【 急募】オリ主(ホモ)から逃げるたった一つの方法   作:( ∴)〈名前を入れてください

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オリ主にショタに漢に美少年に転生に武力チートにホモを乗せた結果がこれです(白目)

(属性が多すぎて)これもう分かんねえな(呆れ)


第2話

 

「フハハハハ!どうした箒そんな怒りに満ちた顔をして。折角の美しい顔が台無し…いやこれはこれで需要があるのかもしれないな」

 

「拳…貴様久しぶりに会いたいと思った矢先にこの体たらくとは…失望したぞ!」

 

テロリストも顔真っ青の爆弾発言の言葉に箒とセシリアが俺に詰め寄って来たが拳の言葉に箒が般若もビックリの形相を拳に向ける。

 

「何を言うか箒!今の俺は昔よりも強くなった。心も身体も俺は恋をしたから強くなれたのだ!」

 

「だからと言って男色に走って良い理由になるまい!?いや寧ろよりよって何故一夏に恋をした!せめて他の者なら納得はいかんが応援したというのに!」

 

その箒の言葉を聞いて拳はニヤリと笑いまるで鬼の首をとったような顔をしてビシリと人差し指を箒に突きつけ反論を放つ

 

「何故だと…それはな俺が一夏に惚れ込んだからだ!それが可笑しいとでも言うつもりか!」

 

「グウッ…確かに可笑しくは無い……」

 

「待て!可笑しい所しかない事に気づいてくれ箒!」

 

両手を強く握りしめ箒に大きな声で語りかけるも俺の悲痛の声は箒に届かない…俺は何て無力なんだ。このままじゃ言われも無い噂を学校中に立てられちまう。

 

それどころか学校公認のホモカップルになっちまう…それだけは何としてでも避けなければッ!

 

「…最低ですわあんな小さな男の子まで毒牙にかけるなんて……この変態」

 

…セシリアの凍えるような視線が凄く痛い。違うんだよ俺はホモじゃないんだ…目の前にいる赤髪のショタにしか見えないチビが全ての現況なんだ。俺は悪くない。そこの堅物石頭ホモが悪い!

 

「堅物か…そう褒めるな一夏。照れるではないか」

 

「いや何も言ってないからな!お前の耳は大丈夫か!?」

 

何ナチュラルに心読んでんだよ!と言うか何で心読めるんだよ!

 

「心配するな俺は前よりもずっとずっと強くなった。お前をあらゆる敵から守る等朝飯前よ」

 

畜生!こいつ人の話を全く聞きやしねえNA☆

 

「誰かお願い拳の頭に人の話を聞く薬を叩き込んでくれ!」

 

ワイワイガヤガヤと教室の中がお祭りをしてるような大騒ぎになっていく。ふと前を見れば疲れ果てて教卓にグッタリと倒れている山田先生がそこにはいた。

誰だ!山田先生の心身に大ダメージを与えたホモは!

 

「…貴様ら先程から黙って聞いていれば楽しそうにぺちゃくちゃとそんなに運動場を100周したいのか?因みに一周は2kmあると先に言っておく」

 

「それでも騒ぐなら好きなだけ騒げ餓鬼共」

 

今まで聴こえて来なかった声にシンッと教室が静まり返る。後ろから聞こえた声に皆が冷汗を流して席を立っていたものは凄まじい速度で席に座りピンッと身体を立てる。

 

千冬姉…いつの間に教室に入ってきたんだ?というか山田先生と一緒に来たらこの大惨事は防げたと思うんだが?

 

「朝やる事ががあったから山田先生に先に行ってもらっていた」

 

千冬姉まで拳みたいな事が出来る人間だった。というか何で2人揃って人の心をポンポンと読むのか。勘弁してくれよぅ……

 

「…申し訳ない千冬殿。久しく旧友と愛する者に会えて些か喜び過ぎたようだ」

 

「一堂…早く空いている席に座れ、後私の事は織斑先生と呼べ。いいな?」

 

「解った。これからは織斑先生殿とお呼びする事にしよう」

 

「…もうそれでも良いからさっさと座れ」

 

拳の発言に頭を痛そうに押さえながら席に座るように促す。拳が空いている席に座るのを確認すると山田先生の頭を叩き山田先生を現実に戻す。取り敢えずその叩けば直る理論そろそろ止めた方が良いと思うんだけど……

 

「うぅ…何だか頭に凄まじい鈍痛が」

 

「山田先生。ホームルームは終わりましたので授業を開始して下さい」

 

「はっはい!申し訳有りません直ぐに始めます」

 

そうやって粛々と授業が始まっていく。正直今日の午前の授業は今日の事で頭が一杯になっていた俺は碌に集中して授業を受けることが出来なかった。どれもこれも全部拳が悪い!

