牙狼×けいおん 白銀の刃   作:ナック・G

106 / 137
お待たせしました!今回は番外編となります。

活動報告にも書きましたが、おかげさまでこの小説のUAが30000を越えました。

今回はその記念で番外編を投稿しました。

今回は1人のキャラにスポットを当てるという訳ではなく、魔戒騎士の日常をバラエティ番組風にお届けしたいと思います。

いつものと感じが違うので注意点があります。



・台本形式

・バラエティ番組風

・ギャグ要素あり

・メタ発言あり


となっております。メタ発言とかが苦手な方はブラウザバックをお願いします(笑)

それでは、番外編をどうぞ!




UA30000記念作品 「日常」

ナック・G 「さぁ、みなさんこんにちは、ナック・Gです!今回は皆さん気になるであろう魔戒騎士の日常に密着していきたいと思います!」

 

 

……ここは人界でも魔界でもない場所。ここにいるのは、この作品「牙狼×けいおん 白銀の刃」を書いているナック・Gです。

 

今回、UAが30000を越えたとのことなので、特別企画としてこのようなことを行おうと考えたのでありました。

 

ナック・G 「さぁ、今回は何とスペシャルゲストも呼んでおります。この方です、どうぞ!」

 

統夜 「ど……どうも」

 

今回、ゲストとしてやって来たのは、この小説の主人公である白銀騎士奏狼こと月影統夜です。

 

ナック・G 「いやあ、ゼクスとの戦いは激戦でしたね」

 

統夜 「アハハ……。確かにあの時の戦いは正直やばかったよ……」

 

ナック・G 「それに、梓とも付き合うようになって……。羨ましいな、この野郎!!」

 

統夜 「ちょ、ちょっと!本音がダダ漏れなんですけど!」

 

イルバ 『おいおい、俺様の紹介を忘れるなよ』

 

ナック・G 「あ、ごめん。すっかり忘れてた」

 

筆者がすっかり忘れていたので、ここで紹介をしたいと思います。

 

魔導輪イルバ。白銀騎士奏狼である統夜のパートナーであり、統夜の頼れる相棒です。

 

その外見は黄金騎士牙狼こと冴島鋼牙の魔導輪ザルバにそっくりなのですが、これを認めようとはしていないのです。

 

ナック・G 「……説明はこんな感じでいいの?」

 

イルバ 『ま、まぁいいだろう』

 

ナック・G 「それでは、さっそく最初の企画に行ってみよう!」

 

今回の企画は、魔戒騎士の日常に密着という企画であり、魔戒騎士の知られざるプライベートを明らかにしていこうというものであった。

 

まず最初に紹介する魔戒騎士は……。

 

統夜 「……あ、大輝さんだ」

 

ナック・G 「そう!まずご紹介するのは現在翡翠の番犬所で活躍している桐島大輝です。統夜はよく知っているよね?」

 

統夜 「もちろん!大輝さんは前は俺と同じ紅の番犬所にいて、色々教わったからな」

 

その通り!さらに桐島大輝は称号は持っていないが、その実力はかなりのもので、ベテラン騎士の名に恥じないものとなっているのです!

 

それでは、桐島大輝の日常に密着していきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

__魔戒騎士の日常 桐島大輝編__

 

統夜 「アハハ……。なんかそれっぽい感じになってるな……」

 

ナック・G 「さて、苦笑いしている統夜はさておいて、桐島大輝の1日を見てみましょう」

 

桐島大輝の所属する翡翠の番犬所は、神田と秋葉原と神保町あたりが管轄エリアになっていて、彼は今年の夏にこの地に配属になったばかりなのです。

 

それには事情がありまして、アスハという魔戒法師が魔戒騎士狩りを行い、そのせいで魔戒騎士の数がかなり減ってしまったのです。

 

そこで、各番犬所の人事異動があり、それで大輝は翡翠の番犬所に配属されたのです。

 

おや、今日は秋葉原周辺のエレメントの浄化を行っているみたいですね。

 

大輝 「……はぁっ!!」

 

ナック・G 「おっと、さすがはベテラン騎士、確実に邪気を浄化してるな」

 

