クラップスタナーは2度鳴る。   作:パラプリュイ

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A組2学期
差別のはなし。


 A組としては久しぶりの始業式。E組のみんなが既に整列しているのをよそに、A組の生徒たちは成績の余裕からか、のんびりと並んでいた。

 学秀に半ばエスコートされてA組の列に行くと、A組の生徒たちは自然と学秀とわたしのために真ん中に道を開ける。今日もA組は学秀の支配下にあるようだ。

 学秀はいつも通りに最前列に並び、わたしは隣に行く。

 

「わたしは大石だからもう少し後ろなんじゃないの?」

 

「ああ、渚は知らないんだったね。3年A組では学力テストの総合点順に並ぶんだよ。五英傑は夏休みでいくつか賞を取ったようだから、舞台の方にいる」

 

「何その罰ゲーム」

 

 最前列に行きたい生徒なんているんだろうか。後ろの方がだらけていても気づかなそうなのに。

 

「誰がどの位置(カースト)にいるのかすぐに分かるなんて、とても合理的だと思うけどね」

 

「渚ちゃん!」

 

 誰だっけ、この子。

 

 後ろからぎゅっと抱きつかれる。声の主の名前を必死に思い出そうと、頭をフル回転して彼女の意識の波長に集中する。何故か彼女は喜びの絶頂にいた。喜びというか、尊敬を通り越して崇拝? 自分で言ってて意味が分からない。

 崇拝という単語で頭に色々と昔の記憶がなだれ込み、眉を寄せる。

 思い出した。伊藤姫希だ。

 

『良かった、渚ちゃんが戻ってきて。渚ちゃんにずっと謝りたかったの。今までごめんなさい』

 

 と姫希さんが早口の流暢なフランス語でまくしたてた。頭の中にスッと言葉が入っていかずにつっかかる。

 

『姫希さんフランス語話せたの?』

 

 こっちもフランス語で返す。姫希さんが滑らかなフランス語を話していることに単純に疑問に思っての発言だったが、今は聞くべきじゃなかったらしい。

 

『今そこツッコむ?』

 

『ごめんごめん。謝ってくれてありがとう。過去のことは水に流すよ。これからもよろしくね』

 

『こっちこそありがとう。今まで本当にごめんなさい。渚ちゃんは浅野君(かみさま)と同じなのに。これからはどんなことが起きても、私が渚ちゃん(てんし)を守るから』

 

 …………………ん? 神様はまだしも、天使?

 

 思わず近くにいた学秀に視線を送る。学秀は姫希さんの崇拝の眼差しに慣れているようで、気にも留めない。

 

『僕は何もしてないからな。渚がやったことだ』

 

 学秀はフランス語で匙を投げる発言をした。自分の思い通りに物事が進んで行かなかった時の表情で、どこか遠くを見つめていた。

 

『わたし何かした?!』

 

『小学校からずっと見てきたけど、今まで浅野君と本当の意味で肩を並べた生徒なんて1人もいないんだ。だから、渚ちゃんはすごいんだよ。いくらでも情報提供するから、どんどん使ってね』

 

 輝く笑顔が眩しい。そっか、学年1位ってそんなにすごいことだったんだ。

 

 学年2位だった時との対応の違いが大きすぎて戸惑う。順位が少し変化しただけで、こうも変わるのかと。

 学秀は目ざとくそれを察し、姫希さんに指示を出す。

 

『やっぱり気づかずに学年1位を取ったのか。伊藤さん、どうやら渚は今まであまりこの学校のことをよく理解していなかったみたいだ。教えておくように』

 

『分かった』

 

 学秀はそう言い残すと、表彰で呼ばれて舞台の方に行ってしまった。期末テストでE組がA組と引き分けに終わったが、A組の生徒たちからは何の悪感情も見受けられない。

 よく躾けられているなぁ、なんて言い方悪いけど。内政はばっちり維持できているみたいだ。

 

『A組はもっとE組に敵意を向けてきてもいいと思ってたんだけどなぁ』

 

 フランス語で姫希さんのみに伝わるように漏らすと、姫希さんは柔らかく微笑んだ。本当にちょっと前とは別人みたいな反応だ。

 

『E組の上位が2()()移動するんだから、A組の戦力は倍増になるし、敵意なんて向けるほどの相手でもないでしょ』

 

 なるほど。ナチュラルにE組を見下しているのか。あれ、今……

 

2()()って?」

 

 姫希さんは人差し指を唇に当てて、壇上を視線で示した。わたしは壇上に注目する。

 

「_____今日から、3年A組に新たな仲間が加わります。昨日まで2人はE組にいました」

 

 スピーカーを通して、荒木君のハキハキとした声が流れる。荒木君と目が合い、ニッコリと笑みを向けられた。

 

