やはり俺がμ'sのマネージャーになるのはおかしいと思う (完結)   作:リヨ

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雨宿り

穂乃果「今日も練習疲れたー!」

八幡「まぁ俺は大したことしてないから疲れてないけどな」

今俺たちは2人で帰っている。2人っきりってなんかドキドキするよね!

穂乃果「はちくんもいっしょに走り込みとかするべきだよ!やっぱり!」

八幡「俺がやってもしょうがないだろ。いっしょに踊るわけでもあるまいし。」

穂乃果「ぶー!」

ポツポツ

八幡「げっ!雨降ってきた!」

穂乃果「私傘持ってきてない!」

八幡「俺もだよ!走るぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

比企谷家到着。

穂乃果「はぁっはぁっ、疲れたー!」

八幡「はぁっはぁっ、俺の方が疲れたわ。」

穂乃果「服がびしょ濡れだよー」

八幡「俺も....って穂乃果!?」

穂乃果「?どうしたの?」

八幡「そ、その服が濡れて....透けてる」

穂乃果「へ?....〜///!見ちゃダメ!」

八幡「はい!すいません!....と、とりあえずシャワー浴びてこい!着替えは持ってくから!」

穂乃果「わ、わかった!」

タッタッタッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「....」

穂乃果「....」

き、気まずい....普段あんな明るい穂乃果がここまで喋らないと不気味だ。やっぱりさっきの怒ってるのか...

はちほの「あ、あのさ!」

八幡「あ....」

穂乃果「は、はちくんからでいいよ!」

八幡「そうか....その、さっきはすまなかった。」

穂乃果「い、いいよ!私気にしてないから!」

八幡「そ、そうか?ならありがたいんだが...」

穂乃果「....雨やまないね」

八幡「あ、あぁ....まだ降りそうだし飲み物持ってくる」

穂乃果「う、うん。ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

八幡「オレンジジュースでいいか?って言っても他に何もなかったが」

穂乃果「うん!私オレンジジュース好きだから!」

ゴロロロロ!ドォォン!

八幡「げっ!?停電!?」

穂乃果「きゃ、きゃぁぁ!」

八幡「お、落ち着け穂乃果!ってどわぁぁ!?」

どたん!

八幡「いたた....大丈夫か?」

穂乃果「う、うん....」

そして俺が目を開けると目の前に穂乃果の顔があった。

こ、これはまずい!

八幡「す、すまん!いまどくから!」

ガシッ

八幡「?ほ、穂乃果?」

穂乃果「は、八幡....」涙目

八幡「うっ...」

り、理性が!俺は理性の化け物だ。そう。違うことを考えよう。戸塚戸塚戸塚...

穂乃果「...キスして?」涙目

八幡「ファッ!?」

い、いかん!どうしたんだ穂乃果のやつ!?雷にでもうたれたのか!?

八幡「お、落ち着け穂乃果。き、キスの意味分かってる?」

穂乃果「分かってるよ....八幡は私じゃいや?」

八幡「い、いやそういうわけでは...」

むしろ穂乃果がいい。こんなこと絶対言わんけど

穂乃果「じゃあ...」

八幡「うっ!///....お、俺トイレ行ってくる!」

穂乃果「あ....」

ドタドタ

 

 

 

 

 

 

 

八幡「はぁっはぁっ!あ、危なかった」

どうせ穂乃果のことだからアメリカ人感覚でしようとしたんだよ。うん。勘違いするな比企谷八幡。

 

 

 

 

 

八幡「お、落ち着いたか?」

穂乃果「う、うん///ごめんね!急に変なこと言って!私となんかじゃ嫌だよね...」

八幡「いや、むしろ俺はお前の方が....」

穂乃果「え?」

八幡「い、いやなんでもない。あまり男子にそういうことするなよ?勘違いしちゃうから」

穂乃果「勘違いなんかじゃないよ...」

八幡「ん?何か言ったか?」

俺はあいにく難聴系主人公じゃないから今のは聞こえてしまっていた。でも今はこう言うしかなかった...

穂乃果「な、なんでもないよ!あ!雨止んでる!わ、私帰るね!じゃあまた!」

八幡「お、おう....」

ごめんな穂乃果....

きっとこの気持ち穂乃果に伝えてみせるから。 続く

 

 


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