Charlotte After   作:音無白野

6 / 10
 これまでのあらすじ

 世界中の能力者から能力を奪って帰ってきた有宇(ゆう)
 入院当初に見られた記憶の混濁も無事解消し、退院祝いに生徒会のメンバーでバーベキューに行くことになったのだが、事態は一変する。
 有宇(ゆう)の特殊能力のひとつである『未来予知』が発動してしまい、生徒会メンバー全員が殺される未来を予知してしまった。
 有宇(ゆう)は未来予知を回避しようとするが失敗。友利(ともり)たちの死を回避できず絶望した有宇(ゆう)その場に泣き崩れ、友利(ともり)の手を握る。そこには友利(ともり)が大切にしていたビデオカメラがあった。(すが)るように映像を再生すると、友利(ともり)が『生徒会活動日誌』として撮っていたこれまで記録があった。
 友利(ともり)が最後に残した言葉を胸に、有宇(ゆう)はもう一度、運命に立ち向かうことを決意する。
 しかし、時間跳躍(タイムリープ)した先は星ノ海学園ではなく、有宇(ゆう)が、カンニングしてまで入学した陽野森高校だった。
 自分の知っている過去との食い違いに有宇(ゆう)は混乱するも、情報を集めることにした。



第十八話 際遇

 

 友利(ともり)は信じてくれなかった。

 

 ――当たり前か。

 

 僕は帰路について、さっき友利(ともり)に言われたことを思い出す。

 

 

『――もし僕が未来から時間跳躍(タイムリープ)してきたって言ったら信じるか?』

 

 友利(ともり)は少しうつむいて、

 

『――そんなこと信じられるわけがないでしょ』

 

 

 そうバッサリ切り捨てられたのだった。

 友利(ともり)は、いつしかのように二つ返事で僕を信じてはくれなかった。

 

「………………」

 

 仕方がないよな。だって友利(ともり)は何も覚えていないのだから。

 へこんでいる場合じゃない。こんなことは時間跳躍(タイムリープ)する時に覚悟していたことだ。友利(ともり)が、みんなが、僕を覚えていなくても必ず救ってみせる。

 

 とにかく情報を集めるんだ。僕はスマホを取り出して、検索アプリを起動させた。キーワード『星ノ海学園』で検索をかける。

 

 ――やっぱり、ヒットしない。星ノ海学園の存在がなかったことになっている。

 

 仕方がない。一度、家に戻ろう。家に戻ればアルバムやらで、自分の書き換わった過去について少しはわかるかもしれない。それに歩未(あゆみ)(しゅん)(すけ)兄さんとも話がしたい。だから(しゅん)(すけ)兄さんと相談して、もう一度星ノ海学園を……。

 

 

 ――いや、待てよ。

 

 

 僕はようやく、ことの深刻さを再認識した。

 背中に脂汗をかくのを感じる。

 

 

 星ノ海学園が存在しない。

 

 

 それはまたもう一度学園をやり直さなければならないということだ。

 それならまだいいのかもしれない。

 

 時間跳躍(タイムリープ)

 

 僕の視力は落ちている。時間跳躍(タイムリープ)は確かに発動しているのだ。

 

 デメリットも発動している。

 

 過去に僕が歩未(あゆみ)を救う際に時間跳躍(タイムリープ)した時、(しゅん)(すけ)兄さんの能力を略奪(りゃくだつ)して、過去をやり直した。やり直した世界で(しゅん)(すけ)兄さんは視力を失っていた。つまり時間跳躍(タイムリープ)とは違い、略奪(りゃくだつ)の能力は僕の意識のみに記憶されて、時空間……(いや、世界線と言うべきか?)には記憶されていない。おそらく、タイムパラドックスが起きてしまうからだ。

 

 僕の能力は、その場だけなんだ。略奪(りゃくだつ)の能力は乙坂(おとさか)(しゅん)(すけ)の時間旅行とその結果(星ノ海学園)には影響を与えなかった。もし略奪(りゃくだつ)の能力が世界線自体に影響を与えていたら((しゅん)(すけ)兄さんの能力そのものを消し去っていたら)、あの時点で星ノ海学園がなくなっていても、おかしくはなかったはずだ。

 

 星ノ海学園が存在しない――だから、もし。

 

 

 家に戻って(しゅん)(すけ)兄さんの眼に光が()してなかったら?

 

 

 略奪(りゃくだつ)と違って、時間跳躍(タイムリープ)のデメリットは世界線に記録される。

 

 もしそうなってしまえば、星ノ海学園の再建そのものが困難になってしまう。前の世界の(しゅん)(すけ)兄さんは盲目と引き換えに星ノ海学園を造り上げる(すべ)を身につけた。でも、この世界に星ノ海学園は存在しない。僕が高校に上がる――今の時点で存在していないのだ。兄さんは盲目のまま何も覚えていない(時間跳躍(タイムリープ)についての)可能性が高い。だとすると今度は僕が時間跳躍(タイムリープ)を繰り返して星ノ海学園を造り上げるしかなくなる。

 

 できるのか? この僕に?

