機動戦士ガンダム Mirrors   作:ウルトラゼロNEO

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疾走する本能

 アジアツアー・最後の大会であるバトルロワイヤルは月面を舞台に激しい戦闘が行われ、気づけばあちらこちらで機体の爆発音が聞こえてくるほどだ。

 

「あれが噂のジャパンカップの……」

 

 月面都市のビル群に隠れながら、たった今、参加者のガンプラを撃破したゲネシスブレイカーを見ながら、風留はどう攻略するかのように考える。

 

「ここは私達が出るよ」

「兄さんは安心して闇討ちしてよ、俺達が暴れるからさ」

 

 そんな風留に千佳と勇太の双子の二人が声をかける。

 風留がモニター越しで見れば、既にゲネシスブレイカー、延いては周囲のエンファンスドデファンスやガンティライユを標的にしたように見つめる勇太のユニコーン・ネクストと千佳のバンシィ・ネオの姿があった。二機はすぐさまNT‐Dを使用する事によって沖縄宇宙飛行士訓練商店街チームへ向かっていく。

 

「了解。ミラージュコロイドを使う」

 

 ユニコーン・ネクストとバンシィ・ネオの外見その物の違いは、セブンソード/Gとレジェンドガンダムぐらいだろう。

 そんな二機がぐんぐんと加速し、ゲネシスブレイカー達を引き付けるかのように戦闘を開始したのを見て、風留のアストレイブラッドXはミラージュコロイドを使用し、静かにその機会を待つ。

 

「千佳!」

「勇太!」

「「やるよ!」」

 

 NT‐Dを発動した二機はバンシィ・ネオがドラグーンを放つ中、ユニコーン・ネクストがGNバスターソードⅡを構えて突撃する。迫るユニコーン・ネクストを対処する方が先決だろうが、バンシィ・ネオのドラグーンがそれを許さず、接近を許してしまう。

 

「強いな……っ!!」

 

 接近したユニコーン・ネクストを受け止めるように躍り出たエンファンスドデファンスによってシュベルトゲーベルとGNバスターソードⅡを受け止める。

 単に突撃したわけではなく、その実力にツキミは苦い表情を浮かべる。しかしそんなエンファンスドデファンスを背後から撃ち抜こうとバンシィ・ネオのドラグーンがその砲身を向けていた。

 

「させないっ!」

 

 だがそれを阻止したのはガンティライユであった。

 エンファンスドデファンスを狙うドラグーンを破壊したガンティライユはアグニの砲口をバンシィ・ネオへ向けて、発射する。迫る砲撃はバンシィ・ネオにとっては易々と回避できるものであったが……。

 

「っ!?」

 

 何と既にバンシィ・ネオのすぐ近くにゲネシスブレイカーは現れていた。

 ゲネシスブレイカーは先程、ガンティライユの傍にいた筈だ。ガンティライユのアグニに意識を向けたほんの一瞬でゲネシスブレイカーは接近してきていた。

 その機動性はジャパンカップにおいても圧倒的な機動力を発揮していたゲネシスを優に上回るだろう。

 

 辛うじて装備していたヒートショーテルをクロスさせて受け止めたバンシィ・ネオであったが、ゲネシスブレイカーはバルカンを頭部に集中して放つことによって目眩まし代わりに使用し、一瞬動きが鈍ったところを切り払い、そのままスラスターを稼働させ、飛び蹴りを浴びせる。

 

「あなたみたいに勝ち続けられる人は…………美しいよなぁ!」

 

 千佳がゲネシスブレイカーを見やりながら、歯を食いしばり、損傷を受け吹き飛んだバンシィ・ネオのビームマグナムを向けるが、ゲネシスブレイカーは空高く飛翔する。

 ゲネシスブレイカーを目で追う千佳だが、ゲネシスブレイカーが先程までいた場所の奥にいた機体を見て吃驚する。そこにはガンティライユがアグニを構えていた。

 

 ゲネシスブレイカーがバンシィ・ネオとが鍔迫り合いとなった瞬間、ガンティライユはゲネシスブレイカーの後方に移動してアグニを発射しようとしていたのだろう。ゲネシスブレイカーが飛び上がった瞬間を合図にしたかのように発射したアグニの一撃はバンシィ・ネオを貫き、爆散する。

 

「やったね!」

「……ああ」

 

 連携によってバンシィ・ネオを撃破したミソラと一矢。エネルギーの消費の問題から近くのビルの屋上に降り立ち、エンファンスドデファンスの援護に向かおうとするガンティライユと何かを警戒するように一矢はスッと目を細めている。