「1人は学問の天使として聞いたことがある人も多いでしょう。彼女は自らE組を変えるためにE組落ちを決断し、E組の成績向上への貢献が認められて、生徒会入りが決定しました」

 

 すごい盛られてる。

 

「もう1人はたゆまぬ努力の末に五英傑に次ぐ好成績を取り、本校舎に戻ることを許されました。では2人に喜びの言葉を聞いてみましょう! まずは____」

 

 へぇ〜と聞き流していたら、わたしも話さないといけないことに気がつき、荒木君の残りの声を聞き逃した。姫希さんは状況を察したのか、無言で気の抜けたわたしを舞台の方に連れて行く。舞台裏の方に行くと、学秀がよそ行きの笑顔で待ち構えていた。

 

「聞いてないよ!」

 

「言わなかったからな。分かると思うが、竹林の後に渚にもスピーチをしてもらいたい」

 

「竹林君がA組に来るの?!」

 

「渚ちゃん、ここ舞台裏だから……」

 

 姫希さんがわたしの口を押さえてたしなめる。わたしは壇上でマイクの前に立つ竹林君を見つめた。手にはA4の紙がある。

 

「あ、なんだ。カンペ付きか」

 

 ほっと安心したのもつかの間、学秀の黒い微笑みにどきりとする。学秀も姫希さんも何も持っていない。

 

「渚には何も用意していないよ。あれは理事長に頼まれたものでね」

 

「わたしだけアドリブなの?!」

 

「まあ落ち着け。竹林のスピーチを聞いてから、渚は渚の言いたいことを言うといい」

 

 学秀が目を細めて竹林君の方向を見守る。竹林君は少し猫背気味で、マイクの位置を少しずらしてからカンペを読み始めた。

 

「僕は4ヶ月余りをE組で過ごしました。その環境を一言で言うなら地獄でした」

 

「………嘘だ」

 

 わたしは小さい声で漏らす。竹林君はE組を楽しんでいた。そのはずなのに。

 

「やる気の無いクラスメイトたち。先生方にもサジを投げられ、2年の頃まで怠けていた自分の代償を思い知らされました」

 

 ぎゅっと拳を握りしめる。横で姫希さんがわたしの手を握りしめた。落ち着いてという意味だろう。

 

「もう一度本校舎に戻りたい。その一心で生活態度を改め、死ぬ気で勉強しました。こうして戻って来られたことを心底嬉しく思うと共に、もう二度とE組に落ちることのないように、A組で精一杯頑張ります。以上です」

 

 ぎこちないお辞儀でスピーチは終わった。生徒たちは茫然と竹林君を見つめている。このスピーチだけでは竹林君を本校舎の仲間として認められなかったのだろうか。

 

 パチパチと、しっかりと音の鳴る拍手をして、学秀は舞台の方に歩いていった。全校生徒の視線を一身に浴び、学秀は用意していた台詞を言う。

 

「おかえり、竹林君」

 

 それが合図だった。生徒会長の歓迎の言葉で、生徒たちが大きな拍手で竹林君を出迎える。いくらそれが理事長の筋書き通りの展開だとしても、誰もそんなこと気にもしない。観客は流されやすいだけだ。

 

「おかえり、よく頑張った!!」

 

「お前なら戻ってこれるって信じてたぜ!!」

 

 熱烈な歓迎の言葉の数々に、竹林君は照れ臭そうにA組の列に溶け込んで行った。前回の期末テストで彼の順位は高く、前の方で毛利君が話しかけているのが目に入る。わたしはその様子にほっとした。A組の生徒はE組以外の生徒には、普通に接してくれる。それも今回学年トップ10に食い込んだとなれば、一目置かれるはずだ。

 

「渚、準備はいいか?」

 

「うん。竹林君のスピーチを聞いていたら、言いたいことが出てきた」

 

「やりすぎるなよ」

 

「頑張って、渚ちゃん」

 

「それでは大石渚さん、どうぞ!」

 

 荒木君の言葉で壇上に上がると、大勢の生徒たちの顔が目に入った。3年A組では堂々としている生徒もいれば、後ろの方で萎縮している生徒もいる。2年生、1年生はどんなことを話すのだろうとワクワクいるような顔でこちらを見つめていた。

 

「一学期までE組にいた大石渚です。突然ですが、この中に自分はE組に入りそうだなって思ったことがある人はいますか?」

 

 2年生、1年生はそれぞれ顔を見合わせて周りを伺いながら、恐る恐る三分の一が手を挙げる。E組のクラスメイトたちは面白がってみんな手を挙げていた。

 

「こうやって見ると結構いますね。わたしは去年まで、自分がE組に入るなんて思ってもみませんでした。「エンドのE組」ってよく呼ばれていますよね。毎年、E組から本校舎復帰する生徒は数えられるほどしかいないそうです。E組に落ちると、這い上がることすら諦めてしまうんだとか」

