ソードアート・オンライン 黒と紫の軌跡   作:藤崎葵

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続きが書きあがりました。

戦闘シーンを書くのは楽しいです

ではどうぞご覧ください


第四話 ビーター

「う……嘘だろ?」

 

「リーダーが……死んだ??!」

 

目の前で起きた事にプレイヤー達は愕然とする。

レイドリーダー、ディアベルの戦死。

その事実が彼らに動揺を起こさせた。

 

「グルォォォァァァァァァ!!!」

 

フロア内に響くコボルト王の咆哮。

 

「う、うわぁぁぁ!!」

 

「た、助けて!!」

 

予想外の事態に彼らはまともな判断できずにいた。

悲鳴を上げ逃げまどう者もいる。

 

「皆、落ち着け!! HPが少ない奴は後ろに退いて回復させろ!!」

 

エギルの野太い声が響くが、恐怖で混乱状態に陥っている者たちには届いていない。

そんな中、キリトの近くに居たキバオウは握っていた剣を落とし

 

「なんで……なんでや……なんであんたが……リーダーのあんたが死んでまうんや……ディアベルはん……」

 

力なく膝から崩れ落ちる。

 

(なんで……か。簡単な話だ……LAを取ろうとしたのが仇になったんだ)

 

キリトは思考を巡らせてちらりとキバオウを見る。

 

(おそらくキバオウはディアベルが元βテスターだって事は知らない筈だ……なら、教える必要はない。こいつにとって彼はビギナーの希望だったんだ。それを態々壊すような事はしなくていい)

 

立ち上がり、キリトはキバオウへと歩み寄り、その胸倉を掴み上げ

 

「へたってる場合か!」

 

大声で喝をいれた。

 

「な……」

 

呆気にとられるキバオウ。

しかしキリトは構う事なく。

 

「E隊のリーダーがそんな腑抜けてたら仲間が死ぬぞ!! いいか、追加でセンチネルが湧く可能性が……いや、きっと湧く! 態勢を立て直して、そいつらの処理をあんたがするんだ!!」

 

言い放って胸倉を掴んでいる手を離した。

次いで猛威を振るっているコバルト王へと視線を向けた。

 

「……ジブンはどうする気や? しっぽ撒いて逃げようっちゅうんか!?」

 

その問いにキリトは振り返る事なく

 

「そんな訳あるか。ボスのLAを取りに行く!!」

 

(ディアベルの遺志……それはボスを倒すことだ、絶対に終わらせるわけにはいかない!!)

 

思考を巡らせて剣を握る手に力を込める。

直後

 

「キリト! 一緒に行こう!」

 

「僕の事も忘れないでくれ!」

 

ユウキとソラが彼の隣に並び立った。

 

「ユウキ……ソラ……頼む!」

 

地を蹴って三人は駆けだす。

目指すはコボルト王。

未だに混乱し逃げまどうプレイヤー達に

 

「出口方向まで退け!! 囲めば範囲攻撃がくるぞ!!」

 

キリトは叫ぶ。

それを聞いてプレイヤー達は出口方向まで退いていった。

 

「手順はセンチネルと同じだ!!」

「「了解!」」

 

コボルト王は勢いよく迫ってくるキリトにターゲットを変更する。

野太刀を脇に構えるように移し、刀身が白く輝く。

地を蹴ると同時にキリトもソードスキル『レイジスパイク』を繰り出した。

刃がぶつかり合い野太刀を弾き返す。

その隙を突いてユウキがコボルト王の懐に飛び込んだ。

刹那、コボルト王の眼が光る。

跳ね上げられた刃をそのままユウキに向かい振り下ろしたのだ。

 

「ユウキ!!!」

 

「っ!!」

 

迫りくる刃をユウキは身体を捻り、すんでのところで躱す事に成功する。

そのままモーションを起こし、ソードスキル『バーチカル』が放たれる。

袈裟斬りが直撃し、コボルト王を後退させた。

そこへすかさずソラがソードスキル『ホリゾンタル』で追撃する。

 

「ぐぉおぁぁ!!」

 

HPが減り、コボルト王は吠えながら野太刀による斬撃を繰り出して

きた。

その一太刀一太刀を、キリトは正確に受け止め弾き返す。

次の一撃が上からと読み、キリトはソードスキル『バーチカル』のモーションをとった。

が、その読みは外れてしまう。

野太刀は軌道を変えて下から襲ってきたのだ。

 

「しまっ─────!」

 

同じモーションから上下ランダムに発動する『幻月』である。

スキルをキャンセルし剣を引き戻したが間に合わず、キリトは攻撃を受けて吹き飛ばされた。

後ろに居たユウキが受け止める形で一緒に倒れこむ。

キリトのHPは大きく削られレッドゾーン手前まで落ちてしまった。

技後硬直が短い為、すかさずコボルト王が突っ込んできた。

勢いよく野太刀を振り下ろしてきた。

それを受けようとユウキが剣を翳した瞬間

 