 

「──背中がら空き…………だ」

 

 そんなゲネシスブレイカーの背後にミラージュコロイドによって身を潜めていたアストレイブラッドXが一撃で仕留めようと、カレトヴルッフアンビデクストラスハルバードモードの切っ先を振りかぶっている。ミソラが気づき、一矢に通信を入れようとするが……。

 

「残念だな」

 

 その刃がゲネシスブレイカーを貫くことはなかった。

 予想していたように振り向きざまに機体を僅かに動かしたゲネシスブレイカーは振り下ろして隙だらけになったアストレイブラッドXをそのままマニビュレーターによって殴り飛ばす。

 

「……あの二機は妙に引き付けるように派手な戦い方をしていた。警戒はしていたが、やっぱり来たな」

 

 殴られて吹き飛んだアストレイブラッドXは都市の街道に足をつける。

 その前方に静かに降り立ったゲネシスブレイカーは対応して見せた理由を明かしながら、右拳を突き出し、GNソードⅤを逆手にして左手で持ち直して引くことで覇王不敗流の構えをとる。覇王不敗流を叩きこまれた一矢はフィールドの空気を割く僅かな音にも反応出来るほどの成長を見せていた。

 

 ファンネルを展開したアストレイブラッドXはゲネシスブレイカーに差し向ける。

 しかし、ファンネルのが砲身が光るよりも先に加速して迫ったゲネシスブレイカーは勢いを利用するようにマニビュレーターを回転させて流星螺旋拳を叩きこみ、アストレイブラッドXごと近くのビルを突き破る。

 

「くそっ! 動け! 動きやがれアストレイ!」

 

 流星螺旋拳は勢いを持ってアストレイブラッドXの装甲を抉っていく。

 今なお加速するゲネシスブレイカーによって身動きが取れない中、そのまま逆手に持ったGNソードⅤの柄で空に突き上げられる。

 

「これが……未来を掴む覇王から受け継いだ力だッ!!」

 

 そのままGNソードⅤを地に突き刺し、一矢は右手に未来を示す炎のように轟々と輝くEXアクション・バーニングフィンガーを纏う。

 しかしそれだけではない。左手にはパルマフィオキーナも展開することによって両手に二つの輝きを持ったゲネシスブレイカーは空に舞い上がり、アストレイブラッドXを貫き、撃破する。

 

「一矢君、こっちも何とかなかったよ!!」

「無事、とは言えないけどな。次行こうぜ!」

 

 ゲネシスブレイカーがアストレイブラッドXと戦闘をしている間にユニコーン・ネクストを二人がかりで撃破したミソラとツキミ。しかし一筋縄ではいかなかったのだろう。各部に損傷を受けている。一矢は二人に頷いて、三機は移動を開始する。

 

 ・・・

 

 月面都市を抜けた先にある大きな円状に囲むように出来ている月面基地の一角。

 ここではヴェール達のチームが二本足の巨大MA・ビグザムを撃破した直後であった。

 既に時間も終了まで刻一刻と迫っており、これまでと、そして今のビグザムとの戦闘の激しさを物語るようにルイーツァリ達の機体には損傷が見受けられる。

 

「後、残っているのは……」

「ああ、来るぞ!!」

 

 周囲を見渡すルイーツァリ。そのルイーツァリを通して周囲を確認するヴェールの表情には明らかに疲れが読み取れる。それもそうだ。バトルロワイヤルを時間ぎりぎりまで生き残り、戦い続けているのだから。勿論、それはヴェールだけではなく他の二人もそうであった。

 

 モニターに表示した出場者リストは名前の横に撃破を知らせる×印が表示されている。

 殆どに×がついているなか、やはりと言うべきか。沖縄宇宙飛行士訓練商店街チームが生存している。いや、寧ろ今はヴェール達と沖縄宇宙飛行士訓練商店街チームにしかいないだろう。

 

 それを確認したヴェールだが、ユーリの言葉と共に警戒を促すようにシミュレーターが反応すれば、確かに指し示す方向には沖縄宇宙飛行士訓練商店街チームのガンプラの姿がある。こちらに向かってくるゲネシスブレイカー達も自分達と同じ条件の為、やはりある程度の損傷が目立っている。

 

「ここは私がッ!!」

 

