機動新世紀ガンダムX アムロの遺産   作:K-15

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第27話

 敵軍に向かって進み続けるGファルコン。モニターで視認できるようになる距離まで詰める頃になると、メインブースター付近に装着されているプロペタントタンクを放棄した。

 

「もう少しの距離まで来た。見えてるな、ガロード?」

 

「やる事はわかってる。一撃離脱で行く!」

 

「行くぜ、相棒ッ!」

 

 メインスラスターの出力を全開、一気に加速するGファルコンは宇宙革命軍の艦隊の中に突っ込んで行く。見渡す限りの艦艇。いつでも開戦できるように弾薬やエネルギーは充填されている。

 更には視界に収まりきらない程に巨大な宇宙革命軍の最終兵器、コロニーレーザーが目と鼻の先にあった。

 

「こんな中を1機で突っ切るなんて正気の沙汰じゃねぇぞ! そこまでしてティファって子を助けたいのか?」

 

「そうだ! 絶対に助け出さないとダメなんだ! 俺は……俺はティファの事が好きなんだッ!」

 

「とんでもねぇ馬鹿を相棒にしちまったぜッ! でも気に入ったッ!」

 

 敵陣のど真ん中、モビルアーマー形態から変形を解除したダブルエックス。それでも背部にはGファルコンのブースターユニットをドッキングした状態。ダブルエックス本体の機動力と合わせれば、その機動力は他の追随を許さない。

 ガロードはマニピュレーターにライフルを取らせると同時に操縦桿のガジェットを押し込んだ。

 月からマイクロウェーブが送信され、サテライトキャノンを警戒する艦隊は攻撃に打って出る事ができない。

 元からサテライトキャノンを撃つつもりなどなく、道を開ける為だけのブラフ。

 だが宇宙革命軍側からしたら無視できるモノではない。総統であるザイデルは全軍に退避するよう怒号を飛ばす。

 

「マイクロウェーブ!? 発射線上に居る全艦隊は退避しろ! コロニーレーザーへ撃たせるな!」

 

「エンジン出力上昇。主砲、副砲、一斉射撃」

 

 ザイデルの指示を復唱する副館長、それに伴い各艦艇も一斉にダブルエックスへ照準を合わせる。同時にサテライトキャノンの発射線上に位置する艦艇は全速力で退避した。

 その様子を見てパーラは唖然とする。

 

「面白いくらいに艦艇が離れてく……これなら行けるぞ、ガロード」

 

「待て、モビルスーツが1機だけ近づいて来る。コイツは……」

 

 レーダーに映る敵反応。他とは違い、このモビルスーツは逃げる事なく一直線にダブルエックスの方向に向かって来る。

 それは以前、アムロが戦った機体と同じ。パイロットはニュータイプと呼ばれた男、ランスロー・ダーウェル。

 

「前の戦闘では後方に居たガンダムタイプ。だがマイクロウェーブを受信する所を見るとGXの改良型か」

 

「お前の相手なんてしてられるか!」

 

「そうもいかんのでな、こちらも!」

 

 ビームライフルで牽制するランスロー。それでも発射されるビームの着弾点は正確無比。鋭いビームはダブルエックスの装甲スレスレを通過して行くだけでダメージは与えない。

 ドッキングしたGファルコンの出力を活かして機動力で撹乱しようとするが、それよりも早く接近するクラウダーはビームライフルの銃口を胸部装甲に密着させた。

 

「しまっ!?」

 

「ティファ・アディールを知っているな?」

 

「ティファだって?」

 

「助けに来たのだとすればYG―111宙域に向かえ。彼女はシャトルに乗っている」

 

「本当だろうな?」

 

 敵であるランスローの言葉を素直に信じる事などできない。そんな事は言葉を発したランスロー自身も承知の上で、ビームライフルの銃口を離すとダブルエックスの頭部を狙う。

 

「コイツッ!?」

 

「行くのなら急げ、誤魔化すくらいはやってやる」

 

 引かれるトリガー、発射されるビームを避けるガロードはその攻撃に殺気が漂ってない事がわかる。

 

「殺そうと思えば殺せた。それなのに次の攻撃は動きが読みやすい。ティファ、本当にそこに居るのか?」

 

「どうする、ガロード? 敵のモビルスーツ隊が来るぞ。囲まれたらいくら何でも無傷は無理だぞ」

 

「アイツの言葉を信じる! パーラ、頼む!」

 

「了解!」

 

 戦闘機形態に変形するダブルエックスは何もせぬまま現宙域から離脱する。

 それを逃さんと艦艇や出撃したモビルスーツはビーム攻撃による報復をぶつけるが、Gファルコンは最大出力で振り切って行く。

 数秒もすれば宇宙革命軍の艦隊は豆粒のように小さくなった。

 無数の星々の中に輝く一筋の光。レーダーで索敵するガロードは単独で飛行する1機のシャトルを確認した。

 