統夜 「さすがは大輝さんだ。相変わらず手際の良さだ」

 

ナック・G 「この日のエレメントの浄化は終わりみたいだな」

 

統夜 「あっ、本当だ。大輝さんって普段はどこでご飯を食べるんだろう」

 

ナック・G 「おっ、どうやら食事のためにどこかへ移動するようだ」

 

エレメントの浄化を終えた桐島大輝は、食事を取るために移動を開始しましたが、どうやら彼は行きつけの店とかはないようで、色々な店で食事を取るみたいですね。

 

お、どうやら今日も初めて入る店みたいですよ。

 

桐島大輝は秋葉原某所にある某飲食店に入って行きました。

 

ナック・G 「おっと、この店は……」

 

統夜 「あれ?この店知ってるのか?」

 

ナック・G 「ま、まぁ。このお店と中継が繋がっているので、実際見てもらった方が早いかも」

 

統夜 「は、はぁ……」

 

ナック・G 「それでは、店の中に入った大輝さんの様子を見てみよう」

 

さて、大輝の入った店とはいったいどのようなものなのか?

 

メイドA 「お帰りなさいませ、ご主人様♪」

 

統夜 「こ……ここって確か……」

 

ナック・G 「そう、メイド喫茶です。大輝さんはここがメイド喫茶だとは知らずに入ったみたいだね。大輝さん、困惑してるみたいだし」

 

メイドB 「ご主人様♪そのコート、渋くて素敵ですね♪」

 

メイドC 「コートだけじゃなくて、ご主人様、渋くて素敵ですね♪」

 

大輝 「あ、あぁ……」

 

どうやら大輝は、慣れないメイドさん相手にタジタジな様子みたいです。

 

統夜 「大輝さん、相当困ってるな」

 

ナック・G 「まぁ、普段メイド喫茶に行かない人があの環境に慣れるわけはないですからな。おや、オムライスが来たみたいだ」

 

メイドB 「ご主人様もご一緒にお願いします♪」

 

大輝 「い、一緒って何をするんだ?」

 

メイドB 「美味しくなるおまじないでございます」

 

大輝 「美味しくなるおまじないか……」

 

メイドC 「それでは一緒に行きますよ!」

 

大輝 「ちょ、ちょっと待て!何て言ったらいいんだ?」

 

メイドB 「えっとですねぇ……。美味しくなーれ!萌え萌えキュン♪」

 

大輝 「え?も、もえ……?」

 

ナック・G 「おやおや。大輝さんはどうやら見知らぬフレーズに困惑しているようだね」

 

統夜 「そりゃ、そうだろ。俺だって困惑してるし……」

 

ナック・G 「あれ?統夜はメイド喫茶って行ったことないのか?」

 

統夜 「放課後の部活で唯たちから話だけは聞いてるけど、実際に行ったことは……」

 

ナック・G 「ふーん……。あっ、大輝さんがこっちのカメラに気付いたみたいだな」

 

大輝 「統夜!統夜じゃないか!それに、お前は……」

 

大輝はどうやら撮影しているのに気付いたようで、そちら側に用意してあるテレビに統夜とうぷ主が映ってるもんだから驚いてるみたいです。

 

ナック・G 「やぁ、大輝さん。どうですか?初めてのメイド喫茶は。知らずに入ったみたいですけど」

 

大輝 「どうもこうもあるか!俺はな、こんなところには……」

 

メイドB 「ご主人様、行きますよ!」

メイドB・C 「「美味しくなーれ!!萌え萌えキュン♪」

 

大輝 「も……もえもえ……きゅ……////」

 

ナック・G 「ぷっ!ククク……。あの大輝さんが……アハハ!!」

 

統夜 「ちょっと!そんなに笑わなくたって……」

 

イルバ 『いや、俺様はこいつの気持ちがわかるぜ。これはなかなか見られないシュールな映像だからな』

 

どうやらうぷ主だけではなく、イルバもこのシュールな映像に笑っているようです。

 

メイドB 「はい、ご主人様♪あーん!」

 

