の造花、ブラックドラゴンが飛翔するさまを描いたタペストリー、巨大なダイアモンドが飾られた白金の王冠、宝石をちりばめた黄金の香炉、サファイヤとルビーで作られた雄と雌のライオンの像、ファイヤーオパールをはめ込んだ炎を思わせるカフス、精巧な彫刻の施された紫壇の煙草入れ、黄金の獣の毛皮から作り出したマント、ミスラル製の12枚セットの皿、4色の宝石を埋め込んだ銀製のアンクレット、アダマンティン製の外表紙を持つ魔道書、黄金で出来た等身大の女性の像、大粒のガーネットを縫いこんだベルト、全て違う宝石を頭に埋め込んだチェスのセット、一塊のエメラルドから削りだされたピクシー像、無数の小さな宝石を縫いこんだ黒いクローク、ユニコーンの角から削りだした杯、水晶球を埋め込んだ台座などなど。

 

 そのほかにもエメラルドをふんだんに使った金縁の姿見、人間大の赤水晶、人間なんかよりも巨大な白銀に輝く精巧な作りの戦士像、何だかよく分からない文字を刻み込んだ石柱、一抱えもあるようなサファイヤなんかも鎮座している。

 

 長大な黄金の山々をタップリと時間を掛けて進んでいくと巨大な漆黒の扉にぶつかる。

 漆黒の扉の上に文字のようなものが浮かんだ。そこには『Ascendit a terra in coelum、iterumque descendit in terram、et recipit vim superiorum et inferiorum』と書かれていた。

 

「まったく、タブラさんは凝り性だからな……」

 

 懐かしそうに呟いたモモンガは、『アインズ・ウール・ゴウン』のギミック担当の片割れ、そして真面目な方。そう評価されている人物のことを頭に思い浮かべる。

 ナザリック大地下墳墓内の細かなギミックの4割は、彼の手が入ったものだ。少々悪乗りしてるのではというほどの作りこみは、何だかんだと結構なフリーのデータ量を食いつぶしている。そのために彼自身が責任を取って課金アイテムを買い集めたほど。

 

 モモンガは表面に浮かんだ文字を真剣に眺める。これがヒントであり答えなのは間違いが無いのだが、さてどういった意味だったか。

 時間を掛けながら、自らの記憶のどこかに沈んだ答えを探す。

 やがて、ため息を漏らしつつ、モモンガは記憶の中にある、この扉を開けるためのキーワードを思い出す。

 

「確か――かくて汝、全世界の栄光を我がものとし、暗きものは全て汝より離れ去るだろう――だったかな?」

 

 突如、闇がある一点に吸い込まれるように集まりだす。直ぐに先ほどの闇は跡形も無くなり、空中にこぶし大の黒い球体だけが残った。

 今まで蓋となっていた闇が消えたことによって、ぽっかりと開いた穴から奥の光景が覗ける。そこには今までの宝物が置かれていた場所とは違う、管理の行き届いた世界が広がっていた。

 そこを表現するなら、博物館の展示室という言葉以上に相応しいものは無い。

 多少光源が抑えられた部屋は長く、ずっと奥まで進んでいる。天井は高く5メートルはあるだろうか。人以外のものが入り込むことを前提に考えられたような高さだ。左右はもっとあって10メートルほどだろう。

 床は黒色の艶やかな石が隙間も無いほど並べられており、まるで一枚の巨大な石のようだった。そして天井から降りてくる微かな光を照り返し、静寂さと荘厳さを感じさせた。

部屋の左右には無数の武器が綺麗に整頓された上で、見事に並べられていた

そこも更に突き進んでいくと、もうすぐ霊廟と呼ばれる領域が近づく。

 

 すると目の前の控室にある長椅子に座る僚友「タブラ・スマラグディナ」さんの姿が見える。

 モモンガは心のなかで「ハアぁぁぁぁ……」と長い溜息を吐くと

 

「どうしてタブラさんの姿になっているんだ?パンドラズアクター」と声をかける。

 

 モモンガに話しかけられた人物は、クルルー?と頭を傾けた後、一瞬、ブレインイーターの姿がボヤ~としてから元の埴輪姿に戻った。独特の服装に身を包んだパンドラズアクターは大仰に手を掲げて一礼をする。

 

「ようこそお越しくださいました!マイマスター!」

 

「……お前も……元気そうだ……な」

 モモンガの顔からみるみる生気が失せていく。……生気?

