暁型は今日も元気です!   作:ノラ猫0329

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今回は響視点で暁と電はお仕事です(-ω-;)

注意※
もう説明はいらんだろ?o(`・ω´・+o)


加賀は素直になりたい

「私…愛されたいのよ」

 

 

いつか聞いたような言葉を今度は加賀さんが

発していた…

 

 

「えっと…ちなみに誰に?」

 

私がきょとんとしていると

雷が質問してくれた。

 

 

「提督よ?それ以外に誰がいるの?」

 

さも当たり前みたいに言われた……

私には電も姉さんもいるけどね!

 

 

「で?……それを私達に言ってどうするんだい?」

 

「手伝ってほしいのよ。」

 

「何を?」

 

「提督との結婚計画を。」

 

「「断る!!」」

 

 

何を言ってるんだこの人は!?

私達の気持ちも知っているだろうに!

 

「私達になんのメリットがあるんだい?」

 

「頭を撫でてあげるわ。」

 

「メリットじゃない!」

 

「シャンプーがいいの?」

 

「そのメリットじゃない!」

 

「か、加賀さん?わたし達も司令官好きなのよ?知ってるわよね?」

 

 

「えぇ、知ってるわ雷さん。だから?」

 

だからって言われた!

なんだこの人!

 

 

「いや、そんなわたし達に頼むのは酷いんじゃない?」

 

「確かにそうね……考えてなかったわ」

 

考えてなかったんだ……

いつもはしっかりしてるのに司令官絡むと

ポンコツだな……

 

 

「でも、確かあなた達電さんも好きなのよね?」

 

「「ぎくっ!」」

 

「ぎくって言う人初めて見たわ。そう本当だったのね。なら負ける気はしないわ。」

 

 

「な、何を!」

 

「だって私は提督集中砲火だもの。」

 

空母なのに!とツッコミを入れようとしたがやめた。

 

 

「空母なのに!?」

 

あ、雷は我慢出来なかったみたいだね……

 

 

「提督の性食権(せいくうけん)はいただくわ。」

 

「何か字が変じゃなかった!?」

 

「あら、字ってどう言うことかしら?私達は言葉で会話をしてるでしょ?」

 

 

「うぐっ……確かにそうねごめんなさい。」

 

雷はそうゆうと少しだけしょんぼりした。

ふむ……雷もかわいいなやはり。

いっそのことみんな貰いたい!

 

 

「響さんあなた節操無いわね。」

 

「な、何のことだい?」

 

私が聞き返すと見たことないような笑顔で笑った。

何か怖い!

 

 

「ともかく、私は提督に愛されたいの。」

 

「そう言われても……「ねぇ?」」

 

私達はお互いに顔を見ながら困ったように笑った。

確かに加賀さんにはお世話になってる。

けど司令官が誰かのものになるのは

やはり辛い……

 

 

「……手伝ってくれないなら構わないわ。最終作戦を使うから」

 

「「さ、最終作戦?」」

 

「ふふっ子供には刺激が強すぎる作戦よ?」

 

「「?」」

 

刺激が強い?

……は!?まさか司令官の後ろから抱きつくとか!?

くっ!それは羨ま……けしからん!

 

 

「司令官には抱きつかせはしない!」

 

「あら?抱きつく?何のこと?」

 

私が思っていた反応と違う感じが帰って来た。

 

「ともかくありがとう。今夜はみんな早く寝なさい。」

 

「い、いいえ……ってなんで?」

 

早く寝なさい?

私達結構早いと思うけど……

 

「子供には刺激が強すぎるからよ。」

 

そう言って加賀さんは出て行った。

 

 

 






次回予告!

ついに何かを決意した加賀!
みんなが寝静まるころついに行動を起こす!

「ヤラせはせん!ヤラせはせんぞぉ!」

「これが若さか……」ドキドキッ

「私が……私達がガン〇ムだ!」

「雷ちゃんとは違うのです!雷ちゃんとは!!」


次回「提督は私の父になってくれるかもしれない人だ!」

※次回とはことなる場合があります(m´・ω・`)m


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