大輝 「や、やめろ!自分で出来る!!……おい、お前ら!見てないで助けろ!!」

 

統夜 「い、いや……。助けたいのは山々ですが、俺たち遠いところにいるし……」

 

ナック・G 「大輝さん。俺からメッセージがあります」

 

大輝 「な、何だ?それよりもこの状況を何とかしてくれ」

 

ナック・G 「大輝さん……。ファイトだよっ!(穂乃果風)」

 

大輝 「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

メイドB 「ほら、ご主人様。あーん……」

 

大輝 「じ、自分で出来る!」

 

ナック・G 「……はい、中継は以上でーす」

 

中継のカメラが切られて、スタジオのテレビの映像も途切れた。

 

統夜 「……大輝さん、放っておいていいのかなぁ……」

 

ナック・G 「これもまた経験だよ。統夜だってそう思うだろ?」

 

統夜 「ま、まぁ……」

 

イルバ 『やれやれ。魔戒騎士でもないのにずいぶんと偉そうだな』

 

ナック・G 「……はい、それじゃあ次行きまーす」

 

うぷ主はイルバの言葉をスルーすると、次の人物を紹介することになりました。

 

その人物とは……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__魔戒法師の日常 アキト編__

 

イルバ 『おい!この企画は魔戒騎士の日常を紹介するものだろう?企画の趣旨がずれてないか?』

 

ナック・G 「いやぁ、アキトなら面白い画が撮れそうだなと思って……」

 

統夜 「そういえばアキトがどんな日常を過ごしてるのかは興味があるかも」

 

ナック・G 「だろう?そう思って今回の企画に取り入れた訳だよ」

 

イルバ 『はぁ……。まぁ、そういうことなら別にどうでもいいが』

 

ナック・G 「それじゃあ、VTR行ってみよう♪」

 

はい、了解です♪

 

魔戒法師のアキト。彼は阿門法師の後継者と言われている布道レオの1番弟子です。

 

彼は対ホラー用の武器である魔戒銃の他、全ての魔戒騎士と魔戒法師を手助けする魔導具の開発を行っています。

 

……おや、今も魔戒銃の調整を行ってますね。

 

魔戒銃の調整や魔導具の開発は彼の日常といったところでしょうか?

 

ナック・G 「まさかとは思うけど、魔導具の開発だけでアキトの1日が終わるなんてことはないよな?」

 

統夜 「それはあり得るかも。本当にアキトのプライベートは俺も知らないからな……」

 

イルバ 『だが、作業に行き詰まってるみたいだな』

 

イルバの言う通り、アキトの手は止まっており、うーんと頭を抱えていました。

 

すると……。

 

アキト 「あー!!もう!ダメだ!脳の刺激が足りん!飯を兼ねて“あそこ”に行ってくるかな」

 

統夜 「あそこ……?」

 

ナック・G 「どうやらアキトには行きつけの店があるようです。なのでそこも密着してみましょう!」

 

アキトが訪れたのは某所にある多国籍料理の店で、この店自慢のメニューは、超激辛の料理の数々みたいです。

 

おっと、アキトが何かを注文したようです。

 

厨房の様子を見てみましょう。

 

ナック・G 「……!!?冗談だろ!?」

 

統夜 「へぇ、辛そうだけど美味そうだな」

 

どうやらアキトが注文したのは激辛の麺のようですね。

 

ひき肉を中華鍋で炒めてますが、な、何だこれは!?

 

鷹の爪よりも辛いものが入っていたり、激辛の唐辛子を刻んだものが入っていたりと、こんな物が人間に喰えるのかといったものだぞ!

 

イルバ 『おいおい。これはいくらなんでも入れ過ぎだろ。こんなもの、よく作れるよな。料理人もむせてるし』

 

イルバの言う通り、アキトが注文したメニューは料理人をむせさせる程の辛さのようです。

 

おっと、料理が完成し、アキトの前に置かれたようです。

 

店員A 「お待たせしました」

 

アキト 「うっひょお!相変わらず辛そうだな!」

 

店員A 「制限時間は20分になります。挑戦が失敗しましたら、2500円の罰金がありますので、ご了承ください」

 

アキト 「おう!望むところだぜ!」

 

どうやらアキトはこの店自慢の激辛メニューに挑戦するようです。

 

ちなみにこのメニューですが、何人かは成功しているみたいですが、最近の成功者はいないみたいですね。

 

アキト 「いっただきまーす!」

 

アキトの激辛メニュー挑戦が始まりました!