「うおらぁ!!」

 

雄叫びと共に緑の光が頭上を翔ける。

B隊のリーダー、エギルの放った両手斧ソードスキル『ワールド・ウインド』だ。

それはコボルト王の野太刀を弾き返す。

衝撃によりノックバックするコボルト王。

その隙を逃さずに

 

「はぁ!」

 

ソラの『レイジスパイク』がコボルト王の身体を貫きHPを削った。

それに続くように

 

「おぉぉ!!」

 

B隊のメンバーがコボルト王目掛けて一斉に攻撃を仕掛けていく。

 

「あんたらが回復するまで俺達が支えるぜ! ダメージディーラーにいつまでも壁役やられちゃ、立場ないからな!」

 

「ああ、すまない」

 

頷いてエギルもコボルト王への攻撃に参加する。

休む間も与えない勢いで攻撃は続いていく。

しかし

 

「グアァァ!!」

 

コボルト王が吼えて野太刀を大きく振り払った。

それによりエギル達は押し返される。

その時、メンバーの一人が足を縺れさせた。

気が付けば彼はコボルト王の後ろに居た。

 

「いけない!!」

 

それに気付いたソラが彼の手を掴み引き戻した。

だが一歩遅かった。

囲まれ状態を感知したコボルト王は高く跳躍する。

全方位攻撃の『旋車』のモーションだ。

 

「危ない!!」

 

立ち上がりキリトが駆けだす。

思い切り地を蹴って跳躍した。

片手剣ソードスキル『ソニックリープ』が勢いよく放たれた。

 

「届けぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

空中で大きなアーチを描き『旋車』の発動前にその刃がコボルト王を捉える。

勢いよく斬れつけられたコボルト王は地面に叩きつけられる形で落下した。

 

「グルゥァ!!」

 

うめき声を上げてもがくコボルト王。

落下の衝撃で転倒状態になったようだった。

着地したキリトはその隙を逃さず走り出す。

 

「ユウキ! ソラ! 最後の攻撃……一緒に頼む!!」

 

「了解!!」

 

「任せて!!」

 

三人は持てる全速で駆けていく。

後少しの距離で転倒が解けたコボルト王が起きあがり野太刀に赤い光が纏いだす。

繰り出される斬撃をキリトの『スラント』が弾き返す。

それによりよろけたコボルト王にソラの『レイジスパイク』が放たれた。

直撃しHPを大きく削る。

間髪いれずにユウキの『ホリゾンタル』がコボルト王の腹を切り裂いた。

更に削れるHP。

残りは数%。

最後に放たれるのはキリトの攻撃。

上からの袈裟斬り『バーチカル』――ではなく。

そこからの袈裟斬り上げ、片手剣二連撃ソードスキル『バーチカル・アーク』だ。

Vの字を描くようにコボルト王の身体は斬り裂かれる。

それはコボルト王のHPを完全に削りきり、その巨体は大きく光って空中で大きく爆散した。

同時に全てのプレイヤーの目の前に『Congratulations』と表示された。

それを確認し

 

「う……うおぉぉぉぉぉ!!!!」

 

「勝った!! 勝ったんだぁ!!」

 

「やった! やったぁぁぁぁ!!!」

 

全プレイヤーから大きな歓声が上がったのだった。

やり遂げた快挙にプレイヤー達は子供のようにはしゃぐ。

そんな彼らの後方でキリトは片膝をついて息を切らしていた。

彼の傍にユウキが駆け寄り

 

「お疲れ様」

 

そう言い手を差し出してきた。

その手をキリトは取りながら

 

「あぁ……ユウキもな」

 

立ち上がり労う。

 

「キリト、大丈夫か?」

 

「ああ」

 

ソラの問い掛けにキリトはそう答えた。

するとエギルが歩み寄ってきて

 

「見事な指揮、それ以上に見事な剣技だった。Congratulations! この勝利はあんたのものだ!」

 

そう言って笑った。

同時にプレイヤー達から拍手や歓声が起こった。

皆がキリトの活躍をたたえている。

しかし、そんな空気を壊すように

 

「なんでだよ!!」

 

泣き叫ぶような声が部屋全体に響いた。

皆が声の先に視線を向ける。

そこに居たのはディアベルが率いていたC隊のメンバー達がいた。

 

「なんでディアベルさんを見殺しにしたんだ!!」

 

その中のシミター使いの男性プレイヤーがキリトを指差し叫んだ。

当のキリトは言われた事がわからずに呆然としている。

 

「見殺し……?」

 

ようやく声を絞り出して聞き返した。

傍に居たユウキやソラ達も訳がわからないといった様子でシミター使いを見る。

 