 

「はい。元気にやらせていただいています。ところで……今回は、何をされに来られたので、モモンガ様?」と歌い上げる様に言葉を紡ぎながら、踊るかのように振り上げた手を舞台俳優の様に前で捧げながらモモンガに一礼をする。

 

 

(ウボわあ~~ だっさいわああ~ あ 体がキラキラ光りだした……)

 

 パンドラズアクターはモモンガが創造したNPCである。

 ナザリック宝物殿の領域守護者。宝物殿の管理のほか、金貨の出納などを行う財政面での責任者でもある。

 同じドッペルゲンガーでも、変化できる姿を普段のひとつに絞り魔術師として特化したナーベラルとは違い、「至高の四十一人」全員の外装をコピーし、その能力の八割ほどを行使できるドッペルゲンガーとしての能力に特化したLv.100NPCである。

 ちなみに2110年頃に起きた欧州アーコロージー戦争でネオナチが着ていたものをモデルにした格好良い軍服に身を包んでいる。

 ただし顔はドッペルゲンガー特有の卵の様にのっぺりとした埴輪であり、服装や言動に伴っておらず不釣り合いさが際立っている。

しかし、なんなんだろうこの舞台俳優の様な大仰な芝居の様な仕草と中二病満載な言動は……いや、分かっている! 昔、俺(中二病)とタブラ(中二病)さんが代わる代わる痛い設定を組み込んだ結果がこれだよ!動く黒歴史だよ!なんで俺だけこんな目に遭うんだ……あの人たちも、こっちの世界に来て動いて喋る自らの黒歴史(NPC)と向き合えば良いんだよ!さっきから体中がキラッキラしっぱなしだよ!言っておくが、こんなエフェクト、ユグドラシルで買ったら良い値段するからな!

 

「どうされましたか? マイマスター」

 

 項垂(うなだ)れる俺に「元凶(はんにん)」が話しかけてくる。

 

「いや……いろいろあってお前の力が必要になったのでな。頭脳労働者(社畜)がもう一人欲しいのだ」

 

「Wenn es meines Gottes Wille(我が神のお望みとあらば)!」

 

「……ドイツ語だったかなあ! 来るなあ! これは本当に!」

 

 何故か、対抗するかのように固まった笑顔と大声で答えてしまう。

『精神と時の部屋』とかよりも余程の修行になるぞこれは!アンデッドじゃなければ死んでるぞ。これ創造主にとっての最大の敵は創造物なんじゃないのか?

 荒くなる息を整えながらモモンガは創造物に嘆願する。

 

「2人の時は良いよ。2人の時は、な。だがみんなが居るときには、もう少しマイルドにやってくれ。敬礼も禁止な!」

 

「ええ……? マイルドに……ですか?」

 

「うむ 他の者が居る所では自粛してくれ。頼む。お願いします」

 もう少しで土下座になりそうな程に深く頭を下げる創造主に「はあ……わ……かりました……」と力なく返事をしつつ、パンドラズアクターは埴輪の顔で残念そうにしてみせる。器用だなコイツ。

 

「まあでも、今 2人で話してると、正直なんだか気が楽な所もあるのだぞ?」

 

「おお……我が主よ……光栄で御座います。私の全てを差し出しましょう」

 

