やはり俺がμ'sのマネージャーになるのはおかしいと思う (完結)   作:リヨ

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ユメノトビラ

穂乃果「さぁ!今日も練習だー!」

八幡「その前にちょっといいか?」

ことり「どうしたの?」

八幡「お前らステージの場所決まってんの?」

『あ....』

八幡「なんでこんだけいて誰も気づかないんだよ...」

穂乃果「いや〜!すっかり忘れてた!」

絵里「そうね。でも本当に場所はどうする?自慢じゃないけど私たちそれなりに人気は出てきてるし学校でやるのも...」

八幡「そうだな...ちょっと俺今からステージになりそうな場所探してくるわ」

海未「ですが八幡だけに任せるのも...」

八幡「大丈夫だ。普段はほとんど暇だしな。お前らは練習があるだろ」

海未「はい...ではすみません。お願いします」

八幡「おう」

 

 

 

 

 

 

 

 

とは言ったもののどこを探していいのかわからずとりあえず秋葉原に来た

八幡「どうすっかな...」

⁇⁇「もしかしてステージの場所にお困りかしら?」

八幡「はい。実はそうなんです....って、え?」

⁇⁇「久しぶりね。八幡!」

八幡「つ、ツバサ...」

 

 

 

 

 

 

八幡「なんでお前がこんなところにいるんだ?」

ツバサ「なに?私がここにいちゃいけないの?」

八幡「いや、そういうわけではないんだが...」

ツバサとは中学が一緒だった。ツバサはボッチの俺に話しかけてくれて俺が唯一心の許せるやつの1人でもあった。

でも、ツバサが俺と仲良くしてるのを見て嫉妬した奴らが俺へのいじめが始まった。俺だけならまだいいがそのいじめはいつの間にかツバサにも及んでいた。

そこで俺はツバサを守るために酷いことを言ってしまった。俺との関係を絶てばツバサはいじめられなくなると思ったから。案の定その通りになった。そして俺はそのままツバサとは一度も話さず卒業した。

ツバサ「もしかして昔のこと気にしてる?」

八幡「い、いや...」

ツバサ「別に私は傷ついてないわよ。八幡がどうしてあの行動に出たか、大体わかるし。私を守るためでしょう?八幡のやり方はあまり好きではないけれど私を守りたいと言う気持ちは本当だったと思うから。だから別に気にしなくていいわ。むしろ誇るくらいよ」

八幡「そう言ってくれると助かる」

ツバサ「それで、話は変わるけど八幡達ステージ困ってるんでしょう?」

八幡「あ、あぁ。」

ツバサ「ならうちでやらない?」

八幡「UTXでか?」

ツバサ「えぇ。私達と一緒に歌うことになるから評価は少し厳しくなるかもしれないけどね♪」

八幡「いや、いいかもしれない。元々俺達は優勝する気だ。だったらいつかは絶対お前らとは闘うことになる。それだったらプレッシャーとかを抑えるためにもいいかもしれない」

ツバサ「じゃあ受けるのね?」

八幡「あぁ。頼む」

ツバサ「わかったわ♪じゃあまた今度UTXから通知が来ると思うからその時はμ'sのみなさんと一緒に来てね。」

八幡「あぁ。ありがとな」

ツバサ「どうしたしまして♪じゃあまたね!」

八幡「おう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『アライズと同じ舞台でライブ!?』

八幡「あぁ。この先のことも考えた上での決断だ。」

にこ「あ、あのアライズと同じステージ....」

花陽「む、無理ですぅ!」

絵里「いえ、ここでアライズの実力を見ておくのもいいかもしれないわ。やりましょう!」

希「でもどうやって比企谷君そんなことできたの?」

八幡「え?.....実は俺、綺羅ツバサと同じ中学で知り合いなんだよ」

『えぇ〜!!?』

花陽「ほ、ほほほほ本当ですか!?」

八幡「あぁ。」

にこ「な、なんでそんな大事なこともっと早く言わないのよ!」

八幡「いや、別に言う必要ないかなと思って」

にこ「さ、さささサインもらってきてくれない?」

八幡「今度お前らもアライズと会うんだからその時もらえよ。」

にこ「そ、それもそうね。」

穂乃果「でもアライズかー。どんな人たちなんだろうね!」

八幡「ま、楽しみにしてるんだな」

 

 

 

 

 

 

 

ツバサ「こんにちは!μ'sのみなさん!私が綺羅ツバサよ!」

英玲奈「私は統堂英玲奈だ。」

あんじゅ「私は優木あんじゅ♪」

穂乃果「こ、ここここんにちは!μ'sです!」

ツバサ「そんな緊張しなくてもいいわよ。さ、座って。...

