デート・ア・ライブ 電子精霊達と共に   作:神谷 莢那

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 昨日は頭痛で寝込んでました。鎮痛剤飲んでも治らなかったんだぜ……? 風邪は治ったはずなんだが、おっかしいなぁと思いつつ。
 ところで、先々週は頭にあったのかもしれないが今の私には八舞編の構想が1ミリたりとも無いんですけど。そんなわけでリアルタイム構想&執筆でございます。さぁて、何時間かかるかなぁ。うーんしかしアイディアが……。とりあえず目指すところとしては鞠亜と鞠奈によって変わる二人の和解の形、とかそんなのでしょうね。
 とりあえず原作なぞる形で進めますがまあ目立った危機なんて無いでしょうし息抜きな感じになりそうですかね。


 テストの方はそれなりに出来たかと思います。終わりたてでまだ帰ってきてませんがね。


対策

 

 「――というわけでぇ、復学した時崎さんも含めて、修学旅行の部屋割りと飛行機の席順を決めますよぉ」

 

 過去に戻ったり精霊を救ったりしていても学校というものは変わらず進むもので、ろくに勉強時間を取れないままに期末試験を終えてしまった。普段から鞠亜、鞠奈と三人で復習もしているのでそれなりには出来たとは思うが、学年上位に食い込むかどうかは運次第だろうか、なんてテスト終わりに考えていたら狂三がやってきた。折紙がこちらについたことでASTの目が学校にはないと判断できたからなんだろうが、〈フラクシナス〉も結構無茶するよなぁ、なんて考えてみたりして。

 

 「そういうことですので、これからもよろしくお願いしますわ」

 

 狂三が二度目となる自己紹介を終えたところで不意にタマちゃん教諭が

 

 「あぁ、それと修学旅行の行き先が或美島に変わりました」

 

 嫌な予感がするんだけど、気のせいなんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「――というわけ何ですけど、令音さん、どう思いますか?」

 

 学校終わりに俺、鞠亜、鞠奈、十香に折紙、狂三という精霊関連の面々を連れて上空15000メートルに浮かぶ〈フラクシナス〉へとやって来ていた。

 

 「ふむ。どうやらひと月ほど前にクロストラベルという旅行会社が学校側に接触したらしいね。なんでも、観光PRのため、ランダムに学校を選び島に招致しているらしい。パンフレット用の写真を撮ることを条件として修学旅行の費用を全て会社で持つということらしい。予定していた沖縄の宿が突然崩落したらしく、渡りに船ということで学校側も飛びついたみたいだね」

 「崩落、ね」

 「それは自然なものでしょうか? それとも人為的な?」

 「詳しくは分かっていないが老朽化が原因ではないか、ということだね」

 

 穏やかではない話だが、偶然なのだろうか?

 

 「そして、このクロストラベルという旅行会社はどうやらDEMインダストリーの系列会社のようだ」

 

 DEMインダストリーという言葉に、一気に空気が引き締まる。デウス・エクス・マキナ・インダストリー。英国に本社を構える世界有数の巨大企業であり、顕現装置を製造する会社であり、そして精霊を殲滅する考えを持つ者達である。

 いささかに良すぎるタイミングでの行き先変更に伴う事象と、DEMインダストリーという言葉。それはつまり……

 

 「これはDEMインダストリーが俺たちをどうこうするつもりでやってる事かもしれない、ということか?」

 「そうかもしれない。現段階ではそういう可能性があるとしか言えないね」

 「余りにも偶然が過ぎています。十中八九そうであると警戒するべきでしょうね」

 「行かない、という選択肢も有りかもしれないわね。わざわざ向こうの罠に飛び込む必要も無いわけだし」

 

 口こそ挟んでこないが、それまで話に関われないからと大人しくしていた十香と折紙がぐるりと首を回してこちらを注視してきた。修学旅行に行きたいと自己主張するかの様に。

 

 「……ということらしいけど」

 

 そんな二人へと皆の視線を誘導する。

 

 「行かなきゃダメみたいね」

 「令音。旅行は何日からだったっけ?」

 「……七月十七日から二泊三日だね」

 「げ。そうなの? その日は本部に出向なのよね、円卓会議が直接集まる珍しい日だから日程もずらせなさそうね……。まずったな……」

 

