桜と海と、艦娘と   作:万年デルタ

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第2話です。

今回からついに『むらさめ』登場です。

もちろん護衛艦ね!
艦娘の『村雨』ちゃんじゃないよ!!


…まあ村雨ももうじき出るかもしれません。



えっ、現代改修?

そりゃ『むらさめ』になるっしょ(断言)





あらすじにも書いてありますが、私は現役自衛官ではありませんので、防衛省・自衛隊の事に関しては詳しくありません。




フネの構造とか組織には詳しくありませんし、
もし知っていても委細を書く事は出来ません。



あくまで素人の予測で書いてあります。



ちなみに1回だけ縁あって乗った事があるのですが、いいフネでしたよー!!

乗員の方も優しそうでしたし、
気さくな方が多かったです。





Mさんまだご乗艦かな〜?
ソマリアでの話が面白かったです。
海自入隊希望の方、むらさめもおすすめですよー!



お待たせしました。




それでは第2話、出港用〜意!!






0-2A 風雲(ふううん)、急を告げる 前編

 

 

 

 2日後 

 

 神奈川県 海上自衛隊横須賀基地

 西逸美(にしへみ)地区

 

 某岸壁 護衛艦むらさめ DD-101

 

 

 艦内某所  1145i

 

 

 

 

 

 

 

 

 ♪ホヒーホー!『課業止め、配食始め』

 

 

 

 

 

 

 

 今流れたヘンテコな音は『サイドパイプ』

という楽器?だ。

 

 

 楽しい音じゃないし、道具でいいか。

 

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 自衛隊では日々の号令にラッパを使うが、

海自ではさらにサイドパイプという笛を吹く。

 

 

 

 正式名称『号笛甲』なんじゃそりゃ。

 

 

 

 ちなみにスポーツで使うホイッスルは号笛乙、

わけがわからねぇ…

 

 

 

 

 話は逸れたがこれで朝から晩まで号令をマイクで入れる前にピーピー吹いて、号令の種類を

知らせる。

 

 

 

 今吹いたホヒーホーってのは、『雑令』って

種類。まあ普通の号令に使う物と考えてくれ。

 

 

 

 

 

ピーってタイプは『単符』。

 

 

 

『ナントカ5分前』といった号令の5分前に吹いたりとか、隊員個人を呼び出したりする。

 

 

 

 

 日々頑張る自衛官サマの貴重な昼休みに、ちょくちょく民間の保険屋がくるんだが、

これに昼休みをかなーり削られる。

 

 

 

 一回呼ばれたら他の保険会社の人も寄って

たかって…俺が自衛官じゃなかったらあんたら、

しめるぜ!まじで!

 

 

 

 

 この単符ってのは曲者で、たとえを出すと

『総員起こし』という朝叩き起こされる自衛隊のイベントがあるんだが、それの五分前に鳴る。

 

 

 

 

 

 

 

朝、グースカ眠ってたら

 

 

 

『ピー!、総員起こし5分前』

 

 

ってマイクがかかって、まずみんな起こされて

目ぇ擦りながら作業服に着替えるんだ。

 

 

作業服ってのは、海自で隊員が着る一般的な服で

上下青。どこの電気屋のオッチャンだよ…

 

 

 

 

 んで有名な起床ラッパが鳴る。こいつは教育隊から今まで大嫌いな音楽ワーストだぜ!自衛官ならみんなそう、きっとそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おおっと、話が逸れたな!

 

 

 

 

 

 

 俺と村上は護衛艦『むらさめ』というフネに乗り組み働いている。

 

 

 

俺は通信員として、村上は電子整備員として勤務

しているが、ここでまたムダ知識を披露しよう。

 

 

 

 

 

 

上で『通信員』とかナントカ『員』って言っているが正確には『船務要員』が正しい。

 

 

 

 

 

 

 ナントカ員ってのはその仕事の専門の教育、海自の『学校』に行ってないと一人前と見なされないし、仕事も簡単な事しかされてもらえない。

学校行って専門課程を修業すると『マーク持ち』とかって呼ばれる。

 

 

 

 

 まあ正確に違うがマーク=職種って解釈でいいはず。

 

 

 

 

 

 それまではひよこみたいなノーマーク海士。

スライムにもなれないスライム見習いといった感じかな。

 

 ※この認識と表現には個人差があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だからまだ仕事も『役員』というフネの雑務とかだったり、パートのちょっとしたことしかやっていない。

 

 

 

 

パートってのは通信とか電子整備、

航海とか仕事の最小のグループな。

 

 

 

 

 

 パートがあり『科』があり『分隊』で、フネが回るわけ。

 

 

