凛「ど、どうぞ・・」
「うむ、いただきます」
五分後
「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?!?」」
「ごめんなさい!本当にごめんなさーーーーーーい!!」
これが凛の料理を初めて食べたときだった
僕と凛は音ノ木坂を卒業した後、同棲生活を始めた大学に通いながらバイトををして慎ましくも幸せに過ごしていた・・・・ある一点を除いて
「さぁ来い!凛!今日の料理はなんだ!」
「今日は肉じゃがにしたにゃー!」
「よし!いざ尋常に勝負!」
「やっぱり今回もだめだったよ・・・」
「やっぱりかにゃ~」
一週間に一回の凛の料理試食会、それがこの家でのお決まりであり、凛の料理を食べた僕がトイレに駆け込むのも日常である、
凛との出会いはμ'sが初めて九人揃ったときのライブだった、今の海未先輩の彼氏に連れられて、友達と共に見に行っていた。最初は凛の事をスカートを履いていなかったら男と間違えていただろう。それぐらい僕にとって凛の存在は薄いものだった、それから先輩づてにμ'sの仕事を手伝うようになった。と言っても、やっていたことと言えば、スポーツドリンクの管理や食事等のスタイル維持の管理、実際μ'sの皆の役に立てていたかどうかと言われると強く反論出来ない。
それでも、μ'sメンバーの中で特に話していたのが凛だった、僕の料理は美味しいだの、今度の合宿でもご飯を作ってくれるのかと、あの時の凛ハ花陽並みに食いしん坊になっていた、その時位だっただろうか、凛の初めての料理を口にしたのは、初めて凛の料理を口にしたときは、申し訳ないのだが三日ほど寝込んだ。それほどまでに協力な味だった・・・・味と言うよりは刺激かな?
そんな関係だったのに・・・その時まで俺は凛の事を中のよい「男勝りの女の子」と思っていた。
凛のウエディングドレス姿を見たとき、僕の心は激しく揺れた、同時に凛に対して今まで道理に接する事が出来なくなっていった。
「何で君は凛の料理をここまで食べてくれるの?」
不安そうに聞いてくる凛、それもそうだろう、凛の料理は食べれば百パーセントお腹を壊す、それだけならいいが、最悪他の病気をセットで引き起こす普通の人なら逃げ出すだろう、僕だって最初はそう思った、だけど凛の真っ直ぐな気持ちに答えたくなった。
「凛の料理を食べたい理由か・・・・」
「そうだよ、凛、料理の練習してもいつまでたっても上手くならないし、それで何時も君に迷惑かけてるし、それに・・・それに・・・」
泣きそうになる凛、僕はこういう時にどういう言葉をかければいいのか分からない、だから
「凛の作った料理を誰よりも食べたいから」
「・・・へ?///」
うん、それが一番しっくりくるな
「凛の傍にずっと一緒にいて、凛の料理を食べていたい」
「凛は嫌かな・・・凛さえ良ければこれからも僕にずっと君の料理を食べさせてほしい」
沈黙、長い長い沈黙
「えっと・・・・・凛?」
「・・・・にゃ!?/////」
僕がそっと肩に触れると花陽のように跳び跳ねた、
「えっと・・・・どうしたの、凛?」
「え!?////あの・・・ええっと////り、凛でいいの?//」
「・・・・・!?!?!?」
「あ・・・やっぱり凛の勘違いだったかにゃ~///あ、あははー///」
いや、勘違いでも何でもない、確かに僕はそう言う事を言ったんだ、だったら
「勘違いじゃないよ//」
「ッ!////・・・本当に凛で良いの?//、凛は他の子見たいに女の子っぽくないし、料理だって下手だし、君にもこれから沢山迷惑をかけるかもしれないんだよ?//]
「知ってる、でもそれを含めて凛がいいんだ、凛じゃなきゃダメなんだ!」
そういいながら凛を抱き締める、そうすると凛が泣きそうになりながらこう言った
「わかったにゃ・・・これからもよろしくね」
「旦那様・・・・・」
そこにはあのときとおんなじ、僕のお嫁さんがいた。
えーお待たせしました、凛ちゃん完成でございます。
次は多分のんたんかな?
それではまた遅くなるかも知れませんが、こんな小説でも待っていただけると幸いです。
それでは
P.S.書き方を変えてみました、読みにくければ元の書き方に戻したいと思います。 ご意見頂けると幸いです。