暗い雰囲気
だったから
今回はきっと
明るいはずだ
~字余り~
「まさか本当に飛び降りるとは…。」
ん…誰だ…?
「起きたかの?まぁ、ここでは『気がついた』と言うべきじゃが。」
あ、おじいさん。ってことは?
「その通り。ここは神々の世界。」
へー。(棒)
「棒読みじゃのう…。」
そんなことより( ゚∀゚)o彡゜テンセイ!!テンセイ!!
「元気がいいのぅ。まぁ、少し落ち着け。」
えーー。
「おぬしには転生の際に幾つか特権をやろう。」
お、待ってましたお約束!!
「お約束じゃったかな…?まぁよい。胡散臭い夢を信じ続けた信用にこたえて一つ、十階から飛び降りた勇気を讃えて一つ、もとの世界での人生を失わせたことのお詫びに一つ、合計三つの特権を与えよう。」
ふーん、三つかあ…。とりあえず一つは決まっているよ。
「ほう、何かな?」
俺の好きなポケモンに、ドーブルに転生させてください!
「なに、ドーブルとな?…何故か、ときいていいかの?」
だって、どう考えても公式チートキャラなのに小説のネタにしている人がいないんだよ!?こんなの絶対おかしいよ!
「小説…?……まあよい。」
よくない。おじいさんでもそれは許されない。というか、俺が許さない。ステータスの低さを技で補う、プレイヤーの頭脳が試されるポケモンのことを…
「ええと、言いたいことはまだありそうじゃが少し置いておこう。それよりも残りの二つの特権はどうするかの?」
…うーん。じゃあ、ポケモンの世界での基礎知識をちょうだい。知識不足のせいで変な目で見られる、とか嫌だからね。
「ふむ、よろしい。最後の一つはどうするかの?」
えーと、うーんと、んーーと、むぅ…どうする?
「決まらないのなら、わしが決めてやってもよいぞ。その場合は前の世界でどれだけ良いことをしたかによって内容のグレードが変わるがの。」
ならそれで。自慢じゃないけどこの九年間、いい子にしてきたからね。俺じゃあ思い付かない位いい特権がもらえるはずだね‼
「そうか。では一応の確認じゃ。そなたはこれからポケモンの世界に転生する。特権は以下の三つ。
一つ、ドーブルに転生する。
一つ、必要な知識の自動インストール。
一つ、善の行為に比例する神様特権。
これでいいかの?」
必要な知識うんぬんが少し違う気がする。まあいいか。
それでいいです!
「それでは、お待ちかねの転生といこうかの。」
OK、OK、待ってました!
「では今一度眠るがいい。次に起きたとき、おぬしはポケモンの世界にいるであろう。」
うん、ありが…とう…、お…じい…Zzz
「…これでも神様なんじゃよ、少年よ。」
神様「うむ、思ってたよりいいことをしておるの。じゃあ、あの特権にするかの。」
ところで、アンチヘイトとUAってどういう意味なんですかね?
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