桜と海と、艦娘と   作:万年デルタ

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描写や表現に工夫をしようと努力しております。
人によって分かりづらい、日本語が変と思われるかもしれません。
『無理に難しい言葉を使うなって』
『細かいこたぁいーんだよ!』
『デルタさん、セクハラはまだかえ?』
コメントをこれからもよろしくお願い致します。

深海棲艦については場面によってカタカナで話すこともあります。これは艦娘(人間側)との区別を目的としていて、読み辛いかもしれませんがご了承ください。



1-7C 夜戦後編 無能な指揮官

「こっちに来ないでぇ〜!!」

 

春雨は被弾し一時的に電路がショート、通信機器と兵装が使用不能になっていたが応急処置により回復。

 

艦橋に被弾したものの適切な消火活動と復旧作業により戦闘に復帰した。

 

「なんでこっちばかり狙うのぉ〜?!」

 

「ふむ…どうやら敵はこちらを包囲殲滅するつもりのようだ。」

 

「響ちゃん冷静に分析している場合じゃないのですッ!!」

 

「そう言う電は少し落ち着きなさいよ。

耳にあんたの叫び声が響いて集中できないじゃない!」

 

 

会話だけを聞けば賑やかで楽しそうだが戦況は悪化の一途を辿っていた。

 

春雨が戦線に復帰し砲撃と雷撃で応戦するものの、敵の包囲運動を阻害するには至らない。

 

 

「せめて前方に回り込もうとしてる駆逐艦だけでも叩ければいいんだけど、あいつらもそれをわかってるみたいね…本ッ当冗談じゃないわ!!」

 

曙は春雨を庇うようにして先頭に出て分艦隊の指揮を取っていた。

春雨が復旧してからもそのまま指揮を取り続ける。

 

敵に文句を言いつつ12.7センチ連装砲を放つが敵から近いとは言えない位置に着弾し、戦況打開の糸口をつかめない。

 

「…ヘタだね。」

 

「うっさいのよ!!

ていうかあんたは冷静すぎるのよ?!」

 

「熱くなったところで良い案が出るとは限らない。」

 

「何気にお前らかなり余裕あるな…」

 

 

4人は隊列こそ組んでいるが会話の通りバラバラな動きを取っている。

ある者は砲撃したりまたある者は蛇行したりと敵にとっては不気味な駆逐艦部隊に見えることだろう。

 

俺が思わず突っ込んでしまったが彼女らの不規則な行動は、思わぬ効果を生み出していた。

 

〜〜〜〜

 

 

深海サイド

 

 

「ナァ『フラへ』チャン、アイツラ

動キガ変ダゼ?!」

 

「ナニカ策ガ有ルノカモ…」

 

 

深海棲艦たちは困惑していた。

 

図らずも敵が分散してくれたため最後尾の駆逐艦部隊を狙ったところまではいいが、敵の動きが混乱とは違った意味で滅茶苦茶な為ワナではないかと思ってしまうほどだ。

 

実際には混乱以上に混乱していて各艦が勝手に行動してしまっているだけなのだが、それがかえって深海棲艦の攻勢を限定的なものにさせていた。

 

「サッキノ軽巡部隊ニ撃ッタ魚雷モ躱サラタミタイダシ、敵ノ反撃ガスグニ来ルハズ…」

 

「ソンナノ関係ネエッ!

増援ガ来ル前ニ倒シチマエバ残リモ同ジ様ニ粉砕スルダケダ!」

 

「チ、チョット勝手ニ…!!」

 

 

フラへの制止を振り切り単艦で春雨たちに向かって行くエリハ級。

包囲されているとは言え4対1で向かって来る駆逐艦など結果は明らかだ。

 

 

〜〜〜〜

 

 

艦娘サイド

 

 

「敵の駆逐艦が突出してきたぞ!

