ラブライブ! 委員長はアイドル研究部のマネージャー 作:タトバリンクス
今回より六章開幕です。
それではお楽しみください。
六十話 それぞれの決意
1
これは昔の夢。
夢の中の幼い私はあの人と話していた。
あのときのことはまるで夢の中にいるような感覚で、どんな会話をしていたのか鮮明には覚えていない。
だけど、これだけは覚えていた。
(いつか誰かと出逢えたことやあなたが今ここにいることが感謝できますように)
(いつかあなたが自信を持って、あなたがあなたでありたいって思ったり、あなたのことを本当に受け入れてくれる人に出逢ったときのために、あなたにこの■■を)
あの人からそれを貰うと、気付けば私はすごく泣いていた。だって、それは私が本当に欲しかったものだったから。一生手に入らないものだと思っていたから。
だけど、今の私はそれを捨ててしまった。そうせざるおえなかったのだから。
2
ラブライブ予選の翌日──予選の結果が夕方くらいにネットで発表されるので、私たちは部室に集まっていた。
結果は何とか最終予選まで残れて一安心できたけど、素直に喜べる雰囲気ではなかった。
本来なら各自今すぐ伝えたい相手がいるだろうけど、それをするほど、みんな清々しい気分ではない。
理由は明白。
昨日の沙紀の件がそういった気分にさせない原因になっていた。
「沙紀ちゃん……学校来てないね……」
最初に口を開いたのは穂乃果だった。
「ここに来る前に沙紀のクラスで確認しましたが、病欠扱いになっていたようです、一応先生にも確認しましたが、同じように病欠と連絡を受けたと」
海未の話から察するに昨日の件は、私たち以外誰にも知られていない様子。知られていたら病欠扱いは有り得ないはず。
「それにしても昨日の結理ちゃん? だっけ……どうしてあんなことしたんだろう? それに沙紀ちゃんも……」
「古道結理の件はよく分からないけど、少なくても沙紀の行動は予想できるわ、古道結理の言ったことは事実で、沙紀は口封じをしようとした、それだけよ」
ことりの疑問に真姫ちゃんがいつものクセで髪の毛を弄りながら答える。
「それってユーリちゃんが言ってたみたいに沙紀ちゃんは凛たちを騙して利用していたってこと?」
「そういうことよ、じゃなきゃ普通あんなことしないわよ」
「そんな……」
沙紀が私たちを騙していたと知って、ショックを受ける花陽。
「トップアイドルだった星野如月が何も実績のない部活のマネージャーをやっていたこと事態不自然だったのよ、何か思惑があったって考えたほうがしっくりくるわ」
「真姫ちゃん……それ以上は……」
はっきりと言い切る真姫ちゃんに、穂乃果はチラリと私のほうを見ながら彼女を止める。
「あっ……ごめんなさい……」
「いいわよ……別に……」
穂乃果に言われて気づいた真姫ちゃんは謝るけど、私は気にしていないように装った。
「にこっち、無理しないでもええんよ」
「そうよ、正直今日は学校を休むと思ってたのよ」
「別に私が休む理由なんてないわよ……」
せっかく心配してくれる二人に対して投げ遣りの態度を取ってしまう。
「にこちゃん……やっぱり元気ないね……」
「無理もないです、沙紀とはこの中で一番付き合いが長いですから」
穂乃果と海未がコソコソとそう話して、私が明らかに元気がないのが周りにバレバレだった。
「けど、いつまでも沙紀のことを引きずってもいられないわよ、時間があるとはいえ、最終予選は十二月、そこでA-RISEに勝たないと、私たちは本戦には出られない」
「そうね、真姫の言う通り、A-RISEに勝つためには今まで以上にパフォーマンスの向上しないといけないわ、そのためにも練習量も増やして、集中できないと意味がないわ」
「それって……沙紀ちゃんのことは忘れるってこと……そんなこと……」
残酷だけど、それしかない。私たちのことを騙していたあいつのことを気にして練習を疎かにしたら、本戦に上がること事態困難なのに、更に厳しくなってしまう。
だけど、それでいいの?
あいつのことを忘れて、私たちは私たちのやりたいことをする。本当にそれでいいの。
(どんなものにも終わりがあるものよ、きっと今のままだと、そのときが来たときに、にこにーは後悔をするわ)
私が悩んでいると、不意に思い出すのは篠原雪音が口にした言葉。
よくよく思い出すと、彼女はまるでこの事態を予想していたような口振り。それに古道結理はこう口にしていた。
(あなた雪音さんのことまで目を逸らすの!!)
(信じられない……なんであんたなの……ツバサも真拓も雪音さんもみんなみんな……こいつのどこが良いっていうの……)
彼女は篠原雪音のことを知っている口振りだった。それに沙紀は篠原雪音のことで、何か負い目があるように見えた。
何があいつの負い目になっているのか。私たちにどんな嘘を吐いていたのか。私は何も知らない。
それで本当にいいの?