 こちらに迫る沖縄宇宙飛行士訓練商店街チームにNT‐Dを同時に発動させるイスカーチェリは未来によってビームマグナムを発射すると共にシールドファンネルや備わったミサイル群を放つ。迫りくるシールドファンネルやミサイルにゲネシスブレイカー達は散開する事によって対処を始める。

 

「翔さんほどじゃないが……ッ!!」

 

 旋回すると同時にスーパードラグーンを放ち、マニュアル操作に切り替える。

 ただでさえバトルロワイヤルを最後まで生き延びているのに、そこで集中力を要するマニュアル操作は負担が大きい。だがそれでも一矢はそれを選んだのだ。

 

「やっぱり強いな……ッ!」

 

 迫るミサイルを破壊して、更にはイスカーチェリにさえ攻撃するスーパードラグーン。シールドファンネルを呼び戻して防ぐと共にリージョンカップよりお段違いに強くなった一矢の実力に未来は苦々しい表情を浮かべる。

 

「やるな……ッ!!」

「俺達も強くなっているんでな」

 

 イスカーチェリに近付いていたエンファンスドデファンスであったが、横からビームマシンガンの攻撃4を受け、そちらを見やった瞬間、レナトにタックルを浴びせられる。ユーリの実力を認めるツキミに更に追い打ちをかけるように射撃を再開する。

 

「そう、あの頃とはすべてが違うッ!!」

「きゃぁあっ!!?」

 

 トランザムを発動させたルイーツァリはGNソードⅡブラスターでガンティライユに一気に迫って、肉薄すると、そのまま振りかぶってガンティライユに損傷を与えると、ガンティライユは吹き飛ぶ。

 ヴェール達の機体はリージョンカップから変わらないものの、そのガンプラの作りこみはリージョンカップとは見違えるほど変わっている。それに伴ってその性能も大幅に上がっていた。そのままGNソードⅡブラスターの銃口を吹き飛んだガンティライユに向け、引き金を引くと、その砲撃はガンティライユを貫いて爆散させる。

 

「俺だって……あの頃とは違うッ!!!」

 

 ガンティライユが撃墜され、一矢やツキミは苦し気な表情を浮かべるが、それでもそのまま勢いに飲まれて負けるわけにはいかない。

 半ば中破の状態のエンファンスドデファンスはシュベルトゲーベルを盾代わりにレナトに突っ込んでいく。近づけさせまいとレナトが更に攻撃を強め、シュベルトゲーベルが耐え切れず爆発するが、その爆発から飛び出たエンファンスドデファンスはビームサーベルを引き抜いて、レナトの右腕を切り裂く。そのまま勢いに任せて、レナトの胸部にビームサーベルを体当たりを浴びせるように突き刺すとレナトを撃破する。

 

「くそっ……ここまでか……ッ!?」

 

 しかしレナトを撃破し、爆炎から姿を現したエンファンスドデファンスであったが、直後にイスカーチェリが放ったビームマグナムを受け、その元々の損傷の大きさから撃破されてしまう。

 

「俺だけか……!」

「タイムアップまでは待たない、ここで決めるッ!!」

 

 ゲネシスブレイカーはイスカーチェリと幾度も刃を交えるハイレベルな剣戟を繰り広げていたが、エンファンスドデファンスの撃破を受けて、一矢は不利な状況に陥る。

 ルイーツァリだけではない。イスカーチェリまでも、こちらに向かって攻撃を仕掛けてきているではないか。残り時間も後僅か。ヴェールはゲネシスブレイカーの撃破を持って終了させようとする。

 

「立ち止まってられないんだ……。俺は……ッ……!」

 

 ルイーツァリと距離を取り、二機を相手に立ち回ろうとするゲネシスブレイカー。

 しかしルイーツァリとイスカーチェリの二機は時間内に確実に撃破しようと攻撃の嵐を更に強めてくる。

 

「俺には色んな夢が出来た、誇り(プライド)が持てた! 躓けば痛くて苦しいほど鋭利だけど……その分、凄く熱くさせてくれる、強くさせてくれる……ッ!!」

 

 月面に滑空して降り立ったゲネシスブレイカーは上空から攻撃してくる二機を見つめる。その頭の中には目指している英雄と覇王、そして自分に手を差し伸べてくれた少女とチームの面々の姿が次々に浮かんでくる。

 

「俺のこの夢を……誇り(プライド)を……最後までぶつけさせてくれ……ッ!!!」

 

 もっと前に、その願いの為に生み出されたゲネシス。そして今はもっと高く。主の想いに応えるようにゲネシスブレイカーのツインアイが輝き、一矢の胸にある誇り(プライド)を表すかのように輝きを全身に纏い、覚醒する。