 

「………………」

 

 足が段々と重くなるのを感じる。

 家に帰りたくない。

 歩いてるだけで息が荒くなる。

 歩行のやり方を忘れたように、不自然な歩き方になる。

 

 ……いや、でも、きっと大丈夫なはずだ。

 もし(しゅん)(すけ)兄さんの能力がなくなっていたらタイムパラドックスが起こって……でもデメリットが記録されていてもおかしくはなくて……どうなる? どうなるんだ?

 

 大丈夫。大丈夫だ。落ち着け。

 

 自分に言い聞かせる。

 大丈夫、きっと(しゅん)(すけ)兄さんは時間跳躍(タイムリープ)できるはずだ。

 

 ――でも、じゃあなんで、友利(ともり)は僕のことを覚えてなくて、白柳(しらやなぎ)(ゆみ)は僕のことを覚えているんだ?

 

 世界が書き換わっている。歯車が狂っているのだ。

 ここは僕がしらない世界だ。何が起こっていてもおかしくない。

 

 

乙坂(おとさか)さん?」

 

 

 また聞き慣れた声が耳に入った。

 男の声だ。

 

 顔を上げると目の前に高城(たかじょう)がいた。

 

「ずいぶんと悩んでいらっしゃるようでしたが、どうかなされたんですか?」

 

 心配そうに高城(たかじょう)は顔を覗き込んできた。

 

 そうか。

 高城(たかじょう)も陽野森高校の生徒なんだったな。ならここにいてもおかしくはないはずだ。

 

「た、高城(たかじょう)? 僕のこと覚えているのか?」

「覚えているも何も僕たちは友達ではありませんかっ!」

 

 そう言って高城(たかじょう)は自信満々に胸を張る。筋肉質の身体が服のシワを伸ばす。制服越しではわかりにくいが高城(たかじょう)は着痩せをする。紛れも無く、こいつは高城(たかじょう)だ。

 

 目の前の男子生徒は確かに高城(たかじょう)だ。だけど、高城(たかじょう)だから、僕の中で疑問が生まれた。

 

「なあ高城(たかじょう)、お前もしかして、『瞬間移動』出来たりしないか?」

 

 高城(たかじょう)は『瞬間移動』の生傷に耐えうるために筋トレをしていたはずだ。

 

「な、なないきなり何を言い出すんですか!?」

 

 高城(たかじょう)はうろたえる。

 我ながら、思い切った質問をしてしまったな……。

 友利(ともり)疎外(そがい)されて、躍起(やっき)になっていたのかもしれない。

 

 だけど――プラスに働いた。

 

(ど、どうして誰にも言ってないのに、乙坂(おとさか)さんがしっているんですか!?)

 

 あたってしまったのだ。

 

 高城(たかじょう)は特殊能力を持っている。

 僕は、この世界で初めて能力者に出会った。

 

 え? 本当に?

 

「た、高城(たかじょう)! お前は能力者なんだな? そうなんだな?」

「えぇぇぇ~~! ち、ち、違います!」

 

 そう言って高城(たかじょう)は『瞬間移動』を発動させて、その場からいなくなった。

 

 何がしたいんだ高城(たかじょう)……それじゃバレバレだぞ……って呆れてる場合じゃない。追うぞ!

 

 僕も特殊能力で高城(たかじょう)のあとを追跡する。

 

 ――空中浮遊。

 

「逃がすかぁ――っ!」

「うわあぁぁぁぁ! 追ってこないでくだ――さいっ!!」

 

 高速で追いかけてくる僕を見て高城(たかじょう)はパニックだ。

 ……しまったな。怖がらせてどうする。おそらく今の高城(たかじょう)は自分の持っている能力が何かもわかっていない。それをいきなり問い詰めても不安がらせるだけだろうに。

 

 でも、やってしまっことは仕方がない。

 

「待てっ! 高城(たかじょう)! 僕も特殊能力者なんだ! 一度落ち着いて話をしないか!」

「ひいいいいぃぃぃぃぃっ!」

 

 まったくダメだ。

 聞こえていない。

 仕方なく僕は高城(たかじょう)の身体を羽交い締めすることにした。後ろからガシっと掴んで行動の自由を制御する。

 

「うわあああぁぁぁぁぁっ!」

 

 パニックに(おちい)った高城(たかじょう)が叫んだ。

 

 そのまま、勢い余って僕たちは河川敷沿いの川に落ちた。

 

 

     ◆   ◆   ◆

 

 

「……落ち着いたか、高城(たかじょう)

 

