今日、録画した『サンシャイン!』
を見てました。
みんな可愛いですね!
第2話が楽しみです。
さて、今回の話は前回の予告通り
悠里の母親が出てきます。
それではどうぞ。
ハロウィンイベントの件で
僕が転入前の高校でライブをする
とμ'sのみんなに教えた数日後・・・
「うーん。インパクト、インパクト・・・」
「いきなり路線変更するのは無理がある気が・・・」
「でもそれって新しさって事だよね」
「・・・まぁ。難しいと思うよ?」
僕達4人は中庭で
昼食を食べている時の事。
なんかA-RISEよりも印象に残らないと
いけないとの事・・・
「・・・こんな時、母さんなら解決策を出してそうだし」
「「「えっ?」」」
僕がポツリと言った瞬間、
ほのちゃん達は僕の方を見てきた。
「母さん、昔から発想力が凄くてさ・・・」
「ことり、何となく分かるかも・・・」
「確かに悠里君のお母様だったら納得です・・・」
「ゆうちゃんのお母さん、色々凄いもんね・・・」
そう言えば小さい頃に、
ほのちゃん達は、母さんの発想力を
間近で見てたよね・・・
「結局、昨日も来なかったし・・・」
「家にも戻ってないんですか?」
「来るとは言ってたんだけどね・・・」
「ゆうちゃんの事が心配で学校まで来たりして」
ほのちゃんが、そう言った瞬間・・・
『悠里ぃ~!!』
聞き覚えがある声だなぁと思った時、
僕は何かに抱きつかれた・・・
sideことり
今、ことり達3人は
ゆーくんが誰かに抱きつかれてる
光景を見て唖然としてました・・・
『すっかり大きくなって♪、
「・・・苦しいから離れてよ」
『む、息子に拒否られた・・・』
その人は、ゆーくんの一言に
体育座りをしながら落ち込み始めました。
よく見ると特徴的なのが、腰まで伸びた
綺麗なロングヘアー、
そして髪の先端にリボンを
付けていました・・・
え!?。ちょ、ちょっと待って!?
こ、この人もしかして・・・
「「「あ、藍里さん!?」」」
『誰か私の事、呼んだ・・・?』
私と穂乃果ちゃん、海未ちゃんは
驚きを隠せなかった・・・
ゆーくんがハロウィンだから来るって
言ってたけど、まさか本当に会えるなんて
思わなかったから・・・
すると半泣きになってた藍里さんは、
ことり達を見るなり・・・
『ことりちゃんに穂乃果ちゃんに海未ちゃんじゃない♪』
笑顔になりながら、
ことり達3人を抱きしめてきた。
『あんなに小さかった3人が、こんなに可愛くなって♪』
「「「そ、そんな事ないです・・・///」」」
「・・・母さん、ことちゃん達が困ってるよ?」
『ええ~♪、いいじゃない~♪』
ゆーくんが藍里さんに言いますが
疑問に思った事があります。
藍里さんは思念体の筈なのに抱きしめられてる感覚が
あるんです・・・
『それは母親の愛ってやつよ?』
ことり達の考えてる事が分かったのか
藍里さんはニコニコしながら答えた。
「・・・母さん、南先生には会ったの?」
『みなみんには、まだ会ってないわよ~?』
「・・・僕、てっきり会ったのかと思った」
『さっきまで未花ちゃんと一緒だったのよ♪』
「・・・あれ?。じゃあ未花さんは?」
『花怜ちゃんと『穂むら』に行くって言ってたわよ』
「ほえ?。穂乃果の家に?」
『私も後で行くつもりよ♪』
今思い出したけど、
昔から藍里さんって、お母さんの事を『みなみん』って
呼ぶんだよね・・・
「・・・理事長室の場所、分かるの?」
『あ。忘れた』
「・・・もぅ。仮にも音ノ木坂の卒業生なんでしょ?」
『いやぁ、悠里に早く会いたかったから・・・』
「「「あっ・・・」」」
ことり達は藍里さんが言ってる意味を
理解してしまった。
ゆーくんと4年間も離れ離れに近い状況に
なってたから・・・
「・・・そう///」
『はう♪、悠里がデレた!!。もぅ可愛いんだから♪』
そう言うと
藍里さんは、ゆーくんを頬ずりしながら
抱きしめてた。
「ゆうちゃんの照れた顔・・・///」
「ふ、不意打ち過ぎます・・・///」
穂乃果ちゃんと海未ちゃんも
ゆーくんの照れた顔にやられてました。
こ、ことりもなんだけどね・・・///
「ゆうちゃん、今から理事長室に行こうよ!」
「そうしたいけど、時間大丈夫かな・・・?」
「悠里君、まだあと40分ありますから大丈夫かと」
「・・・この時間って、南先生は何してるだろ?」
「お母さんは多分・・・」
正直に言うと、
ことりも昼休みの時間に、お母さんが何をしているのか
イマイチ分かんない・・・
すると藍里さんが・・・
『みなみんなら多分、紅茶でも飲みながら休憩してると思うわよ?』
「母さん、そうなの・・・?」
『長年の付き合いだから分かるものよ?』
「「「「へ~・・・・」」」」
藍里さんの言葉には説得力が
かなりあって、何故か納得してしまうんです。
こうゆうの貫禄って言うのかな・・・?
