BLEACHの世界でkou・kin・dou・ziィィンと叫びたい   作:白白明け

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これから先の出会い方

 

 

瀞霊廷。居住区。卯ノ花家邸宅。

瀞霊廷中を巻き込んだ動乱が終わり、ようやく瀞霊廷が落ち着きを取り戻した頃、俺は屋敷の縁側で庭に咲く椿の花を眺めながらほうじ茶を啜っていた。

ぼんやりとした意識の中でただ流れていくだけの時間を楽しみながら過ごす。

湯呑のほうじ茶が無くなれば、隣に座る卯ノ花烈が何も言わずに新しいほうじ茶を淹れてくれる。

ああ、極楽は此処にあったのかと思わず零せば、隣の卯ノ花烈がクスクスと笑った。

 

「平和だな」

 

「ええ、そうですね。…藍染惣右介が居る以上、(つか)の間の平和ではありますが、風守さんは存分に謳歌して良い平和です。色々と、お疲れ様でしたね」

 

「なに、まだまだ。俺が瀞霊廷を追われてから、たかだか数十年。第九十七次遠征やその前と比べれば、短い位の時間だろう」

 

「確かに、風守さんからすれば短い時間だったでしょうね。けれど、私にとってはとても短いとは言えない時間だったのですよ?」

 

そう言って、肩にしな垂れかかってくる卯ノ花烈。視線を向ければ、微笑んでくる妻の姿になにも思わない程に俺が痴れている筈もなく、素直に悪いことをしたという気持ちが胸に浮かぶ。

すまなかったと言いながら、俺は右肩に置かれた卯ノ花烈の頭を壊れ物でも触るかの様な面持ちで撫でる。

卯ノ花烈は俺の頭をなでるという行動に少しだけ驚いた様子を見せた後、クスリと妖艶に笑ってみせた。

 

「私が知らない間に女の悦ばせ方を覚えたのですね。砕蜂隊長は、頭を撫でられるのが好きなのですか?」

 

「ん?ああ、そうだな。怒っている時に(これ)をやると砕蜂は大人しくなるのだが、卯ノ花は嫌だったか?」

 

「いえ。心地いいですよ」

 

「それは良かった」

 

お前を不快にさせる積りは無いのだと言えば、卯ノ花烈は「相変わらずですね」と意味の分からないことを呟いた後、「そういう人だとはわかっていましたが」と微笑んだ。

 

「風守さん」

 

「なんだ?」

 

「私は貴方を千年待ちました。だから、これから百年や二百年待つことになろうとも、きっと私は大丈夫でしょう。風守さんが最後には私の元へと戻ってきてくれると、そう信じられる限りは」

 

「善哉善哉。お前がそれを望むのならば、俺はお前の元に必ず戻ってくるさ」

 

「ええ、そうですね。貴方は必ず私の元へ戻ってきてくれると、信じています。信じていますが、風守さん。その約束が目に見える形であれば良いと思う、弱い女の私をどうか許してほしいのです」

 

「目に見える形?」

 

お前は時々難しいことを言う。そう目で訴える俺に、卯ノ花烈は俺の眼を真っ直ぐと見ながら言った。

 

「貴方の子が欲しいのです」

 

卯ノ花烈の言葉に一瞬、俺は考える。

---貴方の子が欲しい。

卯ノ花烈の言葉には何らおかしい所は無い。妻が夫の子供を望むことは当然のことであるし、夫である俺がそれを拒む理由は何もない。

だというのに俺は卯ノ花烈の言葉に何か違和感を感じてしまっていて、少し考えた後にその違和感の正体に気が付いた。

 

「卯ノ花。子作りすることに否はないが、お前はいいのか?少なくとも身籠っている間はお前は戦うことが出来なくなるぞ?」

 

---只戦(ただソレ)を私は求めている。

そんな修羅の理と説きながら生きてきた卯ノ花烈が一時とは言え戦いを捨ててまで俺との間に子を望むのかという問いかけに、卯ノ花烈は一瞬の迷いも無く微笑んだ。

 

