タイトル詐欺注意。
五七五はおやすみ。
メタモンのメタやんさんと別れてから十数分。
木々にいろんな緑色のマークがところせましと描かれている場所にきた。木がブロッコリーのようになってる!?
「ここまでがドーブル族の縄張り。ドーブル族のマークはあの真ん中の『万年筆に花』だよ!」
「え、どれ?…あ、これか!」
周りのマークよりも一回り大きなマークが目の前に描かれている。
何かの花を
「それとお父さんのマークは、えーーと。・・・あった!これこれ!」
あ、これ社会の歴史の授業で調べたやつだ!確か、えーーと。
「お父さんが言うには『これは由緒正しいマーク』で『六紋銭』って言うらしいの。 」
そうそう、真田六紋銭だ。でも、知らないふりをした方がいいんだろうな。
「へー。」
「お母さんはそれを信じてるけど、私はたんに難しいマークを描くのが面倒だっただけだと思ってるわ。」
「あー、なるほど。確かにこれは簡単に描けるね。」
丸を六個描けば終わりだしね。他のマークはすごいごちゃごちゃしてるのもあるのにね。
「お母さんのマークはこの後ろにあるの。」
というので木の後ろにまわってみた。
「…うわ、木の後ろもまっ緑。」
「まっ緑?」
「一面真っ白って言うでしょ?この木は緑だからまっ緑。…おかしいかな?」
「おかしいと思うわ。」
即答されました。
「そうかな…。」
「そんなことより、これ、これがお母さんのマークの『三日月にシチュー』よ。 」
おお、細かい!そしてうまい!
「お姉ちゃん、これ、誰が描いたの?」
「もちろん、お母さんよ。上手でしょ!」
「うん!」
「私たちも大人になったらここに自分のマークをつけることができるの。早く大人になりたいわ。」
「そうだね、お姉ちゃん。」
~○~○~○~○~○~
「こほん、この木より先は大人しか行けないの。」
「えー!なんで!?」
何となく分かるけどね。
「な ぜ な ら ば、この先には七番道路っていうところにでるからよ!七番道路には私たちを捕まえようとする怖いポケモンがいるらしいの!」
「え、なにそれ怖い。」
ポケモントレーナーならわかるけど、ポケモン?
「そのポケモンに捕まったがさいご、『パソコンのボックス』っていうところに一生入れられるらしいわ!」
「ワー、スゴクコワイ」(棒)
ポケモンではなく
「でしょ!」
「でも、どうやってその事を知ったの?」
「その事?」
「だって捕まったら一生、その、ボックスに入れられるんでしょ?」
「ああ、それは、
「へー、
なんだろうね?珍しいっていうぐらいだから『あくうせつだん』みたいな伝説のポケモン専用技かな?
「それじゃあ、そろそろ帰ろうか、ブール。」
「うん、カラお姉ちゃん。」
~○~○~○~○~○~
家にはお昼頃についた。もうお腹がペコペコだ。
「「ただいまー。 」」
「あ、お姉ちゃんとブールが帰ってきたよー!」
「あら、お帰りなさい。今日のご飯はキノコシチューよ!」
AUじゃなくてUAが1000を越えました。
感謝…圧倒的感謝…!!
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