 

 

 

 俺たちは『船務科』って部署の仲間で、これは

『2分隊』って分隊の括りになる。

 

 

 

 

 2分隊ってのは、イベントでフネに乗ったら見てみて欲しいんだが、乗員の名札が黄色いラインが入ってるヤツら。

 

 

 

 

 俺の通信とか、電子整備--これはETって略すんだがまあいい。航海とか電測、大まかに言えば機関を除いた、フネの運航に携わる部署だ。

 

 

 

 

 

 

 

 分隊をざっと紹介すれば

 

 

 

 

 

 

 

 

 1分隊、赤いライン、武器関連、荒いヤツら。

 

 

 

 2分隊、黄色いライン、さっきいった船務科とか航海科。

CICや電信室とかにずっと引き篭もってっから、

陰湿な引きこもりと言われたり…

 

 

 

 3分隊、青いライン、機関関連、エンジンとか電機っていう電波使わない機器全般の保守担当。

 

1分隊の先輩曰く油虫(苦笑)

 

 

 

 4分隊、白いライン(白だとラインある意味ないじゃん)、経理や調理、衛生、事務方メインだが欠かせない縁の下のなんとやら。

 

 

サプライは大事って帰国子女の戦艦も言ってた。

 

 

 

 5分隊、緑のライン(意味不明)、とにかく飛行機関連全て。

チャラい人多し、舷門立たないし暇そう(偏見)

 

 

 

 

 

 

 

 海自の職種を分けるとこんなもん。

 

 

 他に事務官とか技官もあるけど、あれは自衛官ではなくて自衛隊員の括りだからノーカンで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あー!話がまたまた逸れた!

 

 

 

 

 

 

 俺説明とか苦手なんだよな、深く掘り下げ過ぎるクセがあっから!

 そこんところ許してな!

 

 

 

 えっと、雑令のサイドパイプの所だな!

 

 

『課業止め、配食始め』って号令が流れて、乗員は午前の仕事を終わって昼メシを食べに食堂に行くんだ。

 

 

 

 食堂って言ってもフネの食堂だぜ、護衛艦だけじゃなくて自衛艦は基本的に艦内で生活しなきゃいけないから、メシは作るし風呂やベッドもある。

 

 

 

 ミサイル艇ってフネは長期出港しない(できない?)からレトルト持ち込んでレンチンするらしいけどな。知り合い乗ってないからちょっとわからん。

 

 

 

 

 その辺詳しい人解説たのむぜ!

 

 

 

 …誰に話しているんだ俺は?

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 さーて、今日は何を隠そう金曜日である。

 

 

 海自では出港中の曜日の感覚を忘れない為に金曜日の昼はカレーと決まっている。

 陸上部隊もそうらしいがその辺の意義はどうなんだろね…エロい、じゃなかった偉い人に聞いてくれ。

 

 

 

 

 大本営とか運営、もとい!海幕とかそのへんに

レシピあるし、そっちに丸投げするぜ!

 

 

 

 

 おっと!レシピっつっても建造の方じゃないぞ、料理のレシピな。

 

 

 某一航戦の赤い人が涎垂らしそうな話だが、

海自は飯は美味いと思う。

 

 

 

 

 

 しかし、入隊前にこの横須賀の陸上にある基地業務隊ってところで飯を食べさせてもらったが

 

 

ノーコメントだな。

 

 

 

 

 

 

大量の人数分作らなきゃいけないから犠牲になるものもある、とだけ…。

 

 

 

 

 なお教育隊のメシも(ry

 

 

 

 

 呉と舞鶴教育隊は普通らしいぞ、ぞ!

 

 

 

 

 某Y教は人数が良くも悪くも多いからな。

 

 

 

 

 

 今なら補生、練習員とWAVEで最低400人はいるし、それに職員もいるから半端ないと思う。

 

 

 

 

 補生とか練習員ってのは自衛官リクルートサイトとか地本で調べてくれな!

 

 

 

 俺は”チレンジャー”じゃないし嘘は言わんが悪いところだけは全部言うタチだから。

 

 

 

 

 WAVEってのは女性海上自衛官のことな。

 

 

 とても強い意志をもった華麗な女性方が自衛隊に入ってくる、そして強靭な肉体を手に入れる。

 

 

 

 

 

 

うん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 …我ながら見事な賛美の言葉だと関心するがどこもおかしくないな。

 

 

 

 

 

 

 ま、フネは調理員次第だが、この『むらさめ』はいいぞ、最高だ!他のフネの飯は知らんがな!

