彼らは物語を刻みゆく   作:to110

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あらすじに書きました通り、謎なストーリーです(そんなこと書いたっけ)。
久しぶりに投稿しました。おそらくめちゃくちゃになつてると思います。
マイナスのことしか書けないですね、なぜでしょう……


第1話、現状

「……あの」

「……なんだ?」

「……もう少し、その」

「……なんだ?」

「……み、右脚を、その、動かしてくれないかしら」

「……なんでだ」

「……そ、その」

「……あ、いや、悪い、気づいた」

「……お、お願い、できるかしら」

「……悪い、無理だ、動かん」

「……そ、そう」

「……すまん」

「……いえ、仕方ないことよ」

「……すまん」

「……い、いえ、もういいわよ」

「……いや、もう、いろいろと」

「……さっき散々謝ったじゃない」

「……だが」

「……それに、私にだって非はあるもの」

「……いや、だがな」

「……いいえ、私の不注意が招いたことだもの、そもそもあなたは悪くないわ」

「……いや、だが」

「……そんなことよりも、この状況をどうにかしないといけないわ」

「……それもそうだな」

「……とは言っても」

「……あぁ、さっきからいろいろ試しているが、まったく動かない」

「……どうすればいいのかしら」

「……由比ヶ浜か平塚先生か、助けに来てくれることを祈るしかないか」

「……けれど、2人とも、もう」

「……あぁ」

「……やはり、明日までこのまま待つしかないのかしらね」

「……そう、なんのかね、やっぱ」

「……人は1日くらい飲食しなくても、大丈夫だから、待ってましょう、ね」

「……あぁ」

「……」

「……」

「……やっぱり、眠たいかしら?」

「……いや、大丈夫だ」

「……眠たいなら、寝ていいわよ」

「……最初とは、大違いだな」

「……あのときは、その、すこし、気が動転してた、のよ」

「……お前でも、そんなことあるんだな」

「……私も人よ、あなたと変わらない、ただの人よ」

「……そう、だな」

「……」

「……」

「……もう、寝ていいわよ」

「……いや、だが」

「……あなただけに負担をかけたもの、私は大丈夫よ」

「……いや」

「……おとなしく言うこと聞きなさい」

「……ぅおい」

「……これで、寝られる、かしら?」

「……いや、寝れるが、これは」

「……と、特に気にすることではないわ、あなたが動かなければいいだけだもの、私はなにも思っていないし感じてもないわ。あなたがどう思おうかは知らないけれど私はなんとも思っていないわ。緊張もしてないし興奮もしてないわ。あなたと一緒にしないでもらえるかしら、私は今のこの状況で最善の行動をしたまでの、こと、よ」

「……さいで」

「……」

「……悪い、少し眠るわ」

「……ええ、わかったわ、おやすみなさい」

「……」

「……」

「……」

「……本当に寝るだなんてね」

「……」

「……」

「……」

「……助けが来るまで、待ちましょうか。比企谷君も直に起きるでしょうし」

「……」

「……」




1000文字という、短い話です。最初に投稿したやつもこのくらいだったし、初心に戻るという意味でも、この短さでいいのかなと思っていたりします。はいそうです、完全な退化です。書かなさ過ぎました。
ありがとうございました!

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