 

 E組に視線が集まる。1、2年生の生徒たちは「ああはなりたくないな」という顔で、3年生は自分たちがならなかった姿を見る顔で。

 

「でも、今年のE組は少し違うんですよ。殺る気に満ち溢れていて、みんな目標のために一生懸命で。球技大会の時も、期末テストも、誰も1度も諦めませんでした。だから皆さんに言っておきます______」

 

「E組はもう「エンドのE組」じゃなくなります。この先、もう皆さんはE組のことを馬鹿にはできません。最底辺が頑張ったところで自分たちには敵わないって、決めつけていませんか? 3年生は期末テストのことを覚えているといいのですが」

 

 3年生のB組からD組を中心に、彼らの表情がハッとしたものに変わっていった。彼らの半分は期末テストでE組に負けている。既に負けているのだ。A組も何人かに順位を抜かれた生徒がいたようで、視線を落とす。自分は関係ないと現実から目を背けている生徒ばかりかと思いきや、現状をちゃんと把握できる素直な生徒もいるようだ。

 

「皆さんがE組を見くびっているようなら、こちらはいつでも下剋上できるってことを忘れないでくださいね。以上です」

 

 シーンと、竹林君の時以上の静けさが周りに広がっていた。少し言い過ぎたかなと舞台裏に戻りながら思う。

 1番始めに拍手をしたのは進藤君という、球技大会でE組に負けた野球部部長だった。それに賛同するように野球部メンバーの拍手が続き、下級生らの大きな拍手が鳴り響いた。

 最後まで沈黙を守ったのは野球部以外の3年生だった。一度敗北を経験している生徒たちは悔しそうにE組を睨みつけ、ある程度成績上位にいる生徒たちは「E組ごときが」と見下した目を向ける。

 E組は周りの変化にただただ目を丸くし、それでも堂々と立っていた。

 

 舞台裏では頭を抱えた学秀と、素敵と目を輝かせる姫希さんが待ち構えていてわたしは怯む。

 

「やり過ぎだ」

 

「そんなことないよ、浅野君。E組にまで慈悲深い。さすが学問の天使と思われたんじゃないかな」

 

 姫希さんの解釈はさすがに考え方がお花畑過ぎるのではと苦笑いする。学秀は首を横に振った。

 

「いや、これ以上ないほど鮮やかな挑発だった」

 

「ごめんなさい……」

 

「大丈夫だよ。それは浅野君が何とかするはずだから」

 

 伊藤さんはわたしをフォローする。学秀は面倒ごとを押し付けられて嫌そうに顔をしかめた。

 

「僕に放り投げるな。理事長に呼び出されたら、問答無用で渚も連れて行くつもりだ」

 

「うん、それは仕方ないかな。渚ちゃんを先にA組連れて行ってもいい? 面倒な子たちが来る前に、話しておきたいことがあるの」

 

「構わない。始業式もすぐに終わるだろうしね」

 

「じゃあまた教室で」

 

 伊藤さんに手を引かれ、わたしはA組の教室まで歩いていく。学秀と離れても彼女の意識の波長は変わらず、好意的な感情がわたしに向けられていることに内心驚きが隠せない。

 

「大勢の前で話して喉乾いたんじゃない? 飲み物買って行こっか」

 

 食堂前の自販機を発見して、姫希さんは午前ティーシリーズの無糖を買う。わたしはレモンティーのボタンを押した。姫希さんは深呼吸して、重大な話を打ち明けるように低めの声で話し始めた。

 

「今更なんだけどさ、入試の時、渚ちゃん私のこと見かけなかったでしょ。浅野君とは会ったみたいだけど」

 

「覚えてないけど、試験会場広かったし、受験生も多いから普通じゃない?」

 

「私ね、フランスからの帰国子女なの。だから渚ちゃんが初めて浅野君にフランス語で話しかけた時、もしかしてって期待した」

 

 その後に起こったことを思い出して、頭が痛くなる。姫希さんがわたしをどう思ったのか想像できる。

 姫希さんは英語の本を読んでいるわたしに興味を持って声をかけた。フランス語も話せる同じ帰国子女かと思ったら、何故か学秀とスペイン語で話し始めて、しまいには中国語も話せるとか言う。自分のことながら規格外過ぎて、普通なら友達になるのも躊躇しそうだ。自分だったら遠巻きに眺めてしまう。

 

「あれ、学秀と毛利君と同じ小学校出身なんじゃないの?」

 

「一応ね。6年生の最後の半年だけ。2人とは幼稚園まで一緒で、家も近所だからそれなりに付き合いがあって。帰国子女ってことを黙ってもらってたんだ」

 

 そういえば、初対面で同じ小学校出身ってことをやけに主張していたっけ。彼女が帰国子女だと隠していた理由を、わたしは何となく理解した。小学校に転校した時に何かあったのだろう。

