村の復興支援の支持を出しいったん報告の為気絶しているアイズを抱えてオラリオの黄昏の館まで帰還する
黄昏の館
迷宮都市オラリオにあるロキを主神としたロキファミリアのホームである。
オラリオにある建造物の中でもひときわ目を引くその建築模様は主神であるロキの趣味そのもので
[どうせ造るなら目立つ方がいいやろ]と敷地内に高い塔のような建物を多く作りその建物をつなぐように通路が作られている。部屋数が多すぎて慣れていないものが一度建物に入ると出られなくなることから蜘蛛の巣のようだとファミリアの新人たちに嘆かれている。
...しかし万が一敵に攻められるということも考えられており子供を護る為にはこの迷路のような造りは最適である。ロキの眷属を愛する気持ちが強すぎてこのような形になったといっても過言ではない。
「ロキ、入るけどいいかい?」
主神であるロキの部屋に入る前にフィンがノックをする
「フィン!?もう帰ってきたんかいな!はよ入ってきいや」
フィン達は黒龍に襲われているであろうゼウスファミリアの救援要請に従い出陣していったのだ。こんなに早く帰ってくることなどありえないと考えたロキは突然の帰宅に心臓が飛び出るほど驚いていた。
フィン、ガレス、そして未だに意識が戻らないアイズを抱えたリヴェリアがロキの部屋えと
入出する。
「お帰りみんな。よう無事に帰ってk...リヴェリア誰やその美少女は!?」
「ロキ。まず報告をしたいんだがいいかい?」
眉間を手でおさえながらフィンは大きなため息をついた。
はぁはぁいいながらアイズに手を出そうとするロキをリヴェリアが杖で一定の距離に入らないように防いでいる。
....「という訳さ」
フィンは自分たちが見たことを簡潔に話した。
「なるほどなー。この子はあのアリアの子供かいな...難儀なことになったな」
ロキは今度は優しく眠っているアイズの頭を撫でる。
「しかしあのスケベ爺の子供たちが負けるとは黒龍はどんなやっちゃ...あいつらはオラリオ最強やで。ウチの子供らかてあいつらんとこにケチつけられんのに。ただこれからオラリオも少々荒れるで。ゼウスがいなくなったんじゃ秩序が乱れるかもしれん。今後のことは神会で話し合わないけんと思うが多分ウチらんとことフレイヤんとこが引っ張らないけんくなるなー」
ロキは珍しく寂しそうな顔をしていた。ゼウスは飲み仲間だったようでよく自分とこの子供たちの自慢合戦をしていたほどだ。
(
「よし、この子はウチらのファミリアで面倒をみよか!こんな美少女他のとこのやつになんかやれんわ」
ロキは寂しさを振り払うようにして幹部の三人に告げる
「がははは 儂らが鍛えてやれば問題なしじゃわい」
「そのことはアイズが目を覚ました後考えようかガレス」
「しばらくは私がつきっきりで面倒を見よう」
「さすがママや」
「誰がママだ、誰が」
いつものなごやかな雰囲気になる4人....するとアイズがリヴェリアの腕の中で目を覚ます。
うすく目を開きまだ視点の定まらない目をこするアイズ。意識ははっきりしてきたようだが様子がおかしい...
