デート・ア・ライブ 電子精霊達と共に   作:神谷 莢那

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 宣言したからにはちゃんと上げるさ。深夜執筆開始だがな……!
https://novel.syosetu.org/102424/
 IFルートも無事上げましたー!6千字書くのにかなり苦労しましたとも。これにちょっと書き加えたりしたらもう新作小説の過去編にするくらい。私ならだけどな。ほかの作者様方はもっと長い話書いてますしこんな展開があっさりもしてない、きちんとしたものを書くだろうからね。
 ……ところで、アップされてた小説の巡回優先したら2時だわ。自業自得だネ! さらに寝落ちして12時だよ……。もう1本はちゃんと上げますぅ。

 ちょっと短いかもだけど許してくん際。てか、あんまし進行できてないからパパーと進めちまおうかねぇ。


距離

 メールでいくらかやり取りを交わし、そして迎えた休日。鞠亜、鞠奈に狂三に、さらにはどうせ皆で行くならと十香に四糸乃を誘い(もちろんメールで折紙に了承はとった)俺を含め七人の大所帯が集まり、皆でショッピングへと向かうことになった。そこには、折紙に少しでも士道の事を男性として意識させようとする鞠亜達の企みもあるのだが、まああくまでそれはついでの話。みんな、士道に服を選んでもらいたいというのが第一なのだ。

 

 「士道さん、これはどうでしょうか」

 「いいんじゃないか? 狂三の雰囲気によく似合ってるよ」

 「ありがとうございますわ」

 なんてやり取りをすることもあれば

 「……士道……さ、ん。これ、どうでしょう、か…………?」

 「悪くは無い……けど、ほら、ここにあるやつとかの方が似合ってると思うよ」

 「シドー! 私のはどうだ?」

 「十香はこういう、大人しすぎない方がいいんじゃないかな」

 なんて、アドバイスしてみたり。

 「い、五河くん、こういうのは……?」

 「い、いや、その、恥ずかしいなら止めておいた方が……」

 予想以上のミニな攻め気に押されたり

 「士道、私はどうでしょうか」

 「あたしも気にしてほしいわね」

 「鞠亜は……そうだな、あとでアクセサリーなんかも見に行くか。鞠奈はいい感じだと思うよ。ただもう一回り大きい方がその服の雰囲気からしていいんじゃないか」

 

 士道は決して服に詳しい、という訳では無い。ただ思ったことを伝えているだけだ。まあ、士道によく見てもらいたい彼女らからすればそれは最良のアドバイスなのだろうが。

 その後、みんなで昼食を済ませ、店を見て周った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鳶一折紙は不思議な気分だった。

 数日前、悶々としながらメールを考え、二時間ほどかけて出来上がったのは普通のメール。それで休日、遊ばないかと誘えばあちら側の知り合いが増え、七人という大所帯で出かけることに。それに不満があったというわけでないが、折紙はもっと自分がその中に溶け込めるとは思っていなかった。仲の良い中にただの知り合いが一人紛れ込んだように、おかしな雰囲気にしてしまわないかと緊張してもいたのだ。なにせ、出かける相手は命の恩人達に精霊だ。特に後者なんて言えば、世界を滅ぼすなんて言われる存在。もちろん折紙はそんなことをする人だとは思ってもいないがしかし、人から大きく離れた力を持つのもまた事実なのだ。

 しかし実際に出かけてみれば彼女達はとてもフレンドリーだった。五河くんや鞠亜さん、鞠奈さんも私とは友達として接しようとしてくれていたが、あれは同級生から恩人として扱われることに対する気まずさなのだと思っていたのだ。相手の立場を考えてみれば確かにそれは妙な気分にさせられるものだと思うが、こちらとしてもこの5年間、彼らのように人を救うことを目標として生きてきた身としてはそこは譲り難いものでもある。

 少し話が逸れた。つまり、私が初めて出会った彼女らは、いとも容易く私という存在を受け入れたのだ。自己紹介を終えたその十分後にはもう私は、仲の良い中に混じった一人、ではなく仲の良い内の一人になっていた。

 

 それが鳶一折紙という私をとても不思議な気分にさせた。嫌ではなくてむしろ嬉しいとでも言うべきだろうに、ただなんとも言えない不思議。

 精霊だって人と同じで暖かさをもつ。そんな当たり前で、しかしASTに居ては実感できなかった事実を改めて確認できた気がした。




 短くてスミマセン。二回寝落ちしたので眠たい状態での執筆になり、あまり思いつきませんでしたのん。
 今日か明日にはもう一本上げるから許して……。先週に二本あげるって言ったもんね有言実行しなきゃ……。

 タイトルは最後のあたりから折紙と精霊達の距離、というところで。

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