デート・ア・ライブ 電子精霊達と共に   作:神谷 莢那

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 ドーモ、ガチャに絶望した莢那です。
 FGOにて☆5ランサーアルトリアが欲しくて福袋引いたらセイバーの方来た。持ってなかったキャラではあるけど名前被ってる文悔しさ二倍で悲しんでます。これからの石、呼札はストーリーガチャに費やされる事でしょう。ガチャの神が微笑んでくれたら……いいなぁ。

 もはや慣れてきた11時執筆開始。てわけで投稿は遅いぜ。

 そういえば最近、これまで楽しく読ませてもらってた方の作品がロックかかりましてね。で、内容が丸コピ。そんなにコピってなかったように感じられたんだけどロックかかってるのを見て、自分の作品大丈夫か……? と不安になりだしましたね。セリフやら描写やら展開やらが今のところ原作から大きく外れていないのもあってコピったりダイジェストしたりと不安要素たっぷりです。こ、これから原作乖離がさらに進んでいくんですー。だからきっと、大丈夫……(根拠の無いセリフ)。

 前書き長くなってすみません、あと一つ考えてることありました。この作品をどこまで続けるか、です。
 原作を後追いして長々とやる、というのもありかも知れませんが来年受験生だし他にも書きたい作品はあるしで、ある程度で切るべきではないかと思ってるんだよね。今のところはアニメ二期の終わりまで、と考えてます。ちっちゃい鞠亜鞠奈を見たい気持ちはあるけどね! どこかで区切りはつけときたいので、切れ目として使えそうなアニメ二期ということにしました。まあ、完結してからちょっとずつ足してたりするかもね。

 ま、そんな感じです。長々とすまないです。
 今回はくるみん登場までかな……? そうすると短いかしらね? しかし区切りいいとこまで行くと長そうなんだよなぁ。


時崎

 教室の扉が開き、入ってきたのは眼鏡をかけた小柄な女性。どうみても生徒にしか見えない社会科教師岡峰珠恵(通称タマちゃん)だ。

 いつもどうりにほわほわとした挨拶を行った後、「あ、いけない」なんて思い出したのは転校生のことらしい。

 

 学校生活でも大きなイベントと言えるそれに、皆が一様に浮かれているように見える。

 

 

 そして、現れたのは少女だった。

 影のような黒髪を二つに結わえ、この暑い中、冬服のブレザーをきっちりと着込み、足の黒いタイツが真珠のように白く滑らかな肌を覆っている。

 もっとも特徴的なのはその前髪で、異様に長いそれは顔の半分を覆い隠してしまっている。

 

 少女の言動に注目する者。十香に勝るとも劣らないその美貌に目を奪われるもの。教室は大きくその二つに別れた。士道は、そのどちらにも属していない。

 

 (――この気配……この感じ……まさか……!)

 

 タマちゃんに促され、優雅な仕草でそれに頷いて黒板に記された名は『時崎狂三(ときさきくるみ)』。

 

 「わたくし、精霊ですのよ」

 

 ――馬鹿かーっ!

 この精霊は、どれほどの自信家だと言うのか。確かに、ASTの戦力では精霊を排除することなどそうありえないだろうが、しかし自分からそれを明かしてどうするのか。ただただ狙われるだけだというのに。

 

 思わず、頭を抱えて机に突っ伏す。もしかして、この精霊は天然というやつなのだろうか。それならば、ずいぶんと苦労させされそうだ。

 

 「あ、あら?」

 

 と、困惑の声が聞こえる。つい口をすべらせたのに気づいていないせいで困惑しているとかそういうことなのかもしかして。

 

 困惑の声を上げた後、もう言葉を継がないことを察したのだろうタマちゃんが手をパン! と叩いて終了を示す。

 

 

 その後、何故か士道の名前を知っていた狂三により、放課後に校内を案内させられることとなった。

 

 

 

 

 

 

 ――短いですがきりも良いので字数稼ぎにいつもの――

 

 「五河先輩っ!」

 昇降口で待ち構えていた一年生と思しき女子生徒に、士道は呼び止められた。

 「俺か?」

 「はい……っ」

 何か用だろうか。勉強のことしかり、運動のことしかり、多少なりとも校内で有名になってしまっているという自覚はある。そういうせいか、時々女子生徒などに何かを手伝ってくれと呼び出される事があるのだ。鞠亜、鞠奈と共に向かうと落胆した顔をされ、用事は終わった、などと言われる事がほとんどなのだが、その理由は未だに分かっていない。

 「ずっと――先輩の事が好きでした! これ、読んでください!」

 恥ずかしげにする少女から差し出されたのは、ハートのシールで封をされた、いわゆるラブレターというやつだ。時々靴箱に入っていたりする。

 受け取りはするが、告白を受けるつもりはない。自分には、愛する少女が二人も存在するのだから。

 「ごめんな。俺には好きな(彼女)が――とっても大事な(彼女)がいるから、その告白には答えてやれない」

 浮気など考えたこともない。

 「そ……そうですよね。いきなりすいませんでしたっ……!」

 少女はそのまま廊下の奥へと走り去っていった。

 「し、士道……」「っ…………」

 「どうしたんだ? 二人とも顔を赤くして黙り込んで」

 「その、人前で言われると恥ずかしくてですね……」

 「そ、そういうことよ」

 「二人は俺にとって一番大事で――好きなんだ」

 「私もです」 「え、ええ、私もよ」

 その後三人とも顔を赤くするあたり、三人の初々しさは抜けきらないのだろう。

 なお、十香は士道が呼び止められたことに気付かず、先に教室に向かっていた。




 前回に大きく飛ばしたからブラの下りとか消えたね。まあ、鞠亜鞠奈がいるし知ってても可笑しくないよね。知らなくてもあの二人が結局解決するんだろうし。後輩からの告白? 鞠亜鞠奈の二人の前でやるとはいい度胸だ。いつものでちょっとやりました。章の変わり目(原作の)だったから区切り良かったんだよね。ってわけで本文500文字くらいです多分。次回は普通なはず。

 士道の勘違いと噛み合わなさによってくるみんは天然説が上がりました。性格変えないから勘違いなだけなんだがな。
 タイトル二文字は転校生を削っただけ。転校だけだとなにか紛らわしい感じだったので時崎に変更。そのうち狂三ってタイトルきそうな予感。

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