 

アキト最初の一口は……。

 

「……かぁー!!辛えなぁ!だけど、すっごくうめぇよ!!」

 

ナック・G 「……あんだけ辛いものを平然と食べてる……」

 

統夜 「……アキトって辛いものが好きなんだな……」

 

イルバ 『やれやれ……。あんな辛そうなものを平然と食うとは、こいつ、あり得ないくらい辛党なんだな』

 

どうやら、魔戒法師のアキトは、かなりの辛党のようであった。

 

ナック・G 「……どうやらあれと同じものがスタジオに運ばれましたね」

 

アキトが現在美味しそうに頬張っている激辛麺がスタジオに運ばれ、それはうぷ主と統夜の前に運ばれました。

 

統夜 「……辛そうだな」

 

ナック・G 「もう、匂いの時点で凄いよな……」

 

さぁ、せっかくなので、これがどれ程の辛さなのか、お2人に実食してもらい、体感してもらいましょう。

 

ナック・G 「ま、マジか!?」

 

統夜 「まぁ、そういうことなら……」

 

2人は目の前の激辛麺を実食しました。

 

果たして、そのお味は?そして、その辛さは如何程のものなのか?

 

まず最初にうぷ主が麺をズルズルと啜るのですが……。

 

……おや?うぷ主の顔がどんどん真っ赤になっていくような……。

 

ナック・G 「……ぴ、ぴぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

うぷ主は奇妙な叫び声をあげたかと思ったら、あまりの辛さにその場で気絶してしまいました。

 

統夜 「えぇ!?ちょっと!しっかりしろよ!」

 

イルバ 『……やれやれ。普通の人間がこいつを喰えばそうもなるよな』

 

……うぷ主がダウンしたのを不安げに眺めながら統夜も実食しますが……。

 

統夜 「……!?確かに辛い……。だけど、美味い!!」

 

この料理の辛さは、魔戒騎士である統夜の顔をも歪ませるものでしたが、それでも味わっているようです。

 

……おや、そうこうしているうちにアキトはこの麺を完食したみたいですね。

 

時間の方も5分も時間を残しての成功で、これには店員さんも驚いております。

 

ちなみに制限時間以内に食べ終えると、この麺のお代はタダになり、アイスクリームのサービスがつくそうです。

 

うぷ主はダウンしていますが、アキトは食後のアイスクリームを堪能していました。

 

おやおや、うぷ主がダウンしている間にアキトは店を後にしてどっかに行ったようです。

 

ちょっと!後を追わなくてもいいんですか?

 

あぁ、行っちゃった……。

 

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

 

アキトがどこかへ行ってから数分後、うぷ主がどうにか目を覚ましたようです。

 

ナック・G 「……あぁ……!ひどい目にあった……」

 

統夜 「アハハ……。大丈夫か?」

 

ナック・G 「まだ口がヒリヒリするけど、気を取り直して次に行こうか……」

 

ま、まぁ!うぷ主も大丈夫そうですので、次の企画に行ってみましょうか!

 

 

 

 

 

__魔戒騎士の日常 黒崎戒人編__

 

統夜 「おっ、ここに来て戒人の日常か!」

 

ナック・G 「さすがにライバルなだけあって、食いつきが半端ないな……」

 

統夜 「だって、戒人のプライベートなんて知る機会はなかったし……」

 

ナック・G 「さすがにライバルでもプライベートまではわからないか。まぁ、安心してくれ。面白いものを見せれるはずだよ」

 

イルバ 『何でそこまで自信満々なんだよ……』

 

イルバは自信満々なうぷ主に呆れてますが、ここで黒崎戒人の紹介をしましょう。

 

黒崎戒人は、紅の番犬所に所属する魔戒騎士で、堅陣騎士ガイアの称号を持つ魔戒騎士です。

 

その実力はかなりのものであり、先のサバックでは、惜しくも準々決勝で統夜に負けましたが、初出場でベスト8という快挙を成し遂げました。

 

そんな黒崎戒人の日常に密着します。

 

黒崎戒人の朝は他の魔戒騎士同様に早く、朝はエレメントの浄化を行っていました。

 

午前中いっぱいエレメントの浄化を行った戒人は、どうやら昼食を取るようです。

 

……おや?ここは公園ですね。ここで昼食を摂るのでしょうか?