突然がたがた震えだし表情の無い顔で虚空を見つめる。恐怖 絶望 憤怒 さまざまな感情がアイズの中に渦巻いていて感情の制御ができていないようだ。
そんな痛ましい姿をみた四人はなんとかこの子を幸せにしてあげなくてはと心に誓う。そしてアイズの秘密はなにがあっても口外しないと改めて誓い合うのであった。
アイズが落ち着くまで数時間がかかった。 落ち着いたアイズに話を聞いてみたものの要領を得ない。アイズにはほとんど記憶がなく断片的にしか思い出せないようだ。その話を聞いていた皆は顔を曇らせる。こんな幼い子が心に大きな傷をの残してしまっているという事実が悲しくてしょうがない。
「ロキ、アイズには家族が必要だと私は思う。アイズの了承を得てからだがアイズに恩恵を刻もう。心身共に強くなればもしかしたら記憶も戻ってくるかもしれない」
(本当はアイズがつぶやいた強くなりたいという言葉を聞いたからなのだがな...私にはこのまま記憶が戻らない方が幸せなのかもしれないと思うのだが、しかしアイズには両親の成したことを知る権利もあるしうーむ)
リヴェリアが一人で百面相しているとアイズが不思議そうに見上げてそして少しだが笑った。
「「「!アイズが笑った!...」」」 (聞くなら今しかない)
「アイズ!私たちと家族にならないか?これからは私たちがお前とずっと一緒にいよう」
アイズは黙ってうなずいた。
「よっしゃ!じゃあアイズウチが主神のロキやこれからよろしく頼むで!」
「僕が団長のフィンだよ。アイズ僕たちはこれから家族だ。遠慮なく僕を頼ってくれ」
「ガハハハ儂がガレスだ。儂がお前の盾になろう」
「そして私がリヴェリアだ。母だと思ってくれるとうれしいんだがな」
「ろき ふぃん がれす りヴぇりあ よろしく...おねがいします」
こくんとうなずくアイズをロキが抱きしめる。すーはーすーはー匂いを嗅ぎだしたあたりでリヴェリアのデコピンがロキに炸裂する。
悶えるロキをほっておいてリヴェリアがアイズに問いかける
「これからアイズにロキが恩恵を刻む。まあ刻むといっても痛くないから安心しなさい。では上着を脱いでくれるか?」
アイズが上着を脱ぎ始めたのであわててフィンとガレスは部屋を出て行った。そしてデコの痛みから立ち直ったロキがアイズに恩恵を刻む。
「ほないくでー...これで完了や。このピエロのエンブレムはウチが考えたんやで!かっこいいやろ!」
「.....うん」
微妙な間にロキが肩を落とす。
「さてアイズたんのステータスは....ッッッ!」
ロキは驚愕した。スキルが発現しているのだ。まだなんの冒険もしていないものがスキルを得ることは稀である。しかも魔法まで発現しているなんて普通はありえないがまあ、あのアリアと英雄ダグラスの子供ならと納得する
(やっぱみせなあかんよなーしゃあない)
「これがアイズのステータスや」
長年冒険者をしているリヴェリアも驚愕する内容だ。
魔法
・
・風の力を己の体に付与することにより身体能力向上
・風を体に纏い攻撃力上昇 防御力上昇
(この魔法はアリアの魔法と同じやな。精霊の血ってのはウチらが思っている以上に強力やな)
(しかしこのスキルは...)
・心の奥底からの願いによりその激しさは増し効果は向上する 負の感情なら黒い炎 正の感情なら白い炎
・黒い炎は心を壊す
・白い炎は心を癒す
・この炎は心の中に灯る
「アイズ、今アイズの心の中にある炎はどんな感じや?」
「...黒い炎が燃えてる...ロキどうすればいい?」
「んーどうしたもんかいな...アイズはウチらにしてほしいことはないん?多分アイズのしたいことするのが一番心にええと思うで」
アイズは黙って考え込んだ後少し恥ずかしそうに答えた。
「皆で...一緒に寝たい」
「皆でって皆か!?フィンとかガレスも!?」
(フィンとかガレスは置いといて...うへへ これでアイズたん抱きしめ放題やで)
「さすがにそれは私は嫌なんだが...う」
