やはり俺がμ'sのマネージャーになるのはおかしいと思う (完結)   作:リヨ

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合宿!!後編

穂乃果「わぁ!ことりちゃんやったなー!」

ことり「えへへ♪」

穂乃果「お返しだー!」

凛「かよちん!競争しよ!」

花陽「えぇ!?無理だよぅ!凛ちゃん運動神経いいもん!」

みんな百合百合してるなぁ...まさか俺が女子と海にくる日が来ようとは思わなかった。

希「比企谷君は遊ばへんの?」

八幡「えぇ。動きたくないからな」

希「そういってただみんなの水着姿じっくり見たいだけなんとちゃう?」

八幡「それもあるな。みんな可愛いし」

希「そ、そう。意外やな認めるなんて」

八幡「女子9人と海に来てるんだぞ?それで喜ばない男子なんていないだろう」

真姫「...変態」

八幡「うるせぇ。男子はみんなこんなもんだよ」

希「そういえば比企谷君って好きな人とかおらへんの?例えばあの3人とか」

八幡「いるけど教えない」

希「いるの!?え?だれだれ?」

すごい興味津々に聞いてくるんだけど...

八幡「じゃあ当ててみろ。絶対答え教えないけど」

希「そっか〜。じゃあ海未ちゃん?」

八幡「正解」

希「ことりちゃん?」

八幡「正解」

希「じゃあ穂乃果ちゃん」

八幡「正解」

希「へぇ〜そうなんかー」

八幡「え?」

希「しってる?比企谷君って嘘つくと唇が一瞬震えるんよ。だからもうわかっちゃった♪」

八幡「なっ...それ知っててのってきたんだな」

希「うふふ♪...でもな比企谷君はみんなのマネージャーなんだからあの3人だけじゃなくて他の子も見てあげてな」

八幡「わかってますよ」

 

 

 

 

 

 

海未「みなさん!バーベキューの材料買ってきたので準備してください!」

穂乃果「ねぇねぇ!バーベキュー終わったらスイカ割りしよう!」

にこ「このにこのスイカ割りの実力を見て驚くんじゃないわよ!」

 

 

 

穂乃果「にこちゃん!もっと右!」

絵里「違うわ!もっと上よ!」

にこ「上ってどういうことよ!?」

希「にこっち〜!左や!」

にこ「ぐっ!ここよ!」バシン

八幡「ぷっ...全然違うし」

にこ「う、うるさいわね!///じゃあ次八幡やりなさい!」

八幡「いいだろう」

ことり「ハチくん!もっと右!」

花陽「もっと左です!」

ぐっ!天使2人が真逆の方向言ってるんだけど!どうすればいいの!?

希「前にダッシュ!.しなかったら秘密バラすよ?」

八幡「ちょっ!?希ずるいぞ!くそっとりゃあ!」ペタン

にこ「ちょっ.!.///」

八幡「ん?ペタン?」

にこ「ペタンこで悪かったわね〜!!!」

八幡「げふっ!?」

 

 

 

海未「変態」

真姫「気持ち悪い」

八幡「ぐっ...希があんなこと言うから」

希「なんのことかなー?」

 

 

 

 

穂乃果「花火きれいだねー!」

凛「穂乃果ちゃん!線香花火で勝負にゃ!」

火で遊んじゃいけません!...ってあれはにこ?なんで1人であんなところに...

八幡「おいにこ?どうしたんだ?」

にこ「ひゃうっ!?は、八幡か...」

八幡「俺で悪かったな...どうかしたのか?相談乗るぞ?」

にこ「....あのね、私好きな人いるの。」

八幡「そうか」

にこ「え!?それだけ...それでねその人は普段は捻くれてるけど困った時はいつも助けてくれた優しい人...でも私はその人を見てたらわかるの。その人は私のことを見てないって」

八幡「なんでわかるんだよ?」

にこ「わかるのよ.好きな人のことならなおさら」

八幡「そうか...でも昔ボッチだったくせに今ではそんな想い人が出来たんだな」

にこ「えぇ。ボッチだった私と友達になってくれて一年間しか一緒にいられなかったけど楽しかった。私がアイドルオタクだったことも受け入れてくれて他の人たちとは違う、何か特別なものを持っていた」

八幡「告白はしたのか?」

にこ「ううん。」

八幡「勇気を出して告白してみるのもいいと思うぞ。俺みたいなのが告白したらキモがられるだけだが、にこなら可愛いし例え望まない結果になっても馬鹿にされたりする心配はないだろう」

