最近、牙狼ライブ!の執筆ばかりしていたので、こちらの投稿が遅くなってしまいました。
どれだけ遅くなってもこの話は完結させたいと思っているのでよろしくお願いします。
タイトルに法師とありましたが、新たな魔戒法師が登場するのか?
それでは、EPSODE3をどうぞ!
統夜が自分のいる世界とは異なる世界に迷い込んでから、今日で3日目だった。
統夜はこの世界の黄金騎士である道外流牙と、その相棒である魔戒法師の莉杏のもとへ身を寄せていた。
統夜はこの日の朝、ラインシティの観光を兼ねてエレメントの浄化を行っていた。
この街はどこにいてもリュメの法力を感じ取ることが出来るが、エレメントの浄化はしっかり行わなければホラーが出現してしまうからである。
「……はぁっ!!」
統夜はとあるオブジェから飛び出してきた邪気を、魔戒剣の一閃によって斬り裂いた。
「よしっ……。とりあえずはこれで全部かな?」
統夜は魔戒剣を青い鞘に納めると、イルバに残った仕事はないか確認を取っていた。
『あぁ。残りの分は流牙がやってくれたみたいだからな。やるべきエレメントの浄化はこれで終わりだぜ』
流牙もエレメントの浄化を行っているおかげで、昼前には統夜のすべき仕事を終わらせることが出来た。
「さてと……。腹減ったな……」
統夜は朝食はしっかりと食べたのだが、エレメントの浄化でそれなりに体力を使ったからか、空腹であり、それを証明するかのようにお腹が鳴っていた。
『……そういえば、流牙の奴がエレメントの浄化が終わったらラインシティの中央部あたりにあるリサイクルショップに来てくれって言ってなかったか?』
「確かに言ってたな。でも、リサイクルショップに飯屋なんてあるんだろうか?」
『さすがにそれはないんじゃないのか?とりあえず、行ってみるぞ』
「あぁ、わかったよ。イル……バ……」
統夜は素直にわかったと言おうとしたのだが、何かに気付いて口をつぐんでいた。
統夜の視線の先には、梓と似た容姿の人物がおり、その人物はどこかへと向かって姿を消していた。
『……おい、統夜。いったいどうしたって言うんだ?』
「いや……さっき梓とそっくりの奴を見かけてな……。それでびっくりしてつい……」
『まぁ、ここは俺たちの世界じゃないんだ。梓にそっくりな奴がいても不思議ではないだろ?』
「まぁ、確かにそうだけどさ……」
『ほら、とりあえず行くぞ。既に流牙や莉杏が待ってるだろうしな』
「わかってるって」
統夜は梓そっくりの人物が気になっていたが、とりあえず流牙と莉杏が待っていると思われるラインシティ中央部あたりにあるリサイクルショップへと向かった。
歩くことおよそ10分。
統夜は流牙の指定したリサイクルショップの近くまで来ていた。
「ラインシティの中央部ってだいたいここだよな?だったらここら辺だと思うんだけど……」
統夜はキョロキョロと左右を見ながらリサイクルショップらしき場所を探していたのだが……。
「……ん?」
再び何かを発見した統夜は足を止めてその方角を向いていた。
『統夜……。今度は何なんだ?』
何かを見つけて再び足を止めた統夜に、イルバは呆れながら確認を取っていた。
「あの屋台……。どっかで見たことがあるような気がするんだよなぁ……」
統夜が見つけたのは目立つ様相の屋台であり、「ケバブ販売」と旗が立てられていた。
「ケバブ……!アハハ……まさかな……」
ケバブ販売の旗を見た瞬間、思い当たる節があるようであり、統夜は苦笑いをしていた。
すると……。
「……あっ、来た来た。おーい!統夜!!こっちこっち!!」
屋台の前に置かれているテーブルの所に流牙と莉杏が座っており、統夜の姿を見つけた流牙はブンブンと手を振っていた。
