ラブライブ!~忘れられた月の彼方~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回は悠里達オリキャラが
ライブに向けての練習をしている
内容です。
視点は、海未ちゃんになります。

それではどうぞ。




第77話 悠里の練習光景

こんにちは。園田海未です。

私達4人は今、午後の授業を受けて

いるのですが・・・

 

「じゃあこの問題を高坂・・・」

 

先生が穂乃果を指名したのですが

案の定、居眠りをしていました・・・

しかも・・・

 

「ゆうちゃ~ん、えへへ~・・・」

 

悠里君の名前を呟きながら

幸せそうな表情をしていました。

一体どんな夢を見てるんでしょう?

 

(うぅ~///、き、気になります・・・)

 

居眠りをするのは

私は良くないと分かってるのですが

悠里君の事になると、不謹慎な考えを

してしまうんです・・・

さて、どうやって穂乃果を起こしましょうか?

 

「水無月、高坂を起こせ。叩き起こしてもいいぞ」

「あの、叩き起こすのはちょっと・・・」

 

先生の言葉に苦笑いをしながらも

悠里君は穂乃果の席に向かい・・・

 

「・・・ことちゃん、どうやって起こせばいいかな?」

「甘い言葉をかけてあげればいいんじゃないかな~?」

「甘い言葉、か・・・」

 

ことりの言葉に考える仕草をしていた

悠里君は溜息を吐きながらも

意を決したのか・・・

 

「ほのちゃん、起きないと()()しちゃうぞ?」

「「っ!?」」

 

悠里君が穂乃果に対する起こし方の言葉に

私とことりは驚愕しました・・・

い、今、悠里君は何て言いました!?

すると・・・

 

「お、起きるから不意打ちはダメー!?///」

 

穂乃果が顔を真っ赤にし叫びながら

飛び起きました・・・

 

「あ、あれ?」

「穂乃果ちゃん~?。居眠りはダメだよ~?」

「こ、ことりちゃん?。何で怒ってるの?」

「怒ってないよ~♪」

 

ことりは黒い笑顔をしていました・・・

あれは怒ってますね・・・

理由は嫉妬でしょうか・・・

 

「何で僕、あんな事言ったんだろ・・・」

 

悠里君が自己嫌悪しながら

自分の席に戻ってきました。

 

「悠里君、だ、大丈夫ですか・・・?」

「・・・無理」

 

この後も悠里君は落ち込んだままでした。

正直、私は自分が居眠りをしてしまったら

ゆ、悠里君にああいう起こされ方をされたいなぁと

考えてました・・・

 

 

 

 

 

 

 

ーー放課後ーー

 

 

 

 

 

放課後になりハロウィンイベントに

向けての練習も含めて部室に行こうと

思ったのですが・・・

 

「あれ?。ゆうちゃんは?」

「さっきまでいたのに・・・」

 

悠里君の姿が見えないので

先に部室に行ったのかなと私は思い・・・

 

「先に部室に行ったのかもしれませんよ?」

「それもそうだね」

「穂乃果達も行こうよ!」

 

私達3人が部室に着くと

悠里君以外の全員が揃っていました。

あれ・・・?

 

「あら、悠里くんは一緒じゃないの?」

「先に来てたんじゃないんですか?」

 

絵里が私に聞きますが

てっきり私達は悠里君が先に来てるのかと

思ってました・・・

 

「ゆーくん、何処に行っちゃったんだろう・・・」

 

ことりが心配そうな顔をすると・・・

 

『悠里なら屋上で練習してるわよ~』

「「「「「「「「「えっ?」」」」」」」」」

 

そこには何時からいたのか、

ことりの隣に藍里さんがいました。

 

「藍里さん!?、いつからここに!?」

『迷子になっちゃって、何となく散策してたら

アイドル研究部っていう部室を見つけて、海未ちゃん達が

いるんじゃないかな~ってところかしら』

 

という事は、

少ない情報だけを頼りに来たって事ですか!?

しかも迷子って・・・

 

「お姉さん誰にゃ?」

 

凛が聞くと藍里さんは・・・

 

『水無月藍里です♪。息子の悠里がお世話になってます』

「「「「「「えええぇぇぇ!?」」」」」」

 

悠里君の両親を初めて見たのか

1年生と3年生は驚いていました・・・

 

「言われてみれば、悠里さんの面影が・・・」

『あら?、あなたもしかして真李ちゃんの娘さん?』

「ママの事、知ってるんですか!?」

『知ってるわよ~♪、だって同期だもの♪』

 

真姫が驚いてますが

藍里さんはニコニコと笑っていました。

すると今度は絵里を見るなり・・・

 

『賢い可愛い・・・?』

「エリーチカ!!って何で知ってるんですか!?」

『その反応、リリーにそっくりね・・・』

「母を知ってるんですか!?」

『ええ♪、もちろん♪』

 

藍里さんの交友関係が広いですね・・・

私のお母様とも仲が良いですし・・・

 

「ゆうちゃんは屋上で何してるんですか?」

『来れば分かるわ♪』

 

私達9人は、藍里さんの引率のもと

屋上に向かう事になりました・・・

 

 

 

 

 

 

ーー屋上ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上に着くと声が聞こえてきました。

 

「1、2、3、4、5、6、7、8・・・」

 

この声は未柚ちゃんでしょうか?

 

『あれを見て?』

 

藍里さんが指差す方を見ると

そこには・・・

 

「「「わぁ・・・」」」

 

私と穂乃果、ことりが

目にしたのは

花怜、瑠菜、ティア、

そして悠里君の4人がダンスの練習を

していた光景でした・・・

一通り終わったのを見計らったのか

藍里さんがドアを開け・・・

 

『悠里~♪、頑張ってる~?』

「母さん。それに、みーちゃん達も・・・」

 

すると藍里さんが・・・

 

『まさか私が昔やってた曲を練習してたなんてビックリよ』

「今の曲って藍里さんのなんですか!?」

『元々この曲は未花ちゃんが提案したんだけどね?』

 

花怜のお母様が?

 

『作詞をしたのはティナちゃんで、衣装は瑠花ちゃん、ダンスの振り付け

は美柚樹ちゃん、作曲は私って感じよ~♪』

「あの、ティナちゃんと美柚樹ちゃんって・・・?」

「ウミ、私のママの名前よ」

「美柚樹というのは未柚の母の名前です」

 

私の疑問にティアと未柚ちゃんが

補足説明をしてくれました・・・

 

『それじゃあ今からμ'sのみんなも一緒に練習するわよー!』

「・・・母さんの変なスイッチが入った」

「ゆうり君、諦めるしかないよ?」

「わ~い♪。お面白そ~♪」

「瑠菜お姉さまは、いつも通りですね・・・」

「ミユ、私も同意見よ・・・」

 

藍里さんは私を見ると・・・

 

『じゃあ悠里は海未ちゃんと柔軟運動やってね?』

「・・・ん。分かった」

「あ、あう///」

「・・・みーちゃん?」

 

藍里さんの表情を見てみると

「頑張ってね?」って言ってるように

見えました・・・

 

(悠里君の顔、見れるでしょうか・・・///)

 

そして案の定、

恥ずかしすぎて悠里君の顔が

見れなくなりました。

余談ですが、穂乃果とことりも

別の練習で悠里君とペアになった時に

悠里君と目が合った時に顔を赤らめていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんか短くなってしまい
申し訳ありません・・・
次回もよろしくお願いします。

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