「だってそうじゃないか!! お前はボスの使うスキルを知ってたじゃないか!! その情報を前もって伝えてればディアベルさんは死なずに済んだんだ!!!」

 

涙を流し顔を歪めてキリトを睨みつける。

彼の言葉にプレイヤー達はざわめきはじめた。

そこに、E隊メンバーの一人であるダガー使いが出てきて

 

「お、俺知ってる!! こいつは元βテスターだ!! だからボスのスキルや、ウマイ狩り場やクエストとか知ってたんだ!知ってて隠してたんだ!!」

 

甲高い声で叫んできた。

その言葉にプレイヤー達は驚く。

何とも言えない表情でキリトを見る者もいた。

険悪な空気が場を支配しはじめる。

すると

 

「待ってください! 配布されている本の情報はβ時代のものを参考にしています。もし彼が元テスターならその知識は本と同じな筈ですよ!?」

 

シミター使いが何か言う前にソラがそう問いかけた。

 

「そうだよ! それに本には製品版では変更点があるかもしれないって注意書きが書いてあったじゃない!」

 

同じようにユウキも言う。

 

「そ、それは……」

 

ダガー使いは押し黙る。

しかしシミター使いは表情を憎しみでより一層歪めて

 

「あの攻略本が嘘だったんだ、βテスターがただで情報を流すなんてありえなかったんだ!!!」

 

そう言いきる。

流石に我慢の限界が来たのかユウキやソラ、エギルは

 

「おい、お前!」

 

「なにを馬鹿な!」

 

「ちょっと……」

 

険しい表情で彼らに詰め寄ろうとした。

その直後

 

「くくく……あっはははははははははは!!!!!」

 

突然笑い声が響き渡る。

笑い声の主はキリトだった。

シミター使いに向かい合い

 

「元βテスターだって? 俺をあんな素人連中と一緒にしないでくれないか?」

冷やかな、それでいて見下すような声でそう言った。

 

「な、なんだと……」

 

突然の事にシミター使いはうろたえたような声を出す。

構わずにキリトは

 

「考えてみろ? SAOのクローズド・βテストはとんでもない倍率の抽選だったんだ、受かった1000人のうち、何人本物のゲーマーがいたと思う? ほとんどはレベリングも知らない初心者だったよ、今のあんたらの方がまだマシさ! ……だが、俺はあんな奴等とは違う・・・」

 

シミター使いに歩み寄り、目の前で立ち止まる。

 

「俺はβテスト中、他の誰も到達できない層まで登った! ボスの刀スキルを知ってたのは、上の層で散々そいつらと戦ったからだ!! 他にも色々知ってるぜ? 情報屋なんか問題にならないくらいな!!」

 

不敵な笑みを浮かべて言い放った。

突然のキリトの豹変にユウキ達は言葉が出せずにいる。

 

「な……なんだよそれ……そんなのただのチートだ!!」

 

シミター使いが叫ぶ。

同時に他のプレイヤーからも野次が飛んできた。

βとチーターの言葉が混ざりあいビーターという単語が聞こえてくる。

キリトはふてぶてしく笑ったまま

 

「ビーターか……いいなそれ」

 

呟き、メインメニューを開いた。

 

「そうだ、俺はビーターだ!これからは元テスター如きと一緒にしないでくれ」

 

メニューを操作し、先程手に入れたLAボーナスのアイテム『コート・オブ・ミッドナイト』を装備した。

不遜な笑みでシミター使いを一瞥し、キリトは背を向ける。

 

「ど、どこに行く気だ!!」

 

「二層の転移門は俺が有効化(アクティベート)しておいてやる。主街区まで少し歩く事になるから、初見のMobに殺される覚悟のある奴はついてこい」

 

振り返ることなくそう言い捨ててキリトは奥の螺旋階段を上りボス部屋を後にした。

残されたプレイヤー達は口々にキリトの事を罵っている。

そんな中、ユウキは走り出した。

それに気付いたシミター使いは

 

「おい! あのビーターを追いかける気か!」

 

そう言ってユウキを呼びとめる。

 

「あんな奴ほっとけよ!」

 

「そうだそうだ!」

 

釣られるようにC隊のメンバーが口々に叫ぶ。

ユウキは立ち止り振りかえって

 

「ふざけないで!!」

 

そう叫び返した。

目には涙が浮かんでいる。

 

「彼が、キリトがいたからボスは倒せたんだよ!! キリトがいなかったらボク達は全滅してたかもしれないじゃないか!!!」

 

大声でそう言い切りユウキは走り出した。

その後をソラも追う様に足を踏み出そうとした直後

 

「待ってくれ」

 

「ちょぉ待ちや!」

 

エギルとキバオウに呼びとめられた。

 

 

 

 

 

 

======================

 

 