「いらんわい。守護者達の忠誠度が高いのは解るんだけど、同時にそんな彼らの期待を裏切れないって気を張ってしまうんだ」

 

「はい それは当然で御座りますマイマスター! 至高の御方とは我々の創造主であり神そのものなのですから!ら――――♪あ――――♪」

 

「なんで歌った!? ねえ 今、なんで歌ったの!?」

 

「ふふ……すみませェん。お逢いしたかった我が創造主と久方の邂逅、そして何故か自由に発言し愛を伝えることが出来ることに感極まってしまいまして!」

 

「その気持ちは大事にしまっておいて頂きたい」

 

「なんと!?」

 

「ガリガリと削るよな……俺のHPかMPか分からないけども」

 

「おお……まさかPはパンドラのピ「違う」

 

 

「ふう NPCの過大評価が凄すぎて疲れてしまうのだ。でもオマエは私の創造物。私の子供だ。情けない俺も受け入れてくれるよな?」

 

「Ohoooooo!Komm, du süße Todesstunde!(来たれ、汝甘き死の時よ!)」

 

「解った解った。何か感動してくれているのは解った。これからオマエに愚痴を聞いてもらったり話を聞いてもらう事もあると思うんだが……当然、他の守護者達には内緒にしてくれよ?」

 

「勿論で御座います。マイマスター 私たちだけの特別な関係で御座いますな!」

 

「う、うむ 頼むぞ。ところで……なんでタブラさんだったんだ?始め」

 

 そう、何故タブラさんに変身してたんだコイツは?

 

「はい 先日、モモンガ様とタブラ様が宝物庫に様々なアイテムを取りに来られた事がありましたよね」

 

 ん? ……ユグドラシルのサービス終了日の事だよな?ヘロヘロさんが来る前にタブラさんが来て、割と長いこと話し込んだんだよな‥‥で、使ったことが無いアイテムとか使ってみようぜーってなって確かに宝物庫に取りに来たんだよな。

 

「しかし 別にあの時、オマエとタブラさん接触してなかったと思うんだが……」

 

 そう、課金の当たりアイテムやワールドアイテムなどは勿体なくて使えなかったが、外れアイテムやジョークアイテム的な物を玉座の間で片っ端から使ったんだよな……アレ? その後、タブラさんが、「やりたい事あるから先に円卓の部屋に行っておいてモモンガさん」って言って……?

 

「はい その後にタブラ様が再訪されまして……ワールドアイテムの『真なる無(ギンヌンガガプ)』を持ち出されました。その際に「ちょっと俺に変身して見てくれる?」と命令されました。そして変身した私を見て、「ああー俺ってこんな感じなのかー」と仰った後に退室されたのですが、変身解除の命令も受けておりませんでしたので、そのままになっておりました」

 

「なるほど」

 

 色々と成る程な。こちらの世界に来た時にアルベドがギンヌンガガプを持っていたから、かなり驚いたんだよな。一度宝物庫に戻って、こっそりとアルベドにギンヌンガガプを握らせていたのか……タブラさん、アルベドが超防御型NPCだから、範囲破壊が可能なギンヌンガガプをアルベドに与えたかったんだけどワールドアイテムだから遠慮してたもんな……

と、一人納得をしていると

 

「ところで……モモンガ様」

 

「ん?どうした?」

 

「マジックアイテム・マニアとしてどうしてもお伺いしたいのですが、持って行かれた効果不明なアイテムは、使ってみてどんな効果がありましたでしょうか?教えて頂ければ幸いです」

 

「ふむ……オマエ、そういう所は俺に良く似てしまってるよな」

 

「お褒めに預かり光栄で御座います」

 

「褒めてないけどな……あのアイテム達か。 んー ルビー色の薄い本で表紙に「腐」と書かれていたアイテム『貴腐人』は、使用すると一定時間、私とタブラさんの友好度が1.5倍くらいの数値になったな……商店街で店主相手に使えば安く買ったり出来たかもな。あとNPC相手に使って情報の入手とか」

 

「なるほど、友好度を一時的に上げるアイテムですか。面白いですね」

 

「うむ ぶくぶく茶釜さんが声優仲間のギルドの友人からもらったらしい」

 

 あの時、茶釜さん 俺が、たっちさんやウルベルトさんと長く話し込むと目がギラギラしてたんだよな……あれは一体何だったんだろう?