 「私に任せてください」とでも言わんばかりに爽やかな笑顔と決めポーズをとった〈フラクシナス〉副司令・神無月恭平が琴里背後に立つ。

 が、当の琴里はそちらに目を向けることなく他のクルーに目を向ける。

 

 「……まあ、現場には私もいるし、多分大丈夫だろう」

 

 令音さんに全てをかけることになったようだった。

 

 

 

 

 

 「士道さん、修学旅行は大丈夫ですの?」

 「大丈夫だ! シドー達がどうにかしてくれるのだろう?」

 

 世界を殺す災厄に期待される一般人とは如何に、なんてズレたことを考えつつも、頷く。

 

 「〈フラクシナス〉もついてくるし、四糸乃もそっちで待機していてくれるって話だ。罠だってことを考慮して最大限警戒していくし、俺たちは一人じゃない。これだけの精霊がいるんだから向こうも簡単に手を出してこないだろうってのが〈フラクシナス〉側の考えでもあるな」

 「……そうでしたわね。四糸乃さんまでくるとなりますと私に十香さん、鞠亜さんに鞠奈さん。それと折紙さんもいらっしゃいますものね」

 「琴里は忙しいみたいだけどそれでも六人も精霊がいるんだ。油断さえしなければ大丈夫だろ?」

 「うふふ、そうですわね。士道さんとお話して私、随分と安心しましたわ」

 「それは良かった。それじゃあ、また明日」

 「ええ、また明日ですわね」

 「うむ、明日だな。シドー、狂三!」

 

 三人は別れ、それぞれの家に戻ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 「キミ、どこへ行ってたのよ」

 「おかえりなさい、士道」

 

 家に帰ったら二人に出迎えられた。1人だけじゃないのが妙に新鮮に思える。

 

 「ちょっと狂三に十香と話してたんだ。何か用事でもあったのか?」

 「襲撃に備えて、足でまといにならないように顕現装置やCR-ユニットの調整を。霊力を流用したものだと強度が増しますから、士道の手を借りたくてですね」

 「ああ、なるほど。分かった、何をすればいいんだ?」

 

 

 

 

 

 「とりあえず、令音は下にいて指示が出せないかもしれないから基礎と制御、両方の顕現装置を万全な状態に。あと〈世界樹の葉(ユグドラ・フオリウム)〉もきちんとメンテしておいて」

 「り、了解」

 「それと神無月。もしもの時はあんたがどうにかしなさい。変なことしないようにそれ以外の時は大人しくしてなさい」

 「ダブルスタンダードというやつですか司れげほぁ!?」

 「これさえ無ければ優秀な筈なんだけどね……」

 

 それそれがそれぞれの準備を進めていく。

 修学旅行は着々と近づいていた。




 こんな感じで下準備の回となりました。キャラ増えてきたから会話回そうとするんだけど場面的にうまく入らなかったり難しいです。
 しかし原作以上の戦力がさらに存分に警戒までして向かうので向こうは散々でしょうね。多少の誤差程度に戦力増すつもりですがまあ勝てないだろうなぁと思いつつ。息抜き回なのはそういう危機の少なさ故です。危機になり得ない危機は喜劇とかそんなことを何処かで聞いたことがあるような気がしますね。

 久々に書くと手が動かないとか聞くけどとりあえず書くには書けました。別段時間がかかることはありませんでしたね。ただでさえ残念なクオリティがさらに下がってるかも知れませんが。


 話は全く変わって近頃の私のFGOの話をちょっと。無課金で物欲センサーに勝利してメドゥーサ[ランサー]を引き当ててテンションハイ何ですよねこの数日。メドゥーサ、エウリュアレ、ステンノの三人並べて偶像少女三姉妹で戦って自己満足してます。全員レベル90にしましたのん。流石に全員100には聖杯足りんわ……。7章のストーリーもなかなか良かったんだけどあのラフムだけはやめて欲しい。見てない人やってない人には何のことか分からないだろうけどもね。私にめちゃくちゃ合わないきもいグラフィックの敵が出てきて辛かったって話です。ほんと、あれはキモイからやめて欲しい。リアルにSAN値下がりましたよ。

 とまあこんな感じで。下準備ということもあってサブタイは「対策」というところですね。まだ学校はありますので次の投稿は来週です。またね!

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