わたしたちは飲み物を持ったまま、教室へと向かった。今の席順は1番前の左から順に成績上位者が座っていると姫希さんに言われて、1番前の左から2番目の席に座った。姫希さんは立ったまま話を続ける。

 

「瀬尾君がいる時点で、隠す必要もなかったんだけどね。椚ヶ丘は語学ができる生徒を尊ぶから。成績が良ければ周りが何か言う前に牽制もできるし、椚ヶ丘はすごくやり易い」

 

「そうかな?」

 

「渚ちゃんは成績良いのに、勿体無いよね。ずっと気づいていなかったみたいだし」

 

「気づいてはいたよ。成績の順位で立場が変わるなって認識はあったから」

 

 無知を指摘されて恥ずかしくなって反論するが、姫希さんは本当に気づいていたのかと疑わしげにわたしを見る。学秀に教えるように言われていたので、姫希さんは教師のように丁寧に解説し始めた。

 

「椚ヶ丘は完全な学力主義。この学年は浅野君がトップにいるせいか、それが特に顕著でね。テスト一回でスクールカーストは一瞬でひっくり返る」

 

 成績はあくまで参考程度かと思いきや、クラス内の立ち位置にがっつり影響していたみたいだ。五英傑が偉そうなのもそれが理由か。

 

「ずっと学年2位だったけど、わたしは普通だったよ?」

 

「それは渚ちゃんが謙遜していたから。この学校で、成績に関して謙遜なんてしちゃダメ。渚ちゃんさえ堂々としていれば、集団リンチなんて絶対に起こり得なかったんだよ」

 

「わたしのせいでもあったんだね」

 

 集団リンチの時は姫希さんのおかげで助かったけど、成績のことを口出ししていれば余裕で避けられたようだ。言われてみれば、姫希さんも成績について言及していた。

 

「そうだよ。だから渚ちゃん、私の上に立ってみる気はない?」

 

「上って、女子のリーダーってこと?」

 

 姫希さんの発言は予想外だった。あれ程までにリーダーでいることに固執していたのに、こんなに簡単に手放せるものなのかと。

 

「そう。そしたら、渚ちゃんのことは誰も見下さない。誰も前みたいなことはしないよ」

 

「そのためには、姫希さんみたいに差別主義者にならなきゃいけない。でしょ?」

 

「私も昔は違ったよ。でもね、理不尽だと思わない? 帰国子女だからとか、暗いから、ガリ勉だからとかいう理由で格下に見られるなんて。自分たちが他と違うからって理由で虐められるなんて、間違っていると思わない? それに比べたら、椚ヶ丘はずっとステキな場所だよ。勉強さえ頑張れば、上に立てるんだから、ね?」

 

 姫希さんはわたしの両手を握り、賛成を求めて微笑んだ。わたしは頭の中でぐちゃぐちゃの感情を押し込んだ。誰が正しいのか、誰が間違っているのか分からなくなる。E組ではあり得ない考え方だけど、わたしが気づいていなかっただけで本校舎ではそれが当たり前なわけで。前みたいなことを避けるには、ここではここのルールに従わないといけない。

 今考えると、学年1位になったのはこのためだったのかもしれない。

 

「わたしは差別が嫌い…………それでも郷に入っては郷に従えって言うから、なるよ。女子のリーダーに」

 

 わたしが了承すると、姫希さんの表情が明るくなった。

 

「そう言ってくれて嬉しい。渚ちゃんのために準備したんだ。受け取ってくれる?」

 

 小さく折り畳まれた紙を渡される。それを見て、わたしは本当の意味での差別主義という言葉を目の当たりにした。

 そこまでするかと姫希さんのことを恐ろしく思えてしまう。まるで悪魔の契約みたいだ。

 

「みんなが教室に来るまでに、全部覚えてね」

 

 紙には三学年全ての生徒の名前と、彼らの期末テストでの順位がびっしりと書かれていた。

 




原作からの変更点

・天使を崇拝し始める浅野狂信者
・渚のスピーチ
・A組の超学力差別主義
・モブ子「私と契約してリーダーになってよ!」

姫希さんとか言う超モブキャラを忘れた方、安心してください。作者も名前を思い出すために最初の方の話を読み直しました。この姫希さんは椚ヶ丘でも特に学力差別主義をしています。だから浅野君と同じ点数を取っただけで神扱い。ちょろいですね。

本校舎には学力をベースにした明確なスクールカーストがある設定(原作にはたぶんない)です。渚は薄々気づいてはいましたが、3年目にしてようやくその本質に辿り着きました。集団リンチされたのは渚が学年2位という押しも押されもせぬポジションにいたのにも関わらず、本人は誰に対しても分け隔てなく接してしまったのが原因ですね。要するに見くびられていました。
A組での話はもう少し続きます。

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