アイズが目に涙を浮かべて上目づかいでリヴェリアを見上げる。心なしかプルプル震えている。
(うーーーーーーん...まあしょうがない一日だと約束すればよいか毎日なんてさすがにたまらない)
「しょうがない 一日だけだぞ?アイズ。ロキ!アイズの隣は私が寝る。お前はガレスの隣にでも行くがいい。それと我々の部屋でも狭いからロキの部屋でよいか?」
「うん...リヴェリアありがと」
「いややーーーうちもアイズたんのとなりで寝るーーおっさんの隣はいややアイズにはなんもせんから隣で寝かせてえな。
部屋はウチの部屋でいいで!ウチのベットじゃ狭いから布団用意しとくさかい」
(アイズには手はださんがリヴェリアには...うへへ)
「私に何かしたら全力のデコピンをくらわすから覚悟しておけよ」
高レベルの冒険者の本気のデコピンは肉体的にはほとんど人間と変わらないロキにとってへたをしたら致命傷になりかねないロキは乾いた笑いをあげしょうがないと諦めるのであった。
その夜
「本当に僕たちも一緒に寝るのかい?」
「儂もか!?まずいじゃろ」
さすがにフィンとガレスは抵抗する。しかしリヴェリアの時と同じでアイズの上目づかいで二人とも撃沈した。
寝る順序はリヴェリア アイズ ロキ フィン ガレス という順序になった。
妥当なところということで決まったようだ。
心なしかアイズは嬉しそうにしている。まだまだ心に傷はあるのだろうがこのまま幸せになってほしいと思う幹部達であった。
「ほな電気消すで?ええか?」
アイズがこくんとうなずく。
「ロキ、もう一度いうが何かしたら...わかっているな?」
「わかっとるわかっとる ウチかてそこまで空気の読めへんことせんわ。アイズおやすみーー」
「おやすみ..ろき りヴぇりあ ふぃん がれす」
部屋が暗くなるとアイズは寝息をたてはじめた。よほど疲れていたのだろう。すぅすぅと寝息をたてているがその瞳から涙の滴がこぼれる。
「おかあさん...おとうさん...いかないで...」
この子の闇は深い。リヴェリアはそっとアイズを抱きしめて頭を撫でる。アイズは心なしか表情が和らいでそのまま朝まで起きることはなかった。
ロキはアイズとリヴェリアに手をだすか真剣に悩んだが吹っ飛ばされる恐怖に負け結局フィンを抱き枕にして寝るのであった。フィンはアイズを起こしてはなるまいと朝までひたすら耐えた...そして二度と一緒に寝ないと心に誓った...
翌朝
アイズが起きる前に今後のアイズの教育方針について話し合う。まず大前提にアイズの気持ちが大事ということ。アイズの存在はアイズがレベル2になるまでは隠すということを決めた。
「まずは座学から行うことを私は勧める。戦闘訓練はその後でもいいだろう」
「ふむ。僕もそう思うけどアイズはどうしたい?」
フィンが顎に手を当てて考えながらアイズに問いかける。
「たたかうの...こわい...」
アイズは武器を見るだけでもぶるぶる震え恐怖を感じているようだった。ロキと幹部の面々はうなずき本人が戦いに恐怖を抱いているのならこのままでもいいと判断し本人の意志を尊重した。
それから数年の間は何事もなくアイズの精神状態もよくなりつつあるが未だに戦闘に関しては恐怖があり戦うことができないでいた。しかしアイズが7歳になった時に事件は起きた。ロキファミリアは到達階層を更新する為遠征に入っていた。しかし遠征中の事故によりリヴェリアが生死の境を彷徨う大けがをすることになる。 エリクサーを使用してある為死ぬことはないが3日間意識を失っていた。その間アイズはフィンやガレスが止めるのを聞かず一睡もせずにリヴェリアの看病をしていた。
「ここは...私は生きているのか...」
リヴェリアが目をさまし自分の生死をまず確認する。手足は動くのか、耳は聞こえるのかとひとつひとつ確認し問題がないことを確認し安堵した。
「リヴェリア!このまま...目を覚まさないんじゃないかって...すごく心配した」
アイズはベットに横たわるリヴェリアに抱き着いて大粒の涙を流した。そんなアイズをリヴェリアが優しく撫でる。