いや、ダメよ。私はあのとき言ったのよ、ここにいるμ'sのメンバーで私は前よりも輝けるって。そういった直後にあいつが欠けたら意味がないわよ。
それにあの日に私は覚悟を決めたのよ。その言葉も覚悟も曲げたら、またこころたちに嘘を吐いたことになるし、ここで後悔もしたくない。それに──
(私とっても楽しかったです)
沙紀の歓迎会で私の小さなライブのあとに、あいつが見せた何処か子供っぽくて無邪気な笑顔がとても嘘だったとは思えない。
何が嘘で何が本当だったのか。このまま何もしなければ本当に私は後悔するかもしれない。ならやることは一つ。
「だったら少し癪だけどユーリちゃんの言うようにするしかないわ」
「それって……」
「ユーリちゃんの言ったようにあのバカの嘘を暴くのよ」
みんなに向かって、私は私がやるべきことを口にした。
3
「それで沙紀の嘘を暴くって言うけど、実際のところどうするつもりよ」
「うっ……それは……」
「はぁ~、呆れた……ノープランなのね……」
すぐ答えられなかった私に呆れる真姫ちゃんはまたクセで髪の毛を弄っている。
「何よ、私があのバカのことをどう調べようと勝手でしょ」
確かにすぐには答えられなかったけど、別に宛がないわけじゃない。ただ……接触する手段がないだけよ。
「そうね、にこちゃんがどう調べようがそっちの勝手だけど、そればっかり集中されてもこっちが困るのよ」
「ちゃんと練習もやるわよ……」
もちろん言われるまでもなく、練習はキッチリとやるわよ。沙紀のことを調べるのは、学校や練習がない空いた時間を有効に使うつもり。
「にこちゃんのことだから、休日とか練習のない空いた時間で調べようとか考えているんでしょうけど」
「うぅ……」
「その反応……やっぱり図星ね」
完全に私の考えを読まれ、それに気づいた真姫ちゃんは更に呆れる。
「そんな考えなしじゃあ時間がいくらあっても足りないわよ、だから私たちが持っている情報をあげるわ」
「そんなの言われなくたって……へぇ? 今なんて言ったの?」
「だから私たちが持っている情報をあげるわって言ったのよ」
私が聞き直すと真姫ちゃんは同じことを言ってくれるが、それを聞いても私は困惑するしかなかった。
「どうゆうつもりよ」
「私はただあの人に仕返しがしたい、それだけよ」
「真姫ちゃんも素直じゃないにゃ~、一緒に手伝うって言えばいいのに」
「そっ、そんなんじゃないわよ!! 変なこと言わないで!!」
ああそういうこと。仕返しとか物騒なことが聞こえたからあいつ真姫ちゃんに何をしたのかと思ったけど、本当に私がやることを手伝ってくれるのね。
「まあ、ただで教えるつもりはないわ、対価としてそっちが知っている情報を共有するのが条件」
「それでいいわよ」
闇雲に探し回るよりも少しでも情報を手に入るならそっちのほうがいいわ。それに癪だけど真姫ちゃんは頭が切れるからこの先何かに気付くことが多いかもしれない。
「はい、これで交渉成立、花陽も凛もこれでいいわよね」
「わたしも大丈夫……」
「凛も大丈夫にゃ~」
私が承諾すると、花陽と凛にも確認を取る真姫ちゃん。どうやら二人も真姫ちゃんと一緒にあいつのことを調べていたみたい。
「それで他はどうするの?」
真姫ちゃんは私と花陽、凛以外のメンバーに問う。
「正直、沙紀ちゃんが私たちにどんな嘘を吐いていたとか、何で結理ちゃんがあんなことをしたとか、全然分かんない」
「けど、私はちゃんと沙紀ちゃんのこと知りたいって思う」
「そうですね、古道さんの言うように沙紀には沙紀の思惑があったかと、それでも彼女はμ'sを結成してから今までずっとμ'sのために力を貸してくれました」
「そこは事実ですから、だからこそ彼女の口から理由を聞きたいと思います」
「沙紀ちゃんと一緒にいると、変なことに巻き込まれたり、させられそうになったりするけど、ことりと沙紀ちゃんはソウルフレンドだから、ことりも沙紀ちゃんのことちゃんと知りたい」
穂乃果と海未、ことりはそれぞれ沙紀に対しての思いを口にした。三人とも本気であのバカのことを知ろうとしてくれているのが伝わる。
「私も沙紀には色々してもらったわ、それにあの子……自分が綺羅さんとケンカしたときの話を私にしてくれたとき本当に辛そうだったの」
「確かにケンカした相手が綺羅さんだとか、色々と大事なことを話さなかったり、嘘を吐いていたのかもしれないけど、みんなが私にしてくれたように、私はちゃんとあの子の手を無理矢理にでも取ってあげたいし、あの子の本心を聞きたいわ」