四人とも落ち着いて奴を沈めろっ!」

 

阿武隈たちに向かっていた魚雷はほぼ全部躱し切ることができた。

『ほぼ』と言ったのは1発だけ阿武隈の艦首に命中したからだ。

 

逸れるコースを走っていた1発が急に逸れて阿武隈の艦首に命中、しかし幸運にも不発だった為損害は敵の砲撃による軽微なものに留まった。

 

反転を終えた阿武隈たちを利根たち重巡隊と合流させ、俺は春雨たちへと急がせる。

 

 

「言われなくてもやってやるわよッ、クソ提督!」

 

「私もまだ砲撃できるんだから〜!」

 

「包囲されても絶対負けないのです〜!!」

 

「勝った気になって調子に乗ってると痛い目にあう…!」

 

 

包囲されつつも敵の砲撃を躱しつつ、

敵の駆逐艦へと砲撃と雷撃を敢行する。

さっきまでの混乱が嘘の様に我が方は連携の取れた動きを取り戻しす。

砲撃は精密に、雷撃は正確に突出した敵駆逐艦を捉えて大破へともっていく。

 

「…どうだ、やったかッ?!?!」

 

「ちょっ…提督それ禁句ッ!!」

 

阿武隈が突っ込むが手遅れ。

 

敵エリハ級は満身創痍だが艦上の火災や損害を気にすることなく真っ直ぐに突っ込んでいく。

 

「アイツ電に突っ込むつもりよッ!」

 

レーダー画面上でもエリハ級が電目掛けて直進するコースなのが理解できた。

 

ヤケ糞になって特攻をかけたのかそれとも舵が故障して直進しかできないのかはわからないが、優先して沈めなければならない目標だ。

 

 

しかし深海棲艦も当然攻撃が緩んだ隙を見逃さない。

 

 

はぐれエリハ級に集中する春雨たちに『余所見をするな』と言わんばかりの砲撃が浴びせられる。

 

「きゃあっ?!右弦に砲弾がぁ〜?!」

 

「電被弾してしまったのです!!

前部砲塔使用不能ぉ〜!」

 

「曙全魚雷発射管破損、後部砲塔火災発生!

全然平気よ、たかが武装をやられただけなんだからッ!」

 

「くっ…響機関部をやられた。

出力低下、使用可能速力27ノット。」

 

 

 

(そんなッ……)

 

 

俺は頭が真っ白になった。

無機質なヘッドセットから流れる艦娘の悲痛な声は無線機で変換された機械的な音声とノイズも相まって現実感が無かった。

 

 

『艦娘が沈む』

 

 

その言葉が頭を支配する。

手の届かないが目の前で起きている戦争から自分だけが取り残されている様な感覚。

自分の声しか使えない、その声さえも戦況を変えられない無力さ。

 

曙が、春雨が、電が、響が傷付き悲鳴を上げる光景が嫌なぐらいにイメージされ、そんな彼女たちを救えない自分が悔しい。

 

「し、司令官さんッ!指示をっ!」

 

「司令官、何か策は無いのかい?!」

 

「不味いわ『提督』、早くしないと私たち…」

 

「こ、これ以上は…。

司令官、助けてくださいッ!」

 

 

どうする…!

俺の乗る阿武隈や駆逐艦である秋月と黒潮でも射程に入るまであと10分はかかる。

重巡による砲撃も考えたが、日向と同じく混戦状態では同士討ちの危険がある。

 

落ち着けッ!

俺がしっかりしないでどうするッ?!

 

 

「みんなこちら蒼龍!

哨戒ヘリが向かっているから

もう少し頑張って!!」

 

(そ、そうだっ!

ロクマルがもう直ぐ来るッ!!)

 

 

「HSッ、こちらCED101!

あと何分でヘルファイアが撃てるッ!?」

 

「こちらミッドナイト1、あと5分でインサイト!

これでも最高速度ですっ!!」

 

 

指呼された哨戒ヘリの1番機の機長がニックネームで答える。

ヘリの速力をしてもミサイルの射程までは届いていない。

 

 

 

クソッ!