 河川敷の手頃な石の上に僕たちは腰を落ち着けた。

 

 ……なんか最近、濡れてばかりだ。水難が出ているのかもしれない。ポケットに溜まった水を()き出す。スマホが防水で助かった。

 

乙坂(おとさか)さん。あなたは一体何者なんですか……?」

 

 高城(たかじょう)は、落ち着いた樣子で、そう尋ねてきた。

 

「僕は未来から時間跳躍(タイムリープ)してきた特殊能力者だ」

「なっ――タイム……えぇ!?」

 

 一瞬言い淀んだが、僕は正直に打ち明けることにした。ここまで、言ってしまったのだ。もう言うしかないだろう。僕だって、どうしたらいいのかわからないのだ。

 

 

「信じられないかもしれないけど、特殊能力は存在する」

 

「それは他でもない高城(たかじょう)自身の能力が物語(ものがた)っているはずだ」

 

「この特殊能力は思春期の少年少女の一部に発症する病気のようなものなんだ」

 

「能力者を科学の研究と称して、悪用しようとしている連中がいる」

 

「僕は――いや、僕たちはそいつらから能力者を守っている」

 

「未来で僕たちは一度、特殊能力者たちを守ることに成功した」

 

「でも、それはあまりにも理不尽で、僕たちはたくさん傷ついた」

 

「大多数のために少数が犠牲になった」

 

「それが正しいのかもしれない。でも、僕にはどうしても納得できなかった」

 

「もう一度やり直せるなら、やり直して、みんなを救いたいと思った」

 

「だから、僕はここにいる。やり直して、今ここにいるんだ」

 

「だけど、この世界は僕がしっている過去とは記憶に齟齬(そご)があって、今はそれについて情報収集をしているんだ」

 

「協力してほしい。高城(たかじょう)が知っていることを何でもいいから話してほしい」

 

 

 僕は自分でも整理する意味合いを()ねて、陳述(ちんじゅつ)した。

 

 高城(たかじょう)にとっては突拍子もない話だっただろう。少なくとも僕が逆の立場だったら、とても信じられない。

 

 話している途中、高城(たかじょう)(うつむ)いたまま黙って聞いていた。

 

 終わるとスッと顔を上げて口を開いた。

 

「驚きました……乙坂(おとさか)さんにそんな事情があっただなんて」

「信じてくれるのか?」

 

「むしろ、信じないわけがありません。事実として私には特殊能力があるし、乙坂(おとさか)さんが私を騙すためにそんな嘘をつくとは思えません」

 

 真剣な表情で高城(たかじょう)は、まっすぐ僕を見据えた。

 

「……そうか、ありがとう高城(たかじょう)

 

 僕はあっさりと信じてくれたことを信じられず、少し黙ってしまった。

 自分のことをしっている人間が一人いるだけで不安が紛れる。

 

「いえ、私こそ安心しました。能力について何もわからなくて不安だったんです。私のこの能力が発症したのは小学校高学年の時でした。乙坂(おとさか)さんはいままで、ずっと隠してきたんですか?」

 

「……いや、そうじゃない。さっきも言った通り、僕は時間跳躍(タイムリープ)をしてここにいるわけだから、この世界に来たのは、ついさっきなんだ」

「ええっ! そうだったんですか!」

 

 高城(たかじょう)は驚いて、

 

「さっき記憶に齟齬(そご)と言ってましたが、それは一体どういうことでしょうか?」

「難しいな。僕が過ごしていた前の世界の過去と起こっている出来事が違っていると言えば伝わるか?」

「な、なるほど。それは不思議な話ですね……」

 

 普段は馬鹿っぽい高城(たかじょう)だが、実は勉強もできて頭がいい。ややこしい話だけど、なんとなく状況を理解してくれたようだ。

 

「そうだ。本当によくわからないんだ。少なくともここは僕が覚えている過去じゃない。もしかしたら何かが原因で過去が書き換わっているのかもしれない」

「それは変ですね。その時間跳躍(タイムリープ)がどういったものかはわかりませんが……そんなことが、ありえるのでしょうか?」

 

 言われて再認識する。確かにおかしな話だ。

 

「……わからない。でも、可能性はある」

 

 なんだろう。

 何か――何か、重要なことを見落としてる気がする。

 

 

『――見落としてはいませんよ。あなたが忘れているだけです』

 

 

「誰だッ!」

 

 また、あの声だ。

 どこかで聞いたことがある女性の声。

 時間跳躍(タイムリープ)する前にも聞いた声。

 

 僕が周りをキョロキョロしていると、

 

「お、乙坂(おとさか)さん……? どうかしましたか? 突然大きな声を出して」

高城(たかじょう)! 今、声がしなかったか?」

「……声? 声ですか?」

 

 高城(たかじょう)は辺りを見渡す。

 

「何も聞こえませんでしたよ」

 

 聞こえてないらしい。

 僕だけにしか聞こえなかったのか?