 

 

 

 

 まあカレーのレシピと由来はネットで調べたほうがわかると思う。俺はあんまり料理しないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 あえて言わせてもらうなら

 

 

『私はその件について関与しておりませんので、

海幕HPをご覧ください』とだけ言っておこう。

 

 

 

これ自衛官の便利なセリフな、よく使うぞ!

 

 

 

 

…たぶん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 むらさめ科員食堂  1150i

 

 

 

 

 

 

 

「おっ、菊池お疲れ」

 

 

 

 

「おいすー村上、あっこ座ろうや」

 

 

 

「うむ、そうしよう」

 

 

 

 

 

 

 食堂前で一緒になった俺たちはカレーをなみなみと盛り、テーブルに腰掛ける。

 

 

 

 

 

「昔からさ~、この『鉄板』でカレー食いづらいと思わなかった?」

 

 

 

 

 

 

 俺はふとした疑問を村上に問いかける。

 

 

 

 海自では食事を『テッパン』と呼ばれる鉄のプレートに盛り食べるのだが、俺はこれでカレーを

食べるのが苦手なのだ。

 

 

 

 ただ単にカレーが掬いづらいだけなのだが、意味もなくつぶやく。

 

 

 

 

 

「なら『カレー皿』で食えばいいだろう、もっとも、カレー皿があればの話だがな」

 

 

 

 

 

「それなんだよなぁ…。カレー皿はCPOクラスの海曹が早く来て持ってっちゃうし、うちのフネカレー皿の数も少ないからなかなか使えないんだよ」

 

 

 

 

 カレー皿とはフネにもよるが、テッパンと同じく金属製と、お椀と同じプラスチック製の2種類がある。

 

 

 

 CPO、シーピーオーというのは上級海曹。

 

 

 

 よく言って古手のベテラン、ぶっちゃけジーサン直前の頭のかたそーなお方々のことで、いい人から厄介な人まで濃い人が多い。

 

 

 

 

 

 メシ前にはさっさと仕事を切り上げてるし、夕方の帰宅も当然早い。

 

 

 

 

 

 定時丁度とはいえ、公務員としてどーなんだろね。

 

 

 

 

 

 

 

 え?俺はちゃんと最低定時までちゃんと仕事をさせられ…、ゴホンっ!

 

 

 

もとい、しておりますですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 食事を盛り付ける皿の文句で盛り上がっていると、食堂のテレビから乗員たちをギョッとさせるニュースが流れてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…です。中国上海で貨物船が港の外で何者かに襲撃された模様です。国営ニュースによると救助された船の乗員は爆発を見た、暗くてよく見えなかったが、船の左の海からロボットのようなものが船を攻撃してきたと証言したそうです。これについて当局の報道官は…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ざわっ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 食堂の雰囲気が変わったのがわかった。

 みんな食いついてニュースを見ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

『当局の報道官は、

 

盗賊かテロリストの犯行と見ている。しかしロボットのような大掛かりな装備を使用していることを踏まえると、何処かの国の息がかかっているのではと思わざるを得ない。平和を願う我が国に対して、無慈悲な武力を振りかざすことは世界平和への冒涜であると述べ…』

 

 

 

 

 

 

(お前らが言うなや…)

 

 

 

 

 

 

 

 きっと同じ事を考えたと思ったのは、乗員一同もだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 事故の詳細を見ていると映像が急に切り替わり、テレビ局の報道フロアのアナウンサーの叫び声に近いアナウンスが流れてきた。

 

 

 

 

 

 

 

『只今入ってきたニュースです!ロシア第2の都市サンクトペテルブルクに向かっていたシリアの

貨物船が現在”何者か”による襲撃をうけているそうでしゅ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 アナウンサーが噛んだことなど誰も笑わず、気付いていないかのように皆テレビを睨み付ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ロシア軍のヘリコプターが貨物船に近付き、襲撃する”何か”を撃退しようと攻撃をしているそうです!えっ!?たった今ロシア国営放送から映像が生中継で送られてきてます!…ちょっとビデオ早く流して!』

 

 

 

 

 

 

 アナウンサーは我を忘れつつも、ビデオを見たい気持ちは強く報道人としては健在のようだ。

 

 

 

 

 もっともそれは俺たちも同じなのだが。

 

 

 

 

 

 

 

「菊池!やばいことになりそうだぞ」

 

 

 

 

「ああ、こいつは面白くなってきやがったぜ!」

 

 

 

 

 不謹慎ではあったが、正直このとき興味と好奇心が俺を支配していた。

 

 

 

 

 きっと海賊か盗賊とかだろう、ロシアのヘリに血祭りにされてくれとか、ロシアの無慈悲はお隣さんとはダンチだからなぁとか考えつつ、他人事を決め込んでいたが、これはやや軽率だったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