 

 

 

 

 

ボスの部屋を出るとフィールドが夕陽で染まっていた。

キリトは赤い空を見上げて

 

「もう……後戻りはできないな」

 

そう言った。

先程のキリトの行動。

あれは演技だった。

あのままいけば最悪、初心者とβテスターの間に埋めようのない溝が出来ていただろう。

そうなれば第100層までの攻略など夢のまた夢になってしまう。

それを防ぐためにキリトは一芝居うったのだ。

これによりβテスターは二種類に分類されるようになる。

知識を持ってるがそれを生かせない初心者か、知識を独占するビーターという具合に。

 

(これでいい……これでディアベルの遺志は途絶えなくて済むから)

 

思考を巡らせて息を吐く。

主街区に向けて歩き出そうとした時

 

「キリト!!」

 

呼びとめる声が聞こえてきた。

振り返るとそこにはユウキとソラがいた。

 

「……何で来たんだ?」

 

キリトはそう問いかける。

ソラが一歩前に出て

 

「僕は伝言を伝えに来たんだ。二人分ね」

 

「伝言?」

 

「エギルさんとキバオウからね。エギルさんは「また一緒にボス戦をやろう」って。キバオウは「今回は助けてもろたけど、ワイはやっぱジブンのこと認められん。ワイはワイのやり方でクリアを目指す」だってさ」

 

伝えられた言葉にキリトはバツの悪そうな表情で頭を掻いた。

 

「解ってるよ。エギルさんもキバオウも僕達も。君の行動のその意味を……だから、気に病まない様にしてくれ」

 

ソラは真剣な表情でそう言った。

キリトは頷いて

 

「ああ、ありがとう」

 

そう返す。

 

「じゃぁ、僕は戻るよ。またパーティーを組んでくれると嬉しいな」

 

「俺なんかでよければな」

 

二人は笑い合う。

ソラは背を向けて一層に戻っていった。

残されたのはキリトとユウキだけだ。

 

「ユウキ、お前も戻れ。俺と一緒に居ても迷惑がかかるだけだ」

 

そう告げる。

しかし、ユウキはキリトに歩み寄り

 

「いやだ」

 

はっきりと返した。

 

「ボクは君と一緒に行く」

 

眼の前に立ち、真剣な表情でユウキは告げる。

キリトは苦い表情をして

 

「俺と一緒に居ると、お前までビーター扱いされるぞ?」

 

問いかける。

 

「構わないよ。もう決めた事だから」

 

ユウキの返事に迷いはない。

しばしの沈黙。

 

「キリト……ボクね……」

 

それを破るように

 

「家族がいないんだ」

 

そう言った。

突然の言葉にキリトは驚く。

構わずにユウキは続けていく。

 

「2年くらい前に事故で死んじゃった。今はお父さんの親友って人の家でお世話になってるの」

 

「……ユウキ」

 

「あの始まりの日にね、ここから戻れないって、HPがなくなったら本当に死ぬって言われてさ……ここで死んじゃうのもいいかなって思ったんだ。だって現実に戻ってもボクには家族はいないし……」

 

苦笑いでユウキは語る。

キリトは黙って聞いていた。

 

「でもね、そう考えた時に、君が誰かを連れて走っていくのが見えたんだ」

 

それを聞いてキリトは目を見開いた。

あの時の事を、クラインを置いていった事を彼女に見られていたのだ。

 

「気になって追いかけたら、キリトだけ街の外に走っていっちゃってさ……追いつくの大変だったよ」

 

あははと笑いながらユウキは言った。

 

「あの時さ、君がボクに言った事覚えてる?」

 

「……あぁ」

 

問いかけにキリトは頷く。

 

「現実に帰る、その為に生き抜くって。そう聞いた時、ボクは自分が間違ってるって気付いたんだ。家族はもういないけど、待ってくれてる人はいるんだって。だからボクは君と一緒に行く事に決めたんだ」

 

言いきるユウキの眼に迷いはない。

どうあっても説得は出来ないとキリトは判断し

 

「……後悔しないな?」

 

そう問いかける

 

「するくらいなら最初から追いかけないよ! それに言ったでしょ? ボクはキリトの味方だって」

 

ユウキは笑顔でそう答えた。

そんな彼女にキリトも笑みを零し

 

「わかった……もう、止めないよ……ありがとな、ユウキ」

 

そう言った。

 

「よし、二層の転移門を有効化しに行こう!!」

 

「了解!」

 

二人は二層の主街区を目指し互いに並んで歩きだした。

 

 

 

 

 

2022年12月3日

デスゲーム開始から約一ヶ月、ついに第一層がクリアされた。

 




第一層クリアから数ヶ月。

少年は小さなギルドを巡り会う。

この出会いは彼に何をもたらすのか

次回「月夜の黒猫団」

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