 

「あの 『無骨な黒縁眼鏡version.3』はどうでしたか?」

 

「ああ……あれな。あれは着けると本来のカリスマ値が3割減少し、取ると本来のカリスマ値より5割カリスマが上昇するアイテムだった。効果時間は眼鏡の装着時間分だけな」

 

「はあ? 不思議なアイテムですね」

 

「……まあ お約束アイテムではあるんだよ。ただ「運営はアホだ!」と2人で笑い転げたが……」

 

「では『完全なる狂騒』というアイテムにはどんな効果が?」

 

「ああ……あの赤いクラッカーの奴な。あれは俺が浴びるとバッドステータスになって精神状態無効化スキルが点滅していたんだよな。タブラさんに使っても効果無かったんだけどね」

 

「ほう?『完全なる狂騒』という名前から考えるにアンデッドやドラゴンなど本来、精神効果系が通じない相手をも「狂騒状態」、バッドステータスに持っていく事が出来る。というアイテムですかな?」

 

「なるほど 精神作用無効化を無効、もしくは半減させるのか‥‥だからアンデッドである俺にしか効果無かったんだな‥と言っても試してないから実感は‥‥‥ 」

 

 

 

 

 ‥‥‥待て

 

 待て待て待て待て待て待て!?

 

 アンデッドが本来持っている精神作用無効化を無くす。もしくは半減させる……だ、と?

 

 

 それはまさに、今の俺では無いのか?

 

 あの時、俺はモモンガのステータスが回復したかどうかなんて確かめていない。

 つまり 本来アンデッドが持つ精神作用無効化能力が減退した状態のまま、こちらの世界に来たために、バグか何かで状態が異常なまま固定されてしまった……?

 

 その可能性は十分にある。だとすればこの状態はずっと続くのだろうか?

 今の俺はアンデッドでありながら敵のチャームパーソンやスリープなどにも弱いのかも知れない……。

 

「マイマスター?どうされましたか?」

 埴輪顔のパンドラズが心配そうに、こちらの顔を覗き込む

 

「うむ……どうかされたよ色々と そしてどうかしてるよ今現在 あああ―― ふう あ、光り出した。とりあえず、明日みんなに引き合わせるから。これから大変だと思うが色々と頼むぞパンドラズアクター」

 

 パンドラズアクターはクルリと回転しながらビシッと敬礼し

「Wenn es meines Gottes Wille(我が神のお望みとあらば)!」と高らかに答えた。

 

 

 いや 本当2人だけの時に……出来れば1人だけの時にしてくれないかな。そういうの……。

 

 

 あと、ドイツ語のレパートリーが少ないのは俺達のせいなのだろうか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 
 

 

 えーと あの そのー 強引でスミマセン(笑)
 一応何か理由があった方が良いのかなと思ってた時にアニメ版の「ぷれぷれ」で、「これだ?!」と思ったのです。思った自分を殴ってやりたい ユリ姉さんに殴ってもらいたい それはむしろ御褒美だが

 無理矢理感山のごとし…… しかしこの小説をここまで読んで下さっているような寛大な読者の方々ならば慈悲深い御心で処理してくれると信じております 信じるってステキですね


あ タブラさんが最終日に訪れたというのは考察サイトでの見解を参考にさせて頂きました


また今回も、kubiwatuki様、yelm01i様、4tail様、まりも7007様、大冒険伝説りの様による誤字脱字の報告と訂正、有難うございました いつもお世話になっております

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