流牙と莉杏の姿を見つけた統夜は、2人が座っている場所へと移動した。
「……なぁ、流牙。リサイクルショップに来いって言ってなかったか?」
「あぁ、言ったよ。リサイクルショップはあそこだしな」
屋台に隠れて見えにくかったのだが、流牙の指定したリサイクルショップはすぐそこにあった。
「ここのケバブ屋さんはあそこの店のマスターが経営してるのよ」
「へぇ、ケバブにリサイクルショップとは儲かってるんだな……」
「さぁて、それはどうだかね」
ここのマスターとは知り合いなのか、流牙は苦笑いをしていた。
「すると……」
「おうおう、流牙よぉ。ウチの店は儲かってるに決まってるだろ?」
この店のマスターと思われる60代くらいの男性が、統夜たちの前に現れたのだが……。
「……!?あ、あなたは!!」
統夜はマスターの顔を見て驚きを隠せないのか、目をパチクリとさせていた。
「……D・リンゴ。統夜のこと知ってるのか?」
統夜のあまりの驚きように、流牙はこの店のマスターであるD・リンゴに確認を取っていた。
「あ?俺は知らねぇよ。こんな坊主は。流牙の知り合いか?」
この世界のD・リンゴは統夜の世界にいたケバブ屋のマスターとは違うため、D・リンゴが統夜のことを知らないのは当然であった。
「あぁ。つい最近知り合ったんだよ。どうやら統夜は別の世界から迷い込んできたみたいなんだよ」
「ほぉ、別の世界ねぇ……。おい、坊主。お前のいる世界には俺のそっくりさんがいるのか?」
「は、はい。本当に見た目もそっくりで、ケバブの移動販売をしてたんです」
「なるほどな……。で、そのケバブは美味かったのか?」
「は、はい……。美味しかったです……」
D・リンゴは統夜が別の世界の人間と知っても特に気にする様子はなく、統夜の世界のD・リンゴの話を聞き出していた。
「そりゃあ……。負けてられないな……。おい、坊主!ウチのケバブ、食ってきな!」
どうやら統夜の世界のD・リンゴに負けたくないと思ったのか、D・リンゴは統夜にケバブを振る舞おうとしていた。
「……母ちゃん!特性ケバブ、一丁な!」
D・リンゴは屋台の方へ移動すると、店番をしている女性にケバブを作るよう頼んでいた。
すると女性は……。
「……クッパ嫌いでしょ!!」
女性は意味不明な事を口に出すと、せっせとケバブを作り始めたいた。
「……アハハ……。あの人もいたんだな……」
「へぇ、統夜の世界にはD・リンゴだけじゃなくてユキヒメもいるのね……」
「2人とも自分の世界で会った人と瓜二つだから本当に驚いているよ」
この世界と自分の世界。どちらの世界にも同じ人物が同じようなことをしているため、統夜は驚きを隠せなかった。
統夜たちがこのような会話をしているうちに、ケバブが出来上がったようであり、D・リンゴが完成したケバブを統夜のところに持ってきていた。
「……おまっとさん。ささ、食ってみなよ」
「はい。それじゃぁ、さっそく……」
ケバブが統夜の前に置かれると、統夜はケバブを一口頬張るのだが……。
「……!!う、美味い!!この前食べたケバブよりも!」
統夜の食べたケバブは予想以上に美味だったからか、統夜は驚きのあまり目を大きく見開いていた。
「そうだろうそうだろう。ウチのケバブは、どこの店にだって負けないぜ」
統夜が美味しそうにケバブを頬張るのを見ていたD・リンゴは、嬉しかったのか、ドヤ顔をしていた。
「確かに、俺もさっきケバブを食べたけど、すっごく美味かったんだよな」
「えぇ。ユキヒメ、本当にケバブ作りの腕が上がったわね」
どうやら流牙と莉杏は、統夜を待っている間に既にケバブを食べたようであり、莉杏はケバブを作ったユキヒメの腕を褒めていた。