にこ「まぁ私は宇宙一のスーパーアイドルだからね!」

八幡「その意気だ」

にこ「....八幡、私はずっとあなたのことが好きでした。私と付き合ってください!」

八幡「....へ?」

にこ「話してる時に気づかなかったの?捻くれてて一年間しか一緒にいなかった人なんてあんたぐらいよ?」

八幡「確かに...」

にこ「そ、それで返事を聞いてもいいかしら...///」

にこはスカートの裾を握りしめ涙目になっている。

さっきの話からして俺の気持ちを分かってて告白してくれたのだろう。

八幡「....すまない。俺には好きな人がいるから付き合えない」

にこ「そ、そうよね!ごめんね!いきなりこんなこと言って...」

八幡「にこ...」

俺はにこを抱きしめた

八幡「泣きたい時は泣いてもいいんだぞ」

にこ「こんな時まで優しくしないでよ...う、うわぁぁぁぁん!」

 

 

 

八幡「落ち着いたか?」

にこ「えぇ。悪かったわね。また明日からはいつも通りにするから」

八幡「そうしてくれると助かる」

にこ「そういえばあんたの好きな人って穂乃果でしょ?」

八幡「ハハハ、ソンナワケナイダロ」

にこ「目が泳ぎまくってるわよ...ま、頑張りなさい応援してあげるから」

八幡「告白されたやつに応援されるとはな...」

にこ「うっさい!みんなのところに戻るわよ!」

 

 

八幡「いつまで隠れてるんだ?」

希「あはは、ばれちゃってた?」

八幡「俺は人の気配には鋭いですからね」

希「にこっちも良い子なんやけどなー」

八幡「にこには俺よりもっと良いやつが現れるよ」

希「比企谷君はどうするん?」

八幡「今はまだ言うつもりはないよ。」

希「もし、今の関係が壊れるとか思ってるなら、言っておくよ?うちらはそんなことじゃ壊れんよ?」

八幡「わかってる」

希「それならええんや。さ、部屋に戻ろう」

 

 

 

 

 

 

 

八幡「ねぇ?なんで布団が10枚あるの?」

穂乃果「え?みんなの分!」

八幡「まさか俺もここで寝るの?」

海未「穂乃果が言っても聞かなくて...」

希「まぁまぁ!さ!明日は練習やしねよう!」

『おやすみ〜!」

 

 

 

 

パリッボリッ

八幡「なぁ、なんか聞こえないか?」

真姫「電気つけるわよ」

穂乃果「あ...」

八幡「お前何やってるんだよ...」

穂乃果「いや〜眠れなくて。お菓子食べてたら寝られるかと思って...」

八幡「はぁ...さっさと寝るぞ」

凛「にゃっ!?」

希「ちょっと真姫ちゃん?何やってるのー?」

真姫「ゔぇ!?私!?」

凛「やったにゃー!それ!」

真姫「きゃっ!?やったわねー!」

八幡「ぶっ!俺まで巻き込むんじゃねぇ!」ブンッ

海未「うぅ!?」

八幡「あ...」

ことり「は、ハチくん...」

八幡「ま、まずい。海未は寝起きはすごく機嫌が悪いんだ...

凛!俺と一緒に海未を抑え込むぞ!」

凛「わ、わかったにゃ!それ!」

ブォン

凛「にゃ、にゃあ...」バタン

八幡「り、りーん!」

海未「あなたたちは一体何をしてるんですか...」

絵里「う、海未?ちょっと落ち着いて...」バタン

八幡「絵里もやられた!?」

穂乃果「私も!にこちゃん!」

にこ「ええ!」

海未「無駄ですよ...」ブォン

穂乃果「うぅ...」バタン

にこ「む、無念...」バタン

ことり「こ、こわいよぅ!」

花陽「は、八幡さん!」

この天使たちを守らなければ!

八幡「海未!すまん!ってぐおっ!?」バタン

希「今や!真姫ちゃん!」

真姫「えぇ!それ!」

海未「うぅ...」バタン

こうして俺たちは第一次まくら投げ戦争は幕を閉じた...

 

 

 

 

 

 

 

八幡「ふぅ...結構練習疲れたな...」

海未「家に帰ったらゆっくり休んでください」

穂乃果「また行きたいね!練習は嫌だけど」

海未「それは遊びたいだけでしょう!?」

まぁまた来れると良いな 続く

 




ヒロインは穂乃果って決めてたんです!

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