 

ナック・G 「あれ?戒人はどこかの店で昼食を摂る訳じゃないのかな?」

 

統夜 「だとしたら何を食べるんだろう……」

 

戒人はベンチに座ると、魔法衣の裏地の中から何かを取り出しました。

 

それはいったい何なのか?

 

ナック・G 「……こ、これは……!」

 

統夜 「もしかして……。手作りの弁当?」

 

イルバ 『しかも彩りも良いじゃないか。戒人のやつ、料理上手だったんだな』

 

そうです!戒人は自分で弁当を作り、それをお昼に食べているのです。

 

ナック・G、統夜 「「か、家庭的だ……」」

 

これは、魔戒騎士にしては珍しい一面ですねぇ。

 

普段から自炊をする魔戒騎士も多いようですが、ここまで見た目も綺麗なお弁当はなかなか作れないですよ。

 

うぷ主も統夜も驚いていますが、昼食を終えた戒人は、再びエレメントの浄化を再開するようです。

 

……エレメントの浄化が終わると、戒人は番犬所を訪れます。

 

指令がある時は指令書を受け取り、ホラー討伐に向かいますが、今日は指令はないそうです。

 

番犬所を後にした戒人は、1度家に戻ると、夕飯を作り始めましたね。

 

統夜 「ゆ、夕飯まで自炊なんだな……」

 

ナック・G 「本当に家庭的な一面があるんだな……」

 

イルバ 『しかも手際が良すぎる……。こいつは俺様も驚きだぜ……』

 

いやぁ、戒人の手料理は本当に美味しそうですねぇ。

 

え?何を作ってるかって?

 

それはぜひ想像してみてください。

 

夕食を終えた戒人は、街の見回りに向かいました。

 

……おっと、どうやら街の見回りを行っている戒人と中継が繋がったようです。

 

どうやらスタジオにいるうぷ主に物申したいことがあるそうです。

 

戒人 「……お、繋がった。おい、統夜!うぷ主!聞こえるか!」

 

ナック・G 「大丈夫、聞こえてるよ」

 

統夜 「戒人、お前ってずいぶんと家庭的な一面があるんだな」

 

戒人 「くっ、魔戒騎士っぽくないから、出来れば秘密にしたかったんだがな。まぁ、UAが30000を越えたんだ。これくらいはいいだろう」

 

トルバ 『やれやれ、戒人。さっそくメタ発言をしておるのぉ』

 

戒人のメタ発言に呆れているのは、戒人の相棒である、魔導輪のトルバです。

 

魔導輪と言っても指輪ではなく、腕輪の形をした魔導具で、イルバと同じく魔戒騎士のサポートを行っています。

 

トルバ 『ホッホッホ。ナレーターよ、丁寧な説明ありがとうよ』

 

戒人 「トルバ。お前も十分メタ発言をしてるじゃないか……」

 

……ま、まぁ。メタ発言は置いておいて、本題に参りましょうか。

 

戒人 「おっと、そうだったな」

 

統夜 「なぁ、戒人。お前、うぷ主に言いたいことがあるとか言ってたけど、それって?」

 

戒人 「あぁ。UAも30000を越えたからな。これを機に言っておきたいことがあってな」

 

ナック・G 「言っておきたいこと?」

 

戒人 「あぁ。俺は統夜のライバルだろ?なのに、やけに俺の出番が少なくないか?」

 

イルバ 『まぁ、この小説はけいおん!メインの話が多いからな。その時は自ずと戒人やアキトの出番もないしな』

 

