木漏れ日頭に
暖かく
新たな旅立ち
重い思い
~byそういちろう~
ハロハロ、ブールだよ。
ライモンシティを後にして今は五番道路、ホドモエの跳ね橋前。
「あ、ブラックさん。」
「おう、ブールに騒音か。」
「メイコ様よ黒帽子。あんたは人の名前も覚えられないの?」
「お前はポケモンだろうが。てかその言葉そのままそっくりお前に返すぜ。」
おお、出会い頭に言い合いですかメイコさん。
「それでどうしたんですかこんなところで。もっと先に進んでると思ったんですが。」
「それがな、見りゃ分かるだろうが跳ね橋が上がっててこっから先に進めないんだ。」
「まあ、そうですね。」
そんな気はしてた。
「どうします、メイコさん。」
「あ?あたしたちはポケモンでしょうが。」
「まあそうなりますよねー。」
「は?」
『へんしん』を溶き、インクは白。
「
「じゃあね、黒帽子野郎。」
「な、ずりぃぞ!」
そんなこと言われても。
~○~○~○~○~○~
「ち、あっち行きなさいよ!」
「クワーッ!」「クワーッ!」「クワーッ!」
「やっかましい!」
「
跳ね橋の上空。そこにはなんとコアルヒーの群れが居ました。
……問題は、このコアルヒーたち凄く好奇心が強いのか俺たちにちょっかいを出してくるんだよ。
「すぅ……」
「え、ちょ!」
パーーーバーーーラーーー!!!
メイコさんの『ばくおんぱ』が炸裂する。けど威力がいつもより無い。
コアルヒーが大量に居るせいで『複数体に当たると威力が下がる』からだ。
「クワーッ!」「クワーッ!」「クワーッ!」
「だーっ!鬱陶しい!」
「クワー?」「クワックワッ!」「クワワーッ!」
「ブール!何とかしなさい!」
「
ハッサンもペティもギィコも空飛べないですし。
あ、ギィコはギガイアスの事です。女の子だからニックネームに苦労したよ。
じゃなくて。
「クワーッ!」「クワワーッ!」「クックワーッ!」「クワックワッ!」「クワヮヮッアー!」「クワーッ!」「クワーッ!」「クワーッ!」「クワーッ!」
「
インクは黄色!
「
「ちょっ危ない!」
周りを高圧の電気で凪ぎ払う。
「クワーッ!!!」「クワーッ!?」「クワクワーッ!」
ふう、すっきりしたね。
「あーんーたーねー!」バシィッ
「
「あたしにも当たるところだったじゃないの!」バシバシィッ
「
何とかしろって言ったのはメイコさんなのに!
その後は何も無く、ホドモエシティに着いた。
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テスト明けに即更新だ。