なんだかんだ絵理と沙紀は生徒会だったり、μ'sに加入するときに助け合っていたことも多かった。そういったこともあるから絵理自身もちゃんと沙紀を助けてあげたいっていう気持ちが強いのかもしれない。
「希は?」
「昔ね、委員長ちゃんが言ってたんよ」
絵理が希に気持ちを聞こうとすると、希は静かに話し始めた。
「私……恐いんです、他人が私を傷つけるんじゃなくって私が他人を傷つけるのが、だから希先輩の事も何時か傷つけるんじゃないのかって、そういって泣いてたんよ」
「多分……昔いっぱい辛いことがあって、その結果、誰かを傷つけて、いつの間にかそんな風にしか考えられなくなって、他人に臆病になったんやと思う」
「それに委員長ちゃん、どこかで隠していたことをみんなに話そうって気持ちはあったと思うんよ、けど、やっぱり他人が怖いから、もしかしたら誰かを傷つけてしまうからって考えると、言いたいのに言えなくて雁字搦めになって結局何も言えない」
「ウチも委員長ちゃんがあんなことしてショックやったんよ、けど、委員長ちゃんが理由もなく、あんなことをするわけないんよ、だからウチも委員長ちゃんのことちゃんとしりたい」
「希……あんた……」
そうよね、希もあいつとはなんだかんだ付き合いは長いし、あいつもかなり希には懐いていた。
「ウチは委員長ちゃんのお姉ちゃんやから」
少し恥ずかしそうに笑う希。きっと色々と整理できていない部分はあると思う。それでもあいつの弱い部分を知っているからこそそう言えるんだと思う。
「そう……あんたたちの気持ちは分かったわ」
みんなの気持ちを聞いて、私はどこか嬉しかった。あいつのことをそんな風に思ってくれている人がこんなにも増えたことがとても嬉しかった。
「あいつの嘘を暴いて、ユーリちゃんからあのバカを見つけだして、みんなでガツンと言ってやるしかないわね」
みんなの気持ちを聞いて、更に私は覚悟を決める。
「あんたが何を隠していても私たちは気にしないって」
「にこちゃんも素直じゃないにゃ~」
「そうだね」
「別に……そんなんじゃないわよ……」
私が素直にみんなへの感謝の言葉を言えなかったことに気づいた凛はさっきの真姫ちゃんと同じようにからかう。
「それで実際にはどうするつもりですか?」
「そうよ、これからどうするのよ」
「あっ、話逸らした」
海未の疑問をチャンスとばかりに話題をそっちに切り替えようと話しに乗る。
「こういうときは状況を整理するのが、大事だと思うの……」
「そうね、それが沙紀の嘘や昨日の行動の理由を見つけだす手立てになるはずよ」
「でも……どうやるの……」
「まずは委員長ちゃんのことを一つ一つ、情報を共有するのはどう?」
「そうね、あのバカのことを実際みんなどれくらい知っているかは重要だと思うわ」
確かに実のところみんながどれだけあいつのことを知っているのか分からない以上、そこを共有することは絶対だと思う。
「そうね……穂乃果、あなたは実際に沙紀のことどれくらい知ってるの?」
「うぇ!! 私!!」
真姫ちゃんが穂乃果に質問すると、穂乃果はまさか自分に振られるとは思わず驚く。
「え~と、沙紀ちゃんは私たちと同じ二年生だけど、クラスは私たちとは別で、頭も良くて、委員長をやってて、あとテストでは何時も一位、それで私たちと同じアイドル研究部の部員かな」
「そうですね、ここ以外での振る舞いは文武両道、才色兼備と言わざるおえない優等生そのもので、『白百合の委員長』なんて呼ばれるほどでしたから」
「最初に私たちに会ったときも優等生みたいな雰囲気だったから、常にそういう人だって勘違いしたよね」
「そうそう、ここに初めて来たときに沙紀ちゃんのテンションが急に変わって私も驚いたよ」
「まさか、あれが演技だとは思いませんでしたから」
そう、穂乃果たちの言うように、沙紀はここ以外では優等生を演じていた。演じていたと言っても事実優等生そのものだった。だから、ここにいる大半は沙紀の性格のギャップに驚いていた。絵理に至ってはあまりにも違いすぎて、倒れたこともあったのが、今でも記憶に残っている。
「そうね、沙紀は全校生徒や先生たちを騙すほどの演技力を持っている、しかもその気になれば、優等生以外のキャラだって演じられる実力を持っている、それはなぜか……はい、花陽」
「えぇ!! 今度はわたし!!」
真姫ちゃんは今度は花陽に質問すると、彼女は驚く。まあ、確かに次の情報を整理するなら花陽が適任だから分からなくもないけど。
「それは……沙紀ちゃんが、中学生アイドル――星野如月ちゃんだったから……」
