ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
おまたせしました。
前回の続きです。

それではどうぞ。


第7話 学校のいいところを探そう!! その2

昼休みの出来事から

現在、午後の授業を受けている。

昼休みの一件のせいか、

ほのちゃんはずっと考えこんでいた・・・

 

そして授業が終わり休み時間。

 

「うぅ。まさか漢字の読み書きとか予想してなかった」

 

僕は腕を伸ばしながら疲れをとる・・・

 

「でも悠里君、私でも分からなかった漢字を

先生に指名されても難なく解いてましたよ?」

 

みーちゃんが不思議そうに聞いてきたので

 

「実はね、僕好きな漫画とか小説があるんだけど

その中に結構難しい漢字もあったから、それで覚えてたんだよ。」

「え?。そうなんですか?」

「・・・結構、馬鹿にできないよ。」

「悠里君が言うと、なんか説得力ありますね・・・」

 

こんな感じで、みーちゃんと会話していた。

 

「・・・あれ?。ことりちゃんは?」

「ことりなら、『お母さんに聞きたい事がある』って

出て行きましたよ?」

「あ、そうなんだ・・・。」

 

多分、南先生に廃校のことを聞きにいったんだろうなぁ。

 

「ねぇ!。海未ちゃん、ゆうちゃん!。」

 

「学校のいいところ?」

「うん!!」

 

ほのちゃんが言うには廃校にならないためには、生徒が増えればいい

というシンプルだが難易度が高い結論だった。

・・・というか

 

「もしかして授業中ずっと考えてたの?」

 

・・・と冗談まじりに聞いてみると

 

「ゆうちゃん凄い!!。何で分かったの!?」

 

あ、本当だったんだ・・・

みーちゃんが僕の隣で顔引きつらしてるよ・・・

ほのちゃん気づいてないし。

 

「穂乃果ちゃ~ん。」

「あ、ことりちゃーん。」

「お待たせ~。持ってきたよ~」

 

なにやら、ことちゃんが資料?

みたいなものを持ってきた。

 

「じゃーみんなで学校のいいところを出し合おう!!」

 

ほのちゃんの率先さは相変わらずだなぁ・・・

 

「じゃあ、ゆうちゃんから!!」

「僕?。・・・えっと桜の景色が綺麗とか。」

「おー、いいね!!。じゃあ今度は穂乃果ね!。

うーんと、歴史がある!。」

「・・・それもいいね。他には?」

 

あ、これならいけるんじゃないかな?

そう思っていた時期が僕にもありました・・・

 

「他?。伝統がある!!」

「それは、最初と同じです。」

「えー!?。じゃあ、ことりちゃんー。」

「う~ん。強いていうなら、古くからあるって事かな~?」

「ことりちゃん。うみちゃんの話、聞いてた?」

 

ことちゃんの天然スキル、ランクアップしてるし・・・

 

「あ、でも調べてみたら部活動でもいいところ見つけたよ~。」

「え?。そうなの?」

 

僕が聞くと、ことちゃんは苦笑いしながら

 

「といっても、あまり目立つ内容じゃないんだけど~。」

 

そう言って資料を取り出す。

 

「珠算関東大会6位」

「失礼かもしれないけど・・・微妙過ぎない?」

「合唱部地区予選奨励賞」

「もう一言欲しいですね・・・」

「ロボット部、書類審査で失格」

「・・・最後ダメじゃん。」

 

やっぱり簡単に見つからないもんだなぁ・・・

 

「・・・目立つ部活があったら、生徒も集まってたかもね」

「そうですね・・・」

 

僕と、みーちゃんは溜息をついた。

 

「私・・・。この学校好きなんだけどな・・・」

「ことりも・・・」

「私もです・・・」

 

正直、落ち込んでる3人を見てるのは辛かった・・・

 

「・・・わかった。」

「「「え?」」」

 

僕が今言えるのは、これしかない・・・

 

「・・・僕のほうでも調べてみるよ。

・・・だからそんなに気落ちしないで」

 

「「「・・・あっ///」」」

 

なんか、ほのちゃん達。

顔赤いけど?

 

・・・さて、廃校にならないためには

どうすればいいか、()()2()()

聞いてみよう。

 




とりあえず終えました・・・
学校のいいとこって、なかなか浮かびませんね。
自分も考えましたが、10個も出ませんでした・・・

次回は、真姫ちゃんを出せればいいなと
思ってます。

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