統夜 「イルバ、お前までメタ発言を……!」

 

戒人 「イルバの言うこともわかるんだが、やはり、俺メインの回が1話もないっていうのはどういうことだよ」

 

ナック・G 「あ、そういえば戒人メインの回はなかったかもな。初登場のシーンやヘラクスを倒すシーンとかでは活躍してたけどな」

 

統夜 「戒人はサバックの時だって活躍してたよな?」

 

戒人 「まぁ、そうだな。だが、俺は2回戦で元老院付きの魔戒騎士に勝ったのに、丸々カットだもんなぁ」

 

ナック・G 「そ、それは。あまり尺を長くするのもどうかと思って仕方なく……」

 

戒人 「まぁ、そこはいいだろう。なぁ、うぷ主。この小説ももうすぐ完結なんだろ?」

 

ナック・G 「いや、これから劇場版の話も入ってくるからな。もう少し続くと思うぞ」

 

統夜 「劇場版ってことは……。もしかしてロ……」

 

ナック・G 「ストーップ!!メタ発言は仕方ないけど、ネタバレは許さんぞ!」

 

統夜 「アハハ……。確かにこっから先はネタバレになるか……」

 

ナック・G 「劇場版の話をしてたけど、まだまだ統夜の試練は終わった訳じゃないんだからな」

 

統夜 「うぐっ……。確かにそうだけど、それもネタバレにならないのか?」

 

ナック・G 「これは次回予告みたいなもんだからいいんだよ」

 

統夜 「出たよ。うぷ主の特権ってやつが」

 

イルバ 『それに、次回予告は俺様の役目だからな。そこを取らないでもらおうか』

 

おやおや、ずいぶんとメタ発言がひどくなってきましたね(笑)

 

戒人 「おいおい、話をそらさないでくれよ」

 

ナック・G 「悪い悪い。それで、どうしたんだ?」

 

戒人 「俺は統夜のライバルなんだから、そろそろ俺メインの話を書いてくれよ。それか、俺が主役の別の作品だな」

 

ナック・G 「別の作品って……。絶狼みたいなやつか?それは面白そうだけど……」

 

戒人 「んー……。そうだなぁ……。さしずめタイトルは、「GAIA〜Phantom Tusk〜」みたいな感じかな?」

 

ナック・G 「アハハ……。もうタイトルまで考えてるのかよ……。まぁ、そこは前向きに考えとくよ。何か面白そうだし」

 

戒人 「まぁ、そういうことだから、前向きに考えといてくれよ。それじゃあな」

 

自分のリクエストを話してスッキリしたのか、戒人との中継はここで途絶えてしまいました。

 

ナック・G 「アハハ……。戒人のやつ、中継を切りやがった……。でもまぁ、戒人の日常には密着出来たと思うし、良しとするか」

 

統夜 「なぁ、うぷ主。本当に戒人が主役の作品を作るのか?」

 

ナック・G 「まぁ、まだわからん。この小説もまだまだ続くし、色々考えてることもあるからな」

 

統夜 「へぇ……。そうなんだ」

 

ナック・G 「とりあえず、魔戒騎士の日常に密着という今回の企画はひとまず終了とします」

 

イルバ 『おいおい、まだまだ紹介仕切れてない魔戒騎士がたくさんいるだろう』

 

ナック・G 「まぁ、そうなんだけどさ。今回は第1回ってことで、他の魔戒騎士の日常に密着するのはまた次の機会かな?」

 

イルバ 『ま、この企画が好評だったら……の話だけどな』

 

ナック・G 「うぐっ……!確かに今回の話は今までにない話になったから、不評だったら次はないけどさ」

 

統夜 「まぁまぁ。この小説の文字数的にもいい感じの長さなんじゃないのか?」

 

イルバ 『統夜。お前さんも普通にメタ発言をしてるな……』

 

ナック・G 「ま、それはともかくとして、今回の企画はここまでとなります」

 

イルバ 『ま、今回の形式は今までにない形だったが、まぁ良かったんじゃないのか?』

 

統夜 「確かに、アキトや戒人の知られざる一面が明らかになったしな」

 

