とある科学の青春ラブコメは間違っている   作:一級狙撃手

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どうも一級狙撃手です。

今回は短い。

次回は俺ガイルsideの話。ようやく準備が終わるよ、パト○ッシュ。


第二話

先輩と逃避生活を始めて、今日で三日目になる。私の実家は学園都市の中にあるため、今は先輩の実家に泊まらせて頂いている。

 

先輩のお義母さんもお義父さんも(今はまだだけど、絶対に先輩のことつかまえるって決めたからこう呼んでも構わないよね♪)いい人で、居候の私は、随分楽(ラク)をさせて頂いてる。

 

だが、それにあまえてる訳にもいかない。

 

なぜなら、当然、御坂さん達がここにも来るだろうから。先輩曰く、御坂さん達の味方は一万人近くいるらしい。だが、審査が終わっておらず、まだ学園都市から出てこられないとのことだった。その前にここを出て、どこか違う場所へ向かわなければならない。

 

今、先輩と私はもちろん、刀夜さんも手伝ってくれて、三人で物件を探している。すでに大体目星はついている。

 

詩菜さんは、目星をつけた物件の近くでバイトを探してくださっているので、場所が決まり次第、すぐに移って、そのまま働く事ができるようにしていただいている。

 

学園都市に残してきた荷物は、私の荷物は春上さんが、先輩の荷物は土御門、という人がそれぞれ送ってくれた。また、先輩の住んでいた寮に居たというシスターは、先輩が通っていた学校の担任が引き取ってくれたらしい。私の方も、逃走生活初日に連絡して子供は引き取ってもらった。(というか帰った)もちろん、さっき出てきた人全員に、御坂さん達には何も言わないように言ってあるので多分平気だろう。

 

そんなこんなで、今日。今は刀夜さんと先輩と一緒に駅に向かっている。目的はリサーチした物件を目指すため。何本か乗り継いで千葉県総武市に向かう。

 

総武市に着くと、時間は丁度昼時。少しお腹がすいてくる。……と、目的の物件が見えてきた。

 

三階建てのアパート。各階の部屋は、一階が101〜110、二階が201〜210、三階が301〜310という感じで号数が振ってある。

 

一応、ここ以外にもリサーチした物件はある。ここは、三つ目の物件で、前二つは、一つは断られ、一つは辞退した。そんな感じで、全敗のまま、この物件にきたのだった。しかし、この物件はリサーチした中では最上級で、出来ればだがぜひともここにしたかった。だが、どうなるかは自分達次第だ。とりあえずは大家さんに話をしなくてはならない。

 

大家さんが住んでいるという部屋に行く。インターホンを押して、少し待つと中からいい感じの年上のお姉さんといった感じの人がでてきた。先輩の方を見ると、少し驚いていたがそれでもすぐ元に戻った。

 

大家さんが、私達を中に入れようとしたが、刀夜さんがそれを止め、十分後には、なぜか本人不在で住む事が決まっていた。




はい、とあるsideの準備は完了しました。残りは俺ガイルsideです。

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