「見えた! あのシャトルにティファが」

 

「なぁ、やっぱり罠って事もあるんじゃないか? 近づいたらドカン! なんてならないだろな?」

 

「でもティファが居る可能性があるなら行くしかないだろ。ドッキングを解除しても良い」

 

 

 言われてもパーラは機体を分離させず、シャトルの方向に目掛けて機首を傾けペダルを踏み込む。戦闘用に開発されたGファルコンの加速からすれば、慣性飛行に入っているシャトルに追い付くのは容易。

 逆噴射を掛けて減速し、並列になるとモビルスーツ形態に戻りマニピュレーターでシャトルのボディーを掴み横並びになる。

 ハッチを開放するパーラはシャトルに目掛けてワイヤーガンを向けるが、チラリとガロードを見るとその手には何もない。

 急いでヘルメットの通信機を繋げる。

 

「おい、そのまま飛び付く気か! 吹っ飛ばされるぞ!」

 

「吹っ飛ぶ?」

 

「ここが宇宙って事を理解しろ! 体感以上にスピードが出てる。ワイヤーガンがあるだろ」

 

「これか?」

 

 腰部のワイヤーガンを手に取るガロードも同様に銃口をシャトルに向けた。発射される吸盤はボディーに吸い付き、2人の体もワイヤーの巻取りに合わせて動く。

 先に取り付くパーラは慣れた手付きでパネルを触りシャトル側のハッチを開放させた。

 

「入るぞ。エアロックを掛けて空気が充満するまでヘルメットは外すな」

 

「わかったよ」

 

 シャトル内を進むパーラに続くガロード。やがてヘルメットを外しブリッジにまで来る2人、手を伸ばしパネルに触ろうとするよりも早く、開放されたハッチから1人の少女が流れて来た。

 その体を受け止めるガロード。ふわりと体が浮き上がり後ろへと流れてしまう。目の前に居るのは夢にまで見た少女。

 

「ティファ……」

 

「ガロード……会いたかった……」

 

「俺だってそうさ。だからこうしてここまで来たんだ。何も変な事されてないか?」

 

「私は大丈夫。革命軍のランスロー大佐に助けて頂きました」

 

「良かった……本当に……」

 

「私もです。こうしてまた会えるなんて……」

 

「ごほんッ! アタシもここに居るって事忘れるなよ?」

 

 見つめ合う2人の雰囲気に水を差すように、パーラは咳き込んでみせると注意を引き寄せる。そして今更になって状況を飲み込む2人は頬を赤らめてあたふたして見せた。

 

「あ、あぁ! ちゃんとわかってるよ!」

 

「どうだか、良い雰囲気になっちゃってもう」

 

「だからわかってるって言ってんだろ! それより敵の追撃を振り切ってサテリコンに戻るぞ」

 

「そうだな。その子、ティファって言うんだろ? アタシはパーラ・シス。よろしく!」

 

 満面の笑みを浮かべるパーラは右手を差し出し、ティファも落ち着いた様子で自分の右手を伸ばしパイロットスーツ越しに肌を触れ合わせる。

 

「ティファ・アディールです」

 

「ガロードが気に掛けてるからどんな子だと思ってたけど結構可愛いじゃん!」

 

「そ、そんな! 私は……」

 

「アハハハッ、冗談はこの辺にしてさっさと行くとするか。アタシのGファルコンに乗れ。こんなシャトルよりも断然早いぞ」

 

「助けに来て頂いた事は感謝してます。ですが私は行くべき所があります」

 

「行くべき所?」

 

 強い意思を持った瞳。見つめるティファの迫力にパーラは思わず押されてしまう。

 

「月へ行きます」

 

「月だって!? どうしてそんな所に!」

 

「マイクロウェーブ送信施設。そこの地下にD.O.M.E.があります。ガロード、お願いできますか?」

 

「そりゃあ……でも教えてくれよ。どうして月に行く必要があるんだ? D.O.M.E.ってなんだよ?」

 

「それは――」

 

 口を開いた瞬間、ブリッジの窓から火球が見えた。急いで確認に向かった3人が見た物は新連邦と宇宙革命軍による艦隊戦。

 

「いよいよおっぱじめやがった。また戦争が始まったのか……」

 

「違う、まだ威嚇しあってるだけだ。革命軍には必殺のコロニーレーザーがあるかなら。幾ら新連邦でもアレを撃たせる訳にはいかない。何か策がある」

 

「兎に角、1度ジャミル達の所に戻ろう。話をしてからでないと決められない」

 

「わかった。急ぐぞ」

 

 頷くガロードとティファはシャトルから移動を始める。開戦までのタイムリミットは近い。

 

///

 

