ポケモン「絵描き」の旅【未完】   作:yourphone

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ガチパ使ったのに負けた?
悔しいから切断した?
じゃあ切断鯖に行ってね~。
バイバ~イ。


アカ、赤、レッド~転生と憑依~

「ご協力、ありがとうございます!」

「…気にしないで。」

 

あの短パン小僧はジュンサーさんに連れられて何処かに行ってしまった。

今は、シッポウシティの警察署でレッドさんと一緒に居ます。

 

「…。」

「ブール、レッド様が何か言いたそうにこっちを見てるわよ?」

「え、うん。…レッド()?」

「本当の意味で強い相手は尊敬するものよ。」

 

レッドさんが口を開く。

 

「君達、一緒に来て。」

「「えぇ!?」」

 

レッドさん直々のお誘いだ!

 

「ただ…貴方は、ここで。」

「…分かりました。」

「へ?」

 

Nさんだけ別行動させるの?

 

「ちょっと!なんで…」

「いいよ、メイコく…ちゃん、ブール君。二人ともこんな機会は滅多に無いんだから行ってきなよ。僕はここの博物館にでもいくとするよ。」

 

「ごめんね。じゃあ、こっち。」

「は、はい…。」

 

なぜか、Nさんがハプニングに会う気がした。

 

~○~○~○~○~○~

 

レッドさんはあたしたちを家に案内した。

その間に名前は名乗っておいた。あたしはメイコで、こいつはブールって名前よ~、ってね。

 

「えっと、ここは…?」

「見ての通り、隠れ家ってとこね。」

「ここは…協会の物。」

 

言っちゃ悪いけど、こんなへんぴな所にさえ隠れ家を用意出来るのか。協会、恐るべし。

 

「で、なんであたし達だけ連れてきたの?なんであたしを()()()()()()()()()()()?」

「…話したいってアカが言うから。ちょっと待って。」

 

レッドが両手で顔をほぐすように揉む。

 

「ん。待たせたな!俺が紹介に預かったアカって者だ!」

「ヘァ!?雰囲気が全然違う!」

「二重人格?いや、まさかと思うけど、もしやあんた…。」

「ああ。俺は憑依転生者だ。」

「えええええ!?」

「ブールうっさい。」バシッ

「あいたっ!」

 

憑依転生者ねぇ。

 

「一応聞くけど、証拠は?」

「さっきのお前の台詞。あれ、DQのパクりっていうかもじりだろ?」

「…元の台詞は?」

「詳しくは覚えてねーよ?確か、『スライムが起き上がり、仲間になりたそうにこっちを見ている!』だったよな?」

「大正解。いいわ、あんたが転生者だって信じてあげる。」

 

でも、そうなると少々不自然なんだけど。

 

「えーと、アカさん?」

「アカで良いぞ、小僧。呼びにくいならレッドでも…ああ、いや、やっぱりアカって呼んでくれ。」

「分かったよ、アカ。」

「馴れ馴れしい。」

「どうしろと!!!」

 

理不尽ね~。流れとしては嫌いじゃないけど。

 

「と、とにかく質問があるんですけど!」

「おう、聞いてやる。」

「なんで「なんで憑依転生してんのに体を乗っ取れてないの?」メイコさ~ん…。台詞とらないで~。」

 

ほんっとブールは弄り甲斐があるわ。

 

「あのなあ、スーパーマサラ人のレッドの意識を乗っとれ?無理な話だよ。」

「ふむ…確かに。」

「まあ、今みたいにレッドが渡してくれれば表に出れるけどな。」

「難儀な状態ね。」

「取り敢えずあの緑髪の青年を連れてこなかったのは転生者同士、腹割って話せる用にするためだ。」

 

「はいはい、しつもーん!」

「なんだ?小僧。」

「えっと、なんで僕たちが転生者だって分かったんですか?」

 

あ、確かに。あたしだけ(ある)いはブールだけなら分かるけど、両方ってのは不思議ね。

 

「それは、あれだ。なんとなくだ。まあ、あんな戦い方するのは転生者か協会の奴等のどっちかで、小僧、お前は協会の総会で見たことは無いからな。」

「ふーん。」

 

 

「あたしは?」

「ただの()()()()()()()ってだけならあれなんだが、自分で考えてギルガルドを倒したから…かな。まあ、人の言葉をそこまで流暢に喋れるペラップなんて見たことないからってのもあるが。」

「成る程。」

 

・・・喋りすぎも良くないかしらね。

 

「じゃあ、『へんしん』解いても良いかな?」

「やめときなさい。あんたは『へんしん』解いたらドブドブしか喋れないんだから。」

「へぇ、君、ドーブルなんだ。っとごめんごめん、つい、ね。」

「え?」

「ああ、いや、何でもねーよ。レッドの奴が急に出てきただけだ。」

 

メンドウね~。…というか、あのクソじじいのせいじゃ?

 

「どうして、この世界に?」

「そりゃあ、あれだ。事故った…」

 

ドーーーン

 

「ん?なんだ!?」

「あっちの方から聞こえたよ!」

「あっちは・・・博物館があるわ!」

「って事は、Nさんが危ない!行かなきゃ!」

「よし、レッド!頑張れよ!…分かってるよ。」




1759文字です。
次回はNさんのターン!

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