『映像っ、きました!へっ、ヘリが船の近くの”何か”に機関砲とロケットを撃っています!これはやり過ぎでは?』

 

 

 

 

 アナウンサーの言う通りロシアのヘリは、その”何か”にボコスカとタマを浴びせていく。

 

 

 

 

 

 ヘリの振動やカメラのブレもあり正体はわからないが、確かにロボットのように見えなくもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロボットねぇ、なんかどっかで見た事あるような…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん、どっかで見た事かあるような…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あー!あれ深海棲艦ぽいなぁ、ぽいぽい。

 

確か”駆逐イ級後期型!脚が生えてるしそれっぽい。

 

 

 

 

あれが深海棲艦なのかは映像からはわからないが…

 

 

 

 

 

 周りの空気とは反比例して俺の頭の中は軽率である。それが俺の最低な短所であり唯一とも言える長所なのだが、それを顔に出さないポーカーフェイスぶりは称賛されるべきか?

 

 

 

 

 

 それこそ自衛隊では陸サンが富士でやる『総火演』並みに弾幕を貼り、乗員は羨ましいというか、むしろドン引きするぐらい浴びせていく。

 

 

 

 

 

 水柱と硝煙で深海棲艦のような”何か”の周辺が見えなくなり、ヘリは射撃を止め、ホバリングして視界が回復するのを待つ。

 

 

 

 

 食堂の空気も張り詰め、食事はもとより息をしたり、ごくんと口の食事を飲み込むことも躊躇われる位の緊迫感だ。

 

 

 

 

 

 

 

 こんな事訓練でもなかったぞ…

 

 

 

 

 

 15か20秒位だったか、

実際はもっとも早かったかもしれない。

 

 

 

ヘリからの視界も徐々にクリアになり、

”何か”正体が露わになっていき…

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーピカカカッ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ”何か”が光った?と思った時にはもう遅く、ガガガガという音とともにロシア軍のヘリはバランスを崩し、海面へと錐揉みして落ちて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ”何か”が反撃して、ヘリを撃墜したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 光ったのは対空機関砲だろうか?

 

 

それがヘリに当たり、落ちた、それだけだったのだ。

 

 

 

 

 

 

 光ってから10秒。テレビから錐揉みで落ちるヘリのパイロットの声が流れてきた。ロシア語でなんて言っているかわからなかったが、落ちる、助けてくれ!そう言っていたのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おー、落ちた。うむヘリが落ちたか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 空を飛ぶものはみな落ちるからな。

 

 

 そりゃそうだ、不思議なことはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……ん?落ちた?ナニが?

 

 

 

 

 

 

 

 ヘリが?ナンデ?ドウヤッテ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (えーっと、深海棲艦の様な”何か”が

              反撃…して…?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 (ハンゲキ、……ん、反撃ぃ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「はああぁぁぁー!?!?ヘリがおとされたぁああああ!?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

科員食堂に乗員の叫び声が木霊する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …世界の歯車は確実に狂い始めていた。

 

 

 




ちょこっと解説コーナー

・サイドパイプ

海上自衛隊に入隊し、1、2分隊に配属が決まった学生が、やがでフネで吹くことになる魔の道具。

本文で書いた通り号令を掛ける際に吹くのだが、うまく吹けないとフネの1分隊の主に運用の人から内線電話がかかってきたり、直接来て跳び蹴りを食らうという、誰も吹きたがらないシロモノ。

一般公開で舷門にいる隊員を見てみよう。首からカラフルな紐をぶら下げ、前に銀色の変な物をぶら下げているぞ、それだ!

実演ではたたピーピー吹いてるだけでつまらないが、実際に吹くと難しい。私は巻き舌が出来ないため、巻き舌が必要な吹き方は吹く事ができなかった。



・1145i  1150i

 艦これ提督や自衛隊に詳しい紳士淑女諸君ならご存知の通り、自衛隊では1150時はヒトヒトゴーマルと発音する。

 海上自衛隊は世界の海を股にかけ活動する(ことになっている)ため、その地域の時間によってフネの時間を変えている。

そのため何処の地域の時間かを表すモノ。



 世界標準時のグリニッジ時間が『z』ズールー

 日本標準時が『i』インディア


 見学でフネを見回っても、発見
できないかもしれない。


 ま、無駄知識であり覚えておかなくても
いいかもしれない。
 




 解説だけであとがきが無くなりそうなので他は割愛!




 ついに出ました深海棲艦らしきもの!
海自には直接絡みはありませんが、
これからどうなっていくのか見ものです。


 次回にちょっとだけ、ご期待ください。




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