 小惑星基地に帰艦したガンダムダブルエックスとGファルコン。パイロットである2人とティファは休息を取る事もせず、司令室に居るであろうジャミル達の元に向かう。

 先頭を行くパーラは無重力の中を軽快に進んで行き、2人も少し遅れながらその後に続く。ようやく司令室の前に到着するパーラは気構えだけすると、壁に備え付けられたパネルを触りベルを鳴らす。

 

「良いか? 取り敢えず最初はアタシが言ってみる。ティファを助けたからは終わり、なんて事は許されないからな」

 

「わかった、お前に任せる」

 

 ティファが頷くのも確認したパーラは司令室の扉を開けて足を踏み入れる。鉄の壁に囲まれた司令室の中にはロイザーとジャミル、そしてアムロが居た。

 

「失礼します。パーラ・シス、只今帰艦しました」

 

「ご苦労。まさかとは思うがその少女が言っていた……」

 

「そうです。ティファ・アディールの救出に成功しました」

 

「良くやった。これでコロニーレーザーへの攻撃に集中できる。こちらの戦力も限られているからな。ガンダムが複数機あるとは言え過信などできない。まずはコロニーレーザー、その後は革命軍と新連邦の戦力を拮抗させ我々は漁夫の利を狙う」

 

「それは理解してます。ですがその前に行くべき所が」

 

「行くべき所? 何処に?」

 

「月のマイクロウェーブ送信施設。そこに何かがある」

 

「月だと? おい、冗談をやってる暇は――」

 

 自らの生死だけでなくサテリコンの仲間、引いてはスペースノイドと地球の命運さえも掛かっている戦い。戦いがまさに始まろうとしている時に、理由もなく月まで行っている暇などある筈もなかった。

 けれども今の状況を理解していても行く必要がある。それを伝える為にティファは1人前に出る。

 

「15年前の戦争、そして今目の前にある戦い。これらにはニュータイプと呼ばれる存在が関わっています」

 

「それは知っている。革命軍のプロパガンダだろ? だがソレとコレとでは――」

 

「月に行けば全ての理由がわかります。かつてニュータイプと呼ばれた人、D.O.M.E.がそこに居る」

 

「何だソレは? だから私が言っているのは――」

 

 話の腰を折るように、司令室に警報が鳴り響く。瞬時に警戒するロイザーはデスクの受話器を手に取り状況把握に務める。

 

「どうした? 予測よりも早いぞ」

 

『そ、それが!? 革命軍のコロニーレーザーが攻撃されました』

 

「攻撃だと? そんな指示は出してない。新連邦か!』

 

『向こうにも長距離ビーム砲があります。この基地が狙われる可能性も考えられます』

 

「そんな事はわかっている。それで、コロニーレーザーは完全に破壊されたのか?」

 

『いいえ、一部分だけです。ですがすぐに発射されない所を見ると、コロニーレーザーを制御する為の艦艇が狙われたと推測』

 

「ここに来て新連邦にも新兵器か……」

 

 ロイザーの話に聞き耳を立てていたガロードはある事に気が付く。フロスト兄弟の改良された2機のガンダム。

 

「あいつらのガンダムだ。向こうもこっちと同じようにパワーアップしてた。GXと同じようにサテライトキャノンを発射できる」

 

 サテライトキャノンの威力を良く理解しているジャミルは戦慄した。コロニーレーザーが一時的とは言え使えなくなった今、次に狙われ

 コロニーレーザーの次に脅威となる存在。

 

「ここが狙われる! ロイザー司令、急いで全員を脱出させる必要がある」

 

「次の標的は我々だと!?」

 

「GXとは違いマイクロウェーブの受信が出来ないので次の照射までに時間が掛かります。その間に脱出を」

 

「だが次はどうする? 月へ行くしかないのか……」

 

「脱出経路としては打倒かと。それに、新連邦がマイクロウェーブの掌握に出る事も考えられます」

 

「やるしかない……全クルーに通達させる。君達も準備を急いでくれ」

 

「了解です。アムロ、モビルスーツで出られるな?」

 

「あぁ、わかっている。ガロード、パーラ、行くぞ」

 

 ジャミルの指示で動くアムロは2人を連れて司令室から出て行く。遂に決戦が始まろうとしていた。

 

///

 

 アシュタロンとドッキングしたヴァサーゴ。新装備であるサテライトランチャーのグリップを握りながら、サテリコンの小惑星基地の動向を探っている。

 

「これでコロニーレーザーは使えない。後はガンダムを燻り出すだけだ」

 

「いよいよやるんだね、兄さん――」

 

 

 

第27話 僕達が求めた戦争を

 

 

 

「そうだ。新連邦の無能共を排除し、ニュータイプを信仰している革命軍も潰す。そうでなければ私達兄弟の悲願は達成できない」

 

「行こう、兄さん。アムロ・レイが来た」

 

