俺はMUGENの可能性 作:轟く雷鳴のギース
なたらんわ!
某大会の藤原妹紅の連コ及びリザレクションには盛大に笑わせてもらいました
「お、一番乗りは君かー」
「3時間とか…不可能っしょ…」
かかった時間は4時間
目的の時間から1時間もオーバーしている
「まぁそれ私たちなら〜ってヤツだし」
んだよそれ…
実力の差でも自慢したかったってか?
「でも君たち凄いね。他の子はまだまだ時間かかりそうだけどさ。躊躇なく私の土魔獣攻略するんだもん」
経験の量ってやつかしらん?
と彼女、ピクシーボブがニヤリと笑う
「他にも有能な子がいるみたいだし今年は豊作の年ね、イレイザー」
「まぁ…な、一番最初にクリアするのは嶽だろうとは俺も予想はしていた。が、こんな早いとは思わなかった」
まぁ要所要所で空飛んだりしてたからね
桃恋いれててよかったわ
面倒くさくなったら弾幕ぶっぱで対処できたし
「とりあえずバスから荷物降ろせ。部屋に運んだら食堂に昼飯が用意してある。他の奴らはまだ時間がかかるだろうから先に食べてろ」
「え。でも」
「合理的虚偽ってヤツだ。ああ言った方がお前ら頑張るだろ。それとも本当に抜きにして欲しいのか?」
「でたよ…このパターン。食べます、食べますよ!!」
俺はダッシュで荷物を指定された大部屋に持って行った
その時ついでに窓際の一番景色と風通しがいい場所を確保しておいた
それくらい一番乗りの俺に選択権はあるっしょ
そうして食堂に行ったらうまそうなご飯が沢山あった
実際食べたが雄英にいるランチラッシュと同等レベルの美味さだ
それを腹一杯食べたあと大部屋で休憩がてらMUGENで遊んで時間を潰していたら他の奴らが帰ってきた
ふと時計を見れば17:20の文字
飯を食べたあとから少なくとも2時間は経っていた
「お、やっと帰ってきたかお前ら〜」
「はぁ?速すぎるだろお前!」
「はいはい、俺がすげぇのはいつもの事だからほっとけほっとけ。つかバスからさっさと荷物降ろせってなんか面倒なもんとかあったら嫌だったから俺なーんも手をつけてないぞ」
「嶽の言う通りだ。そうしたら食堂で夕食、その後入浴で就寝だ。合宿自体は明日から本格的にスタートになる」
それから俺たちは普通に美味しい飯を食べたあと風呂に入った
入浴時間をズラしていないということから峰田が壁を乗り越え覗こうとしたがマンダレイが連れていた男の子がそれを阻止した
その時にたまたま女子の方を向いてしまい驚いたその子が落下してしまったが緑谷がうまくキャッチして大事には至らなかった
つかそろそろ峰田なんとなしねぇとな…
マジであいつヒーローなる前に捕まるぞ
☆☆☆
翌日朝5:30
みんな眠そうな顔で叩き起こされ外に出された
なぁ麗日さん、女の子なんだからせめて寝癖くらいは直してこようよ…
「おはよう諸君。本日より本格的に強化合宿を始める。今合宿の目的は全員の強化とそれによる"仮免"の取得するだ。君達も経験したあの敵意というものに立ち向かうための準備だ。心して臨むように」
朝から先生のありがたいお言葉をもらう
俺からしたら昨日のあれも充分きつかったんですけども…
「というわけで爆豪これ投げろ」
そういって爆豪に渡したのは体力テストの時のボールだった
「前回の記録は705.2mだ。どれだけ伸びてるか気になるだろ?」
なるほど、あの頃から今までの成長具合の確認か
今まで色々あったからかなり伸びてるんじゃねぇの?
「んじゃよっこら…」
と大きく振りかぶりながら爆豪はボールを投げる
「くたばれ!!」
投げる…
投げるんだよな?
あのボールを倒すんじゃないよな?
なんて考えてると記録が出たのか先生は俺たちに数字を見せてくれた
そこに書かれていたのは…
「709.6m…」
「思ってたよりも…」
「伸びてねぇ…」
俺自身も1km超えるかと思ってた
だからそれ程伸びてなくて驚いてる
なんでだ?
爆豪が手を抜いたとは思えない
「約三ヶ月。様々な経験を経て君たちは確かに成長した。しかしそれは技術や精神面、あとは多少の体力的な成長がメインで君たち各々の"個性"は今見た通りそれ程成長していない」
なるほど…つまり…
「今日から君らの"個性"を伸ばす。言っとくが死ぬほどキツイぞ。呉々も、死なないようにな」
ニカッと笑う先生
こういう笑い方するときの先生にいい思い入れねぇんだけどなぁ
まぁ実力アップのために頑張りますよっと
桃恋
ペンデックスやメイドインデックス、ドクオなど多くのキャラを制作している方のオリジナルキャラ
空中に浮いて弾幕、ダッシュからの弾幕で戦うというキャラ
特殊なやられ方への対応や脱衣KO持のお色気要素持
とある場面で庵、ナインボール、輝夜、エルクゥのどれかを使いたいと思ってます
どれにするかはまだ未定ですが…
原作でも山場な話なのでしっかりと描きたいものです
小説の設定を一部変更いたしました