「当たり前だろう?何たってウチの母ちゃんなんだからな」
「……クッパ嫌いでしょ!!」
ユキヒメはまたしても何を言っているのかよくわからなかったが、莉杏に褒められて嬉しいのか、誇らしげな表情をしていた。
統夜は予想以上にケバブが美味しかったからか、食が進み、あっという間にケバブを平らげてしまったのである。
「……と、統夜。もう全部食べちゃったのか!?」
統夜が予想以上に早くケバブを完食したことに、流牙は驚いていた。
「アハハ……。ケバブが思ったよりも美味くてつい……」
「おうおう。嬉しいことを言ってくれるじゃねぇか!」
ここまで美味しそうにケバブを食べる客はなかなかいないからか、D・リンゴは嬉しそうにしていた。
「とりあえず、ご飯は終わったし、しばらくはここでのんびりしてようか」
エレメントの浄化は午前中のうちに終わっているため、統夜たちはしばらくの間はここで休憩しようと考えていた。
しかし、ザルバが何かを伝えたいようであり、流牙はザルバのバイザーを開いて喋れる状態にした。
『……流牙。どうやらのんびりしてる暇はないようだぞ?』
「え?もしかして、リュメ様からの呼び出しか?」
『あぁ、そういうことだ』
リュメから呼び出しがかかってしまったため、休憩はお預けとなってしまった。
「……リュメ様が呼んでるなら仕方ないよな」
「そうね。行きましょう、流牙、統夜」
「「あぁ!」」
こうして、D・リンゴの経営するケバブ屋を後にした統夜たちは、急いでリュメの間へと向かうのであった。
※※※
「……3人とも、すまないね。急に呼び出してしまって」
「いえ、気にしないでください」
統夜たちが番犬所へ到着すると、急に呼び出したことに対してリュメは申し訳なさそうにしており、莉杏はそんなリュメの気遣いに感謝していた。
「リュメ様……。もしかして、指令ですか?」
「まぁ、そんな感じだね。……指令と言っても、普通のホラーが相手ではないんだけど……」
「普通のホラーではないとは?」
「あぁ……。実は、ここ最近、このラインシティから少し離れたところにある祭壇に邪気が集まっていてね、このままではとある魔獣が復活してしまいそうなんだよ」
「とある魔獣とは?」
「それは……。そのことを伝えに来てくれた魔戒法師から話を聞くといいよ」
「魔戒法師……ですか?」
「……あぁ、彼女はそこにいるよ」
どうやらリュメの話していた魔戒法師はすでにこの場に来ているようであり、その魔戒法師は統夜たちの前に姿を現していた。
その魔戒法師は小柄な体型で、ツインテールが特徴の魔戒法師なのだが、その魔戒法師を見た統夜は、驚きのあまり目を大きく見開いていた。
「……あ……あず……さ……!?」
「!?」
「統夜……。この子のことを知っているの?」
「まぁな……」
統夜たちの目の前に現れた魔戒法師は軽音部の仲間であり、統夜の恋人である中野梓と瓜二つだった。
「梓、お前、何でこんなところに?それに、お前が魔戒法師だなんて……」
まさかの展開に困惑していた統夜は梓そっくりの魔戒法師に近付くのだが、梓そっくりの魔戒法師は、鋭い目付きで統夜のことを睨みつけると……。
「貴様……。一体何者だ!何で私の名前を知っている!!」
梓そっくりの魔戒法師は、自分の名前を知っている統夜を訝しげに睨みつけて、魔導筆を突き付けていた。
「何でって……。お前は俺と同じ軽音部で、俺の恋人だろう?」
「軽音部?恋人?一体何の話だ!!」
梓そっくりの魔戒法師にしてみれば、統夜の言葉は訳のわからないものであり、今にでも統夜に襲いかかりそうになっていた。
『……おい、統夜。落ち着け!!こいつは梓にそっくりなだけで、こいつは別人だ!』