アイズの記憶のかけらが蘇る。血だまりを作り横たわる父と母。護られてばかりで何もできなかった自分。そして強くなりたいという思い。 横たわる両親とリヴェリアの姿がかぶって見えた。
「私...強くなるから...だからどこにも行かないで」
アイズの中に黒い炎が燃え盛る。昔となんら変わっていない自分が憎くてたまらないのだ。
「アイズ...すまない。私もおまえの為にももっと強くなろう。だから自分だけで背負わなくてもいいんだ」
リヴェリアとアイズは涙を流しながらしばらくの間抱き合っていた。
更に数日の時が経過しリヴェリアの体調も全回復した。
黄昏の館中庭
そこにはロキを筆頭にフィン ガレス リヴェリアがいる。
「アイズ...本気なんだね?」
アイズはこくっとうなずく。アイズにもう恐怖はない。恐怖を何もできない自分に対する怒りが凌駕したのだ。
「じゃあこの剣を使ってみて、アイズの身長に合わせてあるから。まずは僕と模擬訓練を行う、僕はこの木の剣で応戦するからアイズは僕を倒すつもりでかかってくるんだ。僕に一撃でもいれることができたら今日の訓練は終了だ。」
フィンは今のアイズでは到底不可能な難題をぶつけてその覚悟を試すことにした。アイズは剣を振りかぶりフィンに向かって突っ込んでいく。フィンは軽々と攻撃をよけアイズに一撃を入れる。
「痛ッッ」
アイズはあまりの痛みに膝をついてしまう。
「立て!アイズ。それとも君の強くなりたいという気持ちはそんなものなのかい?」
アイズはその言葉を聞き膝に力を入れ立ち上がり剣を構える。
「ああああーーーー」
叫びながらフィンに何度も攻撃をしかける。その度に木剣で叩かれ吹き飛ばされ何度も気絶する。
「痛みに負けてはいけない。そして視界は広く!どうやったら僕に勝てるか死に物狂いで考えるんだ!」
あまりに苛烈な指導にフィン以外の3人は何度も止めようとしたが団長を信じて全てを任せることにした。
「今この場で血を流す分だけダンジョンでは血を流さなくなる」
訓練は朝から日が落ちるま行われた。結局その日は当然ながら一撃入れることはできなかった。しかし、アイズは一度も挫けることなく訓練を行った。
「よくがんばったね!アイズ。君の覚悟は本物のようだ」
気絶するように眠ったアイズを抱えて黄昏の館の中に入っていくのだった。
その日からアイズの訓練は続いた。毎日毎日訓練をし傷だらけになりながらも己を鍛えていった。辛くても苦しくてもただ強くなりたいという思いを胸に剣を振った。
フィンはうまく飴と鞭を使い分け頑張ったご褒美として武器を買ってあげたり防具を買ってあげたりして訓練を行った。
ダンジョンに潜るようになるとパーティーも組まずに朝から晩まで戦うアイズにリヴェリアが逆鱗をお落とし夜中まで説教をしたことも何回もあった。夜中には自分の防具を磨きながら少しづつ強くなっていく自分に喜びを感じた。
そうして10か月の月日がたつ頃アイズは一人で10階層まで潜れるようになっていた。他の冒険者と比べて遥かに早い成長速度に神であるロキも大いに驚いた。そしてついに訓練開始から1年後アイズはレアモンスターであるインファントドラゴンを単身で倒すという偉業をなしとげランクアップする。ランクアップの日数を大幅に更新したことにより一躍有名となった
「アイズたんランクアップおめでとうな!よう頑張ったなぁ」
「アイズには特別厳しく指導したつもりだったけどよくついてきたね。おめでとう」
「ガハハハ儂も負けてられんなぁ。今度は儂とパーティを組んでもっと下までいってみるか」
「私はおまえを誇りに思うよアイズ。よく頑張ったな」
みんなからお祝いの言葉をかけてもらい頬を赤く染めながらアイズが照れる。
「ん...みんなありがとう...でもまだまだ私は強くなりたい」
「その向上心は認めるけど今日ぐらいはゆっくりお祝いしようかアイズ」
「そやでーーー今日は盛大にお祝いするんや!みんなよんでアイズのランクアップを祝うで!」
