比企谷八幡の魔法科高校生活   作:適当上等

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遅くなってすみません。
今回はまだ服部との試合ははいってませんが次話には書く予定です。会話の時に名前横に書くようにしました。駄文ですみません。


入学編6

七草「いらっしゃい。遠慮しないで」

という声が聞こえてドアが開いた。

 

深雪「失礼します」

 

司波妹…お前どこかの令嬢かよ…

てか、その美貌でやるとマジで様になってるな。先輩たちもたじろいてるな

 

達也・八幡「「失礼します」」

 

七草「どうぞ掛けて。お話は、食事しながらしましょう」

 

七草「お肉とお魚と精進、どれがいいですか?」

 

達也「精進でお願いします」

 

深雪「お兄様と同じ精進でお願い致します」

 

八幡「魚で」

 

七草「分かりました。それで入学式で紹介しましたけど念の為、もう一度紹介しておきますね。私は生徒会長の七草真由美です。そして私の隣が会計の市原鈴音、通称リンちゃん」

 

市原「私の事をそう呼ぶのは会長だけです」

 

あだ名と印象余りあってないな…

リンちゃんって言うより鈴音さんって感じだな…

 

七草「その隣は知ってますよね?風紀委員長の渡辺摩利。

それから書記の中条あずさ、通称あーちゃん」

 

中条「会長……お願いですから下級生の前で『あーちゃん』は止めてください。わたしにも立場というものがあるんです」

 

こっちは凄くあだ名似合ってるな…

 

七草「もう一人、副委員長のはんぞーくんを加えたメンバーが、今期の生徒会役員です」

 

渡辺「私は違うがな」

 

七草「そうね。摩利は別だけど。あっ、準備できたようです」

 

ダイニングサーバーのパネルが開き、料理がトレーに乗って出てきた。

 

あれ?6個…1個足んなくね⁈

っと思っていると渡辺先輩がおもむろに弁当箱取り出した。あっ、そういえば最近小町のご飯食べてないな…あのクソ親父。俺が第一高校合格と同時に東京で一人暮らししてこいとか言って家から追い出しやがって#本当は小町と離したいだけだろうが……

料理が全員に周り昼食が始まった

 

深雪「そのお弁当は、渡辺先輩がご自分でお作りなられたのですか?」

 

渡辺「そうだ。……意外か?」

 

達也「いえ、少しも。普段から料理してるかどうかはその手を見ればわかりますから」

 

けっ…リア充め爆発しろ

そう考えてると司波妹がー

深雪「わたしたちも、明日からお弁当に致しましょうか」

 

達也「深雪の弁当は魅力的だか、二人で食べる場所がね…」

市原「兄弟というより恋人同士の会話ですね」

「そうですね。確かに血のつながりがなければ恋人にしたいと考えたことはありますが」

 

司波兄め爆弾落としてきやがった…てか、そういうのは兄妹でやってくれませんかね。ていうか司波妹と中条先輩真に受けすぎじゃね?

 

達也「もちろん冗談ですよ」

 

深雪・中条「えっ⁉︎」

渡辺「面白くない男だな、君は」

 

達也「自覚しています」

 

七草「はいはい、もう止めようね、摩利。口惜しいのは分かるけど、どうやら達也くんは一筋縄では行かないようよ?」

 

渡辺「……そうだな。前言撤回。君は面白い男だよ、達也くん」

 

七草「そろそろ本題に入りましょうか」

 

てか…俺空気じゃね?思ったんだけと…今ならフェードアウトしてもばれないかも

《ステルスヒッキー》発動

 

七草「それと比企谷くん、逃げちゃダメだよ?」ニコッ

 

怖…ダメだ。今逃げたら殺される…

逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだーーー!

七草「」ギロ

はい、トチ狂いました…ゴメンなさい

 

七草「では…当校は生徒の自由を自治を重視しており、生徒会は学内で大きな権限が与えられています。これは当校だけでなく、公立高校では一般的な傾向です。当校の生徒会は伝統的に、生徒会に権限が集められています。大統領型、一極集中型と言ってもいいかもしれません。」

 

実際そうじゃね?