あと5分、あと5分いや3分早く俺がヘリの存在に気が付いて命令していればこんな事には…。

 

 

「最早、これまで…なのか?」

 

「…諦めるのはまだです提督ッ!」

 

「その声は…神通か?!」

 

 

突如耳に飛び込む彼女の声に意識を現実へとシフトする。

 

「おい神通、お前まさか?!」

 

「何か、問題でも?」

 

凛とした神通の声に思わずレーダー画面を確認する。

誰も気付かなかったのかはたまた咎めなかったのか、彼女は単艦で包囲された春雨たちへと出し得る最大の速力で近接していた。

 

「問題しかねぇよ!!中破してるのに突撃するなんて、沈みに行くようなもんだ!

てか日向と蒼龍は何故神通を行かせたんだ?!あいつのダメージを見ただろ?中破なんだぞ?!」

 

「では、この状況で春雨たちを見捨てろ、と?」

 

この状況を作り出したのはだれでも無い俺だ、神通の言葉になにも言えなくなる。

 

「大丈夫です提督、『春雨たちは』沈ませないですから!」

 

明らかに自分が沈む覚悟を決めている彼女に何とも言えぬ涙が込み上げるが、それを止めるコトバや命令も出せない。

 

 

「さあ貴方達の相手は私ですっ!」

 

「ナンダコイツ、駆逐艦トモドモ沈メテヤル!」

 

 

彼我の距離が近くなったためか深海棲艦の声が無線に混じる。

敵が無線を使用しているという事実は驚くべきことだがそんな事、今はどうでもいい。

 

 

「元水雷戦隊旗艦を舐めないでくださいッ!!」

 

 

<ガァン!ガァン!>

 

 

「ガァアアアアァァ…!」

 

「よしっ次ッ!」

 

 

電に突っ込もうと白波を立て邁進していたエリハ級をいとも容易く撃沈する神通。

返す刀で包囲を突破しつつ他のエリハ級やフラへ級にも砲雷撃を加え、その戦意を低下させる。

 

 

「四人とも大丈夫?!」

 

包囲を食い破り救援に駆けつけた神通は春雨たちには女神に映ったことだろう。

 

だがほっとした所為か非情にも神通のに敵の攻撃が命中、砲塔は大破し艦首がごっそりと抉られてしまう。

 

 

「神通さんッ?!」

 

「そんなっ…もう少しのところでっ…」

 

フネのダメージは艦娘にも伝わる。

苦痛で歪む神通の顏は絶望へと変わっていく。

 

「は、早く逃げないと…!」

 

「もう私は無理みたいです電…。

艦首が潰されて前進は不可能です。

後進なら出来そうですが、これでは皆さんを逃すマトにもなりそうにありません…」

 

 

無双の如く敵艦を屠った神通という美しい戦乙女の蝋燭の灯火が消えかける。

風前の灯火という言葉とは正にこの状況だろう。

 

 

だが蝋燭は消える前にこそ光を増すという。

 

『灯滅せんとして光を増す』

 

そんな消えかかる蝋燭を励ますように、四本の蝋燭は眩い光と轟音を放ちながら絶望の海を音の速さで矢の如く飛来した。

 

「…来たかッ!!」

 

神通が文字通り身を削って稼いだ5分は、哨戒ヘリが対戦車ミサイルヘルファイアⅡの射程距離まで近付けるには十分だった。

 

「グアアァァ!!」

 

「グゥッ…ナ、ナンダイッタイ?!」

 

対戦車ミサイルという名の通り致命傷を与えるには至らなかったが、それでも春雨たちが全速後進する神通を援護しつつ包囲網を突破、申し分ない破壊力を見せつけてくれた。

 

 

「よくやってくれたヘリ部隊、春雨たちはそのまま煙幕を張りながら後退しろっ!」

 

今まで事態を見守る事しかできなかった俺は咄嗟に久しぶりの命令を出す。

 

このまま逃げ切れるのではないかと希望が湧くが、敵はすぐに立ち直り追撃してくる。

煙幕によって照準が定まっていないが、確実に追い付かれるだろう。

 

ましてや神通は後進で逃げているのだ、損傷はあれど前進する水雷戦隊のスピードに後進で逃げ切ろうなど不可能に等しい。

 

「フザケタ攻撃ナド効カヌワ!