 

「…で何か弁解したい事はあるか?拳」

 

「過去を振り返らぬ。それが俺の生き様よ」

 

「頼むから振り返ってくれ…少しで良いからさ」

 

食堂で何時ものメンバーと拳とで食事をとる。俺の隣を箒が座ってセシリアと拳が俺の前に座っている。目の前で腕を組んでふんぞり返っているこの馬鹿に一言言ってやろうと考えたが拳に何を言っても無駄だなと考えを改めさせられるこの唯我独尊っぷり。ここまで石頭だともういっそ清々しいよほんと

 

「してだな…モグ一夏はあいも変わらず唐変木で何より」

 

「食べるか喋るかどっちかにしろ。見た目と相まって子どもにしか見えないぞ」

 

「おっとこれは失礼」

 

そう言うと食べるのに集中し始めたのか黙って食べ始める…無駄に箸使い上手いな。基本を忠実って感じで嫌いじゃないぞ俺は。最近の若い子は箸の使い方を上手く出来ないのも珍しくもないって良く聞くしな。その点箒も拳も箸の使い方が丁寧で好感を持てる。

…セシリアは外国人だからまぁ気にしないけど……うん。

 

「喋らなければ最早別人ですわね…」

 

「そうだろ?黙ってりゃあ別人レベルの変貌っぷりだからなコイツは」

 

さっきまでと打って変わってニコニコと美味しそうに食べる姿は男女問わず非常に好ましいものだと思う。というかこんなに美味しそうに食べてくれたら食堂のオバチャンも嬉しいもんだろう。

 

と言うか周りから視線を感じるような…

 

「あの子が一夏君の恋人の拳君ね…可愛いじゃない薄い本が熱くなるわ」

 

「これは拳×一夏か一夏×拳で派閥が出来るわね…私は一夏×拳の派閥を入るわ」

 

「ならば貴女は私の敵。拳×一夏の派閥の前に等しく膝末くのが一夏×拳の運命」

 

「どう考えても拳君の誘い受けなんだよなぁ…」

 

「「分かる。それ凄いわかる」」

 

良し…俺は何も聞いてないぞ。どう見ても他のクラスの人所か先輩まで知ってるなんて有り得ないしそんな事起きる訳ないじゃないか……一夏貴方疲れているのよ。何で俺と拳がカップル扱いされるのか真に遺憾である俺達はそんな仲じゃないって言うのに。

と言うか男同士とか駄目だと思うのホモ駄目絶対

 

「なぁ…拳そろそろ聞いても良いか?」

 

「……む?何を聞きたいのだ?何でも聴いてくれて良いぞ!」

 

「どうしてこの学園に来れたんだ?ここにいるって事はISを動かしたんだろ?」

 

そう聞くと少し悩んだのか唸り声を少しあげた後思い出したかのように話始める

 

「俺が武者修行の旅に出て、アメリカの裏チャンピオンを決める戦いの際に突如謎のIS乗りがその場を攻撃して来たんだ。やはり非合法の賞金稼ぎは駄目だな録な事にならん」

 

「待て色々と待て」

 

「拳…お前は一体何をしているというのだと言うかどうやって幼い学生の身分でありながら武者修行の旅でアメリカに渡ったのだ?まさか泳いでいった訳ではあるまい」

 

「そこは内緒だ!まぁ気にするな。そしてそのIS乗りがやたらめったらに銃を関係者や観客も関わらず撃ち始めてな。配備されていたIS乗りは重役を護りながら逃げる始末。そこで決勝戦でしのぎを削っていた相手と共にISを取り押さえたんだが」

 

「サラッと訳の分からない事を仰い始めましたわ!?」

 

「まさかisには生身が出ている所に関節技をかけるのが有効的だとは考えもしなかった。ポールには感謝してもし足りないよ」

 

「ポールさん凄すぎませんか!?」

 

拳の言葉に周りがザワザワし始める。と言うか昔ながらの付き合いの俺達の方が驚いてる自信がある。拳は堅物故に嘘をつくのを非常に好まない人間だ。だからきっと今言っている事も真実って事なんだろうが…正直信じられないと言うのが今の心境だ。と言うか有り得ないだろそんな事

 

「…なんだ。isも大した事ないのだな、拳が何とか出来るんだ私が何とか出来ない筈が無いな」

 

「傷は浅いぞしっかりしろ箒!」

 

「それでIS乗りを拘束して騒ぎを聞いて集まっていた警察に身柄を渡そうとした瞬間不思議な光に包まれて俺の身体にISが装着されていたという訳だ……ってどうしたんだ皆?疲れた顔をしてこれからの午後の授業をそんなので乗り越えられるんぞ気張れ!」

 

だったらせめて普通の事を言ってくれよ…俺もう午後の体育の授業疲れて動ける気がしないぞ

 

「はぁ…まぁまず有り得ませんし聞かなかった事にしてあげますわ」

 

「何を言うか!俺が嘘をつくと思っモガモガ」

 

「黙っていろ……な?」

 

俺の目の前でセシリアの言葉に反論しようとして箒に止められている拳の姿があった。寧ろ目の前のこの光景をこれから見なきゃ駄目だと考えるだけで俺の腹が何故か痛くなってくるように感じる。

 

「はぁ…まぁいいか」

 

久しぶりに親友にあったんだそれを喜ばずして誰が親友と呼べるのか。俺だけは再会を誰よりも喜ばなくちゃな

…例え親友のホモレベルがMAXになっていたとしても……

 

やばい泣きそう

 

オマケ 午後の体育の授業にて

「どうした織斑先生殿!?貴女はその程度だと言うのか!」

 

「…舐めるなよ若造が私に勝てると思うなッ!」

 

「何で二人してランニングで全力疾走してるんだよ!これ授業だからな!?」

 

「二人してかれこれ十周はしているが一切スピードが落ちていないな……時速40㌔は出ているんじゃないか?」

 

「…拳さんが速度を上げたと思ったら織斑先生も上げましたわね……あっ二人して更にスピードを」

 

「千冬姉が楽しそうだからもう何でも良いや(現実逃避)」

 

 

 




この大参事具合に更にボケの塊たるラウラを早く投入したいぜよ(愉悦)

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