 

「行くぞ、ゲネシス……ッ!!」

 

 そのまま力を抜くように右肘を右膝に置くように腰を落としたゲネシスブレイカーはまるでスタートを切るようにして、月面を蹴り、一気に加速してルイーツァリ達を翻弄するように変則的に飛び回りながら向かっていく。

 

 周囲にシールドファンネルを展開するイスカーチェリ。するとセンサーが反応するように背後に展開したシールドファンネルが破壊され、振り向いた瞬間、ツインアイの輝きを残光のように走らせたゲネシスブレイカーによって腹部を殴られる。

 

 そのままくの字に曲がったイスカーチェリをそのまま顎先を殴るようにスナップを利かしたアッパーカットを浴びせ、イスカーチェリの機体がのけ反ったところを逆手に持ち直したGNソードⅤですれ違いざまに両断した。

 

「速過ぎる……ッ!?」

 

 イスカーチェリを撃破したのも束の間、スーパードラグーンを展開して再び音速の領域に踏み込むようにゲネシスブレイカーは疾走する本能のままに加速する。

 ゲネシスを遥かに凌駕するその機動力はもはや機体その物を捉えることは出来ず、フィールドには紅き閃光が駆けて行く。

 

「っ!?」

 

 大型ビームキャノンによる攻撃を受けるルイーツァリ。そのまま周囲を駆け抜けるゲネシスブレイカーによってどこからともなく放たれたフラッシュエッジ2が二本とも突き刺さり、損傷を受ける。スパークが上がる中、眼前に突如、ゲネシスブレイカーが現れる。しかし驚いたのも束の間、そのまま蹴り上げられた。

 

≪3≫

 

 タイムアップが迫る。スローモーションになった相手とバトルをしているかのようなゲネシスブレイカーは宙を舞うルイーツァリの周辺にスーパードラグーンを展開する。

 

≪2≫

 

 さながら音速の騎士のようにGNソードⅤを構えたゲネシスブレイカーはその覚醒の力をその刃に集め、GNソードⅤの刃を媒体に巨大な光の刃を形成すると振りかぶった。

 

≪1≫

 

 ルイーツァリの周囲に張り巡らせたスーパードラグーンが四方八方からルイーツァリをビームで貫く。直後、振り下ろされた光の刃によってルイーツァリの機体は飲み込まれるように爆発する。

 

≪Time Out≫

 

 ルイーツァリを撃破したゲネシスブレイカーは月面の地に降り立つ。

 制限時間の終了を知らせる電子音声と共にゲネシスブレイカーが纏っていた覚醒の光は静かに消え去る。先程までの激戦が嘘のように静寂が支配する中、沖縄宇宙飛行士訓練商店街チームの優勝を持って、アジアツアーが終了するのであった。

 

 ・・・

 

「よくやった! よくやったよ、お前たち!! わたしはっ……感動して……うわああぁぁーんっ!!!」

「よしよし泣かないで。モチヅキちゃん」

 

 アジアツアーも終了して立て続けに優勝したのは沖縄宇宙飛行士訓練商店街チーム。モチヅキが感極まったように大声をあげてわんわんと泣いていた。そんなモチヅキをあやすようにミソラが頭を撫でている。

 

「これで終わりか……。なんだかあっと言う間だったな」

「お前たち、沖縄に帰っても元気でなああぁぁっわあああぁーーーんっッ!!!!」

 

 沖縄宇宙飛行士訓練商店街チームとして結成して共に駆け抜けた一矢とツキミ達。

 思えばあっという間に時間が過ぎてしまった。名残惜しいようなそんなツキミの言葉を聞き、モチヅキが別れの挨拶をしようにもそのまま泣いてしまい、ミソラが礼を言いながらあやしている。

 

「楽しかったよ、お前と組めて……。負けるなよ!」

「応援してるからね、ミサちゃんによろしく!」

「……ああ」

 

 今回、こうしてチームを組めたのは一矢にとっても、ツキミ達にとっても良い刺激となってガンプラファイターとして更なる成長を促してくれた。

 ツキミとミソラが激励を送りながら、それぞれ順番に握手を求めるように手を差し伸べると一矢もその手を見つめ、ゆっくりと握り返して握手をすると笑いあうのであった。

 

 ・・・

 

「飛行機が出るまで時間はあるわ」

 