「風守さん。私が貴方に殺意を覚えたのは此れが初めてですよ」

 

微笑みながらとても怖いことを言う卯ノ花烈に俺は冷や汗をかいた。

 

「初めてって、お前は出会い頭に俺の首を跳ね飛ばそうとして来なかったか?」

 

「あれは風守さんと戦いたかっただけであって殺したかった訳ではありません。話を逸らさないでくださいね?」

 

「ごめんなさい」

 

とても綺麗な笑顔の筈なのに異様な威圧感を放つ卯ノ花烈。そんな卯ノ花烈を初めて見た俺は目を白黒させながら取りえず頭を下げる。

卯ノ花烈はすぐに何時ものような優しい微笑みに戻ると、どこか寂しそうな声色で呟いた。

 

「私との子を貴方は欲しくはないのですか?」

 

ふむ、と。俺は考える。

卯ノ花烈と俺の子が出来るという事は、家族が増えるという事だ。

家族が増えるというのは、とても素晴らしいことだと俺は思う。

 

「お前が良いなら、俺はお前との子が欲しいと思うぞ」

 

「…そう、ですか」

 

安心したように笑う卯ノ花烈に、何時も思っている綺麗だという感情以外に可愛らしいなという感情を抱く。

現世に居た時に呼んだ書物の題名風に言うのなら、『俺の妻が可愛すぎる件について』とかだろう。

柄にもなくそんな阿呆の様な事を考えながら、俺は卯ノ花烈を押し倒す。

 

「風守さん?どうしたのですか?」

 

「どうしたもなにも、子が欲しいのだろう?」

 

「…此処は縁側ですよ。こんな場所では…」

 

「他人の家の塀をよじ登ってまで縁側を除く酔狂な者などいないだろう」

 

そう言って俺は縁側に押し倒した卯ノ花烈の着物に手を掛ける。

帯を緩めて胸元を開けさせれば、白い肌が覗く。細い首筋に目を向けると其処には俺が刻んだ荒々しい歯形の傷跡がある。その傷跡をなぞる様に舌を這わせる俺に対して、卯ノ花烈は諦めた様に小さな溜息をついた後、両腕を俺の身体に回してきた。

卯ノ花烈の髪から香る甘い花の匂いを吸い込みながら、俺は静かに沈んでいった。

 

 

 

 

 

数時間後、日がそろそろ傾き始めた頃、来客を報せる声が玄関先から聞こえて来た。

 

「風守殿ー。ご在宅でしょうかー。朽木です」

 

畳の上で座布団を枕に寝ていた俺はその声で目を覚ました。台所に立ち夕食の準備をしていた卯ノ花烈が手を止めて玄関に向かおうとするのを目で制す。

俺が出ようと欠伸をしながら伝えると、卯ノ花烈から「有り難いですが、服をしっかりと着て下さいね」と笑われる。

そう言えば卯ノ花烈を抱いた後、殆どそのまま寝ていたなと俺は服を着直して玄関へと向かった。

 

玄関には朽木ルキアと黒崎一護達が立っていた。

 

「風守殿。突然、家まで押しかけてしまい申し訳ありません…」

 

頭を下げる朽木ルキアに俺は笑いかける。

 

「お前と俺の仲だろう、気にするなよ。それで、一体どうしたんだ?」

 

「はい。一護達が風守殿にどうしても礼を言いたいそうでして…その、風守殿が今回の件で中央四十六室より罰則を与えられたというのを聞き、どうしても会いたいと」

 

なんだそんな事かと黒崎一護達に目を向ければ、彼らは一様に沈んだ表情のまま申し訳なさそうに俺を見ていた。

 

「とりあえず上がれよ。茶でも用立ててやろう。ああ、そうだ。茶も良いがもっと良いモノもあるぞ。この間、里帰りをして手に入れた極上品が---

 

