その髭さわって
いいですか
たとえ駄目でも
さわるのだ
~字余り~
「おお、久しぶりじゃの。元気かの?」
「ポケモンワールドはどうじゃ?」
「え、まだ生まれてから一日しかたっていない?」
「おかしいのう、転生させてから少なくとも三日はたっているはずなんじゃが」
「なに、卵から出れなかった?」
「はっはっはww」
「おう、すまんすまん」
「ん?」
「ああ、何で夢に出てきたか?」
「三つ目の特権の事を教えにきたのじゃよ」
「ズバリ、『身体障害と引き換えに同時に使える技上限の解放』というものじゃ」
「分かりにくい?」
「詳しく教えるから、まあ待て」
「まず身体障害のことじゃが、お主の場合シッポが動かせないはずじゃ」
「なぜデメリットがあるか?」
「お主の『いい子ポイント』的なものが足りんかったんじゃ」
「・・・そんな顔しても無駄じゃ。自業自得というやつじゃよ」
「次に、『同時に使える技上限の解放』じゃ」
「簡単にいえば技を四つ以上覚えられるということじゃ」
「そうかそうか嬉しいか」
「…チート?」
「違う違う、特権じゃよ?」
「こっちの話?ならいいのじゃが」
「聞きたいことがある?なんじゃ?」
「ミュウツーが強すぎる気がする?」
「よくわからんがそのポケモン、伝説のポケモンなんじゃろ?」
「伊達や見栄で
「としかいえないのう」
「ただ、転生者は伝説や幻と互角以上に戦える」
「・・・やもしれん」
「『選ばれた』転生者のお主ならなおさらじゃ」
「まあ、二つ目の特権の『世界の記憶』にきいた方が詳しいかもしれん」
「二番さん?」
「お主……名前のセンス無いの~」
「もっといい名前をつけられるじゃろうに」
「え、」
「そそそそれはの、知識のアップデートじゃつまらないだろうと思ったわしの心意気じゃなくて心掛けというかなんというか」
「……はい、間違えました」
「わしだって間違えることはあるんじゃ」
「ゆるせ、お主」
「……いたちネタはやめろ?」
「さーーて、なんのことかのーー?」ヒューヒュー
「冗談じゃ。そんな目で見んでくれ。謝るから」
「何でお主を『選んだ』か?」
「それはの・・・」
「くじ引きじゃ」
「正確には違うがの。似たようなもんじゃ」
「もうこんな時間か」
「まだ聞きたいことがある?」
「二番さんに聞けばよかろう」
「転生者が多いのは、わしが担当だからじゃ」
「じゃあの」
~○~○~○~○~○~
起きて~。ブール、朝よー。・・・は や く
キ「 ど き な さ ーーー い!!!」
ブ「ウヒャア!!」
シ「おはよう、ねぼすけさん♥」
ク「……おはよう。」
ケ「ほらほら、顔洗ったら?ブール。」
ブ「……いまは、ここが、俺の家なんだ。」ボソッ
ケ「何かいった?」
ブ「何でもないよ、ケンお兄ちゃん‼」
まさかのに二話連続投稿!!
そしておじいさん、久しぶり!!
そして特権がそろいました!
1080文字です