ユウキとキリトは第一層迷宮区の中で暴れまわっていた。
「ぐるぁ!」
雄叫びをあげたのはコボルドというLv5のモンスターだ、Lv5の為攻撃力は高いのだが、武器は鉄球なため初動が大きいために、動きを見れば倒せる相手だ。
「キリト、スイッチいくよ!!」
「了解!!」
キリトとユウキは迷宮区でレベリングをしていた、ビギナーを助けることもあるのだが、運が悪いのか、数人しか出会わなかった。
コボルドを倒しレベルがユウキは8にキリトは9になった。
「そろそろ帰るか?」
「キリト、索敵に反応があるよ。」
キリトは索敵範囲を見てみると、確かに反応があった。
反応があった場所に行くと、赤いローブを着たプレイヤーがいた、コボルドに囲まれ今にもやられそうだった、おれとユウキは咄嗟の反応で飛び出していた。
「キリト!!」
「あぁ!!」
ユウキとキリトはプレイヤーを助けるために、スキルを使いコボルドを倒した。
プレイヤーの状態が気になるため、ユウキが話しかけた。
「ねぇ、大丈夫?」
「なんで助けたのよ!!どうせ、遅かれ早かれいつかはモンスターに殺される、なら自分が頑張って満足した状態で死なせて…よ…。」
ドサッ、とプレイヤーは倒れた。
「キリト、安地まで連れていこうか。」
「そうするか。」
キリトはユウキに運ぶことを任せ、護衛をした。
安全地帯で。
気づいたら、見覚えのない所で目が覚めた。
「やぁ、目が覚めた?」
私は、覚めたと同時に恥ずかしさで、細剣のスキルを放っていた。
「ひぃ!!」
キリトはギリギリ頭を下げてかわして、ユウキがフェンサーさんを抑えた。
「落ち着いて!!」
私は頭を冷やして、細剣を鞘に納めた。
「あっぶねぇぇ!!死ぬかと思った!!」
私はいきなり殺しかけたことを謝った。
「ごめんなさい、じゃあね」
「ちょっと待って、どこにいくの?」
ユウキがフェンサーさんを呼び止め、こっちを振り返った。
「どこって、さっきの場所に行くのよ、クリア100層なんて無理だから、満足いくところまでやるのよ。」
ユウキが必死に抑えようとした所を、おれは反応すると思いこう言った。
「なら、ボス攻略には出ないんだな。」
「ボス攻略?」
「そう、もうすぐボス攻略会議が始まるから参加しな…」
「その事もっと詳しく教えなさい!!」
案の定反応した。
「言葉通りだよ、もうすぐ攻略会議だからおれとユウキは戻ろうとしたんだよ。」
「うん、そうだね♪」
「じゃあ、私も参加するわ。私も連れていって。」
こうやって、おれとユウキとフェンサーさんを連れて攻略会議が始まる村の広場に足を運んだ。
こんな感じでどうでしょうか?
はやく投稿のしすぎで、ネタ切れになりそうです。