「風守殿。それは結構です」

 

---そうか。まあ、上がれよ」

 

俺は朽木ルキアと黒崎一護達を連れて居間へと向かう。卯ノ花烈に茶を用意するように頼んだ後、とりあえず気楽に座れよと黒崎一護達に促すが、黒崎一護は座る前に頭を下げてきた。

 

「すまねえ。風守さん」

 

「どうした?なぜ頭を下げる?」

 

「…恋次から聞いた。アンタ、今回の件で瀞霊廷を追われる羽目になったんだろ。俺達は瀞霊廷(こっち)の事についてよく知らねぇから解らねぇけど、アンタが俺達に協力してくれたから、そんなことになったんだろ」

 

---だから、すまなかった。そう頭を下げる黒崎一護達。

俺は一度彼らから目を離し、朽木ルキアを見る。朽木ルキアは俺の視線に気が付くと、どうしていいか解らないという困った表情を浮かべていた。

 

そして、俺は朽木ルキアが今回の事件の顛末について何も聞かされていないのだと悟る。

確かに朽木ルキアは今回の事件の中心には居たが元は護廷十三隊十三番隊の隊士。席次も持っていない一隊士に過ぎない朽木ルキアに山本重國や長次郎が全てを話したとは考えにくい。

だから、何も知らないのだろうと悟った後、俺は彼らに全てを話すかどうかを考える。

少し考えた後に、長次郎に口止めをされた訳でもないのだから別に話してしまっても良いかと判断する。

 

「とりあえず頭を上げろ。さて、何処から話すか。まあ、取りあえず言っておくが俺が尸魂界から追放されるのは別に朽木ルキアを助ける為にお前達に手を貸したからじゃないぞ」

 

「本当かよ?」

 

訝し気に俺を見る黒崎一護に俺は頷いて見せる

 

「ああ、そうだ。大体、朽木ルキアを助けたことが罪になるのなら砕蜂や寸前でお前達に手を貸した朽木白哉。何よりお前達になにもお咎めが無いというのはおかしな話だろう」

 

「それは、そうだけどよ。なら、何でアンタだけ、追放されなきゃならねぇんだ」

 

黒崎一護の疑問に俺はお前と朽木ルキアは見ていただろうとため息を漏らす。

 

「俺は惣右介。藍染惣右介の逃亡に手を貸してしまったからな。雛森桃に頼まれて殺さずに捕えようとしただけだが、結果的に惣右介に虚圏まで逃げられてしまった。あの場で捕獲ではなく殺害をしようとしていれば、殺しきれただろうに」

 

我ながら情けない失敗をしてしまったと呟く俺に黒崎一護達は何か言いたげに顔を歪めた。

 

「風守さん。アンタがその、藍染を殺さずに捕えようとしたことを俺達は間違ってるとは思わねぇよ。幾ら罪人だからって、いきなり殺すってのは違うだろと、思う」

 

「そうだな。お前がそう思うのならそうなのだろうな。というより、現世ではそれが正解だ。だが、瀞霊廷。いや、護廷十三隊からすれば俺の行いは間違いだ」

 

痴れた中毒者(かぞく)の願いの下で藍染惣右介を助けようとしたことに後悔はない。

けれど、それが間違いであったことを否定はしない。

---護廷が為。

山本元柳斎重國が説いた護廷十三隊と言う組織を形作る理からすれば、俺の行いは断罪されて然るべき愚行でしかないだろう。

 

「だから、お前達は気に病むことじゃない。分かったか?」

 

「…けどよ」

 

そこまで説明しても暗い表情のままの黒崎一護達に俺は仕方がないなとため息を付きながら、さらに話を掘り下げていく。

 

「…はぁ。いや、もっと言えばそのことについても山本重國は不問にしてくれている」

 

「は?いや、けど、アンタは追放されるんだろ?」

 

「建前上はな。…お前達がどこまで聞かされているかは知らないが、藍染惣右介が起こした内乱で現在の瀞霊廷はボロボロだ」

 