我等ト同ジ『戦船の生まれ変わり』ダロウト、敵デアルナラ恨ミハ無イガ沈ンデモラウゾッ!!」

 

神通を囲むように援護する四人の周りに水柱が上がり、炎上箇所が海水により消火されるが嬉しく思う艦娘はいない。

 

 

「しまった、海水が機関部に…!」

 

 

それは先ほど機関部に被弾して速力が落ちていた響だった。

 

彼女の周りに着弾した砲弾の生み出した海水は破口から浸水、水蒸気爆発は起きなかったものの缶室と呼ばれるボイラー室の一部が使用不可能となった。

 

速力がさらに落ち後進する神通よりも遅くなってしまい、落伍し始めたのだ。

 

「サテ、『フレッチャーちゃん』ノ作戦ヲ成功サセル為ニモ、沈メテアゲルッ!!」

 

エリハ級の声とは違う人間に近い言葉が聞こえる。

恐らくは敵の旗艦のエリへ級なのだろう。

可愛く聞こえるセリフだがその不気味な音色と内容がより残虐性を引き立てる。

 

「こんのぉ〜っ、こっちくんな!

一体アンタたち何者なのよ?!」

 

「フフフ…我等ハ『深海棲艦』、俺タチ『フラへちゃんファンクラブ』ハ人類ニ恨ミハイガ、深海棲艦全体トシテハ『憎キ人間ニ復讐』スルノガ目的ダ!」

 

曙の暴言に律儀に返答してくれた深海棲艦。

(『ファンクラブ』って何?)

という疑問が浮かんだがすぐに消し去る。

 

(哨戒機部隊が来るまで時間を稼がないと!)

 

敵が攻撃を緩めてくれるはずも無いが、今の俺にできる『口撃』という攻撃で無理矢理時間を引き延ばす。

 

「『フラへちゃんファンクラブ』ってのは何だ?!フラへちゃんってのは可愛いのか?!」

 

「ちょっと提督正気ッ?!

状況わかってんの?!?!」

 

「シッ!いいからアブゥ黙っとけ!」

 

 

時間を稼ぐ為だ、不謹慎でもキチガイでも言われてもいい。

使える手は何でも使ってやる。

 

「コノ『フラグシップへ級』チャンハ貴様達人間ガ『アイドル』トカ呼ンデイル存在ダ、彼女ノ歌ハ素晴ラシイ」

 

「オレファン1号ナンダゾ!」

 

「オイテメッ、抜ケ駆ケスルナ!」

 

「チ、チョット今戦闘シテルンダヨ?!」

 

 

僅かだが砲撃の手が緩んだ、このままいってみる!

 

 

「そんで、『フレッチャーちゃん』ってのは誰なんだ?」

 

「エット私ノ友達デ『駆逐棲姫』ッテイウたいぷノ娘ガイテ…」

 

 

急に語り始める奴らの話を聞きつつちらとレーダー画面を見た俺はニヤリとした。

 

 

敵は頭脳は良くても『頭』は悪いのか、

こちらが一つ質問をすれば聞いていないことを二つ三つオマケして返してくる『アホ』なやつらだった。

 

 

「…ッテ、コレ時間稼ギ?!」

 

「悪いが気付くのが遅かったな」

 

 

それと同時に亜音速で飛来し、深海棲艦の直上から急降下する対艦ミサイル。これは艦隊の外縁で対潜警戒をしていた護衛艦二隻から放たれたものだ。

 

 

深海棲艦との会話だけに集中していたわけでは無い。

 

 

作戦支援端末も駆使しつつどう戦況を打開するか悩んでいたところ二隻から

 

 

『敵潜による雷撃により被雷、機関部等故障するも一部復旧。

状況は把握した。

直ちに対艦ミサイルを発射する』

 

とのメッセージが来たため、これまた護衛艦の存在を思い出し攻撃を依頼した。

 

 

彼らと距離がそこまで離れているわけでは無いし、無誘導の砲撃と違いSIFのお陰で同士討ちをする危険も無く確実安全に深海棲艦を沈められる

 

 

 

 

 

 

…ハズだった。

 

 

 

 

「マ、別ニイイケドサァ…

ソレ、キカナイヨ?」

 