統夜は困惑しているため、イルバがそんな統夜をなだめていた。
「そ、そうだよな……。ここは俺の世界じゃないんだから、梓のそっくりさんがいたっておかしくはないよな……」
統夜は目の前にいる梓は別人だというのは頭ではわかっていたのだが、それを改めて実感した統夜は、寂しさを覚えたのか、しょんぼりとしていた。
「俺の世界じゃないって……。お前はいったい……」
「ごめんね。統夜は私たちの世界とは違う世界からやってきた魔戒騎士なの」
「……そうだったのか……」
梓そっくりの魔戒法師は、統夜の事情を理解したところで、突き付けていた魔導筆を降ろしたのであった。
「……へぇ、統夜の恋人はそこのアズサに似てるんだ。ちょっと会ってみたい気はするね」
統夜の知られざる情報を1つ知ったリュメは、穏やかな表情で笑みを浮かべていた。
「……リュメ様。彼女が先ほど言っていた魔戒法師ですか?」
「あぁ。アズサの家は代々とある魔獣の封印が解けないように、その魔獣が眠る祭壇を守っているんだよ」
リュメの紹介通り、梓にそっくりな魔戒法師であるアズサは、とある魔獣が眠る祭壇を守る一族である。
「君がわざわざここに来たってことは……」
「……あぁ。魔獣「ザジ」が復活しようとしているんだ」
「……!やっぱりザジだったか……」
統夜はアズサからザジの名前を聞いて、少しは驚くのだが、自分がこの世界に飛ばされる前の現象を思い出し、やはりという感情にもなっていた。
「……!?お前、ザジのことを知っているのか!?」
まさか、統夜がザジの存在を知っているとは思わなかったからか、アズサは目を大きく見開いて驚いていた。
「あぁ。俺は違う世界から来てるからな。俺の世界にいる黄金騎士からザジの話は聞いたことがあるんだよ」
「……そうだったのか……。お前の世界にもザジが……!!」
この世界だけではなく、統夜のいる世界にもザジがいることに驚きを隠せなかった。
「……なぁ、2人の言っているザジっていうのはホラーのことなのか?」
「いや、ザジっていうのは厳密に言えばホラーではないんだ」
「あぁ、そいつの言う通り、ザジはホラーじゃない。時空を超えて存在する邪悪な思念のことをいうんだ」
「邪悪な思念……」
『……奴は黄金騎士を目の敵にしており、黄金騎士の絶滅を目論んでいる』
「!?ということは俺が……?」
『あぁ。奴が復活したならば確実にお前のことを狙ってくるだろうな』
「……そういうことか……」
黄金騎士をつけ狙う魔獣が存在していることを初めて知ったため、流牙は驚きを隠せずにいた。
「……俺がこの世界に飛ばされた時もザジの力の片鱗を感じたんだ」
「!?そうなのか!?」
『あぁ。恐らく俺たちをこの世界に飛ばしたのは、この世界のザジってことになるだろうな……』
統夜とイルバは、自分たちをこの世界に飛ばした犯人が誰なのか確信を持つことができた。
しかし、ここで1つの疑問が浮かび上がってくる。
「ねぇ、そのザジって魔獣は流牙みたいな黄金騎士を狙ってるんでしょ?何で黄金騎士じゃない統夜をこの世界に飛ばす必要があったのかしら?」
統夜は黄金騎士ではないため、統夜をこの世界に飛ばしたことが、莉杏は不可解に思っていた。
その時、何かを感じ取った流牙は、ザルバのバイザーを外し、ザルバが喋れるようにしていた。
『……そのザジという奴は統夜を黄金騎士と間違えたのではないのか?』
『それは俺様もそう思う。黄金騎士を目の敵にするザジは、俺らの世界とこの世界の牙狼を一網打尽にしようと考えたんだろうな』
「……」
ザルバの意見にイルバが賛同しており、そんな光景を初めて見た統夜は驚いていた。
自分の世界ではまず見られない光景だからである。