 小惑星基地から次々と発信する艦艇。その中に見える2機のモビルスーツはGファルコンとドッキングしたダブルエックスとラスヴェート。

 2人は因縁の相手を見付けると新連邦の部隊から単独で行動する。

 改修されたアシュタロンのメインスラスター出力とヴァサーゴのスラスターとを同時に使い、モビルアーマー並の機動力で一直線に進む。

 

「フフフッ、アムロ・レイなら私達の動きにも気が付いているな。奴を潰すッ!」

 

「今までの雪辱を果たさせて貰う!」

 

 フロスト兄弟が予感するように、アムロは接近する敵影をキャッチしている。ラスヴェートのコクピットの中でコンソールパネルを叩くアムロは、メインカメラでズームして敵の姿を視認した。

 

「あのシルエットはオルバ・フロストの機体。ガロードは艦隊の護衛だ」

 

『アムロだけで行けるのか?』

 

「無理はしないさ」

 

 接近して来る2機にアムロも単独で動く。ビームライフルを構えてメインスラスターで加速する。

 

「接近されれば艦隊の邪魔になる。それに新連邦と革命軍だって戦いを初めているんだぞ」

 

「ニュータイプである貴様を生かしておく訳にはいかんのでな!」

 

「僕達はニュータイプを倒す事で次のステージに行く!」

 

 分離する2機は迫るラスヴェートを待ち構える。ヴァサーゴは両腕を伸ばし、アシュタロンはギガンティックシザースでビーム砲撃。

 

「来るか……」

 

 ラズヴェートはシールドを構えながら回避行動に移る。オルバは1度経験したが、宇宙に出たアムロの操縦技術は卓越しており、普通にビームを撃ち続けたくらいでは当たる気配すら見えない。

 

「お前達の目的は革命軍を撃つ事ではないのか?」

 

「そうだとも。だが新連邦も潰す。そして貴様もだ!」

 

「僕達はニュータイプと言う存在のせいで自己を否定された。フラッシュシステムを使えないと言う、ただそれだけの理由で!」

 

「カテゴリーFなどと不名誉な烙印を押された私達の気持ちがわかるか? だから私達はニュータイプを盲信する人間を消し去ると決めた!」

 

「そんな理屈で!」

 

 ビームライフルの銃口を向けトリガーを引く。何発も発射されるビームに2機も回避行動に移るが、アムロの動きは既に先を行っている。

 ヴァサーゴに向かって加速し距離を詰めた時には左のマニピュレーターにビームサーベルを握っていた。

 コクピットを一撃で仕留める鋭い一閃。だが寸前でシャギアも反応し、ビームが混じり合い閃光が走る。

 

「ニュータイプを消し去る! それしか私達の悲願は達成できない! 自分たちよりも劣る人種に見下される屈辱、お前にはわかるまい」

 

「これが人間と言う物だろうが、艦隊を潰させる訳にはいかない!」

 

「アムロッ!」

 

 ラスヴェートを押し返すヴァサーゴ。だがアムロは操縦桿を巧みに動かし機体の姿勢は崩さず、ビームライフルのトリガーを引き左肩へ直撃させた。ガンダムの強固な装甲のお陰で致命的なダメージには至らないが、ヴァサーゴは後方に流れて行く。

 

「兄さん!? お前がァァァッ!」

 

「プレッシャー!」

 

 激昂したオルバが迫る。アシュタロンは2本のギガンティックシザースを大きく広げ、ラズヴェートを襲う。瞬時にビームライフルを向けるアムロだが、トリガーを引くよりも早くギガンティックシザースに奪われた。だが左手にはまだビームサーベルを握っている。

 

「アムロ・レイ、貴様は僕がッ!」

 

「やられる訳にはいかない。そしてその傲慢も!」

 

「うるさい! ニュータイプの存在さえなくなれば!」

 

「そんな事で!」

 

 伸びるビームサーベルの切っ先を斬り上げ、振り下ろし、ギガンティックシザースを分断する。そしてアムロはそのまま握るビームサーベルを投げ飛ばす。高速で回転するビーム部分が残像を生み、アシュタロンはビームサーベルを右腕で弾き飛ばすが、同時に関節近くから切断されてしまう。

 

「グゥッ! こんな事が……」

 

「オルバ、1度引くぞ。チャンスはまだある」

 

「悔しいけど今はその時ではない、か。計画は遂行しなければならない」

 

「そうだ。アムロ・レイ、次こそは必ず……」

 

 

 損傷する2機はすぐに撤退を始めるが、アムロは遠ざかって行く機体を追い掛けようとはしない。それよりも優先するべき事がある。

 

「新連邦と革命軍との戦闘が始まった……ジャミル達と合流して月へ行く」

 

 アムロも機体を反転させて、アシュタロンに投げ捨てられたビームライフルだけ回収するとジャミル達と合流すべく機体を飛ばす。

 




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