護廷十三隊五番隊隊長、藍染惣右介。同じく副隊長、雛森桃。護廷十三隊九番隊隊長、東仙要。三名の隊長格の離反に加え藍染惣右介の手によって瀞霊廷における最高司法機関である中央四十六室は壊滅。

今回の動乱は、尸魂界史上類をみない規模で巻き起こされてしまった。

 

「その最中で、俺を追放して戦力の分散なんて愚の骨頂だろう。四十六室が壊滅して一時的に全権を担っている山本重國がそんな愚行を犯す訳がない」

 

故に山本元柳斎重國により俺に下った沙汰は二つ。

一つは開示されている通り、尸魂界からの追放。

そしてもう一つは、特別派遣遠外圏制圧部隊再建の密命。

 

「数か月の準備期間を置いて、俺は同じく尸魂界から追放されることになった市丸ギンを連れて第百次遠征に向かう。目的は惣右介達の捜索・捕縛。まあ、言えば追放なんて建前上のモノだ。瀞霊廷内であれだけ暴れまわったのだから、お咎め無しは流石に拙いからな」

 

そう言って茶を啜れば、黒崎一護達は安心した様子で息を吐いた。

 

「そうなのか…よかった」

 

「心配してくれて嬉しいぞ。お前はそんなに俺のことが好きなのだな。愛い愛い。まあ、そういう訳だ。要らない心配をかけたな」

 

話も終わり、とりあえず夕食を食べていけと伝えると黒崎一護達は遠慮をしてきたが、タイミング良く夕食の準備を終えて現れた卯ノ花烈の説得で一緒に卓を囲むことになる。

死神三人に死神代行一人。滅却師一人と人間二人。

そんな面子で食事をするのは長く生きてきた俺も初めてのことだった。

 

 

 

 

 

 

あくる日の満月の夜。西流魂街1地区『潤林安』の外れにある野原に俺は居た。

見事な満月を楽しみながら大盆で月見酒を煽る俺の隣には色気の欠片もない坊主頭で髭の濃い大男。

兵主部(ひょうすべ)一兵衛(いちべい)。王属特務零番隊隊士にして真名呼(まなこ)和尚(おしょう)の異名を取る普段は決して表に出てくることのない最古参の死神。

藍染惣右介が巻き起こした動乱の際に『霊王宮』から瀞霊廷に降りてきた死神を見た時、俺は死を覚悟した。

 

兵主部(ひょうすべ)一兵衛(いちべい)は強いチカラを持った死神だ。少なくとも俺が兵主部一兵衛と戦えば十回に八回は殺されて終わるだろう。

そんな死神が突如、俺の前に現れた。恐怖しない方が間違っている。

だが、しかし。

 

「うぐうぐ。くっー。美味いのう。流石は名酒龍神丸じゃ」

 

俺の隣でご機嫌に酒を煽る兵主部一兵衛を見る通り、今回、兵主部一兵衛が瀞霊廷に降りてきたのは俺を殺す為ではなかったらしい。俺は素直に安堵した。

ならば何の用があり降りてきたのかと聞いた時には俺の頭に瀞霊廷内で斬魄刀を始解しすぎだと拳骨が落とされた。

山本元柳斎重國も長次郎も卯ノ花烈もその場に居たのに、何故だろう、誰も止めてはくれなかった。

 

「のう。風守よ。重國から聞いたぞ。何でも子を創るそうじゃの」

 

「ああ、卯ノ花が欲しいと言うからな。…霊王様から何か問題の提言があったか?」

 

「そうビクビクせずともよい。霊王様は何も言わんさ。ただ、儂としては興味津々というだけじゃ」

 

「おかしな奴だな。何故、俺と卯ノ花の子にお前が興味を持つ?」

 