 

「そうか……聞こえてないならいいんだ。すまん……変なこと言って」

 

 また――幻聴なのか?

 

 やばいな、本格的に頭がおかしくなってきたのかもしれない。

 

「……乙坂(おとさか)さん。気分が優れないようでしたら、また後日にでも……」

 

 本当に心配そうに高城(たかじょう)は僕の顔色を(うかが)った。

 

「いや、大丈夫だ。それより、話を聞かせてくれ」

 

 立ち止まってる場合じゃない。

 頭がおかしくなっても、僕は未来を変えなくちゃならないんだ。

 

「わかりました。私がしっていることでしたら、なんでもお話します。具体的に言ってくださったら、すぐにでも」

「そうだな……高城(たかじょう)がわかる範囲でいいから、僕について教えてほしい」

 

 我ながら変な質問だと思う。だけど、まずは自分自身の立ち位置を理解する必要がある。

 

「わかりました。私がしっている範囲で乙坂(おとさか)さんについてお話します」

 

 高城(たかじょう)は一度深呼吸をした後、話し始めた。

 

 

乙坂(おとさか)さんは私の友人です。僕たちは入学式で知り合いました」

 

「私から乙坂(おとさか)さんに話しかけたんです」

 

「そのとき、乙坂(おとさか)さんは何かを睨みつけていました」

 

「その視線を私は辿りました。そこで乙坂(おとさか)さんが怒っている理由がわかりました」

 

「入学テストの順位表がはりだされていたんです」

 

 

 

 一位 友利(ともり)奈緒(なお)

 二位 乙坂(おとさか)有宇(ゆう)

 三位 内川(うちかわ)聖一(せいいち)

 四位 白柳(しらやなぎ)(ゆみ)

 五位 高城(たかじょう)丈士朗(じょうしろう)

 

 

乙坂(おとさか)さんの入学テストの順位は二位でした」

「僕の成績が二位?」

 

 どういうことだろう。

 

 この世界で僕は既に5秒間他人に乗り移れる能力『略奪(りゃくだつ)』を持っていたのか?

 

「はい、残念ながら乙坂(おとさか)さんは二位でした」

「残念ながらって……二位でも十分すごいじゃないか」

「まあ、普通ならそうなんでしょうけど、乙坂(おとさか)さんは付属中学校にいた時からずっと一位でしたからね」

 

 高城(たかじょう)は、普段何気ない日常会話のように言った。

 

「……ちょっと待て、中学校の頃から一位?」

「はい、というか私は中等部から陽野森校の入ったのですが、小学校の頃からそうだったと聞いていますよ」

 

「小学校からずっと学年一位?」

「ええ、とんでもない神童だと(うわさ)されてましたよ」

 

 嘘だ……そんなはずは……。

 

 小学校の時からずっとだって?

 

 仮に特殊能力に目覚めていたとしても、小学生に他人に乗り移ってカンニングなんて思いつくか?

 

「そんなわけないだろう……僕はカンニング魔で……勉強なんて、まともに……」

 

 

 言って、僕は考える。

 

 前の世界で僕が略奪(りゃくだつ)の能力に目覚めたのは中学三年の時だった。

 

 勉強は嫌いじゃなかった。だけど、小学校低学年から高学年……中学生につれてだんだんと難しくなって――

 

 小学校低学年――

 

 

 ――あれ?

 

 

 そうだ。僕は勉強が嫌いじゃなかったはずだ。

 

 だって、わからないところは(しゅん)(すけ)兄さんが教えて……くれた……から?

 

 なんで?

 

 なんで(しゅん)(すけ)兄さんが僕に勉強を教えてくれるんだ?

 

 

 ――だって――兄弟だから。

 

 

 そうだ。

 わからないところは(しゅん)(すけ)兄さんが教えてくれる。

 

 

 ――でも、僕は勉強が苦手だ。

 

 

 だから、特殊能力を使ってカンニングするようになった。

 

 

 (しゅん)(すけ)兄さんが教えてくれなくなったから。

 (しゅん)(すけ)兄さんが教えられなくなったから。

 (しゅん)(すけ)兄さんがいなくなったから。

 

 

 

 (しゅん)(すけ)兄さんが僕と歩未(あゆみ)を守るために、僕たちの記憶を消していなくなったから。

 

 

 

「嘘だろ……なんてことだ……」

 

 そこが分岐だったんだ。

 そこが僕の人生の岐路だった。

 

 この世界の乙坂(おとさか)有宇(ゆう)はカンニングをせずに陽野森高校に合格したんだ。

 

「……ここがどこかわかったよ。高城(たかじょう)

 

 

 ここは乙坂(おとさか)(しゅん)(すけ)時間跳躍(タイムリープ)をする前の世界だ。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。