 

七草「生徒会長は選挙で選ばれますが、他の役員の任命権は生徒会長にあります。解任も生徒会長に委ねられます。また各委員会の委員長も一部を除いて生徒会長に任命権があります。」

 

渡辺「私が務める風紀委員長はその例外の一つだ。生徒会、部活連、教職員会の三者が三名ずつ風紀委員の互選で選ばれる」

 

七草「という訳で、摩利はある意味で私と同等の権限を持っているんです。

さて、この仕組み上、生徒会長に任期が定められていますが、他の役員には任期はありません。生徒会長の任期は十月一日から翌年九月三十日まで。その任期中、生徒会長は役員を自由に任命できます」

 

あっ…これってそういうことか

 

七草「深雪さん、私は、貴方が生徒会に入ってくださることをきぼうします…引き受けていただけますか?」

 

深雪「会長兄の成績をご存知ですか?」

 

七草「えぇ、知ってますよ。すごいですよねぇ…」

 

深雪「成績優秀者、有能な人材を生徒会に迎え入れるのなら私よりも兄の方が相応しいと思います。デスクワークだけならば、実技の成績は関係ないと思います。むしろ、知識や判断力の方が重要なはずです。わたしを生徒会に加えていただけるというお話については、光栄に思います。喜んで末席に加えさせていただきたいと存じますが、兄も一緒というわけには参りませんでしょうか?」

 

市原「残念ながら、それはできません。生徒会役員は一科生から選ばれます。これは不文律ではなく、規則です。この規則は、生徒会長に与えられた任命権に課せられる唯一の制限事項として、生徒会の制定が現在のものになった時に定められたもので、これを覆す為には全国生徒が参加する生徒総会で制度の改定が決議される必要があります。決議に必要な票数は在校生徒数の三分の二以上ですから、一科生と二科生がほぼ同数の現状では、制度改定は事実上不可能です」

 

深雪「……申し訳ありませんでした。分を弁えぬ差し出口、お許しください」

 

七草「ええと、それでは、深雪さんには書記として、今期の生徒会に加わっていただくということでよろしいですね」

 

深雪「はい、精一杯務めさせていただきますので、よろしくお願い致します」

 

七草「具体的な仕事内容はあーちゃんに聞いてくださいね」

 

中条「ですから会長………あーちゃんはやめてくださいと…」

 

八幡「あの」

 

達也以外「」ギョ

 

なんでいたの?みたいな顔するんですか?ステルスヒッキー発動してないのに…あれ?目から汗が……

 

七草「なんですか?比企谷くん」

 

八幡「何故自分は呼ばれたんでしょうか?」

 

渡辺「あぁ…それは君を生徒会枠で風紀委員会をやってもらおうと思ってね」

 

うん?聞き間違いかな?

八幡「え?今なんて」

 

渡辺「君に風紀委員に入ってもらおうと思ってね」

 

八幡は逃げ出した…でも七草先輩にまわりこまれた…

 

渡辺「あっ!確か生徒会役員枠は二つ空いてるよな」

 

七草「えぇ、比企谷くんを入れれば後一つね」

 

渡辺「確か一科生の縛りがあるのは、生徒会だけだよな?」

 

七草「そうね。」

 

渡辺「つまり、風紀委員の生徒会枠に、二科生を選んでも規定違反にならないわけだ」

 

七草「摩利、貴方……ナイスよ!」

 

八幡・達也「「は⁉︎」」

 

七草「そうよ、風紀委員ならもんだいないじゃない。摩利、生徒会は司波達也くんと比企谷八幡くんを風紀委員に指名します」

 

八幡「ちょっと待ってください。自分の意思はどうなるんですか?拒否権は」

 

七草「あるわけないじゃない」

 

ですよねー(涙)

 

達也「それに風紀委員の説明はまだうけてないんですが中条先輩!」

 

達也と俺は中条を見る

 

中条「ひぃ…なんで私なんですか~~」

 

え?だって気弱そうだし

 

中条「えーと、風紀委員の主な仕事は魔法使用に関する校則違反者の摘発と、魔法を使用した争乱行為の取り締まりです。いわば警察と検察を兼ねた組織ですね」

 

深雪「すごいじゃないですかお兄様!」

 

達也「念の為確認させてもらいますが」

 

渡辺「なんだ」

 

達也「今の説明ですと、風紀委員は喧嘩が起こったら、力ずくで止めなければならない、ということですよね?」

 

渡辺「まぁ、そうだな。それは我々の任務だ」

 

達也「あのですね!俺は、実技の成績が悪かったから二科生なんですが!」

 

渡辺「構わんよ」

 

達也「何がです?」

 

渡辺「力比べなら、私がいる」

 

八幡「自分は何故?」

 

渡辺「実技6位のお前が選ばれても不思議なところはないだろ」

 

もう少し実技は手を抜いとくべきだったか

 

八幡「自分より成績が上位なひとはいると思いますが?」

 

渡辺「昨日君は悪ふざけを止めたという。それだけで選ばれるには充分だとおもうのだが?っと、そろそろ昼休みが終わるな。放課後に続きの話をしたいんだが構わないか?」

 

達也・八幡「分かりました」

 

渡辺「では、またここに放課後来てくれ」

 


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