「お前と卯ノ花の子じゃから興味がある。何しろ『風守』と『八千流』の子供じゃぞ?阿片の毒にも痴れぬ強靭な肉体に最強の剣術家の技術を持った死神が誕生するやもしれん。そうなれば重國の奴は最強の看板を下ろさねばならんな!」

 

ガハハと豪快に笑う兵主部一兵衛はいい感じに酔いが廻っているようでそんな冗談を言ってのける。

 

「どうだ風守。子が出来たら『霊王宮』に預けてみんか?霊王様もお主の子なら『霊王宮』に招くことに賛成してくれるだろう、儂ら零番隊が直々に稽古をつけてやれるぞ」

 

まだ卯ノ花烈が子宝も授かっていないのに気が早すぎるだろうと呆れた様に零せば、兵主部一兵衛は爺とはそんなモノじゃと笑っている。

 

「儂からすれば、お主の子なら孫の様な者じゃろうが。昔から、やれ桃源郷だ、やれ救済だと、阿片をばら撒き儂に迷惑を掛けたのだから、文句は言わせんぞ。子が出来たら必ず儂にも会わせろよ」

 

「善哉善哉。わかった」

 

「出来れば重國の奴より先に会いたいの。(じぃじ)呼びは儂が獲得したい」

 

常日頃から瀞霊廷内に常駐する山本元柳斎重國とは違い兵主部一兵衛は『霊王宮』に居るのだから、それは無理だろうと伝えると兵主部一兵衛は残念そうに肩を落とした。

 

「そうじゃな…残念じゃが、まあ、良いか。ところで風守よ。話は変わるが、斬魄刀を見せてくれんか?」

 

あくまで自然な流れを装いながら、今回俺を呼び出した本題に入った兵主部一兵衛に大人しく斬魄刀『鴻鈞道人』を渡す。

兵主部一兵衛は万物全ての真の名を呼ぶと『霊王』に称えられた(まなこ)で斬魄刀『鴻鈞道人』をまじまじとしばらく見つめた後、どこか諦めた様に溜息をついた。

 

「やはりか…風守よ。お主、久しく卍解を使ってはいないな?」

 

俺が最後に卍解をしたのは千年前に起きた滅却師との決戦の時だと伝えれば、それは兵主部一兵衛は不幸中の幸いだったと零す。

 

「どうやら、お主の斬魄刀は以前よりチカラを増しているようだ。卍解の能力も変化しているじゃろう。おそらく、より最悪な方へ変質している」

 

兵主部一兵衛の言葉に俺は息を飲む。

俺の卍解の能力は始解の能力をベースにした単純な増幅型。生成する阿片の煙の量の増加。

その増加量は”万仙陣”の比ではなく、その気になれば秒と掛からず数十億の単位で人々を桃園の夢に誘うことが出来る。

俺からすれば世界を救う為にあるとしか思えない力だが、見境なく振るわれるそれを危険と判断した山本元柳斎重國により千年前は俺の卍解発動後、直ぐに山本元柳斎重國の卍解により封殺された。結果、山本元柳斎重國は尸魂界中が阿片に沈むという事態を止めたが、代わりに尸魂界に炎熱地獄を作り出してしまった。

以降、俺は山本元柳斎重國の命の元、卍解だけは一度たりとも使ってはいない。

 

「お主にも自覚はあったろう」

 

そう問いかける兵主部一兵衛の言葉に俺は頷く。

鏡を見る度に痛感してきた事実。

---白髪痩身の体躯。鏡に映る俺の姿は、もはや具象化した『鴻鈞道人』と瓜二つ。

成長と共に俺の身体は『鴻鈞道人』に近づきつつあった。

それが今、完成してしまっている。

 

「儂から忠告できるのはただ一つ。風守よ。決して卍解は使うな。---もし卍解を使ったのなら、尸魂界にお主の居場所は無い」

 

 

 







むかーし尸魂界に現れた化け物は。尸魂界が大変な時(阿片に沈みそうになった時)に現れてもっと大変にして(紅蓮の業火で包んで)しまった。




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