あいつの正体はかつてアイドル界を騒がせた中学生アイドル――星野如月。彼女のパフォーマンスに多くの人が魅了され、ファンとなっていったことか。実際、私も星野如月のファンだし。
「かよちんがたまたまメガネを外した沙紀ちゃんの顔を見て、如月ちゃんだって気づいたんだよね」
「最初は結構否定してたわね、おかげで自白させるのに苦労したけど」
「でもほとんど……沙紀ちゃんの自爆だったよね」
「あれは……そうね……酷かったわ」
沙紀がみんなの前で星野如月だと自白したことを思い出すと、絵理は苦笑いだった。
そうね、絵理はそういう反応になるわよね。あいつが星野如月だと自白したのは絵理がμ'sに入るって決意した直後。
しかも妄想で鼻血を流して服を血塗れにするだけじゃなく、私のアイドルグッズを漁って、勝手に着るわ、服と髪型が合わないって理由で髪を下ろすわ、私に怒られて殴られてフラフラになって、メガネ落とすわで、今思い出しても酷い正体のバレかた。
「経緯はともあれ沙紀が自身を星野如月だと自白したおかげで、色々と納得できるところがあったわ、例えばカラオケやダンスゲームで誰よりも高得点を取れたことや私たちの練習メニューの完成度の高さといったその他諸々」
「そうね、カラオケとかダンスゲームのことはよくは分からないけど」
そういえばセンターを決める云々のときはまだ絵理はいなかったっけ。
「私が初めてみんなの練習を見たときは驚いたわ、みんなダンスの経験とかないから、てっきり基礎とかちゃんとできてないと思ってたから」
昔バレエをやってた絵理が見れば、驚くのも無理もないわ。沙紀の練習メニューはあいつが星野如月時代に受けてた練習をアレンジしたものってあいつ自身が言ってたから。だから、ほぼプロがやる練習メニューと言っても過言ではないわ。
「そんな他人に教えられるほどアイドルとしての技術が高い沙紀──星野如月が今は活動を休止している、それはみんな知っているわね」
「うん……確かスランプだって言ってたよね」
あいつ自身がみんなの前でそう口にした。周りの期待に答えられなかった結果スランプになってしまったって。
「こんなものじゃないかしら、みんなが共通して知っている沙紀のことって」
「そうだね……あとは沙紀ちゃんがにこちゃんのこと大好きだってことかな?」
「はあ!? なに言ってるのよことり!!」
ことりが真面目な感じで変なこと言ってきて、私は戸惑うけど、他のみんなは確かにみたいな反応をしていた。
「にこっち……それは見てたら分かるよ」
「そうね……沙紀がにこのことを大好きなのは……うん、そうね」
希は真面目なトーンで言うし、絵理に至っては一人で勝手に納得している。あいつ、私が居ないところでみんなの前で変なことを口走った? だからみんなそんな反応をしているとか。
「まあ、にこちゃんが色々と言いたいのは分かるけど、それは置いておいて、私ずっと気になっていたことがあるのよ」
「はあ!? 置いておくってなによ!!」
「絶大な人気を誇っていた星野如月が、ある意味ファンに対しての強迫観念からスランプになって、活動を休止した」
「無視するんじゃないわよ!!」
私が大声をあげるけど、真姫ちゃんは気にせず話を進める。
「多分、アイドルに対して色々と思うことはあるはずなのに、どうして、私たちのマネージャーをやっているの? いや、正確には、『スーパーアイドル矢澤にこ』のマネージャーをやろうと思ったのかしら」
「確かにアイドルに対して色々と嫌なことがあったはずよね、普通なら距離を置いてもおかしくはないわ」
「ねぇ……にこちゃん教えて……あなたどうやって星野如月と出逢ったの?」
そう私に話を振ってくる真姫ちゃん。他のみんなもその話を聞きたそうな雰囲気を出している。
「はぁ~、しょうがないわね、そんな面白い話じゃないわよ」
私は諦めるように沙紀との昔話をすることを決める。私もちゃんと思い出すべきなのかもしれないわ。もしかしたら私が見落としてることがあるかもしれないから。
「そうね、普通に私があのバカと出逢ったときことから話すわよ」
そうして私はあいつと出逢った日のことを話し始めた。
如何だったでしょうか。
それぞれが沙紀のことを知ることを決意し、物語は動いていくことになります。
次回はいよいよにこと沙紀との出逢いの物語が語られます。彼女はいかにして沙紀と出逢ったのか、彼女の視点で語られると思います。
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それでは次回をお楽しみに。できれば次回も一週間以内に投稿できたら良いなと思っています。