「えっ…」

 

 

フラへ級のさっきまでとは異なる低いトーンに思わず鳥肌が立った。

 

確かに対艦ミサイルは飛んで来た。

だがお見通しだったのかのように、対艦ミサイル群は敵の猛烈な対空砲火により全弾撃墜されてしまった。

 

機銃や対空砲の発炎と曳光弾が明るい月夜を更に明るくする。

 

 

対艦ミサイルは確かに深海棲艦には有効だがそれは迎撃されずに命中すればという前提があってのことだ。

現代艦はCIWSと呼ばれる高性能機関砲から砲弾をばら撒き、ミサイルを迎撃する。

 

 

この深海棲艦らは旧式艦であるにもかかわらず銃砲弾をして対艦ミサイルを迎撃せしめた。

多数の両用砲を搭載する彼女らにとっては亜音速とはいえ、『カミカゼ』程の数ではないミサイルなど対空射撃の標的程度に過ぎなかったのだ。

 

 

「そ、そんな…どうして…」

 

「私タチガ『みさいる』ヲ知ラナイトデモ思ッタ?

現代ノ装備ハ積ンデイナイケド対策グライ練ッテアルシ、現代ノ知識ハアルンダヨ」

 

「コレデ切札ハオワリカ、茶番ニツキアッテ損シタゼ…」

 

「恨ミハナイト言ッタガ、オマエミタイナ『無能な指揮官』ヲ見テタラいらいらシテキタゼ」

 

「所詮オマエラ人間ハ『ふね』ヲ沈メルンダ。憎マレ苦シミ、ソシテ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…シネ」

 

 

 

 

深海棲艦が話し終えると猛烈な攻撃が神通たちを襲った。

小破や中破だった艦娘は一気に大破し、大破していた神通たちは言葉も発せないほどのダメージを受ける。

 

 

「…司れいか…た、助け…」

 

 

ただでさえ連戦の被害があった彼女らは

目を背けたくなるほどに一方的な攻撃を受け、浮かんでいるのが不思議なぐらいに構造物や砲塔を破壊され尽くされる。

 

 

「や、やめてくれ…」

 

「…ヤダネ」

 

「やめてくれえェーーッ!!」

 

 

 

ーーー俺の情けない叫び声は深海棲艦の砲撃音にかき消された。

 

 

 




現代兵器は効果的でないのかも?
ヘリが撃った『ヘルファイアⅡ』は対戦車ミサイルであり、水上艦にはあまり効かなかったようです。
護衛艦から放たれたハープーン等の対艦ミサイルは有効なのですが速度がやや遅く(それでも亜音速)、斉射(サルボーといいます)出来ても二隻では多勢に無勢といったところでしょう。

大戦時のアメちゃんの艦艇は基本的にチートですよ!
お前軽巡じゃないだろって位大砲積んでて防空巡洋艦と言って過言ではないですし、駆逐艦も『秋月』が見劣りしそうなレベルですし…。

●今話について
深海棲艦と会話できるのね…汗
無線使って話しかけて(?)来るし世界観もリアルもあったものではありませんね、すいませぬ。

世界観についてどこかである程度説明致しますので、今しばらくお待ちください。

『嫁がボコスカやられてるんだが…怒』
ヘイトといった意図はありません、もし軍艦対軍艦の戦いがあればこうなるだろうと愚策しましたら、軽巡であっても勝てないこともあるのではないかと思い至りました。

好きなキャラが傷付くのが嫌だ、こういった描写が苦手な方は『残虐な表現』を再認識願います。
悲しいけどこれ、戦争なのよね…。

●次回以降について
もうダメですね、撃沈待った無し。
ひょっこり現れた陰が薄い切札の護衛艦(私も普通に忘れていました…)のミサイルも迎撃され、タコ殴りのパターンに入っています。

哨戒ヘリ、護衛艦と続いた現代兵器。
打ち出の小槌の様には行かないのが戦争。
あと一歩、いやあと一手あれば彼女たちは
助かるのかもしれませんが…。

ミサイルは有効だが少数では迎撃される。
では、それが飽和攻撃なら……?

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