そして夜
オラリオのメインストリートに豊穣の女主人という店がある。この店は料理の腕もよくなにより店員が皆かわいい為
ロキのお気に入りの店になっている。普段は冒険者が多く集まる店だが、今夜はロキファミリアの貸切である。まずは幹部たちが座り次に準幹部達が座る。後の席は奪い合いだ。普段はあまり話しかけられない相手でも飲み会の席ならば話しかけるチャンスがある為リヴェリアの席やフィンの席の周りはファンの皆で埋め尽くされる。
アイズはリヴェリアの隣にちょこんと座り心なしかワクワクしているようだ。
「じゃあみんな杯を持ったなー!いくでーーーーアイズたんランクアップおめでとーーーー!カンパーイ!」
うおおーーーとファミリアの仲間達が杯をぶつけあいそれぞれがアイズに祝福の言葉をかける。
アイズは恥ずかしさからなのかリヴェリアの影に隠れて頬をそめながらもじもじしている。
「こら、アイズ。みんなおまえの為に祝ってくれているのだから少しは話でもしてくるといい」
「リヴェリア...だって恥ずかしい...」
リヴェリアが溜息をついているとそんな様子を見ていたロキが果実酒を持ってやってきた。
「アイズたーーん今日はお祝いや!これ飲んでみ?」
そういうと果実酒を手渡してくる。アルコールはほとんど入っていないジュースのような者だが少しでも緊張がほぐれればというロキなりに気を使ったのだ。
そんな気遣いがわかったリヴェリアも普段ならアイズに酒などまだ早いと怒るところだが今回は何も言わなかった。...後にロキもリヴェリアも後悔することになる...
「これ...甘くておいしい」
アイズがくぴくぴ飲んでいることに気をよくしたロキが次々にもってくる。アイズは最初はくぴくぴ飲んでいたが次第にごくごく飲むようになりいつの間にか大量のアルコールを摂取してしまう。頬を赤くしてふらふらしだすアイズ...
「アイズ!?大丈夫か!?飲みすぎたようだn...」
「リヴェリアーーー!」
突然アイズがリヴェリアに抱き着きどことはいわないがもみもみしはじめた。周りもその光景にうおおおーとテンションが上がっている。当のリヴェリアは突然のアイズの豹変ぶりにおろおろしており無理やり引きはがしていいものかと悩む。
アイズはひとしきり堪能すると別の団員に抱き着き今の行為を繰り返す。まさに酒乱...
(ア、アイズたんが壊れた...しかしうらやましい...ウチも酔ったふりすればできるんとちゃうか)
などど怪しげなことを考えていると今度はロキにアイズが抱き着いてきた。
「ロキーーーあれ?ない...」
ぐは...ロキに痛恨の一撃ロキは倒れ...
むうっと頬を膨らませそのまま力いっぱい抱きしめ始めた。いくら外見は美少女でもレベル2の冒険者であるアイズの力で全力で抱きしめられたら体はほぼ人間と変わらないロキはたまったものじゃない。
「ぎゃあああーでるぅっ中身でるからはなしてえなーーー」
次第に青くなりつつあるロキに笑ってみていた団員達もさすがにやばいと感じなんとかアイズを引きはがす。
アイズはそのまま糸が切れたように寝てしまうのであった。
この飲み会以降ロキから正式に通達があった。
【アイズたんに酒をのませることを禁止する...】
団員たちは乾いた笑いをしながらこの通達を了承した。アイズはこの夜の記憶を一切なくしていたので飲ませたロキが悪いという結論になった。
それから数年
アイズは【剣姫】という二つ名をもらい目覚ましい活躍をみせる。他の者なら10年以上かかるところを数年でレベル5という偉業をなしとげるのであった。
読んでいただいている皆さんありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします
<m(__)m>
今回はアイズ編ということで書いてみました。あくまでも創作なので原作と違うところも多くありますがうまくまとめられるように頑張ります。
次回はオラリオにてベル君とアイズが出会うかもです...