『……おい、統夜。どうしたんだ?そんな驚いた顔をして……』
「いや……。イルバがザルバの意見を素直に聞くなんて珍しい光景だったからつい……な」
『おいおい。お前さんの世界の俺様とどれだけ仲が悪いんだよ……』
統夜の世界のザルバとイルバが喧嘩ばかりだとは知らないこの世界のザルバは、苦笑いをしていた。
「……どちらにしても、ザジは捨て置けない存在だ。奴は時間や空間を操ることの出来る。それに、奴は牙狼の存在を消し去るためなら手段を選ばないだろう……」
「……そうなるとこのラインシティにも被害が及びそうだね」
「リュメ様。このままでは間違いなくザジは復活します。被害が広がる前にザジを討滅するために、彼らの力を借りたいのです」
アズサがこのラインシティを訪れたのも、黄金騎士である流牙にザジ討滅の協力をお願いするためだった。
まさか、異世界の魔戒騎士がザジについて知っているとは思いもよらなかったのだが……。
「……もちろん、そうするつもりだよ、アズサ。これは捨て置けない問題だからね……。流牙、莉杏、統夜。お願いできるかい?」
「もちろんです、リュメ様!」
「そのザジっていう奴が俺を狙うのなら、断る理由もないしな」
「俺がこの世界に飛ばされたのも、流牙や莉杏と共にザジを倒すためなのかもしれません。だから、俺も協力させてください!」
莉杏と流牙は、リュメの頼みを二つ返事で聞いており、統夜は、逆に自分も協力したいと申し出ていた。
「……すまない。ザジを討滅するために、お前たちの力を貸してくれ!」
統夜たちの協力を得られることを知ったアズサは、申し訳なさそうに頭を下げていた。
「頭を上げなよ。世界は違うし、別人なのはわかってるけど、梓のためなんだ。俺は力を貸すぜ」
「……っ、あ、ありがとう……////」
統夜のストレートな言葉が恥ずかしかったのか、アズサは頬を赤らめて恥ずかしがっていた。
「……これからよろしく頼む。流牙、莉杏。……と、統夜……」
アズサは統夜のことを意識してしまったのか、恥ずかしがっていたのである。
「……アハハ……何というか……」
「……統夜って、天然な女タラシよね……。本人は気付いていないみたいだけど……」
『……わかってくれるか、お前ら……』
「?」
流牙と莉杏は、天然ジゴロな統夜の言動に苦笑いをしており、イルバはそんな統夜の理解をありがたく思っていた。
そして、統夜は言葉の意味がわからず、首を傾げていた。
「……お、オホン!!……と、とりあえず、頼んだよ。みんな!」
「「「「はい!!」」」」
統夜たちはリュメに一礼をすると、リュメの間を後にした。
そして、ザジが復活してしまった場合、ザジを討滅するために、ザジが封印されている祭壇へと向かうことになった。
……魔獣、ザジは復活のための力を十分に蓄えてしまっているため、ザジの復活は近い。
そのため、統夜たちとザジとの戦いは間もなく始まるのであった……。
……EPISODE4に続く。
なんと、新たに登場した魔戒法師は、流牙たちの世界の梓でした!
こっちの世界の梓は、どうやら魔戒法師のようです。
梓とアズサの差別化を計るために、喋り方は変えています。
そして、D・リンゴとユキヒメも登場しました。
こっちの世界の2人は相変わらずといった感じでしたね。
今回の章のボスは、牙狼シリーズではおなじみのザジとなっています。
EPSODE1で時を止める描写があったので、察した人もいたかと思いますが。
次回以降で、統夜たちとザジとの直接対決となります。
統夜たちは、いったいザジとどのような戦いを繰り広げるのか?
それでは、次回を楽しみに!
投稿時期は未定ですが、なるべく早めに投稿しようと考えています。