あなた達のことは最初から気になっていたの」

穂乃果「え?」

ツバサ「今時あんな初々しいアイドルなんていないから。μ'sのリーダーの高坂穂乃果さん。みんなを引っ張っていく人を寄せ集めるオーラのあるまさにリーダーって感じね。

穂乃果「あ、ありがとうございます!」

ツバサ「次に園田海未さん。しっかり者で大和撫子って感じね」

海未「あ、ありがとうございます」

ツバサ「次は南ことりさん。みんなを癒してくれるそんな存在ね」

ことり「あ、ありがとうございます!」

ツバサ「次に星空凛さん。μ'sのムードメーカーね」

凛「ありがとうございますにゃ!」

ツバサ「次に小泉花陽さん。とても優しくて温和な人柄ね」

花陽「あ、ああありがとうございます!!」

ツバサ「次に西木野真姫さん。作曲担当ね。とても歌も綺麗だわ。私も見習いたいくらい」

真姫「あ、ありがとうございます」

ツバサ「次は絢瀬絵里さん。バレエ経験もあってダンスは得意。大人の女性って感じですね」

絵里「あ、ありがとう。なんか照れるわね」

ツバサ「次に東條希さん。みんなを包み込むような母性にあふれてるわね。そういう存在は中々いないわ。」

希「ありがとう!照れるね//」

ツバサ「そして矢澤にこさん。いつもお花ありがとね♪」

にこ「い、いえ!当然です!」

八幡「お前そんなことしてたのか...」

ツバサ「そして比企谷八幡くん。μ'sのマネージャーでみんなを支える存在ね。困っている人は放っておけない。やり方は捻くれてるけど♪」

八幡「やかましい」

海未「あの、ツバサさんは八幡とお知り合いなんですよね。」

ツバサ「えぇ。私の元彼よ♪」

『えぇっ!?』

八幡「ちょっと?ツバサさん?なにデタラメ言ってんの?」

海未「どういうことですか八幡.!.」

ことり「おやつにしちゃうぞ♪」

穂乃果「説明して。ハチくん」

みんな目のハイライトが消えてるよ!怖い!

八幡「お、おいツバサ...」

ツバサ「うふふ♪冗談よ♪八幡とは友達。色々あってここ最近は連絡取れなかったけど」

八幡「悪かったよ...」

ツバサ「....でも、私は友達以上の関係になりたかったな」

八幡「.....へ?」

ツバサ「やっぱり気づいてなかったのね。私、八幡のこと好きだったのよ?初恋よ?」

八幡「アハハ、またまた御冗談を」

ツバサ「冗談じゃないわよ?」

八幡「え、いや、えっと....//」

『..............』

ツバサ「あはは!八幡の反応はやっぱり面白いわ!悪魔で「好きだった」のよ?今は分からないわ」

八幡「そ、そうだよな。昔の話だよな.....ってお前俺のこと好きだったの!?」

ツバサ「えぇ。私バレンタインとかチョコもあげたのに気づかないの?」

八幡「い、いやてっきり義理かと...」

ツバサ「ま、八幡は鈍感だからね。」

あんじゅ「あ、あの〜ツバサちゃん?」

ツバサ「え?.....ご、ごめんなさい///つい夢中になって...」

絵里「い、いえ...」

海未「八幡?ちょっと後で話があります」

八幡「え?なんで?」

海未「いいですね?」

八幡「....はい」

ツバサ「こほん。じゃあ話を戻すけど私たちは同じステージで歌うことになるわ。比較とかされちゃうかもしれないけどお互い頑張りましょう!」

穂乃果「は、はい!頑張りましょう!」

そのあと俺達はツバサ達とわかれた。そして海未達に有る事無い事吐かされた。ない事言っちゃいかんでしょ。

 

 

 

 

 

八幡「じゃあ、みんな頑張ってこい。お前らなら大丈夫だ。」

穂乃果「うん!みんないくよ!μ's!ミュージックー!」

『スタート!!!』

俺たちのライブは無事成功した

続く

 


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