sideout
僕達4人は、理事長室に向かってるんだけど
ほのちゃん達と母さんが・・・
『じゃあ穂乃果ちゃん達はスクールアイドルをやってるの?』
「はい。そうなんです!」
『もしかして作詞は、海未ちゃんかしら?』
「ど、どうして、それを!?」
『私は、海未ちゃんなら素敵な詞を書けると思ったのよ?』
「あ、ありがとうございます・・・///」
『じゃあ衣装は、ことりちゃんが作ってるの?』
「は、はい・・・」
会話に入りにくいな・・・
だけど僕は敢えて喋らない・・・
空気を読むのも大事なんだよ?、だよ?
『みなみんを、どうやってビックリさせようかしら?』
「・・・あまり南先生を困らせないでね?」
『悠里達が入った後に普通に入るから♪』
結論。やっぱり母さんは、
母さんだった・・・
そう考えてる内に理事長室に着いた・・・
僕はドアをノックをする。
ーーコンコンーー
「どうぞ」
南先生の声がしたので
入ってみると・・・
「お母さん、何を飲んでるの?」
「あぁ。紅茶よ♪」
ことちゃんが聞くと
南先生は微笑みながら答えた。
「ゆうちゃん・・・」
「悠里君・・・」
ほのちゃん、みーちゃんが
苦笑いしながら僕を見てきた・・・
うん。言いたい事は分かるよ?
「どうしたの?。4人揃って・・・」
あ、用件っていうか
南先生に母さんの事を言わないと・・・
「南先生に会わせたい人を連れて来ました・・・」
「あら。私に?」
「はい・・・」
「その人は私を知ってる人なの?」
「南先生の知り合いです・・・」
「もしかしてルカが来たの?」
「瑠花さんじゃないんです・・・」
「じゃあ一体・・・」
誰なの?って
南先生が言おうとした瞬間・・・
『やっほー♪、みなみんー♪。』
母さんが平然とした表情を
しながら入って来た・・・
「あ、藍、里・・・?」
南先生が信じられない物でも
見たような表情をしていた。
その表情は、花怜ちゃんを見た時以上・・・
『そう♪。悠里の母親、
母さんは某ラノベで出てくる、
『あなたの隣に這いよる混沌なんとかホテプです!』が
やってそうなポーズをしながら南先生に自己紹介的な事を
やり始めた・・・
『悠里、ちょっと2人にさせてくれないかしら?』
「・・・うん。分かった」
母さんは真面目な声で
僕に言ってきたので、
ほのちゃん達を連れて理事長室をあとにした。
side藍里
悠里も大きくなったのね・・・
母さんは嬉しいわよ♪
「本当に藍里なの?」
『みなみん。私の事忘れたの?』
「忘れる訳ないでしょ・・・」
・・・あら?
溜息なんて吐いて、どうしたのかしら?
「藍里に聞きたい事があるわ・・・」
『何かしら?』
「悠里くんの中学時代の事、知ってたの?」
やっぱり
その質問ね・・・
予想はしてたけど・・・
『・・・ええ。知ってたわ』
「声が出せない事も・・・?」
『それは花怜ちゃんに聞いたわ。悠里が殺した事もね・・・』
と言っても悠里が声を
出せなくなってしまった事は花怜ちゃんが
一度、
あの子が辛い中学時代を過ごした事も全部・・・
『悠里は感情すらも出さなかったわ・・・』
「藍里から見ても?」
『あの子を1人にさせた私達が悪いんだけどね・・・』
「それ、悠里くんの前で言うんじゃないわよ」
『・・・分かってるわよ』
「悠里くんがライブをするらしいわよ?」
『・・・あら珍しい。ちなみに何処で?』
「ルカが理事長をしてる高校よ」
『そう・・・』
瑠花ちゃんの事だから
何か考えがあっての事だと思うけど・・・
私は悠里のライブは観に行くけどね♪
『みなみん、悠里が迷惑かけてないかしら?』
「そんな事ないわ♪、むしろ人気者よ?」
『ことりちゃん、穂乃果ちゃん、海未ちゃんはどうかしら?』
「その事については藍里はどうなの?」
『いっその事、3人で悠里の事を貰って欲しいくらいだわ♪』
「奇遇ね♪、私も悠里くんなら許しちゃうわ♪」
ことりちゃん達3人の悠里に対する反応を見れば
一目瞭然よねぇ・・・♪
『悠里が幸せなら私は文句ないわ』
「相変わらず親バカね♪」
当たり前じゃない♪
悠里は私にとって・・・
『自慢の子供なんだから♪』
最後は悠里の母親視点で終わらせました。
次回も頑張りますので
よろしくお願いします。