ネズハに体術スキルの受けられる場所を教えた後日
ユウキはアスナとおしゃべりをするとキリトと離れている時
とあるレストランにて
「あ!おーい!アスナー!」
「なにユウキ珍しく話なんて?」
「えっとね?ぼく最近キリトのことが頭から離れないんだ。それにキリトと離れてると寂しいし、アスナやアルゴに話しているキリトを見ると、何かこう、むー、と来ちゃうんだよねって、なんでアスナにやにやしてるの?」
「え~?だってユウキがキリト君のことを好きだとは知らなくてね♪」
(え?アスナ今なんて言ったの、好き!?ぼく、キリトの事が好きなの!?)そう混乱し、顔を赤くしてるユウキを見ていたアスナはユウキに止めの言葉を言った。
「その反応に、私やアルゴさんと話をしていることに嫉妬してるし、それはもう完全にキリト君のこと好きだね。」
ユウキは顔を真っ赤にして、アスナに言った。
「確かに、ぼ、ぼく思い返してみたら、キリトの事が好き。て考えてる!?お願いアスナ、ぼくがキリトの事を好きなの隠して!?」
「良いわよ♪他でもないユウキの頼みだもん、その代わりユウキがキリト君を好きになった話を聞かせてくれたらね♪」
「え!?いや!?えっと!?その!?」
ユウキはアスナに言われた台詞に慌て、言動がおぼついていなかった。
そう言い、ユウキはキリトと出会った話をすることにした。
場所が変わり、ユウキがアスナと再会した同時刻。
「おーい!ブラッキー!!」
笑いながらおれの二つ名をを呼んだ、振り向くと呼んでいたのは、両手斧使いのエギルだった。
(大声で人の異名を呼ぶな!!)と言ってやりたいキリトだが、エギルはこちらから呼んだ為、言うに言えなかった。
「で?なんだ相談事って?」
「ああ、それなんだがここじゃ言いづらいから、店に入ろう。」
そう言いキリトはエギルと一緒に酒場に入った。
「で、相談の内容なんだが?」
「ああ、で、なんなんだ?その相談って?」
「実はな、おれユウキのことが好きかも知れないんだ。」
「は?ユウキってあの、お前と一緒にいるあの娘か?」
「ああ。」
「ぷ、はっはっはっはっは!!」
エギルは耐えきれなくなったのか、顔を片手で隠して大笑いした。
「なんで笑うんだよ!?」
「いや、好きになっちまったもんはしょうがないが、お前そんなことも気づいてなかったのか?」
「え?おれはユウキの事を随分前から好きになってたのか?」
「いやぁ、おれが始まりの街を出る前に、盾なしの二人組のソードマンが付き合ってるって、話を聞いたんだ。確かそう言っていたのは、無精髭をはやしてバンダナをつけてる赤髪のやつだったな。名前はなんだったかな?」
(無精髭をはやして、バンダナをつけた赤髪のやつって、まさか!?)確認の為にエギルに聞いてみることにした。
「なぁ、それってもしかして《クライン》って、名前じゃなかったか?」
「おぉ、そうだ、ってもしかして知り合いか?」
「クラインの野郎ぉぉぉ!!」
クラインに怒りをぶつけるのは後にして、先程のユウキの事をエギルが喋らないようにしないと。
「なぁ、エギル?」
「なんだ、ユウキちゃんのことなら黙っておいてやるぜ。」
「ああ、その事だったから良かった。」
同時刻ユウキとキリトは同じことを考えていた。
((ユウキには(キリトには)ばれないようにしないと、もし好きなのがぼく(おれ)だけならフラれたくない!!))
そう考え、このあとお互いに会った時も、あまり会話せずに一日が過ぎていく中、またもや同じことを考えていた。
((思いを伝えるなら、一年たった方が良いよ(ね?)な?))
そう考え、一年後に告白することを決めた二人だった。
これ書いてるときに、書いてるぼくもにやにやが止まりませんでした。
次回はボス戦の話にしようと思います。
最後にぼくが思ったことを書きます。
コードレジスタの制服姿のユウキ、可愛過ぎません?