ナック・G 「まぁ、これが好評だったら幸いだけど……。感想待ってます!」

 

イルバ 『おいおい、それは小説本編で言うべきことではないだろう』

 

ナック・G 「……ま、それはともかくとして、僕から1つお知らせがあります!」

 

統夜 「お知らせ?だったら活動報告で書けばいいんじゃないのか?」

 

ナック・G 「いやあ、そうなんだけどさ。せっかくだからいいかなぁと思って」

 

イルバ 『あのなぁ……。それで、お前のいうお知らせとやらは何なんだ?』

 

ナック・G 「お知らせというのは……。この小説の続編のタイトルを決めたので発表しようかなと思いまして」

 

イルバ 『おいおい、まだ完結もしてないのにもう続編の予告かよ……』

 

ナック・G 「まぁ、1話だけは書いたからいいかなぁと思って……」

 

統夜 「ま、別にいいんじゃないのか?それで、続編のタイトルっていうのは?」

 

それは私が発表させてもらいます。

 

この小説、「牙狼×けいおん 白銀の刃」の続編は……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「牙狼ライブ!〜9人の女神と光の騎士〜」

 

に決まりました!

 

イルバ 『おいおい、なんだよ。牙狼ライブって……』

 

ナック・G 「いやあ、続編は牙狼とラブライブ!のクロスで考えてるからさぁ……」

 

統夜 「へぇ。ということは、あいつと穂……」

 

ナック・G 「ストーップ!!ここから先のネタバレは無しだぜ!」

 

統夜 「いやいやいや……。散々フラグ立てといて何言ってるんだよ」

 

イルバ 『確かに。あそこまでフラグを散りばめてたらネタバレもヘッタクレもないよな……』

 

ナック・G 「そうなんだけどさ……。それ以上の情報は出したくないって思ったんだよ」

 

イルバ 『ま、別にいいんだが……』

 

ナック・G 「まぁ、そういう訳で、これからもこの小説を頑張っていきますが、次回作もぜひご期待ください!」

 

統夜 「次回作……。俺も出るのかな?」

 

ナック・G 「それはどうだろうね。出す予定ではあるけどさ」

 

統夜 「うっ……。ま、まぁ、それならそれで仕方ないけどさ……」

 

ナック・G 「それはともかくとして、今回のUA30000記念作品は以上になります!」

 

イルバ 『おい、今度はUA40000だろ?何か考えてるのか?』

 

ナック・G 「いや、まだ考えてないんだよ。なので、こんな話が見てみたいなどリクエストがあれば感想なり個人的にメッセージなりください!待ってます!」

 

イルバ 『おいおい、他力本願過ぎるだろ』

 

統夜 「まぁ、UA40000なんてまだ先だろうし、じっくり考えていけばいいんじゃないのか?」

 

ナック・G 「まぁ、そういうことだ。という訳で、今回は以上になります。進行役は私ナック・Gと」

 

統夜 「月影統夜と」

 

イルバ 『イルバでお送りしたぜ!』

 

ナック・G 「それでは皆さん、次回をお楽しみに!……イルバ、次回予告で締めてくれよな」

 

イルバ 『おう、任せておけ!』

 

 

 

 

 

 

……終

 

 

 

 

 

 

__次回予告__

 

『どうにか決着がついたな。梓と付き合うようになって日常に変化はあるのか?次回、「平穏」。この平穏が続けばいいんだがな』

 

 




今回はいつもと違う感じでしたが、いかがでしょうか?

今回はオリキャラのみにスポットを当てましたが、オリキャラたちの意外な一面が見られたと思います。

それに、僕が進行役として登場したので、何か変な感じになったと思います(笑)

そして、作中では次回作のタイトルを発表しました。この小説が完結したら投稿予定なので、ご期待ください。

さて、次回はゼクスの起こした事件の後日談となります。

梓と付き合うようになった統夜ですが、唯たちとの関係に変化はあるのか?

あと、この小説は間も無く100話を迎えます。

100話を越えたあと、また番外編を投稿しようと思っているので、そこもご期待ください。

それでは、次回をお楽しみに!



▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。