 アジアツアーも終わり、日本に帰国する日が訪れた。

 後、数時間で登場予定の飛行機が出発するのだが、一矢はカガミに連れ出されて、近くの小さなゲームセンターに訪れていた。腕時計で時刻を確認しながら、カガミは一矢に向き直る。

 

「総仕上げよ。貴方の力を私に見せてみなさい」

 

 なんとカガミに連れ出された理由は彼女とのバトルであった。

 驚いている一矢にカガミはこのアジアツアーにあたって翔から託され、持参していたライトニングガンダム・フルバーニアンを取り出す。

 

「ゲネシスガンダムブレイカー……。その力、見定めさせてもらうわ」

 

 実際にカガミのバトルを見たのはネバーランドの一件くらいだ。

 あの時は意識していなかったが、それでもカガミの実力の高さは一矢にだって分かる。有無を言わさぬカガミに一矢は頷き、シミュレーターに乗り込んでゆく。

 

 ・・・

 

「……そう、私は自分自身で見定めたい。彼にそれだけの輝きがあるのかを」

 

 カガミは英雄と覇王、二つのガンダムブレイカーの乗り手を間近で見て来た一人だ。

 英雄を師事し、覇王を共に、激動の時代を戦い続けてきた。

 だからこそガンダムブレイカーの名を冠する機体が起こしてきた奇跡をその目に焼き付けて来たのだ。故に生半可な力でガンダムブレイカーの名を使うのはカガミには認められない。

 

「ライトニングガンダム・フルバーニアン……カガミ・ヒイラギ、出るわ」

 

 マッチングが終了し、カタパルトが表示される。

 カガミは静かに目を開き、その鋭い眼光はモニター越しに見える宇宙のステージを見据える。出撃を促されると同時にカガミが駆るライトニングFBは漆黒の宇宙に飛び出していくのであった。




Reformation


<いただいたキャラ&俺ガンダム>

雨日鬱さんからいただきました。

キャラクター名
天音 勇太(アマネ ユウタ)
天音 千佳(アマネ チカ)
双子の兄妹で一 風留のお隣さん。風留をお兄ちゃん、兄さんと呼ぶ。

勇太は身長168cm、千佳は150cm。年齢は主人公とタメ。
神はどちらも赤で千佳はポニーテール。勇太はショートでアホ毛が立ってる。
2人もはっちゃけた性格のため、風留の苦労の元

千佳 勇太
ガンダム名
バンシィ・ネオ ユニコーン・ネクスト
元したガンプラ
バンシィ ユニコーン

weapon
ビームマグナム ビームマグナム
weapon
ビームショーテル ビームソード
head
バンシィ ユニコーン
BODY
バンシィ ユニコーン
ARMS
バンシィ(アームドアーマー) ユニコーン
RegS
バンシィ ユニコーン
backpack
レジェンドガンダム セブンソード/G
拡張武器
背中太陽炉 なし

2人ともユニコーン世代がお気に入りでそれぞれバンシィとユニコーンを改造した
風留には「バックパックが違うだけだろ」と言われたが、2人は気にしていない。
カラーリングは原作カラーと同じ。
双子故のコンビネーションもある。

キャラ名 一 風留 (にのまえ ふうど)周りからは「はじめ」とや「フード」と呼ばれる

容姿 身長172cm 赤のかかった茶髪に黒目、口数は少なく、めんどくさいが口癖。
しかし断れない性格で苦労人。少しツンデレ気質

年齢 主人公の1つ上

戦闘スタイルはガンプラに似合わず、ミラージュコロイドを使用した暗殺、闇討ちがメイン。
しかしそれはチームの時だけであり、ソロ状態だと正面から戦う。(そこまで強いわけではない)

機体名 アストレイブラッドX
元のガンプラガンダムDX

切り札はツインサテライトキャノン

weapon カレトヴルッフアンビデクストラスハルバードモード
weapon ビーコックスマッシャー

head アストレイレッドドラゴン
BODY ガンダムX
ARMS ブリッツ
RegS OOガンダムセブンソード/G
backpack ガンダムDX
SHIELD ABCマント
拡張装備 大型ガトリング(両肩)
ファンネルラック(背中)
スラスターユニット(足)
対艦ビームランチャー(背中)

オプション装備
対艦ビームランチャー
大型ガトリング
ファンネル
GNサーベル+GNカタール
グレイプニール

ガンプラカラーは深緑。サブカラーに黒や赤を入れている。
ブリッツのアンカーはそこまで多用しない。

素敵なオリキャラや俺ガンダム、ありがとうございました!

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